最終問題(さいしゅうもんだい)とは、問題数や時間に制限がある
クイズ企画において、最後に出される問題のこと。麻雀になぞらえて「
オーラス」とも言われる。
概要
多くの
オープンや
クイズ番組では、進行や準備の都合上、問題数や時間に制限が設けられている。その範囲における最後の問題が最終問題である。
タイムレースなど時間限定の場合は明言されず、時間になったときに読まれていた問題までを有効として終了するのが一般的である(時間になったときに読まれていた問題を無効とするルールもある)。
最終問題が終了した段階で、そのときの成績によって優劣が決定する。勝ち抜けルールの場合も、勝ち抜けで埋まらなかった残りの枠を、最終成績の上位者から補充する。
バラエティ番組のクイズ企画などでは、「
最終問題は得点が100倍」などと、これまでの勝負を流して最後の1問で大逆転をできるルールが適用されることもある。
最終問題の誤答について
早押しクイズ企画の最終問題では以下のような処理が行われることが多い。
- 最終問題が正解あるいはスルーの場合は、企画終了。
- 最終問題で誤答が出た場合は、誤答者は以降の回答権を失い、もう1問出題。
これは、故意の誤答で他人の正解を阻止する「
問題潰し」を軽減するためのルールである。
ただし、この場合でも最終問題で逆転できる者がいない状況下であれば企画終了とする場合もある。
最終更新:2020年11月04日 10:18