第2回・探偵
・探偵2-1
○ ○
緑文字 「 8月10日 午後 2時35分 <br> しぃ法律事務所 」
しぃ 「‥‥疲れたみたいね。 」
ギコ 「今日は死にそうだったよ。 <br>ホント。 」
イモジャ 「被告席の杏子殿も、死にそうな感じ<br>だったのじゃ。 」
ギコ 「今日の裁判で新たに <br>浮かび上がった謎‥‥‥‥ 」
「これらを片付けないといけないな。 」
「それから‥‥ <br>このキーカード。 」
しぃ 「被害者が杏子ちゃんに預けた物ね。 」
ギコ 「浅墓はなんでこいつを杏子に預けた<br>んだろう? 」
イモジャ 「むう‥‥謎なのじゃ。 」
しぃ 「ねえ、ところでギコくん‥‥ 」
ギコ 「? なんだ所長。 」
しぃ 「例の黒磨日大学‥‥ <br>どこかで聞いたことない? 」
ギコ 「え? 所長もか? 」
「昨日、ショボ刑事も同じこと言って<br>たけど‥‥ 」
しぃ 「どこかで聞いた覚えがあるのよねえ<br>‥‥‥‥ 」
「ちょっと調べてみようかしら。 」
ギコ 「ふーん‥‥じゃ、オレたちも調査に<br>出かけるから。 」
しぃ 「そう。私も今から出かけるから <br>鍵かけておいてね。 」
「じゃ‥‥また後で。 」
(しぃ、退場)
ギコ 「さて‥‥行くか。 」
イモジャ 「頑張るのじゃ! 」
・探偵2-1B
緑文字 「 同日 某時刻 <br>ニコニコバンク 貸金庫室 」
ギコ 「キーカードを見る限り、 <br>これが浅墓の貸金庫だな。 」
イモジャ 「重要な手掛かりじゃ。 <br>早く金庫を‥‥ 」
ギコ 「無理だよ。暗証番号を入力しなきゃ<br>いけないみたいだ。 」
イモジャ 「‥‥‥ それじゃ無理じゃな。 」
ギコ 「(とは言え、重要な手掛かりなのは<br> 間違いないんだ。) 」
「(どうにかこの金庫の暗証番号を <br> 割り出せないかな?) 」
「(暗証番号‥‥‥ <br> 《浅墓の家》とかどうだろう。)」
「調べる」※どこかしこを調べても
イモジャ 「ギコにぃ、まだここへ来るのは <br>早すぎるのじゃろう? 」
ギコ 「まぁ、確かにそうだが‥‥。 」
イモジャ 「また後で来てから調べるのじゃ。 <br>とにかく時間はあまりないのじゃ。」
ギコ 「しょうがないな。後でもう一度 <br>来てから調べるか。 」
※ここでニコニコバンクへ行っても、暗証番号が分からないと言い、金庫を開けるイベントが起こらない。
・探偵2-2
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> 野呂井神社 階段前 」
??? 「あっ!み~っけ! 」
ギコ 「(うっ、この声は‥‥!?) 」
(ミサ、登場)
ミサ 「弁護士さ~ん! <br>おっはようビ~ム☆! 」
ギコ 「ぐおっ! <br>(きょ、強烈な電波が‥‥。) 」
イモジャ 「み、ミサ殿? 」
ミサ 「ず~っと見てたんですよ。今日は。 」
ミサ 「ホントホント、凄かったですね~、<br>法廷のあなたは‥‥。 」
ミサ 「そう、苦し紛れなヘリクツをこねな<br>がらも、自らドツボにはまったり、」
「何か言えば、フサフサの検事さんに<br>軽くあしらわれたり‥‥、 」
「苦しんで悶えるサマがなかなか <br>おかしくって‥‥ 」
ギコ 「何だと!?ゴルァッッ! 」
ミサ 「アレ~?怒っちゃった? <br>ゴメンゴメン♪ 」
「でもそんなに怒っちゃダメですよ! 」
「ホラ!スマイルスマ~イル♪ <br>優しい笑顔にな~れ☆ 」
ギコ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ <br>‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
イモジャ 「ギ、ギコにぃ‥‥? 」
ギコ 「‥‥‥‥‥つ、ツッコミきれない。 」
ミサ 「ところで、弁護士さん。 」
ギコ 「な‥‥‥何だよ‥‥。 」
ミサ 「アナタは今でも、杏子チャンは <br>犯人でないと信じてるんですよね?」
ギコ 「当たり前だ!オレは信じてる。 <br>アイツが犯人じゃない事を! 」
ミサ 「やっぱり!そうですよね~! 」
「アタシも協力しますよ~、 <br>何だって聞いちゃってください! 」
「話す」
「キモだめし」
「浅墓のこと」
「キモだめし」
ミサ 「まさか、浅墓君や甘楽君以外に <br>オバケの役がいたなんて‥。 」
イモジャ 「ミサ殿はどう思うのじゃ? <br>第3のオバケ。 」
ミサ 「アタシはやっぱりその第3のオバケ<br>こそが犯人だと思うなぁ。 」
「あ!言っておくけど別にコンキョが<br>あって言った訳じゃ無いですよ。 」
「言わばヤマカンってやつかな。 <br>やっぱり。 」
ギコ 「(頼りにならないな‥‥。) 」
ミサ 「あ!でももしかしたら‥。 」
ギコ 「どうかしたのか? 」
ミサ 「その第3のオバケは‥‥‥ <br>ホンモノのオバケだったりし‥ 」
イモジャ 「ひゃぁぁぁぁぁっ! <br>オ、オバケ‥。 」
ミサ 「キャハハハハハ、冗談ですよ冗談。 」
ギコ 「(やれやれだぜ‥‥。) 」
(「キモだめし」を聞くと「話す」に「事件当日の状況」が追加。)
「浅墓のこと」
ギコ 「ミサ、アンタも浅墓と同じサークル<br>だろ。アイツはどんな印象がある?」
ミサ 「う~ん、やっぱり優しい良い人って<br>のが第一印象だね。 」
「事実優しいし、友達もいっぱい <br>いましたよ。 」
ギコ 「どういう友達がいるんだ? 」
ミサ 「どう‥って言われても‥。 <br>あっ!そうだ! 」
「板川部長も確か浅墓君とは <br>友達だったみたいですよ。多分。 」
ギコ 「随分自信なさげだな。 <br>お前にしては。 」
ミサ 「だって仲が良いって言うより、 <br>いつも一緒にいるのを見る位だし、」
「でも、話を聞くだけの価値は <br>十分にあると思うなー! 」
ギコ 「(板川か‥、そういえば、 <br> あいつには話を聞いてないな。)」
「(あとで聞いてみるか。 <br> 交友関係も気になる。) 」
「事件当日の状況」
ギコ 「じゃぁ、そのキモだめしの時には <br>アンタは一体何してたんだ? 」
ミサ 「アタシ、自分の番が終わった時は <br>とっても暇だったんだ。 」
「だから暇潰しを兼ねて浅墓君と <br>甘楽君にちょっとイタズラをね‥。」
イモジャ 「イタズラは良くない事なのじゃ! 」
ギコ 「まぁまぁ‥。で、一体どんな <br>イタズラを二人にしたんだ? 」
ミサ 「ん‥‥。まぁちょっとメールをね。 」
ギコ 「メール‥‥‥。 」
(「事件当日の状況」を聞くと「話す」に「メール」が追加。)
「メール」
ミサ 「アタシ、暇潰しにメールを浅墓君と<br>甘楽君の二人に送ったんだ。 」
ギコ 「イタズラメールか。 」
ミサ 「まぁ、そんな感じ。だから内容も <br>他愛も無い内容ダケド‥。 」
イモジャ 「それは何時頃のことなのじゃ? 」
ミサ 「え?‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「ご、ゴメンネ。時間はよく‥ <br>覚えてないんだ。 」
ギコ 「(メールを送ったときの時間か‥ <br> 気になるな‥‥。) 」
「(詳しく聞くためには、時間を <br> 思い出させるしかないな。) 」
「(話の内容に関連した証拠品は <br> 無かったかな?) 」
つきつける→「浅墓の携帯電話」
ギコ 「なぁミサ、これなんだけど。 」
ミサ 「あれ?それ、弁護士さんの? 」
ギコ 「いやいや、これ、 <br>浅墓の携帯電話だよ。 」
「お前、キモだめしの時、浅墓に <br>イタズラメールをしてたんだろ? 」
ミサ 「! ‥ウン、そうだよ! 」
ギコ 「この携帯にはお前のメールが <br>時間と一緒に残ってるはずだ。 」
「調べるさせてもらうけど、いいな。 」
ミサ 「アタシはいいけど‥‥‥ <br>と言うかアタシのじゃないし。 」
緑文字 「 ‥ピッ‥ 」
緑文字メール「12:02 <br>ぬるぽ^^ 」
「12:08 <br>ぬるぬるぽ^^ 」
「12:15 <br>ぬるぬるぬるぽ^^ 」
「12:27 <br>ぬるぬるぬるぬるぽ(゚Д゚) 」
○ ○
ギコ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥ <br>(思わずガッと壊したくなるな‥)」
イモジャ 「抑えるのじゃぞ、ギコにぃ。 」
ギコ 「12時27分‥‥、何でこんな <br>微妙な時間でやめてるんだよ。 」
ミサ 「だってぇ・・・・ <br>アタシも怖かったんですよぉ 」
ギコ 「なんでだよ? 」
ミサ 「その12時27分のメール、 <br>アタシに返信してるでしょ? 」
緑文字メール「いい加減にしろ!殺すぞ! 」
ギコ 「(そりゃフツー怒るだろうな・・・・) 」
ミサ 「浅墓君がこんなに怒ってるなんて思<br>わなかったから怖くなっちゃって、」
「後で謝らなきゃ。 <br>って思ったんだよね。 」
ギコ 「おめーも可愛いとこあるんだな・・・・ 」
ミサ 「きゃはははははは 褒めすぎだよー 」
イモジャ 「いや、褒めてないのじゃ・・・・たぶん 」
ミサ 「・・・・いつもだったら・・・・ 」
ミサ 「『ガッ^^』って返してくれるのに、<br>どうしちゃったんだろ?浅墓くん。」
ギコ 「それはオレにも分からないな・・‥ 」
「ほかになにか気づいたことは <br>なかったか? 」
ミサ 「んー、そういえば。 <br>でも関係ないかも。 」
ギコ 「なんでもいい。 <br>とにかく話してくれ。 」
ミサ 「あのねぇ‥‥‥部長が回り終わって<br>帰ってきたんだけど‥‥ 」
「ちょうど誰かからデンワがあった <br>みたいなの・・・・ 」
イモジャ 「べつに珍しくもないコトじゃな。 」
ミサ 「そうだよね・・・・、着メロがいつもの<br>じゃなかったなー( ̄ρ ̄) 」
「とか思っただけだし・・・・ <br>それに、慌てた様子ですぐに出て 」
「よくは聞いてなかったから、 <br>勘違いだったのかもネ。 」
「弁護士さん知ってます? <br>流行の『彼方への想い』って曲。 」
ギコ 「ああ八乙女なんとかだったか? 」
ミサ 「あの曲だったと思いますよ。 」
青文字 「証拠品『浅墓の携帯電話』の <br>データを修正した。 」
・探偵2-3
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> 野呂井神社 境内 」
??? 「ショボーン‥‥ 」
イモジャ 「ギコにぃ。 <br>誰かがショボくれてるのじゃ。 」
(ショボ、登場)
ショボ 「ショボーン‥‥ 」
ギコ 「落ち込んでいるな。 」
ショボ 「今日の裁判‥‥ちっともイイところ<br>を見せられなかったんですョ。 」
イモジャ 「気にしないのじゃ。 <br>もっと前向きになるのじゃ。 」
ショボ 「うう‥‥慰めてくれるんですか? 」
イモジャ 「慰めてあげるのじゃ。 」
ショボ 「ありがとうなんですョ! <br>(シャキーン) 」
ギコ 「(もう立ち直った‥‥) 」
イモジャ 「妹者が慰めてあげるのじゃ。 <br>だから情報をタレ流すのじゃ。 」
ショボ 「タレ流し‥‥それはちょっと‥‥ 」
イモジャ 「ギブ アンド テイクなのじゃ! 」
ショボ 「‥‥分かったんですョ! 」
ギコ 「(よく警察クビにならないよな、 <br> そんなんで‥。) 」
「話す」
「今日の法廷」
「この事件の情報」
→「今日の法廷」
ショボ 「‥‥アナタのお陰であらゆる意味で<br>酷い目にあいましたョ。 」
ギコ 「オ、オレ? 」
ショボ 「自分の面目は潰れて、フサギコ検事<br>からこっぴどく叱られましたョ。 」
イモジャ 「ウーン‥‥かなり可哀想じゃの。 」
ショボ 「おまけに検事の件についてはお給料<br>まで酷い目に‥。(ショボーン) 」
イモジャ 「お給料? 」
ショボ 「ボク達刑事は検察官から毎月 <br>給与査定があって、ボクの担当が‥」
ギコ 「(フサギコだった訳か‥ <br> キノドクな‥。) 」
話すに「検事・フサギコ」が追加
→「検事・フサギコ」
ギコ 「それにしてもアイツ、偉そうに <br>検事局ナンバー1とか言ってるが。」
ショボ 「ナンバー1なのかどうかは <br>わからないケド、それでも実力は、」
「あるのは確かなんですョ! <br>(シャキーン) 」
ギコ 「まぁ、確かにあいつからは常に <br>痛い目見せられたしな。 」
「これだったら前の法廷で闘った <br>やたらょぅょぅ言う香具師の方が 」
「ずっとマシだったぜ。 」
イモジャ 「ただのイタイ人じゃないんじゃね。<br>あのふさふさの検事さん。 」
ショボ 「あの人は検事という立場だから <br>仕方ないケド、でも本当は‥。 」
「いい人なんですョ。ちょっと、 <br>口が悪いですケド‥‥。 」
ギコ 「‥‥、あぁ。しってるよ。 」
→「この事件の情報」
ギコ 「そんじゃ、聞くけど、何か有益な <br>情報はないかな? 」
ショボ 「う~ん、そう言われましても特に‥<br>‥いや、 」
「アナタに良いかどうか分からない <br>ケド、あの話なら‥。 」
イモジャ 「教えて欲しいのじゃ!ショボ殿! 」
ショボ 「了解ですョ!(シャキーン!) 」
「といっても、大した事じゃなくて、<br>実は黒磨日大学の名前を最近、 」
「それも署内で聞いたような <br>気がするんですョ。 」
ギコ 「何だと!? <br>(署内ってことは‥まさか‥。) 」
「ショボ刑事。署内で聞いたと <br>言う事は、黒磨日大学は‥、 」
「何かの事件に関わっていたんだな!<br>詳しく聞かせてくれ! 」
ショボ 「え‥‥でも、まだ正確に思い出した<br>ワケじゃぁ‥。 」
ギコ 「だったら早く思い出せ!ゴルァ! 」
イモジャ 「落ち着くのじゃ!ギコにぃ。 」
ショボ 「こ‥‥怖い。(ショボーン) 」
話すに「黒磨日大学の事件」が追加
→「黒磨日大学の事件」
ショボ 「え~と、あっ!思い出しましたョ!<br>アレは確か2ヶ月前の事件で‥。 」
ギコ 「2ヶ月前か‥。 」
ショボ 「あるアパートで部屋を借りていた <br>大学生が殺害されているんですョ。」
「名前は確か‥、 <br>土熊 岳彦(どぐま たけひこ)。」
「黒磨日大学の3回生で、 <br>農学部なんですョ。 」
「成績は良くて家庭教師のアルバイト<br>をしていたみたいですョ。 」
「ボク、この事件の初動捜査担当して<br>いますから。(シャキーン) 」
ギコ 「(今のはどの辺が <br> シャキーンなんだろう?) 」
ショボ 「でも殺害した犯人はまだ逃走中で、<br>まだ解決できてないんですョ‥。 」
イモジャ 「悪い奴なのじゃ!でもショボ殿なら<br>きっと解決できるのじゃ! 」
ショボ 「いや~、それほどでもないですョ。<br>アッ!そうだ、もし良かったら、 」
「この事件の新聞記事をお嬢ちゃんに<br>あげるんですョ!(シャキーン) 」
イモジャ 「ギコにぃ!貰ったのじゃ! 」
ギコ 「(やたら嬉しそうだ。 <br> イモジャもショボ刑事も。) 」
青文字 「『新聞記事』を <br>法廷記録にファイルした。 」
ショボ 「それに2ヶ月かかりましたケド、 <br>同僚からついに重要な手がかり‥‥」
ギコ 「え? <br>(今なんて言ったんだ?) 」
ショボ 「あ、いやいやいや、別にそんな… 」
ギコ 「なんなんだ? <br>重要な情報って‥‥ 」
ショボ 「それはですネ‥‥ 」
「‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「いや、これは今回の事件とは <br>何の関わりもないようですし‥‥ 」
ギコ 「おいおい‥‥ <br>煽っておいてそれは‥‥ 」
イモジャ 「教えるのじゃ! <br>情報をタレ流す約束なのじゃ! 」
ショボ 「そうは言っても、ムヤミに警察の <br>情報を教えるわけには‥‥ 」
ギコ 「土熊のことは教えてくれただろ。 」
ショボ 「それとこれとは話が別なんですョ。 」
「これは殺人とは別件ですし‥‥ 」
ギコ 「というと‥‥別の犯罪事件に関わり<br>があるのか? 」
ショボ 「う。 」
ギコ 「なあショボ刑事‥‥いいだろう? <br>少しくらい‥‥ 」
ショボ 「だから本当に <br>関係の無い事ですから‥‥ 」
イモジャ 「‥‥ケチなのじゃ。 」
ショボ 「そ、そんな顔‥‥ <br>しないでほしいんですョ‥‥ 」
ギコ 「(どうやらショボの口から <br> 聞くのはムリみたいだな‥‥) 」
・探偵2-4
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> 石碑前 」
カンラ 「おー。弁護士さん。 」
ギコ 「よう、またここにいたのか。 」
カンラ 「今日の法廷は大活躍でしたねー。 」
ギコ 「まあな。オレほどのベテランなら <br>トーゼンさ。 」
イモジャ 「ギコにぃはまだ新人だって、 <br>所長殿が‥‥ 」
ギコ 「まあとにかくだ。 <br>聞きたいことがいろいろある。 」
カンラ 「ま、そーでしょーね‥‥ 」
「話す」
「事件当日の出来事」
「今日の法廷」
「甘楽の意見」
→「事件当日の出来事」
ギコ 「事件当日だが、あの日はオマエは <br>この場所から離れたか? 」
カンラ 「嫌だなぁ、弁護士さん。オレは <br>自分の役割はきちんとしましたよ。」
ギコ 「じゃぁお前、脅かされ役以外に <br>誰か人を見たりは? 」
カンラ 「いいやぁ、いませんよ。 <br>えぇ、間違いありませんよ。 」
「脅かされ役以外は誰も <br>通ってませんよ。 」
ギコ 「‥‥‥見逃したとか。 」
カンラ 「アッハッハッ!冗談は顔だけに <br>しておいてくださいよー! 」
ギコ 「(馬鹿にされてしまった‥‥‥。) 」
→「今日の法廷」
カンラ 「いやぁ、すごい場所ですねぇ、 <br>地方裁判所ってのは。 」
「オレが想像してたような固い <br>イメージにピッタリでしたよ。 」
ギコ 「フーン。 」
カンラ 「それにしても驚きましたねぇ、 <br>まさか杏子ちゃんと浅墓が、 」
「幼馴染だったなんて、オレ、今まで<br>全然知りませんでしたし‥‥。 」
イモジャ 「杏子殿はイモジャ達にも隠して <br>いたのじゃ‥。 」
ギコ 「なぁ、甘楽。今回の法廷を見て <br>分かったろうけど、 」
「俺達は今、証拠品がたりないんだ。<br>証拠品に心当たり無いか? 」
カンラ 「さぁー、怪しい物とかは <br>特にないですねぇ。‥あ!でも。 」
イモジャ 「どうしたのじゃ?カンラ殿。 」
カンラ 「イヤね、証拠品があるかは <br>わからないんですけど‥‥、 」
「浅墓の家なんてどうです?案外、 <br>手掛かりがあるかもしれませんよ。」
ギコ 「そうだな‥‥じゃぁ、ちょっと <br>行ってみるか。浅墓の家に。 」
カンラ 「“デビルコート”って <br>アパートです。地図書きますね。 」
青文字 「甘楽に浅墓の家の <br>地図を描いてもらった。 」
→「甘楽の意見」
ギコ 「今回の肝試し、浅墓はどうして <br>現れなかったか分からないか? 」
カンラ 「いやー、オレにはどうも分かり <br>ませんね。どうしてなんでしょ? 」
「オレ、間違いなく浅墓の次の <br>場所で待機していましたからね。 」
「弁護士さんが分からないんだから <br>オレが分かるはず無いっしょ。 」
ギコ 「(うう‥‥少しでも情報が <br> 欲しいのに‥‥。) 」
イモジャ 「困ったのぅ、誰も知らないの <br>じゃろうか? 」
3つの話を聞いた後、甘楽がサークルの今後について勝手に話す。
カンラ 「それにしても、困りましたね。 <br>今回の事件の所為で、 」
「また警察から事情聴取を受ける羽目<br>になっちゃって、お陰で‥‥、 」
「サークルメンバーはすっかり <br>ピリピリしちゃって、もう大変。 」
イモジャ 「みんな災難なんじゃね。 」
ギコ 「まぁ、そうだな‥‥‥。 <br>(いや、ちょっと待てよ。) 」
「(今、甘楽は確かにこう言った‥‥<br>また事情聴取を受ける羽目って。)」
「(まさかコイツ、前も一度、 <br> 事情聴取された事が‥‥!?) 」
「(詳しく聞いてみるか、一番関連 <br> してそうな証拠品を見せて。) 」
その後、『新聞記事』か『土熊 岳彦』をつきつけると反応あり。
○ ○
つきつける→『土熊 岳彦』
カンラ 「う‥‥土熊ですか‥‥ 」
ギコ 「ひょっとして前に事情聴取を <br>受けた理由は‥‥ 」
カンラ 「そうですよ。土熊のことで‥‥ 」
ギコ 「土熊 岳彦が殺害され、 <br>何か知らないか聞かれたのか? 」
カンラ 「ええ‥‥まあ。 」
カンラ 「あ。もちろん事情聴取を受けたのは<br>大学の関係者全員ですよ! 」
カンラ 「別にオレらだけが受けたわけじゃ <br>ありませんから‥‥ 」
ギコ 「ところで土熊 岳彦って <br>どんなヤツだったか知ってるか? 」
カンラ 「! 」
「ど、ど、ど、ど、どんなって、 <br>それはどういう‥‥ 」
ギコ 「いや、別に‥‥どんなヤツだったの<br>かなって思ったから‥‥ 」
カンラ 「オレは特に付き合いなかったから <br>よく知りませんよ。 」
「あまり人付き合いのないヤツ <br>でしたから‥‥ 」
ギコ 「(う~ん、これはもう少し詳しく <br> 聞いてみる必要があるな。) 」
「話す」に「土熊のこと」が追加
→「土熊のこと」
ギコ 「土熊のこと‥‥ <br>少しは知ってたのか? 」
カンラ 「し、し、し、し、知ってたって、 <br>それはどういう‥‥ 」
ギコ 「いや、別に‥‥知ってたのかなって<br>思ったから‥‥ 」
カンラ 「‥‥‥‥‥ 」
ギコ 「あのさあ甘楽。 <br>もしかして‥‥ 」
「お前、何か隠してないか? <br>土熊 岳彦に関して‥‥ 」
(ふしあなさん発生 キコエナイ2匹出現)
カンラ 「あはは。何言っているんですか。 <br>そんなわけ‥‥ 」
ギコ 「(‥‥ココロが見えるってのも <br> タイヘンだな‥‥。 ) 」
「(しかし何故コイツは土熊の事を <br> 隠そうとするんだ?) 」
「(甘楽がヤツのことで何かを <br> 隠そうとするのには‥‥) 」
「(何か‥‥理由があるのか?) 」
→「土熊のこと」(inキコエナイ)
ギコ 「なぁ、本当に知らないのか? <bt>土熊のことについて。 」
カンラ 「し、シツコイですよ。弁護士さん。<br>オレは土熊とは別に‥‥。 」
(ふしあなさん発生 キコエナイ2匹出現)
カンラ 「ほら、弁護士さん。オレ、嘘を <br>ついてるような目に見えます? 」
ギコ 「(嘘を付いてるように見えるし、 <br> 現に嘘をついてやがる。) 」
イモジャ 「ギコにぃ、そんな時の為に。 」
ギコ 「あぁ。 <br>(あくまでシラをきるなら‥。) 」
「(容赦はしないぜ。 甘楽。) 」
・探偵2-5
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> 北墓地 」
イモジャ 「おや、今日は警官がいないのじゃ。 」
ギコ 「もう捜査が終わったんだろうな。 」
イモジャ 「どうやらここに重要な手がかりは <br>なさそうじゃのぅ‥‥ 」
ギコ 「そうみたいだな。 」
イモジャ 「む? 」
ギコ 「どうした、妹者? 」
イモジャ 「静かにするのじゃ。 」
「何か‥‥聞こえるみたいなのじゃ‥ 」
ギコ 「(言われてみれば‥‥ <br> どこからか声が‥‥) 」
??? 「ああ、こっちの心配は <br>しなくていい‥‥ 」
ギコ 「(この声‥‥‥ <br> 前に聞いた覚えがあるような‥)」
??? 「大丈夫だって。今のところ警察は <br>疑っちゃあいない。 」
「ただ‥‥少々ヤッカイなことに <br>なったようだ。 」
「優子のヤツ、 <br>余計なことを証言しやがって‥‥ 」
ギコ 「(ゆ、優子?) 」
??? 「あのオロかな検事だけの力じゃ、 <br>有罪はムリだろう。 」
??? 「自分から積極的に動くのは危険だが<br>仕方がない。 」
??? 「杏子には悪いが‥‥ <br>地獄に落ちてもらうよ。 」
ギコ 「(! い、今なんて言った‥‥?) 」
「(杏子を‥‥地獄に落とす?) 」
イモジャ 「ギコにぃ、なんなのじゃ? <br>この会話‥‥ 」
ギコ 「ば、バカ!大きな声を出‥‥! 」
??? 「! 待て。一旦切るぞ。 <br>誰かがいるようだ。 」
ギコ 「(や、やばい‥‥!) 」
「‥‥ピッ‥‥ 」
イモジャ 「こ、こっちに近づいてくるのじゃ! 」
ギコ 「何も聞いていないフリをするんだ!<br>気づかれたらマズイ! 」
イモジャ 「わ、分かったのじゃ! 」
(板川登場。昨日巻いていたはずの包帯が右手に無い、バンドエイドらしきモノすらない)
イタガワ 「やあ、弁護士さんじゃないですか。 」
ギコ 「お、おう。 」
「(さっきの電話‥‥ <br> こいつだったのか?) 」
イタガワ 「どうですか、調子は? 」
ギコ 「う、ま、 <br>まあ、ボチボチといったところだ。」
イタガワ 「すみませんねえ。今日の裁判、 <br>見に行けなかったんですよ。 」
ギコ 「(でも、さっきの電話で‥‥ <br> 言っていたぞ。) 」
「(『優子のヤツ、余計なこと <br>証言しやがって‥‥』って‥‥) 」
イタガワ 「どうかしましたか? 」
ギコ 「い、いや、ちょっと考え事をしてい<br>たんだ。 」
「(さっきの電話といい‥‥ <br> いったい何なんだ?) 」
「(そして、何かもっと‥決定的な <br> 違和感を感じるような‥。) 」
「話す」
「浅墓の関係」
「今回の事件」
「浅墓の関係」
ギコ 「アンタから見て浅墓はどんな人間 <br>だったんだ? 」
イタガワ 「少なくとも悪い人間ではないです。<br>えぇ、殺害される動機は今の所‥。」
ギコ 「じゃぁ、あんたとの接点は‥。 」
イタガワ 「サークルメンバーってのもあります<br>が、まぁ、友達でしたねぇ。 」
ギコ 「そうか‥‥。ありがとう。 」
イモジャ 「大した情報は無かったのぅ‥。 」
「今回の事件」
ギコ 「板川は今回の事件をどう見る? 」
イタガワ 「どう見るって‥一体‥。 」
ギコ 「イヤイヤ、つまりこの事件で何か <br>知ってる事は無いのか? 」
イタガワ 「弁護士さん。残念ですが、僕には <br>何とも言えませんね。えぇホント。」
「浅墓くんは殺される動機は無い。 <br>それなのに殺された。 」
「そう、ただ一人を除いて‥‥。 」
ギコ 「知ってたのか?浅墓が殺される <br>動機を‥‥。 」
イタガワ 「え?どういうことです? 」
ギコ 「だって‥、同じサークルメンバーの<br>甘楽はこの事を知らなかったぞ。 」
「杏子だって、その事はずっと隠して<br>いたのに‥‥。 」
イタガワ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「まぁ、そこはアレですよ。 <br>女性経験の差ってヤツです。 」
「だから僕はそこを見通した訳です。<br>甘楽じゃぁ、マネできませんよ。 」
ギコ 「(ムカつく‥‥。) 」
「浅墓の関係」が「事件の動機」に変わる。
「事件の動機」
ギコ 「じゃぁ、もし杏子が犯人でないと仮<br>定するとして‥‥、 」
「誰か浅墓を殺す動機を持つ人間に <br>ココロ当たりはないか? 」
イタガワ 「うーん、そうですねえ‥‥ 」
「ボクなら結構女の子たちからウラミ<br>をかっているかもしれませんけど。」
ギコ 「え? 」
イタガワ 「いやね、ジマンするわけじゃないで<br>すけど‥‥ 」
「ボク、女の子たちから <br>好かれるんですよね。 」
ギコ 「(確かに‥‥この顔じゃあオンナも<br> ムチュウになるだろうな。) 」
イタガワ 「付き合った女の子も星の数。 <br>今でも時々コクハクされます。 」
「おかげでいつも甘楽からウラまれて<br>ますよ。 」
イモジャ 「‥‥ジマンしているようにしか <br>聞こえないのじゃ‥。 」
ギコ 「はあ‥‥で、浅墓は? 」
イタガワ 「浅墓くん、みんなと仲良くやって <br>いましたしねえ。 」
イモジャ 「本当に何もないのじゃろうか? 」
イタガワ 「‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「ええ、ありませんね。 <br>なーんにも‥‥ 」
(ふしあなさん発生)
キコエナイ5匹出現
ギコ 「(! ふしあなさん‥‥!) 」
「(やっぱり‥‥何か隠している <br> ようだな‥‥) 」
「事件の動機」inキコエナイ
ギコ 「いいか?嘘を付かずに、 <br>もう一度答えろ。 」
「本当にお前はこの事件の動機に <br>心当たりは無いと言うのか? 」
キコエナイ5匹出現
イタガワ 「モチロンですよ。ボク、嘘は全然 <br>ついていませんから。 」
ギコ 「(その言葉自体が既に <br> 嘘のようだな。) 」
「(しかし心当たりを聞いてるだけ <br> なのに‥‥。) 」
「(何故ここまで厳重に心を <br> 閉ざしているんだ?) 」
・探偵2-6
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> 南墓地 」
ギコ 「今日の法廷で、事件当夜ここに <br>オバケ役がいたことを立証した。 」
「ここに何か手がかりが <br>残ってないかな‥‥ 」
イモジャ 「見たところ、特に何もないように <br>思えるのじゃ。 」
ギコ 「うーん‥‥ 」
??? 「あー! いた! 」
ギコ 「(ん。この声は‥‥) 」
(優子、登場)
ギコ 「ど、どうしたんだよ優子。 」
ユウコ 「“どうしたんだよ” <br>じゃ、ないでしょ! 」
「ペンダントよ! ペンダント! 」
ギコ 「ああ、これか。 <br>ほら、もういらないから。 」
青文字 「優子にペンダントを返した。 」
ユウコ 「あー‥‥やっと戻ってきた。 」
ギコ 「優子。聞きたいことがいろいろと <br>あるんだが‥‥ 」
ユウコ 「いいわよ‥‥アンタもいろいろ <br>大変だろうし‥‥ 」
「話す」
「今日の法廷」
「オバケ役について」
→「今日の法廷」
ユウコ 「アンタ、法廷で言ってたわよね。 <br>第3のオバケ役って‥‥。 」
ギコ 「あぁ。可能性を消去していけば、 <br>必然的にその答えになるからな。 」
ユウコ 「言っておくけどアタシ、 <br>嘘も見間違えもしてないからね! 」
イモジャ 「でも‥‥、だとすると一体誰が <br>ハンニンなのじゃろぅ‥‥。 」
ギコ 「(フサギコは立証した。 <br> 外部犯の可能性は無いと。) 」
「(ならば真犯人は間違いなく、 <br> キモ試しのメンバーの誰かだ!)」
「(ならば浅墓は‥、一体誰に、 <br> どうして殺されたのだろうか?)」
ユウコ 「どうかしたの? 」
ギコ 「‥え?いや、別に‥。 」
→「オバケ役について」
ギコ 「なぁ優子、南墓地で出会った <br>オバケなんだけ‥ 」
ユウコ 「言っておくけど!アタシはオバケ <br>なんて全ッ然信じてないんだから!」
「そうよ!オバケなんて絶対いる筈 <br>なんか無いんだから!! 」
ギコ 「い‥‥イヤイヤ!そんな事じゃ <br>なくて! 」
「昨日お前は南墓地でオバケ役に <br>会ってるんだろう? 」
ユウコ 「え‥‥えぇ。そうだけど‥。 」
ギコ 「そのオバケ役、何か変わった所は <br>無かったか? 」
ユウコ 「そんな事言われても‥、特には‥、 」
ギコ 「本当か? 」
ユウコ 「本当よ。 」
ギコ 「イヤイヤ、意地張るのはヤメ‥ 」
ユウコ 「シツッコイわね!変わった事なんて<br>無かったわよ! 」
ギコ 「イテテ!耳引っ張るな! <br>そんなに怒るなよ! 」
ユウコ 「‥‥‥‥‥‥‥‥ん? 怒る? 」
ギコ 「ど、どうしたんだよ優子。 」
ユウコ 「いや、‥‥何だろう?何か急に <br>頭に引っかかるような‥‥。 」
ギコ 「何か思い出したのか! 」
ユウコ 「‥‥そういえばアタシ、確かに‥、<br>何かを見た気がするわ。 」
ギコ 「何かって? 」
ユウコ 「分からない。‥ケド、 <br>もう一度見ればもしかしたら‥。 」
「何だったかなぁ?思い出せない‥。 」
つきつける→「汚れた布」
ユウコ 「何よ。その布。 」
ギコ 「これを見て何か思った事は無いか? 」
ユウコ 「さぁ?よくわから‥‥、 」
「! それよ! 」
ギコ 「え? 」
ユウコ 「脅かされた時に見た「何か」‥‥、<br>間違いなくそれよ! 」
「この怒ったような顔、間違い無い! 」
ギコ 「(南墓地の第3のオバケが着ていた<br> 布か、重要な証拠だな。) 」
青文字 「証拠品《汚れた布》の <br>データを修正した。 」
ギコ 「ん? 」
イモジャ 「どうしたのじゃ?ギコにぃ。 」
ギコ 「いや、これ‥‥よく見ると‥‥、 」
『汚れた布』の詳細画像
ギコ 「所々に、赤い斑点があるんだよな‥。 」
ユウコ 「‥‥‥な、何か怖いな、それ。 」
「まるで‥‥血に見えるわ‥‥。 」
ギコ 「血‥‥!? 」
イモジャ 「ギ、ギコにぃ‥‥。 」
イモジャ 「そ、それって‥‥かなり <br>トンデモない証拠品なんじゃ‥‥。」
ギコ 「だ、だけどまだ血と決まった <br>わけじゃないぞ。 」
イモジャ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「ギコにぃ。携帯貸して。 」
ギコ 「? 別にいいケド。 <br>ホレ。 」
イモジャ 「ちょっと借りるのじゃ。 」
少し間が空いて
ギコ 「‥‥行っちまった。 <br>何処へかける気だ? 」
イモジャが戻ってくる。
イモジャ 「ギコにぃ。後で <br>南墓地に行くのじゃ! 」
ギコ 「南墓地?何でだよ? 」
イモジャ 「わらわの姉者は“科学捜査研究所”<br>通称“科捜研”の刑事なのじゃ! 」
「姉者はわらわ達の証拠品を調べて <br>くれるそうなのじゃ。 」
ギコ 「い、良いのか?一応刑事なんだろ?<br>お前のお姉さん。 」
イモジャ 「姉者はそんな事気にしないのじゃ。<br>科学捜査さえ出来ればの。 」
ギコ 「(いろんな意味で問題だな、 <br> これは。) 」
「まぁ、でも助かったよ。イモジャ。 」
イモジャ 「エヘヘ。 」
散々な目に遭ったとグチをこぼす優子を見て、オカルトサークルについて知っていることはないか訊ねる。
優子は狩戸を通じて、オカルトサークルのメンバーたちと知り合ったが、あまり詳しくは知らないと言う。
・探偵2-7
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> デビルコート 浅墓宅 」
ギコ 「ここが浅墓の部屋か‥‥ 」
イモジャ 「なかなかキレイな部屋なのじゃ。 」
「ギコにぃはちゃんと片付けておる <br>のかのぅ? 」
ギコ 「さて。何から手をつけようかな。 」
イモジャ 「ムシしないのじゃ! 」
「調べる」
→「机の写真立て」
イモジャ 「ギコにぃ、これ‥‥。 」
『集合写真』詳細
ギコ 「どうやら、オカルトサークルの <br>メンバーの写真だな。 」
イモジャ 「知っている面々ばかりなのじゃ。 <br>‥‥‥おや? 」
ギコ 「どうしたんだ?妹者。 」
イモジャ 「これに写っているメンバーに、 <br>知らない人がいるのじゃ‥。 」
ギコ 「‥‥‥これは‥、 <br>新聞記事に載ってた‥‥土熊か!?」
「(どうして土熊が写真に <br> 写ってる? もしかして‥。) 」
イモジャ 「‥ギコにぃ? 」
ギコ 「この写真は‥‥、重要だ! 」
青文字 「証拠品《集合写真》の <br>データを法廷記録にファイルした。」
→「机の引き出し」
ギコ 「簡素な机が置いてある。 <br>勉強用だろうか? 」
イモジャ 「さて、ギコにぃ!まずは引き出し <br>から物色なのじゃ! 」
ギコ 「い、イヤイヤ!まずいだろ <br>いくらなんでも! 」
イモジャ 「証拠品とは思わぬ所に隠されて <br>いるのじゃ! 」
「だからどんな所でもどんな物でも <br>かかさず物色するのが探偵じゃ! 」
ギコ 「(探偵と泥棒の差が紙一重に <br> なってきたな‥‥。) 」
少し間をおいて
イモジャ 「ぎ、ギコにぃ‥‥こんな物が‥‥。 」
(メモ用紙を取り出す)
ギコ 「これは‥‥‥ <br>(メモ用紙か、何か書いてある。)」
「『Dの件で先輩とトラブル』 <br>何だこりゃ? 」
イモジャ 「浅墓殿のトラブル‥‥、 <br>意外と重要かもしれないのじゃ! 」
ギコ 「でも、ただのメモだろ? <br>証拠品としてはあまり力が無いな。」
「(とはいえ、見逃すにはどこか <br> 引っかかる。持っておくか。) 」
青文字 「《浅墓のメモ》を <br>法廷記録に挟んだ。 」
→「本棚」
ギコ 「本が並んでいる。 <br>勉強に使う本だろうか? 」
イモジャ 「勉強熱心だったんじゃね。 <br>浅墓殿は。 」
ギコ 「そうだな。 ん? 」
「本棚に紙‥いや、新聞紙が無理矢理<br>突っ込んである‥‥‥。 」
イモジャ 「新聞紙? <br>何でそんなのが本棚にあるのじゃ?」
ギコ 「さぁな。ちょっと見てみるか。 」
「新聞記事・2」詳細画面。
ギコ 「‥‥どうやら、強盗事件の <br>新聞記事らしいな。 」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
イモジャ 「どうしたのじゃ?ギコにぃ。 」
ギコ 「容疑者は21才の家庭教師‥‥、 <br>グーゼンだろうか? 」
イモジャ 「? 」
青文字 「《新聞記事・2》を <br>法廷記録に挟んだ。 」
→「箱」
ギコ 「なんだこりゃ? <br>随分とデカいハコだな‥。 」
イモジャ 「リボンで包んであるのじゃ。 <br>プレゼントかの? 」
ギコ 「そうなんでないの?知らんケド。 」
イモジャ 「ム‥!ギコにぃ、このハコ、 <br>何か書いてあるのじゃ。 」
『』部分赤字「『To Annko』‥‥ <br>こ、コレは‥! 」
ギコ 「杏子宛てだったのか‥‥、 <br>このプレゼント‥‥。 」
イモジャ 「フゥム、 <br>じゃぁ届けてあげるのはどうじゃ!」
ギコ 「無理だよ。留置所の差し入れは <br>禁止だし、何よりメンドイ。 」
「こんな大きなハコ、持ち歩くだけで<br>疲れるぞ‥‥。 」
イモジャ 「そんな面倒くさがってはダメ <br>なのじゃ!ギコにぃ。 」
ギコ 「(うぅ‥‥ <br> エキサイトしきってるぞ‥。) 」
青文字 「《大きなハコ》を‥‥‥‥ <br>妹者にムリヤリ持たされた。 」
緑色の箱を調べると、法廷記録に『大きなハコ』を追加。
甘楽に『ふしあなさん』をつきつけ解除開始。
○ ○
ギコ“くらえ!”
キコエナイ2匹出現
赤文字 ~土熊のこと~
ギコ 「甘楽、お前‥‥ 」
カンラ 「ちょーっと待った! 」
ギコ 「え? <br>(なんだ? いきなり‥‥) 」
カンラ 「弁護士さん、1つだけ <br>言っておきますけど‥‥ 」
「決してオレ、オトコを恋愛の対象に<br>するなんて‥‥ 」
ギコ 「は? 」
カンラ 「そりゃあオレ、 <br>あまり女の子からもてませんよ。 」
「何故かみんな、この包帯の魅力に <br>気づかないんです。 」
「でも! オレ、 <br>男とアイを交わそうなんて一度も!」
ギコ 「何言ってるんだ、お前は! 」
カンラ 「え? 違うんですか? <br>てっきりそうかと‥‥ 」
ギコ 「ま、まさかお前‥‥ <br>本当に土熊と‥‥ 」
カンラ 「いやいや! <br>そんなわけないでしょ! 」
ギコ 「まあ、そうだよな。 <br>‥‥じゃ、本題に移ろう。 」
※1
「お前は土熊 岳彦のことを <br>あまり知らないと言った。 」
「‥‥しかし。実際はそうじゃない。<br>違うか? 」
カンラ 「あはは。何をコンキョに‥‥ 」
ギコ 「コンキョ、と言うより、 <br>カクシンがある。 」
カンラ 「ちょっと待った! <br>そ、それってどういう‥‥。 」
緑文字カンラ「オレと土熊が親しかった‥‥ <br>その確信とは? 」
失敗した場合
ギコ“くらえ!”
「これこそが、お前と土熊の仲を <br>ハッキリと示しているぞ! 」
カンラ 「そうなんですか?正確には <br>どの辺あたりが? 」
ギコ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「その辺は想像に任せるよ。 」
カンラ 「その前にあなたがやり直した方が <br>手っ取り早い気がしますけどね。 」(心証ゲージdown)
ギコ 「(こいつと土熊の関係を表す証拠‥<br> それが絶対あるはずだ‥!) 」※1へ
→『集合写真』をつきつける
ギコ“くらえ!”
ギコ 「これ、何だか分かるか? 」
カンラ 「! そ、それは‥‥ 」
ギコ 「浅墓の部屋で見つけた。 <br>この写真‥‥ 」
「お前や杏子‥‥それに浅墓や板川。 」
「オカルトサークルのメンバーたちが<br>写っている。 」
「そして‥‥土熊 岳彦も。 」
カンラ 「う‥‥ 」
ギコ 「あまり親しくないヤツって <br>言ったのに‥‥ 」
「この写真じゃ、 <br>仲良さそうじゃねえか! 」
カンラ 「うほっ! 」
ギコ 「さあ、甘楽‥‥ 」
カンラ 「ちょーっと待った! 」
ギコ 「え? <br>(ま、またかよ‥‥) 」
カンラ 「ま、確かに付き合いが <br>あったことは認めますよ。 」
「実はね。仲良かったんですよ。 <br>土熊とは。 」
ギコ 「なるほど‥‥それで? 」
カンラ 「おわり。 」
ギコ 「‥‥‥‥‥ <br>(まだ、アマいみたいだ) 」
「(もっとダメージを与えて <br> やる必要があるな‥‥) 」
「この集合写真だが‥‥ <br>気になる点がある。 」
カンラ 「き、気になる点‥‥? 」
ギコ 「この写真に写っている連中のこと。 」
「写っているの‥‥ <br>オカルトサークルの連中ばかりだ。」
カンラ 「べ、別におかしくないっしょ。 <br>浅墓の物なんでしょ? 」
ギコ 「問題はそこじゃない。 」
「オカルトサークルのメンバーばかり<br>写っているこの写真‥‥ 」
「何故、 <br>土熊も一緒に写っているのか? 」
カンラ 「え‥‥ 」
※2
ギコ 「(こいつはウソをつくことに <br> 慣れていない‥‥) 」
「(答えを言い当てれば‥‥ <br> 楽に落とせる!) 」
ギコ 「甘楽、オレにはなんとなく <br>わかるんだよ。 」
ギコ 「写真に土熊も写っている理由。 <br>それは‥‥ 」
→甘楽と仲が良かったから
土熊もオカルトサークルのメンバー
浅墓と仲が良かったから
ギコ 「甘楽、それは土熊がお前と <br>仲が良かったからじゃないのか? 」
カンラ 「オォッ!流石ですね弁護士さん。 <br>そうなんですよ!仲がいいから、 」
ギコ 「(軽く認めてはいるが‥‥、 <br> ふしあなさんは消えない‥‥。)」
「(という以前にこの空気は、 <br> ハズレだな。紛れも無く。) 」(心証ゲージダウン)
「(もう一度考えよう。 <br> 自然と分かる筈だ。) 」※2へ
甘楽と仲が良かったから
土熊もオカルトサークルのメンバー
→浅墓と仲が良かったから
ギコ 「この写真は浅墓の部屋にあった <br>ものだ。だったら‥! 」
「土熊は浅墓とも仲が良かったんだ!<br>そうだろう! 」
カンラ 「オ、オレに確認を求められても‥、 」
ギコ 「そう!仲が良かったから <br>写真に写った。間違いない! 」
カンラ 「だ、だったらそうなんじゃ <br>ないですか?知りませんが。 」
ギコ 「‥‥‥‥‥ <br>(オレは何を言ってるんだろう。)」
「も、もう一度やり直していいかな? 」
カンラ 「あ、だったら法廷で聞いたアレを <br>言ってもいいですか? 」
ギコ 「アレ? 」
カンラ 「弁護人!あなたにペナルティを <br>あげましょう! 」(心証ゲージダウン)
ギコ 「(裁判長め、余計な事を‥‥。) 」
「(もう一度考えよう。 <br> 自然と分かる筈だ。) 」※2へ
甘楽と仲が良かったから
→土熊もオカルトサークルのメンバー
浅墓と仲が良かったから
ギコ 「写真に写っているのは <br>サークルのメンバーばかり。 」
「そして土熊も一緒に写っているとい<br>うことは‥‥話は簡単だ。 」
「土熊 岳彦‥‥ <br>ヤツもサークルのメンバーだった!」
「どうだ甘楽! 」
カンラ 「フッ‥‥やりますね。 」
「その通りですよ。 <br>土熊は‥‥オレたちの仲間でした。」
キコエナイ1匹消滅
ギコ 「やっぱりそうか‥‥ 」
カンラ 「ばれちゃったら仕方ないですもん。<br>認めるしかないっしょ。 」
「ま、とりあえずこれで満足ですか? 」
ギコ 「ああ、結構‥‥‥‥‥ <br>と、言いたいところだが。 」
カンラ 「え‥‥ま、まだ何か‥‥? 」
ギコ 「(ふしあなさんの効力は <br> まだ続いている‥‥) 」
「(まだ何か‥‥隠していることが <br> あるんだ!) 」
「そもそも‥‥ 」
「何故、お前は土熊が仲間だったこと<br>を隠そうとしたんだ? 」
カンラ 「な、ななな、何故って‥‥ 」
ギコ 「土熊はオカルトサークルのメンバー<br>だった。つまり‥‥ 」
「自分たちと関わりがあったことを <br>隠そうとした。 」
「関わりがあったことを知られたくな<br>かったのはどうしてか‥‥ 」
カンラ 「‥‥‥‥‥‥‥ 」
※3
ギコ 「(隠そうとした理由‥‥それは人に<br> 知られたくなかったから‥‥) 」
「(ショボが教えてくれなかった <br> 土熊に関する情報‥‥) 」
「(土熊が犯罪に関わっていた‥‥ <br> それと関係があるとしたら‥‥)」
緑文字ギコ 「土熊との関わりを隠そうとした理由<br>‥‥ひょっとしてこれじゃないか?」
外した場合
ギコ“くらえ!”
ギコ 「そう!これこそが土熊との関係を <br>隠そうとした理由だろ!違うか! 」
カンラ 「はい、違います。 」
ギコ 「フッ、心なしか体が震えてるぜ。 」
カンラ 「いや、弁護士さんの目が <br>泳いでるだけだと思いますが。 」
ギコ 「うっ‥。 」(心証ゲージDown)
「(この場合、何故、“甘楽が土熊の<br> 事を隠そうとしたか?”だ。) 」※3へ
→『新聞記事・2』をつきつける
ギコ 「くらえ!」
カンラ 「それは‥‥? 」
ギコ 「こいつは半年前に起きた <br>資産家邸強盗事件の記事だ。 」
カンラ 「え‥‥ 」
ギコ 「半年前、ある資産家の屋敷に三人組<br>の強盗が押し入った‥‥ 」
「土熊との関わりを隠そうとした理由<br>‥‥これじゃないのか? 」
カンラ 「ちょ‥‥ <br>ちょーっと待った! 」
ギコ 「‥‥なんだよ。 」
カンラ 「何ですか? その事件。 <br>オレ、聞いたこともないっすよ。 」
「大体その事件が、 <br>どう関わっているのか‥‥ 」
ギコ 「(そいつを示してやらなきゃ <br> ならないようだな‥‥) 」
「この事件と土熊が <br>どう繋がっているのか‥‥? 」
「この記事の中に、 <br>手がかりがあるんだよ。 」
カンラ 「‥‥! 」
※4
ギコ 「この記事のどこが重要なのか。 <br>それは‥‥ 」
(関連する箇所をクリック。“ ”部分が正解)
警察は 犯行の手口などから 犯人が 被害者宅の内情を
知っていたと断定し 被害者宅に勤めていた “家庭教師の男性(21)から”
事情聴取している。
外した場合
ギコ 「そう、ここあたりが重要なんだ! <br>そうだろう! 」
カンラ 「ま、まぁその‥‥当たらずも遠から<br>ずと言ったところでしょうか? 」
ギコ 「何だよ、その微妙な言い回し。 」
カンラ 「だって、力いっぱい指差して外した<br>のを見ると、思わず同情しちゃって」
「オレなりに気を利かせたんですが‥ 」
ギコ 「(コイツに同情されると屈辱感が <br> より一層つのるな。) 」(心証ゲージDown)
「(とにかく、土熊とこの新聞記事が<br> 繋がっている事を証明すれば。)」※4へ
正解を選んだ場合
ギコ 「聞いた話なんだが‥‥ 」
「土熊は‥‥家庭教師のアルバイトを<br>していたとか。 」
カンラ 「おぐ! 」
ギコ 「この記事にも書いてあるよな? 」
「家庭教師の男から事情聴取している<br>‥‥と。 」
カンラ 「‥‥‥‥‥ 」
ギコ 「この記事は浅墓の部屋にあった。 」
「何故、浅墓はこの記事を切り取って<br>いたんだろう? 」
カンラ 「な、なんでって‥‥それは‥‥ 」
ギコ 「‥‥もう、分かるだろ? 」
「問題の家庭教師‥‥ <br>それが土熊 岳彦だった。 」
「ヤツはこの事件で警察から疑われて<br>いた! ‥‥違うか? 」
カンラ 「おおおおお! 」
キコエナイ1匹消滅
(解除成功)
心証ゲージ回復
半年前の強盗事件の詳細を聞きだせる。
「話す」
→「土熊のこと」
カンラ 「この強盗事件が起きてから <br>すぐに警察が来ましてね‥‥ 」
「土熊の身辺についていろいろ <br>聞いてきたんです。 」
ギコ 「土熊がこの屋敷に勤めていたこと、<br>知っていたのか? 」
カンラ 「以前、本人から聞きました。 」
「犯人は屋敷の内情をよく知る人物っ<br>ていうから‥‥ 」
「みんな“まさか”とは思いながら <br>疑いましたよ。土熊を。 」
ギコ 「まあ、そうだろうな‥‥ 」
イモジャ 「それで‥‥どうなったのじゃ? 」
カンラ 「警察は土熊に目をつけて、捜査をし<br>ていたようだったけど‥‥ 」
「結局‥‥ヤツを問い詰めることが <br>出来なくなっちゃったんですよ。 」
ギコ 「土熊が殺されたからか‥‥ 」
カンラ 「思わぬ展開でしたね。 <br>みんなギョーテンしましたよ。 」
「あの後で知ったことですけど‥‥ 」
「あいつ‥‥やっぱり強盗の犯人だっ<br>たらしいっす‥‥ 」
ギコ 「! どういうことだ? 」
カンラ 「何でも警察が、アイツの家を <br>家宅捜査して‥‥ 」
「高飛びの準備をしていたことを <br>突き止めたらしいんです。 」
ギコ 「ほ、本当か? 」
(この段階で土熊 岳彦の人物ファイルの説明文が変化)
カンラ 「ええ。ただ‥‥ 」
ギコ 「ただ‥‥? 」
カンラ 「盗まれた宝石とかは、 <br>発見されないままだったんですよ。」
ギコ 「え‥‥ <br>(発見されなかった‥‥?) 」
カンラ 「盗品‥‥仲間が持っていたんじゃ <br>ないですかね。 」
「他に仲間がいたようですから。 <br>多分、そうだと思いますよ。 」
ギコ 「そうだ! 確かあの事件の犯人は <br>3人いたんだよな? 」
「他の2人はどうなったんだ? 」
カンラ 「‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
ギコ 「? どうしたんだ? 」
カンラ 「実はですね‥‥ <br>これ、誰にも言っちゃダメですよ。」
「残りの2人‥‥ 」
「オレたちの中にいるみたいで‥‥ 」
ギコ 「‥‥‥‥え? 」
カンラ 「オレたち、オカルトサークルの中に<br>‥‥残る仲間がいるらしいんです。」
ギコ 「な‥‥なんだってえええ! 」
「話す」に「サークルメンバー」が追加
「サークルメンバー」
カンラ 「土熊ってほとんど人付き合いのない<br>ヤツだったんですよ。 」
「付き合いのあった連中って、 <br>このサークルの仲間しか‥‥ 」
「現に警察もオレたちのこと <br>嗅ぎ回ってきましたし。 」
「“金回りが良くなったヤツはいない<br> か?”とか‥‥ 」
ギコ 「そうだったのか‥‥ 」
カンラ 「土熊が死んだのも、盗品の分け前を<br>めぐる争いが原因らしいです。 」
ギコ 「仲間割れか‥‥ 」
カンラ 「高飛びの準備をしていたって言いま<br>したよね。 」
「たぶん、盗品独り占めして逃げよう<br>としたんじゃないですか? 」
「警察が疑っていましたし‥‥ <br>急いでいたのかも‥‥ 」
ギコ 「(確かに‥‥そう考えるのが <br> 自然だよな‥‥) 」
カンラ 「最近じゃ警察から話を聞かれること<br>もなくなりましたけど‥‥ 」
「今度は浅墓の事件で、また警察と <br>顔合わせなきゃならなくなって‥‥」
イモジャ 「‥‥ちょっと気になるのじゃ。 」
ギコ 「何がだ? 」
イモジャ 「実際、残る仲間はサークルのメンバ<br>ーだと‥‥ 」
「それがはっきりしていたのかどうか<br>疑問なのじゃ。 」
ギコ 「確かに‥‥ 」
カンラ 「でも‥‥警察はそうだってカクシン<br>していたようだけどなあ。 」
「ああ、そういえば‥‥ 」
ギコ 「どうした? 」
カンラ 「最初はサークルのメンバー全員につ<br>いて聞かれたんですけど‥‥ 」
「部長についていろいろ聞いてくるこ<br>とが多かったですねえ。 」
ギコ 「(板川のこと‥‥?) 」
カンラ 「ま、他の連中のことも <br>調べていたかもしれませんけど。 」
イモジャ 「むむむ‥‥‥‥どうも、その事件の<br>ことも気になるのじゃ。 」
ギコ 「(強盗事件か‥‥ <br> 調べてみる必要がある!) 」
・探偵2-8
緑文字 「 同日 某時刻 <br> 留置所 面会室 」
??? 「はぁ‥‥ 」
ギコ 「(もう聞きなれた <br> タメ息が聞こえる。) 」
(杏子、登場)
アンコ 「ギコさん‥‥ 」
ギコ 「相変わらず落ち込んでいるな。 」
イモジャ 「元気出すのじゃ。 <br>慰めてあげるのじゃ。 」
アンコ 「ありがとうございます‥‥ 」
ギコ 「(ショボ刑事とは正反対だな‥‥) 」
「話す」
「今日の法廷」
「杏子のこと」
「事件のこと」
「今日の法廷」
アンコ 「今日の法廷‥‥その‥ <br>ありがとうございます。 」
ギコ 「あぁ!ありがとう。明日は必ず <br>無罪を勝ち取ってやる! 」
アンコ 「そ‥‥そうですか‥。はぁ。 」
ギコ 「(な、何でそこでタメ息なんだ!) 」
イモジャ 「今日の法廷で被告席を <br>見ていたけど‥‥‥、 」
「まるで生死の狭間をサマよう様な <br>顔をしていたのじゃ。 」
アンコ 「こう言うのもなんですけど、 <br>正直1回程死んだ様な気もします。」
ギコ 「う‥‥! <br>(崖っぷちだったしな‥確かに。)」
「杏子のこと」
アンコ 「一通りの不幸は体験したと思って <br>いましたが、甘かったです。 」
ギコ 「ど、どういうことだ?一体。 」
アンコ 「同じサークルの人が殺され、自分は<br>それの犯人だと冤罪を着せられ、 」
「自分は無実なのにも関わらず、法廷<br>では不必要な生死を賭けたスリルを」
「体験するわで本当に自分がいかに <br>不幸なのかが分かっちゃいますよ。」
ギコ 「ううぅ‥‥スマン。 」
「事件のこと」
ギコ 「なぁ、杏子。他の参加者について <br>なんだケド、何か知らないか? 」
アンコ 「え~と、具体的にどんな事ですか? 」
ギコ 「他の参加者の行動を教えてくれ。 」
アンコ 「そうですねぇ、参加者達は全員 <br>自分の番が回るまでは 」
「自由行動をしてましたね。 <br>特にすることもなく。 」
ギコ 「そうか‥‥。 」
アンコ 「甘楽くんと浅墓くんだけ、みんなが<br>来る前に林の中へ行ったんです。 」
「まぁ、オバケ役でしたから。 <br>一足先に着替えてたんでしょう。 」
ギコ 「う~ん。他には? 」
アンコ 「ご、ごめんなさい。私、これ以上は<br>あまり詳しく知りません。 」
「キモだめしをしたときも、最初に <br>会った人を憶えてないんです。 」
ギコ 「そうか。ありがとう。 」
「(殺害には必ず動機が存在する。 <br>今度はそれを聞いてみるか。) 」
「話す」に「浅墓のこと」が追加
「浅墓のこと」
ギコ 「なあ、杏子。浅墓が殺される理由で<br>何か思い当たることはないか? 」
アンコ 「みんな動機は特に無いと思います。<br>浅墓くんは誰とでも仲良く出来て、」
「殺される動機なんて無いんです。 <br>私を除いて‥‥。 」
ギコ 「そうか‥スマン。 」
アンコ 「良いんですけどね。それは別に。 <br>でも‥‥。 」
「やっぱり残念でした。本当に。 」
イモジャ 「アンコ殿‥‥。 」
アンコ 「中学生の頃‥‥1度だけ、彼の家に<br>アソビに行ったことがあるんです。」
アンコ 「今でもよく覚えています‥‥。 」
アンコ 「浅墓くん、ミョーにはりきって <br>いました。 」
アンコ 「自分の作った模型のこと、 <br>アツく語ってました。 」
ギコ 「もけい‥‥? 」
アンコ 「浅墓くん、前から <br>模型作りが趣味だったんです。 」
「最近は中に物を入れる事の出来る <br>模型を作っていたみたいですケド。」
アンコ 「小物入れ、と言ったらいいのか‥‥<br>そういうモノに熱心でした。 」
ギコ 「(そういえば‥‥浅墓の家に <br>船の模型があったっけ) 」
イモジャ 「それにしても‥‥ 」
イモジャ 「浅墓殿のことを話す杏子殿、 <br>とても楽しそうだったのじゃ。 」
アンコ 「え。そ、そうですか‥‥? 」
アンコ 「でも、言われてみれば <br>そうかもしれません。 」
アンコ 「やっぱり、もっと仲良くしていれば<br>よかったかな‥‥。 」
ギコ 「杏子‥‥。
「‥‥浅墓君、私にプレゼントを <br>渡すつもりだったそうです。 」
ギコ 「プレゼント? 」
アンコ 「私、もうすぐ誕生日だから、 <br>用意していたらしいです。 」
「でもこんな事になるなんて‥‥。 <br>浅墓君‥‥。 」
ギコ 「‥‥、落ち込むなよ、そんなに。 <br>まずはアンタの無罪が先だ。 」
「それから、墓参りにでも行って <br>やれよ。浅墓もきっと喜ぶぞ。 」
アンコ 「‥‥‥。ありがとうございます。 <br>弁護士さん‥。 」
再び、浅墓宅へ行き船の模型を調べる。
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> デビルコート 浅墓宅 」
ギコ 「‥‥‥‥‥ 」
イモジャ 「? どうしたのじゃ、ギコにぃ。 」
ギコ 「いや、杏子が言っていたことを <br>思い出してな。 」
「浅墓は模型作りが趣味だったって。 」
イモジャ 「それがどうかしたのじゃ? 」
ギコ 「こうも言っていたな。 」
「中に物を入れられるような模型も <br>作っていたって‥‥ 」
イモジャ 「! 何をするつもりなのじゃ? 」
ギコ 「ちょっと気になってな。 」
「調べる」
→模型
「もし、この模型もその類なら‥‥ 」
「中に何か隠してあるんじゃないか‥<br>‥‥そう思ったんだ。 」
イモジャ 「その中に‥‥何か重要な物が <br>隠されていると‥‥? 」
ギコ 「もしかしたら‥‥だが。 」
「‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「‥‥カタッ‥‥ 」
イモジャ 「お‥‥おおおおお! 」
「は‥‥外れたのじゃ! 」
ギコ 「これ、船体部分が <br>2つに分かれているぞ‥‥ 」
「さて、中には‥‥ 」
「‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
イモジャ 「ギコにぃ。 <br>何が入っているのじゃ? 」
ギコ 「(なんだこれ‥‥紙切れ?) 」
「(何か書いてあるようだけど <br> ‥‥これは‥‥) 」
「H‥‥e‥‥l‥‥p‥‥ <br>へ、ヘルプか? 」
イモジャ 「ギコにぃ、なんなのじゃ? <br>その紙切れは。 」
ギコ 「さあ‥‥ 」
イモジャ 「も、もしや、ダイイングメッセージ<br>と言うやつではないかの? 」
ギコ 「いやいや、浅墓は殺される事は <br>知らなかったんだぞ? 」
「大体、それならHelpじゃなくて<br>助けてとか書けばいいんだし‥。 」
イモジャ 「‥‥‥ちょっぴり、残念なのじゃ。 」
「(なんなんだ? <br> “ヘルプ”って‥‥) 」
「(模型に隠しておくくらいだし、 <br> 何かの“パスワード”か?) 」
「(待てよ‥、“パスワード”‥か。<br> 何かあったような‥‥。) 」
青文字 「《紙切れ》を <br>ポケットにつっこんだ。 」
・探偵2-9
緑文字 「 同日 某時刻 <br>ニコニコバンク 貸金庫室 」
イモジャ 「ここに浅墓殿の貸金庫が <br>あるのじゃな? 」
ギコ 「ああ、正面にあるアレだな。 」
「(杏子が預かったキーカード、 <br> こいつを使えば‥‥) 」
イモジャ 「しかし‥‥勝手に開けても <br>いいのじゃろうか‥‥ 」
ギコ 「ま、普通はいけないんだろうけど。 」
「ただ、浅墓がキーカードを <br>杏子に預けたこと‥‥ 」
「そして浅墓が殺されたこと‥‥ 」
「なんか繋がりがあるような気がする<br>んだよな‥‥ 」
イモジャ 「むう‥‥じゃ、 <br>とりあえず開けてみるかの? 」
ギコ 「ああ‥‥やってみよう。 」
「調べる」
→「金庫」
ギコ 「これが被害者の金庫だな。 」
イモジャ 「とりあえずギコにぃ。 <br>まずはやってみるのじゃ! 」
緑文字ギコ 「んじゃ、金庫をあけさせて <br>貰おうかな。 」
証拠品提示『キーカード』をつきつける
ギコ“くらえ!”
外した場合
イモジャ 「イヤイヤ違うじゃろう?ギコにぃ。 」
「わらわ達は金庫を開ける為に <br>ここに来たのじゃぞ? 」
「ならば使うのは当然、 <br>このキーカードじゃろう? 」
ギコ 「あ、あぁ。冗談だよ、モチロン。 」
「(オレの渾身の“くらえ!”は <br> 彼方へと消えてしまった。) 」正解した場合へ
正解した場合
キンコ 「 ‥‥ピー‥‥ 」
イモジャ 「ギコにぃ、 <br>次は暗証番号を打ち込むのじゃ。 」
ギコ 「分かった。 」
「(暗証番号か‥‥ <br> 何か手がかりがないかな‥‥) 」
さらに暗証番号を打ち込む場面に→9194と打ち込む
緑文字 「‥‥カチャッ‥‥ 」
ギコ 「‥‥‥‥開いた。 」
イモジャ 「で、何が入っているのじゃ? 」
ギコ 「ちょっと待ってろ。 <br>取り出すから。 」
「(なんだこれ‥‥袋?) 」
「(中には‥‥‥‥) 」
「(‥‥‥‥‥‥‥‥!) 」
イモジャ 「ぎ、ギコにぃ。 <br>どうしたのじゃ? 」
ギコ 「‥‥見てみろ。 」
イモジャ 「! こ、これは‥‥‥‥ <br>ホーセキ‥‥? 」
ギコ 「ああ、宝石だな‥‥ 」
「(浅墓の金庫に宝石‥‥か。) 」
「(オレのスイリが正しければ、 <br> この宝石は恐らく‥‥) 」
イモジャ 「ギコにぃ、どうしたのじゃ? <br>考え込んだりして‥‥ 」
ギコ 「(どうやら‥‥見えてきたな。 <br> この事件の裏が‥‥) 」
青文字 「証拠品《宝石類》の <br>データを法廷記録にファイルした。」
ギコ 「あぁ、そうだ。もうこの紙切れは <br>必要ないな。 」
青文字 「《紙切れ》を丸めて捨てた。 」
イモジャ 「ちゃんとゴミ箱に捨てるのじゃ! 」
・探偵2-10
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> しぃ法律事務所 」
しぃ 「ギコくん、ギコくん! 」
ギコ 「お。所長、帰ってたんだ。 」
しぃ 「そんなことより聞いて! <br>聞いてったら! 」
ギコ 「ど、どうしたんだよ。 <br>そんなに慌てて‥‥。 」
しぃ 「分かったの! <br>分かったのよ! 」
「黒磨日大学! どこかで聞いた覚え<br>があると思ったんだけど‥‥ 」
ギコ 「ああ。こっちも分かったよ。 」
しぃ 「え? 」
(場面暗転)
ギコ 「オレは今回の事件と‥、そして <br>強盗事件のことを 」
「全てしぃにつたえた。 」
しぃ 「そうだったの。 <br>被害者の金庫から‥‥ 」
ギコ 「‥‥分かってきたよ。 <br>今回の殺人事件の真相が。 」
イモジャ 「真相‥‥! 」
しぃ 「とにかく‥‥、まずは2つの問題を<br>整理しておきましょう。 」
「強盗事件‥‥そして <br>黒魔日大学生の殺人事件の事を‥。」
しぃから、強盗事件のこと、土熊殺害事件のことを聞く。
2つとも聞くと、さらに今回の事件との関連について新たに話を聞けるようになる。
話す
「半年前の強盗事件」
「土熊殺害事件」
「しぃの捜査」←上の二つを聞いたら出現
→「半年前の強盗事件」
しぃ 「まず強盗事件‥‥、 <br>土熊がグループの一人なのは‥‥、」
ギコ 「間違いないな。甘楽も話してるし、<br>証拠品の状況からもアキラカだ。 」
「そしてこの宝石‥‥、被害者・浅墓<br>の貸金庫から発見された‥‥ 」
しぃ 「こんな量の宝石、普通の大学生が <br>持っているはずが無いわね。 」
ギコ 「つまり、普通じゃなかったんだ。 <br>浅墓は‥‥。 」
→「土熊殺害事件」
しぃ 「そもそも、どうして半年前、土熊は<br>殺されたのかしら? 」
ギコ 「甘楽が言うには‥‥、土熊は高飛び<br>しようとしていたらしい。 」
しぃ 「高飛び‥‥‥ね。 」
ギコ 「“裏切り者を抹殺する。” <br>それが殺害された動機だろう。 」
しぃ 「それなら当然、犯人は“グループの<br>メンバーの一人”になるわね。 」
ギコ 「そういう事‥‥だ。 」
2つの話を聞き終わると
しぃ 「2つの話から総合すると‥‥。 」
「被害者・浅墓も“強盗に関与”。 <br>土熊は“裏切った為に抹殺”。 」
「話はわかったわ。でも、それだけで<br>はまだ事件に結びつけるのは早い。」
ギコ 「いや、あるさ。 」
「浅墓は部屋の机にこんなメモを <br>隠し持っていた。 」
しぃ 「メモ‥‥‥。 <br>そういう事ね。 」
「‥‥‥‥ギコくん。 」
「今回の事件と強盗事件に接点が <br>ある。それならば、 」
「わたしの捜査の結果も話しておいた<br>ほうがいいみたいね。 」
ギコ 「あぁ、頼む、しぃ。 」
「話す」に「しぃの捜査」が追加
→「しぃの捜査」
しぃ 「実はね、私、強盗に遭った家の人と<br>付き合いがあってね。 」
「その人からいろいろと <br>詳しい事情を聞いたのよ。 」
「家庭教師が黒磨日大学の学生だって<br>ことも‥‥ 」
「もっとも、事件の後で辞めたみたい<br>だけど‥‥ 」
ギコ 「それで‥‥所長も何か調べたのか? 」
しぃ 「どうにかして半年前の事件の情報を<br>得たいと思ってね。 」
「知り合いの刑事さんを、色仕掛けで<br>落としたの。 」
ギコ 「(しぃの色仕掛け‥‥ <br> ぜひ、一度見ておきたいな。) 」
しぃ 「それで‥‥手に入れちゃった。 <br>強盗事件の資料。 」
ギコ 「(警察のモラルは何処へやら‥。 <br> だが!) 」
「それで! 何か! 何か手がかりに<br>なるようなことは‥‥? 」
しぃ 「なかなか興味深いことが <br>書かれていたわ。 」
「警察は、残る2人の犯人を <br>追っていたようだけど‥‥ 」
「どうやら‥‥その内の1人は見当が<br>ついていたようね。 」
ギコ 「(な‥‥なんだって!) 」
「だ、誰なんだ、そいつは? 」
しぃ 「自分で読んでみなさい‥‥はい。 」
法廷記録に『警察の資料』を追加。
○ ○
ギコ 「チェ、チェックしてみよう! 」
ギコ 「‥‥‥‥ 」
しぃ 「どう? ギコくん。 」
ギコ 「(思ったとおりだ‥‥ <br> やっぱり‥‥あいつの名前!) 」
「しぃ、 <br>一つ頼みごとがあるんだが‥‥ 」
しぃ 「なあに? 」
ギコ 「この宝石なんだが‥‥ 」
「警察が持つ盗難届けのリストと <br>照らし合わせてくれないか? 」
「こんな大量の宝石を浅墓が <br>持っているのはおかしい。 」
「こいつの出所を‥‥、 <br>はっきりさせておく必要がある! 」
しぃ 「‥‥なるほどね。 」
「いいわよ。わたしに任せなさい! 」
ギコ 「‥‥‥‥ガメるなよ。 」
しぃ 「失礼ね! 」
青文字 「持っていた『宝石類』を <br>しぃに預けた。 」
ギコ 「(さて、次に何かする事は <br> 無かったかな?) 」
「(そういえば‥‥、) 」
~回想~
イモジャ 「ギコにぃ。後で <br>南墓地に行くのじゃ! 」
ギコ 「南墓地?何でだよ? 」
イモジャ 「わらわの姉者は“科学捜査研究所”<br>通称“科捜研”の刑事なのじゃ! 」
「姉者はわらわ達の証拠品を調べて <br>くれるそうなのじゃ。 」
~回想終了~
ギコ 「(『証拠品を調べてくれる』とか <br> 言っていたな。) 」
「(行って見るか。南墓地に。) 」
・探偵2-11
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> 南墓地 」
ギコ 「(さて、この事件もいよいよ <br> 大詰めだな。) 」
「(残りの手掛かりは‥‥、) 」
??? 「ハァ~イ!こっちよ妹者ァ~! 」
イモジャ 「ホレホレ、ギコにぃ。 <br>来たのじゃ! 」
(姉者登場)
??? 「へぇ~、ねぇ妹者、この人が? 」
イモジャ 「ウム。そうなのじゃ姉者。 」
ギコ 「‥‥‥‥‥‥‥なぁ、妹者、 <br>知り合いか?この人と。 」
イモジャ 「何を言っておるのじゃギコにぃ! 」
「流石 姉者(さすが あねじゃ)。<br>わらわの姉者なのじゃ! 」
ギコ 「(姉者‥‥、この人が!) 」
アネジャ 「流石 姉者です。 <br>‥‥‥よろしくね、ギコ君。 」
ギコ 「え? 」
→「話す」
「オレの名前」
「姉者のこと」
「オレの名前」
ギコ 「な、なぁ、一つ聞いていいかな? 」
アネジャ 「あら、何かしら? 」
ギコ 「どうして‥‥オレの名前を <br>知っているんだ?教えてないぞ。 」
アネジャ 「あぁ、その事ね。他の人から <br>教えてもらったのよ。当然。 」
ギコ 「‥‥妹者からか? 」
アネジャ 「ま。確かに携帯で妹者からにも <br>聞いたけどね。 」
「それ以前に検事から聞いたこと <br>あったしね。 」
ギコ 「け、検事‥‥? 」
アネジャ 「ええ、当然知っているでしょ? <br>フサギコ検事。 」
ギコ 「フ、フサギコ!? <br>どうしてアイツの名前が‥。 」
アネジャ 「当然よ。私、部下だもの。 <br>フサギコ検事のね。 」
ギコ 「えええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ! 」
イモジャ 「ほ、ホントなのかの?姉者! 」
アネジャ 「あれ?話さなかったっけ? 」
イモジャ 「聞いてないのじゃ! 」
「話す」に「検事・フサギコ」が追加
「検事・フサギコ」
アネジャ 「検事からいつも聞かされたわ。 <br>法廷で戦う以前からね。 」
「『ついにアイツと戦える。』とか <bt>『オレサマが勝ってみせる!』とか」
「アナタと戦う前日は特によく <br>話していたわね。 」
ギコ 「はぁ‥‥、 」
アネジャ 「でも不思議なのよねぇ。 」
ギコ 「? 何がだ? 」
アネジャ 「フサギコ検事、格段にプライドが <br>高いから、 」
「負けたら暴れだすとか <br>思ってたけど、 」
「帰っても全然そんな様子はないし、<br>それどころか‥‥、 」
「少し嬉しそうだとか聞いたし。 <br>それに‥‥ 」
ギコ 「まだあるのかよ‥‥。 」
アネジャ 「検事、以前の事件の犯人に面会した<br>らしいんだけど、 」
「その女の子を慰めてたんだって、 」
アネジャ 「ホント、わからないものね。 <br>“検事”なのに。 」
ギコ 「(オレには少し分かる気がする。) 」
「(アイツは‥そんな奴だからな。) 」
「姉者のこと」
ギコ 「科学捜査研究所の刑事なんだろ? <br>姉者って。 」
アネジャ 「あら、そのとおりよ。 <br>ご明察ね、ギコくん。 」
ギコ 「(別に察した訳じゃない。) 」
「所で妹者から聞いたんだけど‥。 」
アネジャ 「あら?何かしら? 」
ギコ 「流石家って全員法律関係の仕事に <br>就いているって聞いたけど。 」
「科捜研って、法律とはあまり <br>関係ないんじゃぁ‥‥。 」
イモジャ 「ぎ、ギコにぃ‥‥‥それは‥‥。 」
アネジャ 「確かにそうね。‥でもね、 <br>仕方ないのよ。 」
「だってアタシ、才能に恵まれない <br>イラナイ子だもの‥‥。 」
ギコ 「え‥‥‥。 」
イモジャ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。 」
「話す」に「流石家の才能」が追加。
「流石家の才能」
ギコ 「ど、どう言うことだよ。今の‥。 」
アネジャ 「流石家の家系は探偵一族よ。 <br>その才能は流石家の血を引く者が、」
「代々、子々孫々に伝えられるもの <br>なのよ。 」
ギコ 「(なんだか、俺たちとは次元が <br> 違うみたいだな。) 」
アネジャ 「私は流石家で一番最初に <br>生まれた子なんだけど。 」
「でも‥‥‥兄弟の中で唯一人 <br>才能に恵まれなかったのよ。私は。」
「妹者も、下の弟の方も分かるけど、<br>ボンクラの方の弟にまで負けたのが」
「ある意味、一番痛かったわね。 <br> でも‥‥‥。 」
「後悔はしなかったわ。そのお陰で <br>私は“宿命”と言う名の束縛から、」
「逃れる事ができたし、好きな事が <br>出来るようになったわ。 」
ギコ 「それが‥‥今の仕事か? 」
アネジャ 「ええ。必死に勉強したけどね。 <br>念願の科捜研に入れたときは‥、 」
「嬉しかったわ。才能の無い私でも、<br>やれば出来ると証明できたから。 」
イモジャ 「ち、違うのじゃ!姉者は! <br>天才なのじゃ!わらわと違って! 」
アネジャ 「いいえ、逆よ、妹者。 <br>アナタが天才で、私が凡才なの。 」
イモジャ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。 」
アネジャ 「ねぇ、ギコ君。 」
ギコ 「な、何だよ‥。 」
アネジャ 「妹者のこと‥‥よろしくね。 」
「あの子は天才よ。 <br>母者と同じくらいにね。 」
「だから、きっとアナタの <br>役に立ってくれるわ。 」
「でも、幼い故に、まだ不安定なの。<br>だから‥‥支えになってあげて。 」
ギコ 「‥‥‥‥任せとけって。 」
イモジャ 「何の話をしてるのじゃ? 」
アネジャ 「ううん。何でもないわ。 」
「流石家の才能」を聞き終わると
アネジャ 「さて、そろそろ本題に <br>入りましょうか。 」
(トリック&ロジック)
「あなた達はこの私に検査して <br>もらいたい証拠品があるって、 」
「妹者から聞いているわ。 」
イモジャ 「うむ。そうなのじゃ。 <br>ホレ、ギコにぃ。 」
ギコ 「あ、あぁ、分かってるよ。 」
※1
緑文字ギコ 「なぁ姉者、コイツを検査して <br>くれないか? 」
外した場合
ギコ“くらえ!”
イモジャ 「待つのじゃ!ギコにぃ。 」
ギコ 「え? 」
イモジャ 「調べて欲しいのはそんな物じゃ <br>なかろう?他にあるはずじゃ。 」
ギコ 「わ、わかってるよ。冗談だって。 」※1へ
→『汚れた布』
ギコ“くらえ!”
ギコ 「この汚れた布、少しだけど赤い斑点<br>が付いているんだ。 」
アネジャ 「赤い斑点‥‥。 」
ギコ 「俺たちはこれを血液と見ているん <br>だけど、わからないんだ。 」
イモジャ 「だから姉者にこれを調べて <br>もらいたいのじゃ。 」
アネジャ 「フッフッフ、そんなの、 <br>お安い御用よ。 」
ギコ 「それともう一つお願いが <br>あるんだが、 」
アネジャ 「わかってるわよ。フサギコ検事 <br>でしょ? 」
ギコ 「ああ、フサギコには内緒に‥‥、 <br>出来るか? 」
アネジャ 「本当はいけないんだけどね、 <br>カワイイ妹やアナタの願いだもの。」
「特別に内緒にしといてあげるわ。 」
イモジャ 「スマナイのじゃ。姉者。 」
青文字 「証拠品《汚れた布》を、 <br>姉者に預けた。 」
アネジャ 「それじゃ、早速帰って調べて <br>みるわね。 」
(姉者、立ち去る)
イモジャ 「ギコにぃ。 コレだけでよかったか<br>のぅ・・・・うーむ‥‥ 」
ギコ 「確かに‥‥何か忘れてるような‥。 」
※2
→引き止める
もうない
→引き止める
ギコ“待った!”
(姉者、戻ってくる)
アネジャ 「どうしたの?まだ何か <br>あるのかしら?
緑文字ギコ 「スマナイが、 <br>コイツも一緒に調べてくれないか?」
→『包帯』
ギコ“くらえ!”
アネジャ 「それは? 」
ギコ 「この包帯、焼却炉から見つけたん <br>だが、これも血痕がついてるんだ。」
アネジャ 「ふ~ん、なるほど。 」
ギコ 「調べてくれるか? 」
アネジャ 「任せなさい!この姉者様に化学で <br>出来ないことなんてないんだから!」
イモジャ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ボソッ<br>(自信過剰なのじゃ‥。) 」
アネジャ 「何か言ったかしら?妹者。 」
イモジャ 「い、いや!何もないのじゃ! 」
青文字 「証拠品《包帯》を姉者に預けた。 」
ギコ 「(まだ謎は残っている‥‥) 」
「(板川と話した時に出てきた <br> ふしあなさん‥‥) 」
「(そろそろ‥‥解除できるはずだ。<br> ‥‥行こう! ヤツの所へ!) 」
→もうない
ギコ 「う~ん、何かありそうなんだけど、<br>思い浮かんでこないんだよな。 」
イモジャ 「本当にそうなのかの? <br>よく考えてみるのじゃ。 」
ギコ 「確かに‥‥何か忘れてるような‥。 」※2へループ
・探偵2-12
○ ○
緑文字 「 同日 午後5時21分 <br> 北墓地 」
イタガワ 「おや、弁護士さん。 <br>また来たんですか‥‥ 」
ギコ 「まあな。 」
「さて板川。そろそろお互いハラを <br>見せ合って話し合おうか‥‥ 」
イタガワ 「どういう意味です? それ。 」
ギコ 「じきに分かるよ。 」
「(浅墓のトラブル‥‥ <br> ヤツはそいつを隠している。) 」
「(絶対に引きずり出してみせる!) 」
板川に『ふしあなさん』をつきつけ解除開始。
ギコ“くらえ!”
キコエナイ5匹出現
赤文字 「 ~事件の動機~ 」
ギコ 「板川、お前は浅墓を殺す動機を持つ<br>人間は思いつかないと言ったな。 」
イタガワ 「ええ。だって知りませんから。 」
※1
「ボクの知る限りじゃ、誰とも <br>トラブルはなかったはずですよ。 」
ギコ 「そうか‥‥でもな。 」
「実はあったんだよ。 <br>浅墓には‥‥トラブルが。 」
イタガワ 「何ですって‥‥? 」
「それ、間違いないんですか? 」
ギコ 「(あくまで知らないフリを <br> するつもりか‥‥) 」
緑文字ギコ 「浅墓がトラブルを抱えていたという<br>コンキョは‥‥ 」
外した場合
ギコ“くらえ!”
ギコ 「これを見てみろよ。板川。 」
イタガワ 「はい、見ました。 」
ギコ 「あぁ、ありがとう。 」
イタガワ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>あの、それで? 」
ギコ 「‥‥‥スマン、今のは忘れてくれ。 」
イタガワ 「あなたの頭のトラブルを片付ける <br>のが先なんじゃないですか? 」(心証ゲージDown)
ギコ 「(コノヤロウ‥‥。) 」※1へ
→『浅墓のメモ』をつきつける
ギコ“くらえ!”
ギコ 「これは浅墓の部屋にあった物だ。 」
「見てくれ。書いてあるだろ? 」
「『Dの件で先輩とトラブル』‥‥ <br>な? 」
イタガワ 「へえ‥‥確かに。 」
「でも‥‥だからどうしたってわけ <br>じゃありませんよね。 」
ギコ 「何だって? 」
イタガワ 「この“Dの件”も、“先輩”も、 <br>今度の事件と関係あるかどうか‥‥」
「それが分からなければ、 <br>どうしようもないですよね? 」
ギコ 「そうだな。 <br>‥‥じゃあ、次はそれだ。 」
イタガワ 「え‥‥ 」
※2
緑文字ギコ 「このメモに書かれている“Dの件”<br>とは‥‥ 」
外した場合
ギコ“くらえ!”
ギコ 「これの事だよな?Dの件って‥。 」
イタガワ 「なんで急に下手に出るんですか? 」
「弁護士さん、まさかそんなんで <br>話が通るなんて思ってませんよね。」(心証ゲージDown)
ギコ 「(メモに書かれたトラブルの原因が<br> この“D”だ。) 」
「(考えろ。この“D”が <br> 何を意味するかを‥。) 」
イタガワ 「もう十分ですか?弁護士さん。 」
ギコ 「いいや、まだだ。 <br>(ここで引いたら男じゃねぇ!) 」※2へ
→『新聞記事・1』or『土熊 岳彦』をつきつける
ギコ“くらえ!”
ギコ 「今から2ヶ月前‥‥ <br>ある殺人事件が起きた。 」
「被害者は‥‥土熊 岳彦。 <br>黒磨日大学の学生だ。 」
イタガワ 「あ‥‥ 」
ギコ 「土熊はオカルトサークルのメンバー<br>でもあったんだってな? 」
イタガワ 「! 」
ギコ 「メモに書かれている“D”‥‥ <br>それは土熊の“D”だったんだよ。」
キコエナイ1匹消滅
イタガワ 「な‥‥そんな‥‥! 」
「ちょ、ちょっと待ってください。 」
「この“D”が本当に土熊のことか <br>分からないじゃないですか! 」
ギコ 「じゃあ何だと思うんだ? 」
イタガワ 「ひょ、ひょっとしたら、ダニエルの<br>“D”かもしれませんよ! 」
ギコ 「だ、誰だよ。ダニエルって。 」
イタガワ 「ウチの大学の留学生ですよ。 」
「“D”がダニエルのことじゃないと<br>断言できるんですか! 」
ギコ 「(うっ‥‥! <br> ムチャクチャ言いやがる‥‥) 」
「(なんとしてでも、土熊と関連付け<br> させないと‥‥) 」
※3
「いいか、板川。 」
「浅墓が土熊の事件のことを気にして<br>いたことは確かなんだよ。 」
イタガワ 「! <br>そ、それだったら‥‥。 」
緑文字イタ 「浅墓くんが間違いなく土熊と <br>関わっていた証拠があるんですか?」
外した場合
ギコ“くらえ!”
ギコ 「これを見ればもう明らかだろ? 」
イタガワ 「‥!ええ!わかりましたよ! 」
「ヤハリ弁護士さんもダニエルを <br>疑っていたんですね! 」
ギコ 「‥‥‥ハイ? 」
イタガワ 「そうなんですよね、アイツ、 <br>どうも最近素振が怪しかったし‥。」
ギコ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>(要するにハズレという事だな。)」(心証ゲージDown)
「板川、とりあえずそのダニエル <br>とやらは後回しだ。(永久に。) 」※3へ
→『新聞記事・2』をつきつける
ギコ“くらえ!”
ギコ 「お前も知らないわけじゃないだろ?<br>半年前の事件‥‥ 」
イタガワ 「う‥‥! 」
ギコ 「半年前の強盗事件‥‥ <br>浅墓はその記事を保管していた。 」
「“D”のことといい、記事といい、<br>ただのグーゼンだと思うか? 」
イタガワ 「ぐうぅッ‥‥! 」
キコエナイ1匹消滅
イタガワ 「それじゃあ‥‥仮にあなたのスイリ<br>が正しいとしましょう。 」
「それで‥‥どうなるんです? 」
ギコ 「そこで問題になるのが‥‥ <br>“先輩”の存在だ。 」
「もちろん、浅墓のメモに <br>書いてあった“先輩”のことだよ。」
イタガワ 「‥‥‥‥! 」
ギコ 「浅墓は土熊のことで、 <br>この“先輩”とトラブルがあった。」
「じゃあ、この“先輩”とは <br>いったい誰なのか? 」
イタガワ 「あ、あなたに分かるとでも‥‥? 」
※4
ギコ 「(難しいことじゃない。 <br> もう分かりきっている‥‥) 」
青文字ギコ 「(浅墓とトラブルのあった“先輩”<br> ‥‥その人物とは!) 」
外した場合
ギコ 「メモに書かれた“先輩”それは <br>コイツなんじゃないか!? 」
イタガワ 「そ、そう言われましても‥。 」
「それをボクに見せてどうするつもり<br>なんです?弁護士さん。 」
ギコ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>(俺は何をしたかったんだろう?)」(心証ゲージDown)
「(いかんいかん、ちゃんとしろ俺!<br> 考えれば分かることだろう。) 」
「(甘楽から聞いたこと、 <br> そして“先輩”の存在。) 」※4へ
→『板川 淳二』をつきつける
ギコ“くらえ!”
ギコ 「お前のことさ。板川‥‥ 」
イタガワ 「な‥‥‥‥! 」
ギコ 「浅墓とトラブルがあったのは、 <br>他でもないお前なんだよ! 」
イタガワ 「ぐあああああ! 」
「ば‥‥バカなァァァッ! 」
キコエナイ1匹消滅
「い、いったい何故‥‥ <br>ボクが浅墓と‥‥ 」
「あなたの言っていることは <br>ゼンブ間違っている! 」
ギコ 「さて、そいつはどうだろう? 」
イタガワ 「そもそも、何故そのことに <br>土熊も関わっているんですか? 」
「浅墓と土熊、そしてボク。 」
「同じサークルの仲間だということ <br>以外、何も‥‥ 」
ギコ 「そう。まさにそれだよ。 」
「お前たち3人は同じサークルの仲間<br>同士だった。 」
「そしてそこに‥‥もう1つの関係が<br>隠されていたんだ。 」
イタガワ 「も、もう1つの関係‥‥? 」
ギコ 「まだシラをきり通すつもりなら <br>言い当ててやろうか? 」
緑文字ギコ 「浅墓と土熊、そしてお前を繋ぐ <br>もう1つの関係とは‥‥ 」
→『新聞記事・2』をつきつける
ギコ“くらえ!”
ギコ 「半年前の強盗事件‥‥ 」
「犯人グループは‥‥3人いた。 」
「警察の捜査で、1人が土熊だと <br>明らかになっている。 」
「しかし、残りの2人は誰だか <br>未だに分かっていない。 」
イタガワ 「そ、それがなんだと‥‥ 」
ギコ 「(3人の隠された関係‥‥) 」
「(それが何なのか‥‥ <br> じらすのはもういいだろう。) 」
「(今、ここで! <br> はっきり言ってみせる!) 」
※5
「いいか! <br> お前たち3人は‥‥ 」
→愛の三角関係
大の仲良し
強盗事件の犯人グループ
○ ○
ギコ 「お前達3人の関係‥‥、 <br>早い段階でわかりかけてたんだ‥。」
イタガワ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
ギコ 「そう‥‥お前たちは、性別の壁を <br>超えたアツく、ノウミツな関係に‥」
イタガワ 「ちょちょちょっちょちょ <br>待ってください待ってください! 」
「今までの会話の流れからどうして <br>そんな答えに行き着いたんですか!」
ギコ 「さぁな、生憎その手の話はオレにも<br>よく分からん。 」
イタガワ 「分かりもしないのにどうしてそんな<br>妄想に走ったんですか!? 」
「あなたのその思考回路は人そのもの<br>を馬鹿にしている! 」(全ゲージ消滅)
愛の三角関係
→大の仲良し
強盗事件の犯人グループ
ギコ 「まぁ、なんとなくそんな気は <br>していたんだ。 」
イタガワ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
ギコ 「お前達、いつも3人で遊ぶ <br>仲良しグループなんだろ? 」
イタガワ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥え? 」
ギコ 「あれ?違うのか? 」
イタガワ 「い、いや、違うとは言いませんが、<br>何と言うか‥‥その‥、 」
「ここまで話を引っ張っといて <br>随分平和的な答えになりましたね。」
ギコ 「(‥‥俺もそう思う。) 」
イタガワ 「やり直し‥‥ですね。 <br>アナタの頭の中から。 」(心証ゲージDown)
ギコ 「(バカにしやがって‥!) 」※5へ
愛の三角関係
大の仲良し
→強盗事件の犯人グループ
ギコ 「ここに警察の捜査資料がある。 」
「お前は警察からマークされていた。<br>ある事件の容疑者としてだ。 」
イタガワ 「! 」
ギコ 「何の事件か‥‥ <br>言うまでもないよな? 」
「お前自身、よく分かってるだろ? 」
「そう、半年前に起きた‥‥ <br>あの強盗事件だよ! 」
イタガワ 「‥‥‥‥ 」
ギコ 「はっきり言ってやるよ。 」
「土熊と浅墓、そしてお前は‥‥ <br>この事件の犯人だったんだ! 」
イタガワ 「いいがかりもいい加減にしろ。 <br>殺すぞオマエ。 」
ギコ 「何? 」
イタガワ 「あ‥‥ 」
キコエナイ2匹消滅
(解除成功)
(心証ゲージ回復)
→「事件の動機」
イタガワ 「弁護士さん、とても面白く聞かせて<br>いただきました。 」
「いいでしょう。 <br>‥‥出来る限り答えますよ。 」
ギコ 「このメモ‥‥“D”の件って。 」
「土熊が殺されたことで、 <br>浅墓ともめたのか? 」
イタガワ 「言っておきますけど‥‥ 」
「ボクがあの事件の犯人だという <br>根拠はないんですよ。 」
「あくまでも、それはあなたの <br>スイソクに過ぎないんです。 」
イモジャ 「スイソクなんかじゃないのじゃ! <br>おぬしは間違いなく‥‥ 」
イタガワ 「証拠があれば、 <br>とっくにボクは刑務所の中です。 」
「それがないから、今もこうして <br>のんびり暮らしてるんでしょう? 」
イモジャ 「う‥‥ 」
イタガワ 「いいですよ。浅墓と口論したことは<br>認めてあげます。 」
「ある日、浅墓のヤツが言ってきたん<br>です。突然。 」
「『先輩! どうして土熊を‥‥』 <br>って言ってきたのさ。 」
「ボクには何のことか <br>さっぱり分かりませんでした。 」
「『言っていることが分からないな』<br>とだけ言っておきましたよ。 」
ギコ 「‥‥じゃあ、別の質問をしよう。 」
「お前、死んだ土熊のこと‥‥ <br>どう思っている? 」
イタガワ 「バカなヤツですよねえ、まったく。 」
「仲間を見捨てて自分だけ逃げようと<br>考えるから、ああなるんです。 」
「やっぱり持つべきものは、 <br>良きトモダチですね。 」
ギコ 「‥‥‥‥ 」
イタガワ 「土熊が死んだことで、 <br>警察の捜査も行き詰って‥‥。 」
「連中はボクの身辺を <br>徹底的に調べ上げたそうです。 」
「でも‥‥ <br>それでも証拠はつかめなかった。 」
「まあ、仕方ないですよ。 」
「仮にボクが犯人だとしても決定的な<br>証拠だけは残しませんから。 」
「それならいくら疑いが深くても、 <br>ヤツらは手を出せんませんしねえ。」
ギコ 「(こいつ‥‥!) 」
(「真犯人の告発」が新たに出てくる。)
→「真犯人の告発」
イタガワ 「で? あなたはどうしたいんです?<br>ボクを強盗犯として告発します? 」
「でも、あなたには杏子の無罪を <br>立証するというお仕事があるなあ。」
「カワイイ依頼人を放っておいて、 <br>探偵に鞍替えするんですか? 」
イモジャ 「わらわは本物の探偵なのじゃ! <br>オヌシなどわらわがズバッっと‥‥」
ギコ 「妹者。ちょっと黙っててくれ。 」
「オレは絶対に杏子を無罪にする。 <br>そして‥‥ 」
「真犯人の首に‥‥縄をかけてやる。 」
イタガワ 「‥‥頼もしいですねえ。 」
「それで、その“真犯人”とやらの <br>見当はついているんですか? 」
ギコ 「ああ。はっきり分かっている。 」
イタガワ 「そうですか。そりゃあいい‥‥。 <br>ああ、そうだ。 」
「‥‥さっき、今日の法廷を見てない<br>って言ったの、ウソだったんです。」
ギコ 「知ってるよ、もう。 」
イタガワ 「いやあ、今日は見事でしたねえ。 <br>名弁護でしたよ。 」
「でも‥‥明日もその弁護を見ること<br>は、出来ますかねえ? 」
ギコ 「どういうことだ? 」
イタガワ 「ククク‥‥ <br>言葉どおりの意味ですよ。 」
すべて話を聞き終えると、イベント発生。
??? 「おや、こんな所で <br>キミと会おうとは‥‥ 」
イタガワ 「お。来たみたいですね。 」
ギコ 「(こ、この声は‥‥) 」
(フサギコ、登場)
イモジャ 「あ! ムサギコ検事なのじゃ! 」
フサギコ 「誰がムサギコじゃボケェ! <br>フサギコだゴルァ! 」
ショボ 「ふ、フサギコ検事‥‥ <br>オトナゲないんですョ。 」
ギコ 「(初っ端から台無しだな‥。) 」
イタガワ 「今、弁護士さんとお話ししてたとこ<br>ろなんですよ。 」
フサギコ 「そうか。だが、もういいだろう? <br>手続きもあるし‥‥ 」
ギコ 「おい、ショボ刑事。 <br>どういうことなんだ? 」
ショボ 「どういうことも何も‥‥ 」
「板川 淳二は‥‥明日の裁判に <br>おける検察側の証人なんですョ。 」
イモジャ 「な、なんじゃとおおお! 」
イタガワ 「そういうことです‥‥」
ギコ 「(板川が‥‥明日の証人!) 」
フサギコ 「それでは行こうか。 <br>では、また明日会おう。 」
ギコ“待った!”
ギコ 「ふ‥、ムサギコ! 」
フサギコ 「お前、今ワザと言っただろ! <br>殴られてえのか!ゴルァ! 」
(落花狼藉 推奨)
ギコ 「お、お前‥‥ <br>知らないわけじゃないんだろ? 」
「こいつは‥‥ <br>半年前の事件の容疑者なんだぞ! 」
「それに‥‥2ヶ月前の殺人だって、<br>こいつが関わっていないとも‥‥ 」
フサギコ 「‥‥‥‥‥‥ 」
「今、私が捜査しているのは、 <br>ここで起きた殺人事件だ。 」
「たとえ、彼が強盗事件で <br>灰色であったにせよ‥‥ 」
「告訴されてない以上、私にとっては<br>大事な証人。いや‥‥ 」
「それ以前に‥‥普通の一市民だ。 」
ギコ 「そ‥‥そんな‥‥! 」
フサギコ 「‥‥‥弁護士の仕事は無罪を立証 <br>すること。それと同じように、 」
「検事は被告人の有罪を <br>立証する事だ。 」
「私は検事の“仕事”を <br>やらせてもらう。 」
「お前も大人なら、そんな世の理 <br>くらい理解できるだろう? 」
「だからお前も弁護士の仕事を <br>することだ。 」
「さもなければ、このオレサマが‥ <br>貴様を叩き潰すだけだ! 」
ギコ 「‥‥く‥‥‥クソッ! 」
イタガワ 「それでは弁護士さん。 <br>さようなら‥‥ 」
(板川、立ち去る)
イモジャ 「そ、そんな‥‥ <br>納得いかないのじゃ! 」
「待つのじゃ! クサギコ検事! 」
フサギコ 「フサギコだっつってんだろ! <br>間違えんな! 」
ショボ 「け、検事‥‥落ち着いて‥‥ 」
イモジャ 「ギコにぃ‥‥ 」
ギコ 「どうやら‥‥戦うしかないな。 <br>明日、法廷で‥‥ 」
イモジャ 「‥‥! 」
(画面暗転)
ギコ 「(アイツの“仕事”‥‥か。 <br> ならばオレだって‥。) 」
「(杏子を救い出すという“仕事”を<br> するまでだ!) 」
「(俺のやることはもう決まった!) 」
「(板川‥‥アイツこそ‥、 <br> この事件の真犯人だ!) 」
「(絶対に‥‥お前の罪を <br> 暴いてみせる!) 」
「(殺された浅墓や土熊‥‥ <br> そして、杏子のために!) 」
つづく
・探偵2-1
○ ○
緑文字 「 8月10日 午後 2時35分 <br> しぃ法律事務所 」
しぃ 「‥‥疲れたみたいね。 」
ギコ 「今日は死にそうだったよ。 <br>ホント。 」
イモジャ 「被告席の杏子殿も、死にそうな感じ<br>だったのじゃ。 」
ギコ 「今日の裁判で新たに <br>浮かび上がった謎‥‥‥‥ 」
「これらを片付けないといけないな。 」
「それから‥‥ <br>このキーカード。 」
しぃ 「被害者が杏子ちゃんに預けた物ね。 」
ギコ 「浅墓はなんでこいつを杏子に預けた<br>んだろう? 」
イモジャ 「むう‥‥謎なのじゃ。 」
しぃ 「ねえ、ところでギコくん‥‥ 」
ギコ 「? なんだ所長。 」
しぃ 「例の黒磨日大学‥‥ <br>どこかで聞いたことない? 」
ギコ 「え? 所長もか? 」
「昨日、ショボ刑事も同じこと言って<br>たけど‥‥ 」
しぃ 「どこかで聞いた覚えがあるのよねえ<br>‥‥‥‥ 」
「ちょっと調べてみようかしら。 」
ギコ 「ふーん‥‥じゃ、オレたちも調査に<br>出かけるから。 」
しぃ 「そう。私も今から出かけるから <br>鍵かけておいてね。 」
「じゃ‥‥また後で。 」
(しぃ、退場)
ギコ 「さて‥‥行くか。 」
イモジャ 「頑張るのじゃ! 」
・探偵2-1B
緑文字 「 同日 某時刻 <br>ニコニコバンク 貸金庫室 」
ギコ 「キーカードを見る限り、 <br>これが浅墓の貸金庫だな。 」
イモジャ 「重要な手掛かりじゃ。 <br>早く金庫を‥‥ 」
ギコ 「無理だよ。暗証番号を入力しなきゃ<br>いけないみたいだ。 」
イモジャ 「‥‥‥ それじゃ無理じゃな。 」
ギコ 「(とは言え、重要な手掛かりなのは<br> 間違いないんだ。) 」
「(どうにかこの金庫の暗証番号を <br> 割り出せないかな?) 」
「(暗証番号‥‥‥ <br> 《浅墓の家》とかどうだろう。)」
「調べる」※どこかしこを調べても
イモジャ 「ギコにぃ、まだここへ来るのは <br>早すぎるのじゃろう? 」
ギコ 「まぁ、確かにそうだが‥‥。 」
イモジャ 「また後で来てから調べるのじゃ。 <br>とにかく時間はあまりないのじゃ。」
ギコ 「しょうがないな。後でもう一度 <br>来てから調べるか。 」
※ここでニコニコバンクへ行っても、暗証番号が分からないと言い、金庫を開けるイベントが起こらない。
・探偵2-2
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> 野呂井神社 階段前 」
??? 「あっ!み~っけ! 」
ギコ 「(うっ、この声は‥‥!?) 」
(ミサ、登場)
ミサ 「弁護士さ~ん! <br>おっはようビ~ム☆! 」
ギコ 「ぐおっ! <br>(きょ、強烈な電波が‥‥。) 」
イモジャ 「み、ミサ殿? 」
ミサ 「ず~っと見てたんですよ。今日は。 」
ミサ 「ホントホント、凄かったですね~、<br>法廷のあなたは‥‥。 」
ミサ 「そう、苦し紛れなヘリクツをこねな<br>がらも、自らドツボにはまったり、」
「何か言えば、フサフサの検事さんに<br>軽くあしらわれたり‥‥、 」
「苦しんで悶えるサマがなかなか <br>おかしくって‥‥ 」
ギコ 「何だと!?ゴルァッッ! 」
ミサ 「アレ~?怒っちゃった? <br>ゴメンゴメン♪ 」
「でもそんなに怒っちゃダメですよ! 」
「ホラ!スマイルスマ~イル♪ <br>優しい笑顔にな~れ☆ 」
ギコ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ <br>‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
イモジャ 「ギ、ギコにぃ‥‥? 」
ギコ 「‥‥‥‥‥つ、ツッコミきれない。 」
ミサ 「ところで、弁護士さん。 」
ギコ 「な‥‥‥何だよ‥‥。 」
ミサ 「アナタは今でも、杏子チャンは <br>犯人でないと信じてるんですよね?」
ギコ 「当たり前だ!オレは信じてる。 <br>アイツが犯人じゃない事を! 」
ミサ 「やっぱり!そうですよね~! 」
「アタシも協力しますよ~、 <br>何だって聞いちゃってください! 」
「話す」
「キモだめし」
「浅墓のこと」
「キモだめし」
ミサ 「まさか、浅墓君や甘楽君以外に <br>オバケの役がいたなんて‥。 」
イモジャ 「ミサ殿はどう思うのじゃ? <br>第3のオバケ。 」
ミサ 「アタシはやっぱりその第3のオバケ<br>こそが犯人だと思うなぁ。 」
「あ!言っておくけど別にコンキョが<br>あって言った訳じゃ無いですよ。 」
「言わばヤマカンってやつかな。 <br>やっぱり。 」
ギコ 「(頼りにならないな‥‥。) 」
ミサ 「あ!でももしかしたら‥。 」
ギコ 「どうかしたのか? 」
ミサ 「その第3のオバケは‥‥‥ <br>ホンモノのオバケだったりし‥ 」
イモジャ 「ひゃぁぁぁぁぁっ! <br>オ、オバケ‥。 」
ミサ 「キャハハハハハ、冗談ですよ冗談。 」
ギコ 「(やれやれだぜ‥‥。) 」
(「キモだめし」を聞くと「話す」に「事件当日の状況」が追加。)
「浅墓のこと」
ギコ 「ミサ、アンタも浅墓と同じサークル<br>だろ。アイツはどんな印象がある?」
ミサ 「う~ん、やっぱり優しい良い人って<br>のが第一印象だね。 」
「事実優しいし、友達もいっぱい <br>いましたよ。 」
ギコ 「どういう友達がいるんだ? 」
ミサ 「どう‥って言われても‥。 <br>あっ!そうだ! 」
「板川部長も確か浅墓君とは <br>友達だったみたいですよ。多分。 」
ギコ 「随分自信なさげだな。 <br>お前にしては。 」
ミサ 「だって仲が良いって言うより、 <br>いつも一緒にいるのを見る位だし、」
「でも、話を聞くだけの価値は <br>十分にあると思うなー! 」
ギコ 「(板川か‥、そういえば、 <br> あいつには話を聞いてないな。)」
「(あとで聞いてみるか。 <br> 交友関係も気になる。) 」
「事件当日の状況」
ギコ 「じゃぁ、そのキモだめしの時には <br>アンタは一体何してたんだ? 」
ミサ 「アタシ、自分の番が終わった時は <br>とっても暇だったんだ。 」
「だから暇潰しを兼ねて浅墓君と <br>甘楽君にちょっとイタズラをね‥。」
イモジャ 「イタズラは良くない事なのじゃ! 」
ギコ 「まぁまぁ‥。で、一体どんな <br>イタズラを二人にしたんだ? 」
ミサ 「ん‥‥。まぁちょっとメールをね。 」
ギコ 「メール‥‥‥。 」
(「事件当日の状況」を聞くと「話す」に「メール」が追加。)
「メール」
ミサ 「アタシ、暇潰しにメールを浅墓君と<br>甘楽君の二人に送ったんだ。 」
ギコ 「イタズラメールか。 」
ミサ 「まぁ、そんな感じ。だから内容も <br>他愛も無い内容ダケド‥。 」
イモジャ 「それは何時頃のことなのじゃ? 」
ミサ 「え?‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「ご、ゴメンネ。時間はよく‥ <br>覚えてないんだ。 」
ギコ 「(メールを送ったときの時間か‥ <br> 気になるな‥‥。) 」
「(詳しく聞くためには、時間を <br> 思い出させるしかないな。) 」
「(話の内容に関連した証拠品は <br> 無かったかな?) 」
つきつける→「浅墓の携帯電話」
ギコ 「なぁミサ、これなんだけど。 」
ミサ 「あれ?それ、弁護士さんの? 」
ギコ 「いやいや、これ、 <br>浅墓の携帯電話だよ。 」
「お前、キモだめしの時、浅墓に <br>イタズラメールをしてたんだろ? 」
ミサ 「! ‥ウン、そうだよ! 」
ギコ 「この携帯にはお前のメールが <br>時間と一緒に残ってるはずだ。 」
「調べるさせてもらうけど、いいな。 」
ミサ 「アタシはいいけど‥‥‥ <br>と言うかアタシのじゃないし。 」
緑文字 「 ‥ピッ‥ 」
緑文字メール「12:02 <br>ぬるぽ^^ 」
「12:08 <br>ぬるぬるぽ^^ 」
「12:15 <br>ぬるぬるぬるぽ^^ 」
「12:27 <br>ぬるぬるぬるぬるぽ(゚Д゚) 」
○ ○
ギコ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥ <br>(思わずガッと壊したくなるな‥)」
イモジャ 「抑えるのじゃぞ、ギコにぃ。 」
ギコ 「12時27分‥‥、何でこんな <br>微妙な時間でやめてるんだよ。 」
ミサ 「だってぇ・・・・ <br>アタシも怖かったんですよぉ 」
ギコ 「なんでだよ? 」
ミサ 「その12時27分のメール、 <br>アタシに返信してるでしょ? 」
緑文字メール「いい加減にしろ!殺すぞ! 」
ギコ 「(そりゃフツー怒るだろうな・・・・) 」
ミサ 「浅墓君がこんなに怒ってるなんて思<br>わなかったから怖くなっちゃって、」
「後で謝らなきゃ。 <br>って思ったんだよね。 」
ギコ 「おめーも可愛いとこあるんだな・・・・ 」
ミサ 「きゃはははははは 褒めすぎだよー 」
イモジャ 「いや、褒めてないのじゃ・・・・たぶん 」
ミサ 「・・・・いつもだったら・・・・ 」
ミサ 「『ガッ^^』って返してくれるのに、<br>どうしちゃったんだろ?浅墓くん。」
ギコ 「それはオレにも分からないな・・‥ 」
「ほかになにか気づいたことは <br>なかったか? 」
ミサ 「んー、そういえば。 <br>でも関係ないかも。 」
ギコ 「なんでもいい。 <br>とにかく話してくれ。 」
ミサ 「あのねぇ‥‥‥部長が回り終わって<br>帰ってきたんだけど‥‥ 」
「ちょうど誰かからデンワがあった <br>みたいなの・・・・ 」
イモジャ 「べつに珍しくもないコトじゃな。 」
ミサ 「そうだよね・・・・、着メロがいつもの<br>じゃなかったなー( ̄ρ ̄) 」
「とか思っただけだし・・・・ <br>それに、慌てた様子ですぐに出て 」
「よくは聞いてなかったから、 <br>勘違いだったのかもネ。 」
「弁護士さん知ってます? <br>流行の『彼方への想い』って曲。 」
ギコ 「ああ八乙女なんとかだったか? 」
ミサ 「あの曲だったと思いますよ。 」
青文字 「証拠品『浅墓の携帯電話』の <br>データを修正した。 」
・探偵2-3
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> 野呂井神社 境内 」
??? 「ショボーン‥‥ 」
イモジャ 「ギコにぃ。 <br>誰かがショボくれてるのじゃ。 」
(ショボ、登場)
ショボ 「ショボーン‥‥ 」
ギコ 「落ち込んでいるな。 」
ショボ 「今日の裁判‥‥ちっともイイところ<br>を見せられなかったんですョ。 」
イモジャ 「気にしないのじゃ。 <br>もっと前向きになるのじゃ。 」
ショボ 「うう‥‥慰めてくれるんですか? 」
イモジャ 「慰めてあげるのじゃ。 」
ショボ 「ありがとうなんですョ! <br>(シャキーン) 」
ギコ 「(もう立ち直った‥‥) 」
イモジャ 「妹者が慰めてあげるのじゃ。 <br>だから情報をタレ流すのじゃ。 」
ショボ 「タレ流し‥‥それはちょっと‥‥ 」
イモジャ 「ギブ アンド テイクなのじゃ! 」
ショボ 「‥‥分かったんですョ! 」
ギコ 「(よく警察クビにならないよな、 <br> そんなんで‥。) 」
「話す」
「今日の法廷」
「この事件の情報」
→「今日の法廷」
ショボ 「‥‥アナタのお陰であらゆる意味で<br>酷い目にあいましたョ。 」
ギコ 「オ、オレ? 」
ショボ 「自分の面目は潰れて、フサギコ検事<br>からこっぴどく叱られましたョ。 」
イモジャ 「ウーン‥‥かなり可哀想じゃの。 」
ショボ 「おまけに検事の件についてはお給料<br>まで酷い目に‥。(ショボーン) 」
イモジャ 「お給料? 」
ショボ 「ボク達刑事は検察官から毎月 <br>給与査定があって、ボクの担当が‥」
ギコ 「(フサギコだった訳か‥ <br> キノドクな‥。) 」
話すに「検事・フサギコ」が追加
→「検事・フサギコ」
ギコ 「それにしてもアイツ、偉そうに <br>検事局ナンバー1とか言ってるが。」
ショボ 「ナンバー1なのかどうかは <br>わからないケド、それでも実力は、」
「あるのは確かなんですョ! <br>(シャキーン) 」
ギコ 「まぁ、確かにあいつからは常に <br>痛い目見せられたしな。 」
「これだったら前の法廷で闘った <br>やたらょぅょぅ言う香具師の方が 」
「ずっとマシだったぜ。 」
イモジャ 「ただのイタイ人じゃないんじゃね。<br>あのふさふさの検事さん。 」
ショボ 「あの人は検事という立場だから <br>仕方ないケド、でも本当は‥。 」
「いい人なんですョ。ちょっと、 <br>口が悪いですケド‥‥。 」
ギコ 「‥‥、あぁ。しってるよ。 」
→「この事件の情報」
ギコ 「そんじゃ、聞くけど、何か有益な <br>情報はないかな? 」
ショボ 「う~ん、そう言われましても特に‥<br>‥いや、 」
「アナタに良いかどうか分からない <br>ケド、あの話なら‥。 」
イモジャ 「教えて欲しいのじゃ!ショボ殿! 」
ショボ 「了解ですョ!(シャキーン!) 」
「といっても、大した事じゃなくて、<br>実は黒磨日大学の名前を最近、 」
「それも署内で聞いたような <br>気がするんですョ。 」
ギコ 「何だと!? <br>(署内ってことは‥まさか‥。) 」
「ショボ刑事。署内で聞いたと <br>言う事は、黒磨日大学は‥、 」
「何かの事件に関わっていたんだな!<br>詳しく聞かせてくれ! 」
ショボ 「え‥‥でも、まだ正確に思い出した<br>ワケじゃぁ‥。 」
ギコ 「だったら早く思い出せ!ゴルァ! 」
イモジャ 「落ち着くのじゃ!ギコにぃ。 」
ショボ 「こ‥‥怖い。(ショボーン) 」
話すに「黒磨日大学の事件」が追加
→「黒磨日大学の事件」
ショボ 「え~と、あっ!思い出しましたョ!<br>アレは確か2ヶ月前の事件で‥。 」
ギコ 「2ヶ月前か‥。 」
ショボ 「あるアパートで部屋を借りていた <br>大学生が殺害されているんですョ。」
「名前は確か‥、 <br>土熊 岳彦(どぐま たけひこ)。」
「黒磨日大学の3回生で、 <br>農学部なんですョ。 」
「成績は良くて家庭教師のアルバイト<br>をしていたみたいですョ。 」
「ボク、この事件の初動捜査担当して<br>いますから。(シャキーン) 」
ギコ 「(今のはどの辺が <br> シャキーンなんだろう?) 」
ショボ 「でも殺害した犯人はまだ逃走中で、<br>まだ解決できてないんですョ‥。 」
イモジャ 「悪い奴なのじゃ!でもショボ殿なら<br>きっと解決できるのじゃ! 」
ショボ 「いや~、それほどでもないですョ。<br>アッ!そうだ、もし良かったら、 」
「この事件の新聞記事をお嬢ちゃんに<br>あげるんですョ!(シャキーン) 」
イモジャ 「ギコにぃ!貰ったのじゃ! 」
ギコ 「(やたら嬉しそうだ。 <br> イモジャもショボ刑事も。) 」
青文字 「『新聞記事』を <br>法廷記録にファイルした。 」
ショボ 「それに2ヶ月かかりましたケド、 <br>同僚からついに重要な手がかり‥‥」
ギコ 「え? <br>(今なんて言ったんだ?) 」
ショボ 「あ、いやいやいや、別にそんな… 」
ギコ 「なんなんだ? <br>重要な情報って‥‥ 」
ショボ 「それはですネ‥‥ 」
「‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「いや、これは今回の事件とは <br>何の関わりもないようですし‥‥ 」
ギコ 「おいおい‥‥ <br>煽っておいてそれは‥‥ 」
イモジャ 「教えるのじゃ! <br>情報をタレ流す約束なのじゃ! 」
ショボ 「そうは言っても、ムヤミに警察の <br>情報を教えるわけには‥‥ 」
ギコ 「土熊のことは教えてくれただろ。 」
ショボ 「それとこれとは話が別なんですョ。 」
「これは殺人とは別件ですし‥‥ 」
ギコ 「というと‥‥別の犯罪事件に関わり<br>があるのか? 」
ショボ 「う。 」
ギコ 「なあショボ刑事‥‥いいだろう? <br>少しくらい‥‥ 」
ショボ 「だから本当に <br>関係の無い事ですから‥‥ 」
イモジャ 「‥‥ケチなのじゃ。 」
ショボ 「そ、そんな顔‥‥ <br>しないでほしいんですョ‥‥ 」
ギコ 「(どうやらショボの口から <br> 聞くのはムリみたいだな‥‥) 」
・探偵2-4
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> 石碑前 」
カンラ 「おー。弁護士さん。 」
ギコ 「よう、またここにいたのか。 」
カンラ 「今日の法廷は大活躍でしたねー。 」
ギコ 「まあな。オレほどのベテランなら <br>トーゼンさ。 」
イモジャ 「ギコにぃはまだ新人だって、 <br>所長殿が‥‥ 」
ギコ 「まあとにかくだ。 <br>聞きたいことがいろいろある。 」
カンラ 「ま、そーでしょーね‥‥ 」
「話す」
「事件当日の出来事」
「今日の法廷」
「甘楽の意見」
→「事件当日の出来事」
ギコ 「事件当日だが、あの日はオマエは <br>この場所から離れたか? 」
カンラ 「嫌だなぁ、弁護士さん。オレは <br>自分の役割はきちんとしましたよ。」
ギコ 「じゃぁお前、脅かされ役以外に <br>誰か人を見たりは? 」
カンラ 「いいやぁ、いませんよ。 <br>えぇ、間違いありませんよ。 」
「脅かされ役以外は誰も <br>通ってませんよ。 」
ギコ 「‥‥‥見逃したとか。 」
カンラ 「アッハッハッ!冗談は顔だけに <br>しておいてくださいよー! 」
ギコ 「(馬鹿にされてしまった‥‥‥。) 」
→「今日の法廷」
カンラ 「いやぁ、すごい場所ですねぇ、 <br>地方裁判所ってのは。 」
「オレが想像してたような固い <br>イメージにピッタリでしたよ。 」
ギコ 「フーン。 」
カンラ 「それにしても驚きましたねぇ、 <br>まさか杏子ちゃんと浅墓が、 」
「幼馴染だったなんて、オレ、今まで<br>全然知りませんでしたし‥‥。 」
イモジャ 「杏子殿はイモジャ達にも隠して <br>いたのじゃ‥。 」
ギコ 「なぁ、甘楽。今回の法廷を見て <br>分かったろうけど、 」
「俺達は今、証拠品がたりないんだ。<br>証拠品に心当たり無いか? 」
カンラ 「さぁー、怪しい物とかは <br>特にないですねぇ。‥あ!でも。 」
イモジャ 「どうしたのじゃ?カンラ殿。 」
カンラ 「イヤね、証拠品があるかは <br>わからないんですけど‥‥、 」
「浅墓の家なんてどうです?案外、 <br>手掛かりがあるかもしれませんよ。」
ギコ 「そうだな‥‥じゃぁ、ちょっと <br>行ってみるか。浅墓の家に。 」
カンラ 「“デビルコート”って <br>アパートです。地図書きますね。 」
青文字 「甘楽に浅墓の家の <br>地図を描いてもらった。 」
→「甘楽の意見」
ギコ 「今回の肝試し、浅墓はどうして <br>現れなかったか分からないか? 」
カンラ 「いやー、オレにはどうも分かり <br>ませんね。どうしてなんでしょ? 」
「オレ、間違いなく浅墓の次の <br>場所で待機していましたからね。 」
「弁護士さんが分からないんだから <br>オレが分かるはず無いっしょ。 」
ギコ 「(うう‥‥少しでも情報が <br> 欲しいのに‥‥。) 」
イモジャ 「困ったのぅ、誰も知らないの <br>じゃろうか? 」
3つの話を聞いた後、甘楽がサークルの今後について勝手に話す。
カンラ 「それにしても、困りましたね。 <br>今回の事件の所為で、 」
「また警察から事情聴取を受ける羽目<br>になっちゃって、お陰で‥‥、 」
「サークルメンバーはすっかり <br>ピリピリしちゃって、もう大変。 」
イモジャ 「みんな災難なんじゃね。 」
ギコ 「まぁ、そうだな‥‥‥。 <br>(いや、ちょっと待てよ。) 」
「(今、甘楽は確かにこう言った‥‥<br>また事情聴取を受ける羽目って。)」
「(まさかコイツ、前も一度、 <br> 事情聴取された事が‥‥!?) 」
「(詳しく聞いてみるか、一番関連 <br> してそうな証拠品を見せて。) 」
その後、『新聞記事』か『土熊 岳彦』をつきつけると反応あり。
○ ○
つきつける→『土熊 岳彦』
カンラ 「う‥‥土熊ですか‥‥ 」
ギコ 「ひょっとして前に事情聴取を <br>受けた理由は‥‥ 」
カンラ 「そうですよ。土熊のことで‥‥ 」
ギコ 「土熊 岳彦が殺害され、 <br>何か知らないか聞かれたのか? 」
カンラ 「ええ‥‥まあ。 」
カンラ 「あ。もちろん事情聴取を受けたのは<br>大学の関係者全員ですよ! 」
カンラ 「別にオレらだけが受けたわけじゃ <br>ありませんから‥‥ 」
ギコ 「ところで土熊 岳彦って <br>どんなヤツだったか知ってるか? 」
カンラ 「! 」
「ど、ど、ど、ど、どんなって、 <br>それはどういう‥‥ 」
ギコ 「いや、別に‥‥どんなヤツだったの<br>かなって思ったから‥‥ 」
カンラ 「オレは特に付き合いなかったから <br>よく知りませんよ。 」
「あまり人付き合いのないヤツ <br>でしたから‥‥ 」
ギコ 「(う~ん、これはもう少し詳しく <br> 聞いてみる必要があるな。) 」
「話す」に「土熊のこと」が追加
→「土熊のこと」
ギコ 「土熊のこと‥‥ <br>少しは知ってたのか? 」
カンラ 「し、し、し、し、知ってたって、 <br>それはどういう‥‥ 」
ギコ 「いや、別に‥‥知ってたのかなって<br>思ったから‥‥ 」
カンラ 「‥‥‥‥‥ 」
ギコ 「あのさあ甘楽。 <br>もしかして‥‥ 」
「お前、何か隠してないか? <br>土熊 岳彦に関して‥‥ 」
(ふしあなさん発生 キコエナイ2匹出現)
カンラ 「あはは。何言っているんですか。 <br>そんなわけ‥‥ 」
ギコ 「(‥‥ココロが見えるってのも <br> タイヘンだな‥‥。 ) 」
「(しかし何故コイツは土熊の事を <br> 隠そうとするんだ?) 」
「(甘楽がヤツのことで何かを <br> 隠そうとするのには‥‥) 」
「(何か‥‥理由があるのか?) 」
→「土熊のこと」(inキコエナイ)
ギコ 「なぁ、本当に知らないのか? <bt>土熊のことについて。 」
カンラ 「し、シツコイですよ。弁護士さん。<br>オレは土熊とは別に‥‥。 」
(ふしあなさん発生 キコエナイ2匹出現)
カンラ 「ほら、弁護士さん。オレ、嘘を <br>ついてるような目に見えます? 」
ギコ 「(嘘を付いてるように見えるし、 <br> 現に嘘をついてやがる。) 」
イモジャ 「ギコにぃ、そんな時の為に。 」
ギコ 「あぁ。 <br>(あくまでシラをきるなら‥。) 」
「(容赦はしないぜ。 甘楽。) 」
・探偵2-5
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> 北墓地 」
イモジャ 「おや、今日は警官がいないのじゃ。 」
ギコ 「もう捜査が終わったんだろうな。 」
イモジャ 「どうやらここに重要な手がかりは <br>なさそうじゃのぅ‥‥ 」
ギコ 「そうみたいだな。 」
イモジャ 「む? 」
ギコ 「どうした、妹者? 」
イモジャ 「静かにするのじゃ。 」
「何か‥‥聞こえるみたいなのじゃ‥ 」
ギコ 「(言われてみれば‥‥ <br> どこからか声が‥‥) 」
??? 「ああ、こっちの心配は <br>しなくていい‥‥ 」
ギコ 「(この声‥‥‥ <br> 前に聞いた覚えがあるような‥)」
??? 「大丈夫だって。今のところ警察は <br>疑っちゃあいない。 」
「ただ‥‥少々ヤッカイなことに <br>なったようだ。 」
「優子のヤツ、 <br>余計なことを証言しやがって‥‥ 」
ギコ 「(ゆ、優子?) 」
??? 「あのオロかな検事だけの力じゃ、 <br>有罪はムリだろう。 」
??? 「自分から積極的に動くのは危険だが<br>仕方がない。 」
??? 「杏子には悪いが‥‥ <br>地獄に落ちてもらうよ。 」
ギコ 「(! い、今なんて言った‥‥?) 」
「(杏子を‥‥地獄に落とす?) 」
イモジャ 「ギコにぃ、なんなのじゃ? <br>この会話‥‥ 」
ギコ 「ば、バカ!大きな声を出‥‥! 」
??? 「! 待て。一旦切るぞ。 <br>誰かがいるようだ。 」
ギコ 「(や、やばい‥‥!) 」
「‥‥ピッ‥‥ 」
イモジャ 「こ、こっちに近づいてくるのじゃ! 」
ギコ 「何も聞いていないフリをするんだ!<br>気づかれたらマズイ! 」
イモジャ 「わ、分かったのじゃ! 」
(板川登場。昨日巻いていたはずの包帯が右手に無い、バンドエイドらしきモノすらない)
イタガワ 「やあ、弁護士さんじゃないですか。 」
ギコ 「お、おう。 」
「(さっきの電話‥‥ <br> こいつだったのか?) 」
イタガワ 「どうですか、調子は? 」
ギコ 「う、ま、 <br>まあ、ボチボチといったところだ。」
イタガワ 「すみませんねえ。今日の裁判、 <br>見に行けなかったんですよ。 」
ギコ 「(でも、さっきの電話で‥‥ <br> 言っていたぞ。) 」
「(『優子のヤツ、余計なこと <br>証言しやがって‥‥』って‥‥) 」
イタガワ 「どうかしましたか? 」
ギコ 「い、いや、ちょっと考え事をしてい<br>たんだ。 」
「(さっきの電話といい‥‥ <br> いったい何なんだ?) 」
「(そして、何かもっと‥決定的な <br> 違和感を感じるような‥。) 」
「話す」
「浅墓の関係」
「今回の事件」
「浅墓の関係」
ギコ 「アンタから見て浅墓はどんな人間 <br>だったんだ? 」
イタガワ 「少なくとも悪い人間ではないです。<br>えぇ、殺害される動機は今の所‥。」
ギコ 「じゃぁ、あんたとの接点は‥。 」
イタガワ 「サークルメンバーってのもあります<br>が、まぁ、友達でしたねぇ。 」
ギコ 「そうか‥‥。ありがとう。 」
イモジャ 「大した情報は無かったのぅ‥。 」
「今回の事件」
ギコ 「板川は今回の事件をどう見る? 」
イタガワ 「どう見るって‥一体‥。 」
ギコ 「イヤイヤ、つまりこの事件で何か <br>知ってる事は無いのか? 」
イタガワ 「弁護士さん。残念ですが、僕には <br>何とも言えませんね。えぇホント。」
「浅墓くんは殺される動機は無い。 <br>それなのに殺された。 」
「そう、ただ一人を除いて‥‥。 」
ギコ 「知ってたのか?浅墓が殺される <br>動機を‥‥。 」
イタガワ 「え?どういうことです? 」
ギコ 「だって‥、同じサークルメンバーの<br>甘楽はこの事を知らなかったぞ。 」
「杏子だって、その事はずっと隠して<br>いたのに‥‥。 」
イタガワ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「まぁ、そこはアレですよ。 <br>女性経験の差ってヤツです。 」
「だから僕はそこを見通した訳です。<br>甘楽じゃぁ、マネできませんよ。 」
ギコ 「(ムカつく‥‥。) 」
「浅墓の関係」が「事件の動機」に変わる。
「事件の動機」
ギコ 「じゃぁ、もし杏子が犯人でないと仮<br>定するとして‥‥、 」
「誰か浅墓を殺す動機を持つ人間に <br>ココロ当たりはないか? 」
イタガワ 「うーん、そうですねえ‥‥ 」
「ボクなら結構女の子たちからウラミ<br>をかっているかもしれませんけど。」
ギコ 「え? 」
イタガワ 「いやね、ジマンするわけじゃないで<br>すけど‥‥ 」
「ボク、女の子たちから <br>好かれるんですよね。 」
ギコ 「(確かに‥‥この顔じゃあオンナも<br> ムチュウになるだろうな。) 」
イタガワ 「付き合った女の子も星の数。 <br>今でも時々コクハクされます。 」
「おかげでいつも甘楽からウラまれて<br>ますよ。 」
イモジャ 「‥‥ジマンしているようにしか <br>聞こえないのじゃ‥。 」
ギコ 「はあ‥‥で、浅墓は? 」
イタガワ 「浅墓くん、みんなと仲良くやって <br>いましたしねえ。 」
イモジャ 「本当に何もないのじゃろうか? 」
イタガワ 「‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「ええ、ありませんね。 <br>なーんにも‥‥ 」
(ふしあなさん発生)
キコエナイ5匹出現
ギコ 「(! ふしあなさん‥‥!) 」
「(やっぱり‥‥何か隠している <br> ようだな‥‥) 」
「事件の動機」inキコエナイ
ギコ 「いいか?嘘を付かずに、 <br>もう一度答えろ。 」
「本当にお前はこの事件の動機に <br>心当たりは無いと言うのか? 」
キコエナイ5匹出現
イタガワ 「モチロンですよ。ボク、嘘は全然 <br>ついていませんから。 」
ギコ 「(その言葉自体が既に <br> 嘘のようだな。) 」
「(しかし心当たりを聞いてるだけ <br> なのに‥‥。) 」
「(何故ここまで厳重に心を <br> 閉ざしているんだ?) 」
・探偵2-6
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> 南墓地 」
ギコ 「今日の法廷で、事件当夜ここに <br>オバケ役がいたことを立証した。 」
「ここに何か手がかりが <br>残ってないかな‥‥ 」
イモジャ 「見たところ、特に何もないように <br>思えるのじゃ。 」
ギコ 「うーん‥‥ 」
??? 「あー! いた! 」
ギコ 「(ん。この声は‥‥) 」
(優子、登場)
ギコ 「ど、どうしたんだよ優子。 」
ユウコ 「“どうしたんだよ” <br>じゃ、ないでしょ! 」
「ペンダントよ! ペンダント! 」
ギコ 「ああ、これか。 <br>ほら、もういらないから。 」
青文字 「優子にペンダントを返した。 」
ユウコ 「あー‥‥やっと戻ってきた。 」
ギコ 「優子。聞きたいことがいろいろと <br>あるんだが‥‥ 」
ユウコ 「いいわよ‥‥アンタもいろいろ <br>大変だろうし‥‥ 」
「話す」
「今日の法廷」
「オバケ役について」
→「今日の法廷」
ユウコ 「アンタ、法廷で言ってたわよね。 <br>第3のオバケ役って‥‥。 」
ギコ 「あぁ。可能性を消去していけば、 <br>必然的にその答えになるからな。 」
ユウコ 「言っておくけどアタシ、 <br>嘘も見間違えもしてないからね! 」
イモジャ 「でも‥‥、だとすると一体誰が <br>ハンニンなのじゃろぅ‥‥。 」
ギコ 「(フサギコは立証した。 <br> 外部犯の可能性は無いと。) 」
「(ならば真犯人は間違いなく、 <br> キモ試しのメンバーの誰かだ!)」
「(ならば浅墓は‥、一体誰に、 <br> どうして殺されたのだろうか?)」
ユウコ 「どうかしたの? 」
ギコ 「‥え?いや、別に‥。 」
→「オバケ役について」
ギコ 「なぁ優子、南墓地で出会った <br>オバケなんだけ‥ 」
ユウコ 「言っておくけど!アタシはオバケ <br>なんて全ッ然信じてないんだから!」
「そうよ!オバケなんて絶対いる筈 <br>なんか無いんだから!! 」
ギコ 「い‥‥イヤイヤ!そんな事じゃ <br>なくて! 」
「昨日お前は南墓地でオバケ役に <br>会ってるんだろう? 」
ユウコ 「え‥‥えぇ。そうだけど‥。 」
ギコ 「そのオバケ役、何か変わった所は <br>無かったか? 」
ユウコ 「そんな事言われても‥、特には‥、 」
ギコ 「本当か? 」
ユウコ 「本当よ。 」
ギコ 「イヤイヤ、意地張るのはヤメ‥ 」
ユウコ 「シツッコイわね!変わった事なんて<br>無かったわよ! 」
ギコ 「イテテ!耳引っ張るな! <br>そんなに怒るなよ! 」
ユウコ 「‥‥‥‥‥‥‥‥ん? 怒る? 」
ギコ 「ど、どうしたんだよ優子。 」
ユウコ 「いや、‥‥何だろう?何か急に <br>頭に引っかかるような‥‥。 」
ギコ 「何か思い出したのか! 」
ユウコ 「‥‥そういえばアタシ、確かに‥、<br>何かを見た気がするわ。 」
ギコ 「何かって? 」
ユウコ 「分からない。‥ケド、 <br>もう一度見ればもしかしたら‥。 」
「何だったかなぁ?思い出せない‥。 」
つきつける→「汚れた布」
ユウコ 「何よ。その布。 」
ギコ 「これを見て何か思った事は無いか? 」
ユウコ 「さぁ?よくわから‥‥、 」
「! それよ! 」
ギコ 「え? 」
ユウコ 「脅かされた時に見た「何か」‥‥、<br>間違いなくそれよ! 」
「この怒ったような顔、間違い無い! 」
ギコ 「(南墓地の第3のオバケが着ていた<br> 布か、重要な証拠だな。) 」
青文字 「証拠品《汚れた布》の <br>データを修正した。 」
ギコ 「ん? 」
イモジャ 「どうしたのじゃ?ギコにぃ。 」
ギコ 「いや、これ‥‥よく見ると‥‥、 」
『汚れた布』の詳細画像
ギコ 「所々に、赤い斑点があるんだよな‥。 」
ユウコ 「‥‥‥な、何か怖いな、それ。 」
「まるで‥‥血に見えるわ‥‥。 」
ギコ 「血‥‥!? 」
イモジャ 「ギ、ギコにぃ‥‥。 」
イモジャ 「そ、それって‥‥かなり <br>トンデモない証拠品なんじゃ‥‥。」
ギコ 「だ、だけどまだ血と決まった <br>わけじゃないぞ。 」
イモジャ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「ギコにぃ。携帯貸して。 」
ギコ 「? 別にいいケド。 <br>ホレ。 」
イモジャ 「ちょっと借りるのじゃ。 」
少し間が空いて
ギコ 「‥‥行っちまった。 <br>何処へかける気だ? 」
イモジャが戻ってくる。
イモジャ 「ギコにぃ。後で <br>南墓地に行くのじゃ! 」
ギコ 「南墓地?何でだよ? 」
イモジャ 「わらわの姉者は“科学捜査研究所”<br>通称“科捜研”の刑事なのじゃ! 」
「姉者はわらわ達の証拠品を調べて <br>くれるそうなのじゃ。 」
ギコ 「い、良いのか?一応刑事なんだろ?<br>お前のお姉さん。 」
イモジャ 「姉者はそんな事気にしないのじゃ。<br>科学捜査さえ出来ればの。 」
ギコ 「(いろんな意味で問題だな、 <br> これは。) 」
「まぁ、でも助かったよ。イモジャ。 」
イモジャ 「エヘヘ。 」
散々な目に遭ったとグチをこぼす優子を見て、オカルトサークルについて知っていることはないか訊ねる。
優子は狩戸を通じて、オカルトサークルのメンバーたちと知り合ったが、あまり詳しくは知らないと言う。
・探偵2-7
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> デビルコート 浅墓宅 」
ギコ 「ここが浅墓の部屋か‥‥ 」
イモジャ 「なかなかキレイな部屋なのじゃ。 」
「ギコにぃはちゃんと片付けておる <br>のかのぅ? 」
ギコ 「さて。何から手をつけようかな。 」
イモジャ 「ムシしないのじゃ! 」
「調べる」
→「机の写真立て」
イモジャ 「ギコにぃ、これ‥‥。 」
『集合写真』詳細
ギコ 「どうやら、オカルトサークルの <br>メンバーの写真だな。 」
イモジャ 「知っている面々ばかりなのじゃ。 <br>‥‥‥おや? 」
ギコ 「どうしたんだ?妹者。 」
イモジャ 「これに写っているメンバーに、 <br>知らない人がいるのじゃ‥。 」
ギコ 「‥‥‥これは‥、 <br>新聞記事に載ってた‥‥土熊か!?」
「(どうして土熊が写真に <br> 写ってる? もしかして‥。) 」
イモジャ 「‥ギコにぃ? 」
ギコ 「この写真は‥‥、重要だ! 」
青文字 「証拠品《集合写真》の <br>データを法廷記録にファイルした。」
→「机の引き出し」
ギコ 「簡素な机が置いてある。 <br>勉強用だろうか? 」
イモジャ 「さて、ギコにぃ!まずは引き出し <br>から物色なのじゃ! 」
ギコ 「い、イヤイヤ!まずいだろ <br>いくらなんでも! 」
イモジャ 「証拠品とは思わぬ所に隠されて <br>いるのじゃ! 」
「だからどんな所でもどんな物でも <br>かかさず物色するのが探偵じゃ! 」
ギコ 「(探偵と泥棒の差が紙一重に <br> なってきたな‥‥。) 」
少し間をおいて
イモジャ 「ぎ、ギコにぃ‥‥こんな物が‥‥。 」
(メモ用紙を取り出す)
ギコ 「これは‥‥‥ <br>(メモ用紙か、何か書いてある。)」
「『Dの件で先輩とトラブル』 <br>何だこりゃ? 」
イモジャ 「浅墓殿のトラブル‥‥、 <br>意外と重要かもしれないのじゃ! 」
ギコ 「でも、ただのメモだろ? <br>証拠品としてはあまり力が無いな。」
「(とはいえ、見逃すにはどこか <br> 引っかかる。持っておくか。) 」
青文字 「《浅墓のメモ》を <br>法廷記録に挟んだ。 」
→「本棚」
ギコ 「本が並んでいる。 <br>勉強に使う本だろうか? 」
イモジャ 「勉強熱心だったんじゃね。 <br>浅墓殿は。 」
ギコ 「そうだな。 ん? 」
「本棚に紙‥いや、新聞紙が無理矢理<br>突っ込んである‥‥‥。 」
イモジャ 「新聞紙? <br>何でそんなのが本棚にあるのじゃ?」
ギコ 「さぁな。ちょっと見てみるか。 」
「新聞記事・2」詳細画面。
ギコ 「‥‥どうやら、強盗事件の <br>新聞記事らしいな。 」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
イモジャ 「どうしたのじゃ?ギコにぃ。 」
ギコ 「容疑者は21才の家庭教師‥‥、 <br>グーゼンだろうか? 」
イモジャ 「? 」
青文字 「《新聞記事・2》を <br>法廷記録に挟んだ。 」
→「箱」
ギコ 「なんだこりゃ? <br>随分とデカいハコだな‥。 」
イモジャ 「リボンで包んであるのじゃ。 <br>プレゼントかの? 」
ギコ 「そうなんでないの?知らんケド。 」
イモジャ 「ム‥!ギコにぃ、このハコ、 <br>何か書いてあるのじゃ。 」
『』部分赤字「『To Annko』‥‥ <br>こ、コレは‥! 」
ギコ 「杏子宛てだったのか‥‥、 <br>このプレゼント‥‥。 」
イモジャ 「フゥム、 <br>じゃぁ届けてあげるのはどうじゃ!」
ギコ 「無理だよ。留置所の差し入れは <br>禁止だし、何よりメンドイ。 」
「こんな大きなハコ、持ち歩くだけで<br>疲れるぞ‥‥。 」
イモジャ 「そんな面倒くさがってはダメ <br>なのじゃ!ギコにぃ。 」
ギコ 「(うぅ‥‥ <br> エキサイトしきってるぞ‥。) 」
青文字 「《大きなハコ》を‥‥‥‥ <br>妹者にムリヤリ持たされた。 」
緑色の箱を調べると、法廷記録に『大きなハコ』を追加。
甘楽に『ふしあなさん』をつきつけ解除開始。
○ ○
ギコ“くらえ!”
キコエナイ2匹出現
赤文字 ~土熊のこと~
ギコ 「甘楽、お前‥‥ 」
カンラ 「ちょーっと待った! 」
ギコ 「え? <br>(なんだ? いきなり‥‥) 」
カンラ 「弁護士さん、1つだけ <br>言っておきますけど‥‥ 」
「決してオレ、オトコを恋愛の対象に<br>するなんて‥‥ 」
ギコ 「は? 」
カンラ 「そりゃあオレ、 <br>あまり女の子からもてませんよ。 」
「何故かみんな、この包帯の魅力に <br>気づかないんです。 」
「でも! オレ、 <br>男とアイを交わそうなんて一度も!」
ギコ 「何言ってるんだ、お前は! 」
カンラ 「え? 違うんですか? <br>てっきりそうかと‥‥ 」
ギコ 「ま、まさかお前‥‥ <br>本当に土熊と‥‥ 」
カンラ 「いやいや! <br>そんなわけないでしょ! 」
ギコ 「まあ、そうだよな。 <br>‥‥じゃ、本題に移ろう。 」
※1
「お前は土熊 岳彦のことを <br>あまり知らないと言った。 」
「‥‥しかし。実際はそうじゃない。<br>違うか? 」
カンラ 「あはは。何をコンキョに‥‥ 」
ギコ 「コンキョ、と言うより、 <br>カクシンがある。 」
カンラ 「ちょっと待った! <br>そ、それってどういう‥‥。 」
緑文字カンラ「オレと土熊が親しかった‥‥ <br>その確信とは? 」
失敗した場合
ギコ“くらえ!”
「これこそが、お前と土熊の仲を <br>ハッキリと示しているぞ! 」
カンラ 「そうなんですか?正確には <br>どの辺あたりが? 」
ギコ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「その辺は想像に任せるよ。 」
カンラ 「その前にあなたがやり直した方が <br>手っ取り早い気がしますけどね。 」(心証ゲージdown)
ギコ 「(こいつと土熊の関係を表す証拠‥<br> それが絶対あるはずだ‥!) 」※1へ
→『集合写真』をつきつける
ギコ“くらえ!”
ギコ 「これ、何だか分かるか? 」
カンラ 「! そ、それは‥‥ 」
ギコ 「浅墓の部屋で見つけた。 <br>この写真‥‥ 」
「お前や杏子‥‥それに浅墓や板川。 」
「オカルトサークルのメンバーたちが<br>写っている。 」
「そして‥‥土熊 岳彦も。 」
カンラ 「う‥‥ 」
ギコ 「あまり親しくないヤツって <br>言ったのに‥‥ 」
「この写真じゃ、 <br>仲良さそうじゃねえか! 」
カンラ 「うほっ! 」
ギコ 「さあ、甘楽‥‥ 」
カンラ 「ちょーっと待った! 」
ギコ 「え? <br>(ま、またかよ‥‥) 」
カンラ 「ま、確かに付き合いが <br>あったことは認めますよ。 」
「実はね。仲良かったんですよ。 <br>土熊とは。 」
ギコ 「なるほど‥‥それで? 」
カンラ 「おわり。 」
ギコ 「‥‥‥‥‥ <br>(まだ、アマいみたいだ) 」
「(もっとダメージを与えて <br> やる必要があるな‥‥) 」
「この集合写真だが‥‥ <br>気になる点がある。 」
カンラ 「き、気になる点‥‥? 」
ギコ 「この写真に写っている連中のこと。 」
「写っているの‥‥ <br>オカルトサークルの連中ばかりだ。」
カンラ 「べ、別におかしくないっしょ。 <br>浅墓の物なんでしょ? 」
ギコ 「問題はそこじゃない。 」
「オカルトサークルのメンバーばかり<br>写っているこの写真‥‥ 」
「何故、 <br>土熊も一緒に写っているのか? 」
カンラ 「え‥‥ 」
※2
ギコ 「(こいつはウソをつくことに <br> 慣れていない‥‥) 」
「(答えを言い当てれば‥‥ <br> 楽に落とせる!) 」
ギコ 「甘楽、オレにはなんとなく <br>わかるんだよ。 」
ギコ 「写真に土熊も写っている理由。 <br>それは‥‥ 」
→甘楽と仲が良かったから
土熊もオカルトサークルのメンバー
浅墓と仲が良かったから
ギコ 「甘楽、それは土熊がお前と <br>仲が良かったからじゃないのか? 」
カンラ 「オォッ!流石ですね弁護士さん。 <br>そうなんですよ!仲がいいから、 」
ギコ 「(軽く認めてはいるが‥‥、 <br> ふしあなさんは消えない‥‥。)」
「(という以前にこの空気は、 <br> ハズレだな。紛れも無く。) 」(心証ゲージダウン)
「(もう一度考えよう。 <br> 自然と分かる筈だ。) 」※2へ
甘楽と仲が良かったから
土熊もオカルトサークルのメンバー
→浅墓と仲が良かったから
ギコ 「この写真は浅墓の部屋にあった <br>ものだ。だったら‥! 」
「土熊は浅墓とも仲が良かったんだ!<br>そうだろう! 」
カンラ 「オ、オレに確認を求められても‥、 」
ギコ 「そう!仲が良かったから <br>写真に写った。間違いない! 」
カンラ 「だ、だったらそうなんじゃ <br>ないですか?知りませんが。 」
ギコ 「‥‥‥‥‥ <br>(オレは何を言ってるんだろう。)」
「も、もう一度やり直していいかな? 」
カンラ 「あ、だったら法廷で聞いたアレを <br>言ってもいいですか? 」
ギコ 「アレ? 」
カンラ 「弁護人!あなたにペナルティを <br>あげましょう! 」(心証ゲージダウン)
ギコ 「(裁判長め、余計な事を‥‥。) 」
「(もう一度考えよう。 <br> 自然と分かる筈だ。) 」※2へ
甘楽と仲が良かったから
→土熊もオカルトサークルのメンバー
浅墓と仲が良かったから
ギコ 「写真に写っているのは <br>サークルのメンバーばかり。 」
「そして土熊も一緒に写っているとい<br>うことは‥‥話は簡単だ。 」
「土熊 岳彦‥‥ <br>ヤツもサークルのメンバーだった!」
「どうだ甘楽! 」
カンラ 「フッ‥‥やりますね。 」
「その通りですよ。 <br>土熊は‥‥オレたちの仲間でした。」
キコエナイ1匹消滅
ギコ 「やっぱりそうか‥‥ 」
カンラ 「ばれちゃったら仕方ないですもん。<br>認めるしかないっしょ。 」
「ま、とりあえずこれで満足ですか? 」
ギコ 「ああ、結構‥‥‥‥‥ <br>と、言いたいところだが。 」
カンラ 「え‥‥ま、まだ何か‥‥? 」
ギコ 「(ふしあなさんの効力は <br> まだ続いている‥‥) 」
「(まだ何か‥‥隠していることが <br> あるんだ!) 」
「そもそも‥‥ 」
「何故、お前は土熊が仲間だったこと<br>を隠そうとしたんだ? 」
カンラ 「な、ななな、何故って‥‥ 」
ギコ 「土熊はオカルトサークルのメンバー<br>だった。つまり‥‥ 」
「自分たちと関わりがあったことを <br>隠そうとした。 」
「関わりがあったことを知られたくな<br>かったのはどうしてか‥‥ 」
カンラ 「‥‥‥‥‥‥‥ 」
※3
ギコ 「(隠そうとした理由‥‥それは人に<br> 知られたくなかったから‥‥) 」
「(ショボが教えてくれなかった <br> 土熊に関する情報‥‥) 」
「(土熊が犯罪に関わっていた‥‥ <br> それと関係があるとしたら‥‥)」
緑文字ギコ 「土熊との関わりを隠そうとした理由<br>‥‥ひょっとしてこれじゃないか?」
外した場合
ギコ“くらえ!”
ギコ 「そう!これこそが土熊との関係を <br>隠そうとした理由だろ!違うか! 」
カンラ 「はい、違います。 」
ギコ 「フッ、心なしか体が震えてるぜ。 」
カンラ 「いや、弁護士さんの目が <br>泳いでるだけだと思いますが。 」
ギコ 「うっ‥。 」(心証ゲージDown)
「(この場合、何故、“甘楽が土熊の<br> 事を隠そうとしたか?”だ。) 」※3へ
→『新聞記事・2』をつきつける
ギコ 「くらえ!」
カンラ 「それは‥‥? 」
ギコ 「こいつは半年前に起きた <br>資産家邸強盗事件の記事だ。 」
カンラ 「え‥‥ 」
ギコ 「半年前、ある資産家の屋敷に三人組<br>の強盗が押し入った‥‥ 」
「土熊との関わりを隠そうとした理由<br>‥‥これじゃないのか? 」
カンラ 「ちょ‥‥ <br>ちょーっと待った! 」
ギコ 「‥‥なんだよ。 」
カンラ 「何ですか? その事件。 <br>オレ、聞いたこともないっすよ。 」
「大体その事件が、 <br>どう関わっているのか‥‥ 」
ギコ 「(そいつを示してやらなきゃ <br> ならないようだな‥‥) 」
「この事件と土熊が <br>どう繋がっているのか‥‥? 」
「この記事の中に、 <br>手がかりがあるんだよ。 」
カンラ 「‥‥! 」
※4
ギコ 「この記事のどこが重要なのか。 <br>それは‥‥ 」
(関連する箇所をクリック。“ ”部分が正解)
警察は 犯行の手口などから 犯人が 被害者宅の内情を
知っていたと断定し 被害者宅に勤めていた “家庭教師の男性(21)から”
事情聴取している。
外した場合
ギコ 「そう、ここあたりが重要なんだ! <br>そうだろう! 」
カンラ 「ま、まぁその‥‥当たらずも遠から<br>ずと言ったところでしょうか? 」
ギコ 「何だよ、その微妙な言い回し。 」
カンラ 「だって、力いっぱい指差して外した<br>のを見ると、思わず同情しちゃって」
「オレなりに気を利かせたんですが‥ 」
ギコ 「(コイツに同情されると屈辱感が <br> より一層つのるな。) 」(心証ゲージDown)
「(とにかく、土熊とこの新聞記事が<br> 繋がっている事を証明すれば。)」※4へ
正解を選んだ場合
ギコ 「聞いた話なんだが‥‥ 」
「土熊は‥‥家庭教師のアルバイトを<br>していたとか。 」
カンラ 「おぐ! 」
ギコ 「この記事にも書いてあるよな? 」
「家庭教師の男から事情聴取している<br>‥‥と。 」
カンラ 「‥‥‥‥‥ 」
ギコ 「この記事は浅墓の部屋にあった。 」
「何故、浅墓はこの記事を切り取って<br>いたんだろう? 」
カンラ 「な、なんでって‥‥それは‥‥ 」
ギコ 「‥‥もう、分かるだろ? 」
「問題の家庭教師‥‥ <br>それが土熊 岳彦だった。 」
「ヤツはこの事件で警察から疑われて<br>いた! ‥‥違うか? 」
カンラ 「おおおおお! 」
キコエナイ1匹消滅
(解除成功)
心証ゲージ回復
半年前の強盗事件の詳細を聞きだせる。
「話す」
→「土熊のこと」
カンラ 「この強盗事件が起きてから <br>すぐに警察が来ましてね‥‥ 」
「土熊の身辺についていろいろ <br>聞いてきたんです。 」
ギコ 「土熊がこの屋敷に勤めていたこと、<br>知っていたのか? 」
カンラ 「以前、本人から聞きました。 」
「犯人は屋敷の内情をよく知る人物っ<br>ていうから‥‥ 」
「みんな“まさか”とは思いながら <br>疑いましたよ。土熊を。 」
ギコ 「まあ、そうだろうな‥‥ 」
イモジャ 「それで‥‥どうなったのじゃ? 」
カンラ 「警察は土熊に目をつけて、捜査をし<br>ていたようだったけど‥‥ 」
「結局‥‥ヤツを問い詰めることが <br>出来なくなっちゃったんですよ。 」
ギコ 「土熊が殺されたからか‥‥ 」
カンラ 「思わぬ展開でしたね。 <br>みんなギョーテンしましたよ。 」
「あの後で知ったことですけど‥‥ 」
「あいつ‥‥やっぱり強盗の犯人だっ<br>たらしいっす‥‥ 」
ギコ 「! どういうことだ? 」
カンラ 「何でも警察が、アイツの家を <br>家宅捜査して‥‥ 」
「高飛びの準備をしていたことを <br>突き止めたらしいんです。 」
ギコ 「ほ、本当か? 」
(この段階で土熊 岳彦の人物ファイルの説明文が変化)
カンラ 「ええ。ただ‥‥ 」
ギコ 「ただ‥‥? 」
カンラ 「盗まれた宝石とかは、 <br>発見されないままだったんですよ。」
ギコ 「え‥‥ <br>(発見されなかった‥‥?) 」
カンラ 「盗品‥‥仲間が持っていたんじゃ <br>ないですかね。 」
「他に仲間がいたようですから。 <br>多分、そうだと思いますよ。 」
ギコ 「そうだ! 確かあの事件の犯人は <br>3人いたんだよな? 」
「他の2人はどうなったんだ? 」
カンラ 「‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
ギコ 「? どうしたんだ? 」
カンラ 「実はですね‥‥ <br>これ、誰にも言っちゃダメですよ。」
「残りの2人‥‥ 」
「オレたちの中にいるみたいで‥‥ 」
ギコ 「‥‥‥‥え? 」
カンラ 「オレたち、オカルトサークルの中に<br>‥‥残る仲間がいるらしいんです。」
ギコ 「な‥‥なんだってえええ! 」
「話す」に「サークルメンバー」が追加
「サークルメンバー」
カンラ 「土熊ってほとんど人付き合いのない<br>ヤツだったんですよ。 」
「付き合いのあった連中って、 <br>このサークルの仲間しか‥‥ 」
「現に警察もオレたちのこと <br>嗅ぎ回ってきましたし。 」
「“金回りが良くなったヤツはいない<br> か?”とか‥‥ 」
ギコ 「そうだったのか‥‥ 」
カンラ 「土熊が死んだのも、盗品の分け前を<br>めぐる争いが原因らしいです。 」
ギコ 「仲間割れか‥‥ 」
カンラ 「高飛びの準備をしていたって言いま<br>したよね。 」
「たぶん、盗品独り占めして逃げよう<br>としたんじゃないですか? 」
「警察が疑っていましたし‥‥ <br>急いでいたのかも‥‥ 」
ギコ 「(確かに‥‥そう考えるのが <br> 自然だよな‥‥) 」
カンラ 「最近じゃ警察から話を聞かれること<br>もなくなりましたけど‥‥ 」
「今度は浅墓の事件で、また警察と <br>顔合わせなきゃならなくなって‥‥」
イモジャ 「‥‥ちょっと気になるのじゃ。 」
ギコ 「何がだ? 」
イモジャ 「実際、残る仲間はサークルのメンバ<br>ーだと‥‥ 」
「それがはっきりしていたのかどうか<br>疑問なのじゃ。 」
ギコ 「確かに‥‥ 」
カンラ 「でも‥‥警察はそうだってカクシン<br>していたようだけどなあ。 」
「ああ、そういえば‥‥ 」
ギコ 「どうした? 」
カンラ 「最初はサークルのメンバー全員につ<br>いて聞かれたんですけど‥‥ 」
「部長についていろいろ聞いてくるこ<br>とが多かったですねえ。 」
ギコ 「(板川のこと‥‥?) 」
カンラ 「ま、他の連中のことも <br>調べていたかもしれませんけど。 」
イモジャ 「むむむ‥‥‥‥どうも、その事件の<br>ことも気になるのじゃ。 」
ギコ 「(強盗事件か‥‥ <br> 調べてみる必要がある!) 」
・探偵2-8
緑文字 「 同日 某時刻 <br> 留置所 面会室 」
??? 「はぁ‥‥ 」
ギコ 「(もう聞きなれた <br> タメ息が聞こえる。) 」
(杏子、登場)
アンコ 「ギコさん‥‥ 」
ギコ 「相変わらず落ち込んでいるな。 」
イモジャ 「元気出すのじゃ。 <br>慰めてあげるのじゃ。 」
アンコ 「ありがとうございます‥‥ 」
ギコ 「(ショボ刑事とは正反対だな‥‥) 」
「話す」
「今日の法廷」
「杏子のこと」
「事件のこと」
「今日の法廷」
アンコ 「今日の法廷‥‥その‥ <br>ありがとうございます。 」
ギコ 「あぁ!ありがとう。明日は必ず <br>無罪を勝ち取ってやる! 」
アンコ 「そ‥‥そうですか‥。はぁ。 」
ギコ 「(な、何でそこでタメ息なんだ!) 」
イモジャ 「今日の法廷で被告席を <br>見ていたけど‥‥‥、 」
「まるで生死の狭間をサマよう様な <br>顔をしていたのじゃ。 」
アンコ 「こう言うのもなんですけど、 <br>正直1回程死んだ様な気もします。」
ギコ 「う‥‥! <br>(崖っぷちだったしな‥確かに。)」
「杏子のこと」
アンコ 「一通りの不幸は体験したと思って <br>いましたが、甘かったです。 」
ギコ 「ど、どういうことだ?一体。 」
アンコ 「同じサークルの人が殺され、自分は<br>それの犯人だと冤罪を着せられ、 」
「自分は無実なのにも関わらず、法廷<br>では不必要な生死を賭けたスリルを」
「体験するわで本当に自分がいかに <br>不幸なのかが分かっちゃいますよ。」
ギコ 「ううぅ‥‥スマン。 」
「事件のこと」
ギコ 「なぁ、杏子。他の参加者について <br>なんだケド、何か知らないか? 」
アンコ 「え~と、具体的にどんな事ですか? 」
ギコ 「他の参加者の行動を教えてくれ。 」
アンコ 「そうですねぇ、参加者達は全員 <br>自分の番が回るまでは 」
「自由行動をしてましたね。 <br>特にすることもなく。 」
ギコ 「そうか‥‥。 」
アンコ 「甘楽くんと浅墓くんだけ、みんなが<br>来る前に林の中へ行ったんです。 」
「まぁ、オバケ役でしたから。 <br>一足先に着替えてたんでしょう。 」
ギコ 「う~ん。他には? 」
アンコ 「ご、ごめんなさい。私、これ以上は<br>あまり詳しく知りません。 」
「キモだめしをしたときも、最初に <br>会った人を憶えてないんです。 」
ギコ 「そうか。ありがとう。 」
「(殺害には必ず動機が存在する。 <br>今度はそれを聞いてみるか。) 」
「話す」に「浅墓のこと」が追加
「浅墓のこと」
ギコ 「なあ、杏子。浅墓が殺される理由で<br>何か思い当たることはないか? 」
アンコ 「みんな動機は特に無いと思います。<br>浅墓くんは誰とでも仲良く出来て、」
「殺される動機なんて無いんです。 <br>私を除いて‥‥。 」
ギコ 「そうか‥スマン。 」
アンコ 「良いんですけどね。それは別に。 <br>でも‥‥。 」
「やっぱり残念でした。本当に。 」
イモジャ 「アンコ殿‥‥。 」
アンコ 「中学生の頃‥‥1度だけ、彼の家に<br>アソビに行ったことがあるんです。」
アンコ 「今でもよく覚えています‥‥。 」
アンコ 「浅墓くん、ミョーにはりきって <br>いました。 」
アンコ 「自分の作った模型のこと、 <br>アツく語ってました。 」
ギコ 「もけい‥‥? 」
アンコ 「浅墓くん、前から <br>模型作りが趣味だったんです。 」
「最近は中に物を入れる事の出来る <br>模型を作っていたみたいですケド。」
アンコ 「小物入れ、と言ったらいいのか‥‥<br>そういうモノに熱心でした。 」
ギコ 「(そういえば‥‥浅墓の家に <br>船の模型があったっけ) 」
イモジャ 「それにしても‥‥ 」
イモジャ 「浅墓殿のことを話す杏子殿、 <br>とても楽しそうだったのじゃ。 」
アンコ 「え。そ、そうですか‥‥? 」
アンコ 「でも、言われてみれば <br>そうかもしれません。 」
アンコ 「やっぱり、もっと仲良くしていれば<br>よかったかな‥‥。 」
ギコ 「杏子‥‥。
「‥‥浅墓君、私にプレゼントを <br>渡すつもりだったそうです。 」
ギコ 「プレゼント? 」
アンコ 「私、もうすぐ誕生日だから、 <br>用意していたらしいです。 」
「でもこんな事になるなんて‥‥。 <br>浅墓君‥‥。 」
ギコ 「‥‥、落ち込むなよ、そんなに。 <br>まずはアンタの無罪が先だ。 」
「それから、墓参りにでも行って <br>やれよ。浅墓もきっと喜ぶぞ。 」
アンコ 「‥‥‥。ありがとうございます。 <br>弁護士さん‥。 」
再び、浅墓宅へ行き船の模型を調べる。
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> デビルコート 浅墓宅 」
ギコ 「‥‥‥‥‥ 」
イモジャ 「? どうしたのじゃ、ギコにぃ。 」
ギコ 「いや、杏子が言っていたことを <br>思い出してな。 」
「浅墓は模型作りが趣味だったって。 」
イモジャ 「それがどうかしたのじゃ? 」
ギコ 「こうも言っていたな。 」
「中に物を入れられるような模型も <br>作っていたって‥‥ 」
イモジャ 「! 何をするつもりなのじゃ? 」
ギコ 「ちょっと気になってな。 」
「調べる」
→模型
「もし、この模型もその類なら‥‥ 」
「中に何か隠してあるんじゃないか‥<br>‥‥そう思ったんだ。 」
イモジャ 「その中に‥‥何か重要な物が <br>隠されていると‥‥? 」
ギコ 「もしかしたら‥‥だが。 」
「‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「‥‥カタッ‥‥ 」
イモジャ 「お‥‥おおおおお! 」
「は‥‥外れたのじゃ! 」
ギコ 「これ、船体部分が <br>2つに分かれているぞ‥‥ 」
「さて、中には‥‥ 」
「‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
イモジャ 「ギコにぃ。 <br>何が入っているのじゃ? 」
ギコ 「(なんだこれ‥‥紙切れ?) 」
「(何か書いてあるようだけど <br> ‥‥これは‥‥) 」
「H‥‥e‥‥l‥‥p‥‥ <br>へ、ヘルプか? 」
イモジャ 「ギコにぃ、なんなのじゃ? <br>その紙切れは。 」
ギコ 「さあ‥‥ 」
イモジャ 「も、もしや、ダイイングメッセージ<br>と言うやつではないかの? 」
ギコ 「いやいや、浅墓は殺される事は <br>知らなかったんだぞ? 」
「大体、それならHelpじゃなくて<br>助けてとか書けばいいんだし‥。 」
イモジャ 「‥‥‥ちょっぴり、残念なのじゃ。 」
「(なんなんだ? <br> “ヘルプ”って‥‥) 」
「(模型に隠しておくくらいだし、 <br> 何かの“パスワード”か?) 」
「(待てよ‥、“パスワード”‥か。<br> 何かあったような‥‥。) 」
青文字 「《紙切れ》を <br>ポケットにつっこんだ。 」
・探偵2-9
緑文字 「 同日 某時刻 <br>ニコニコバンク 貸金庫室 」
イモジャ 「ここに浅墓殿の貸金庫が <br>あるのじゃな? 」
ギコ 「ああ、正面にあるアレだな。 」
「(杏子が預かったキーカード、 <br> こいつを使えば‥‥) 」
イモジャ 「しかし‥‥勝手に開けても <br>いいのじゃろうか‥‥ 」
ギコ 「ま、普通はいけないんだろうけど。 」
「ただ、浅墓がキーカードを <br>杏子に預けたこと‥‥ 」
「そして浅墓が殺されたこと‥‥ 」
「なんか繋がりがあるような気がする<br>んだよな‥‥ 」
イモジャ 「むう‥‥じゃ、 <br>とりあえず開けてみるかの? 」
ギコ 「ああ‥‥やってみよう。 」
「調べる」
→「金庫」
ギコ 「これが被害者の金庫だな。 」
イモジャ 「とりあえずギコにぃ。 <br>まずはやってみるのじゃ! 」
緑文字ギコ 「んじゃ、金庫をあけさせて <br>貰おうかな。 」
証拠品提示『キーカード』をつきつける
ギコ“くらえ!”
外した場合
イモジャ 「イヤイヤ違うじゃろう?ギコにぃ。 」
「わらわ達は金庫を開ける為に <br>ここに来たのじゃぞ? 」
「ならば使うのは当然、 <br>このキーカードじゃろう? 」
ギコ 「あ、あぁ。冗談だよ、モチロン。 」
「(オレの渾身の“くらえ!”は <br> 彼方へと消えてしまった。) 」正解した場合へ
正解した場合
キンコ 「 ‥‥ピー‥‥ 」
イモジャ 「ギコにぃ、 <br>次は暗証番号を打ち込むのじゃ。 」
ギコ 「分かった。 」
「(暗証番号か‥‥ <br> 何か手がかりがないかな‥‥) 」
さらに暗証番号を打ち込む場面に→9194と打ち込む
緑文字 「‥‥カチャッ‥‥ 」
ギコ 「‥‥‥‥開いた。 」
イモジャ 「で、何が入っているのじゃ? 」
ギコ 「ちょっと待ってろ。 <br>取り出すから。 」
「(なんだこれ‥‥袋?) 」
「(中には‥‥‥‥) 」
「(‥‥‥‥‥‥‥‥!) 」
イモジャ 「ぎ、ギコにぃ。 <br>どうしたのじゃ? 」
ギコ 「‥‥見てみろ。 」
イモジャ 「! こ、これは‥‥‥‥ <br>ホーセキ‥‥? 」
ギコ 「ああ、宝石だな‥‥ 」
「(浅墓の金庫に宝石‥‥か。) 」
「(オレのスイリが正しければ、 <br> この宝石は恐らく‥‥) 」
イモジャ 「ギコにぃ、どうしたのじゃ? <br>考え込んだりして‥‥ 」
ギコ 「(どうやら‥‥見えてきたな。 <br> この事件の裏が‥‥) 」
青文字 「証拠品《宝石類》の <br>データを法廷記録にファイルした。」
ギコ 「あぁ、そうだ。もうこの紙切れは <br>必要ないな。 」
青文字 「《紙切れ》を丸めて捨てた。 」
イモジャ 「ちゃんとゴミ箱に捨てるのじゃ! 」
・探偵2-10
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> しぃ法律事務所 」
しぃ 「ギコくん、ギコくん! 」
ギコ 「お。所長、帰ってたんだ。 」
しぃ 「そんなことより聞いて! <br>聞いてったら! 」
ギコ 「ど、どうしたんだよ。 <br>そんなに慌てて‥‥。 」
しぃ 「分かったの! <br>分かったのよ! 」
「黒磨日大学! どこかで聞いた覚え<br>があると思ったんだけど‥‥ 」
ギコ 「ああ。こっちも分かったよ。 」
しぃ 「え? 」
(場面暗転)
ギコ 「オレは今回の事件と‥、そして <br>強盗事件のことを 」
「全てしぃにつたえた。 」
しぃ 「そうだったの。 <br>被害者の金庫から‥‥ 」
ギコ 「‥‥分かってきたよ。 <br>今回の殺人事件の真相が。 」
イモジャ 「真相‥‥! 」
しぃ 「とにかく‥‥、まずは2つの問題を<br>整理しておきましょう。 」
「強盗事件‥‥そして <br>黒魔日大学生の殺人事件の事を‥。」
しぃから、強盗事件のこと、土熊殺害事件のことを聞く。
2つとも聞くと、さらに今回の事件との関連について新たに話を聞けるようになる。
話す
「半年前の強盗事件」
「土熊殺害事件」
「しぃの捜査」←上の二つを聞いたら出現
→「半年前の強盗事件」
しぃ 「まず強盗事件‥‥、 <br>土熊がグループの一人なのは‥‥、」
ギコ 「間違いないな。甘楽も話してるし、<br>証拠品の状況からもアキラカだ。 」
「そしてこの宝石‥‥、被害者・浅墓<br>の貸金庫から発見された‥‥ 」
しぃ 「こんな量の宝石、普通の大学生が <br>持っているはずが無いわね。 」
ギコ 「つまり、普通じゃなかったんだ。 <br>浅墓は‥‥。 」
→「土熊殺害事件」
しぃ 「そもそも、どうして半年前、土熊は<br>殺されたのかしら? 」
ギコ 「甘楽が言うには‥‥、土熊は高飛び<br>しようとしていたらしい。 」
しぃ 「高飛び‥‥‥ね。 」
ギコ 「“裏切り者を抹殺する。” <br>それが殺害された動機だろう。 」
しぃ 「それなら当然、犯人は“グループの<br>メンバーの一人”になるわね。 」
ギコ 「そういう事‥‥だ。 」
2つの話を聞き終わると
しぃ 「2つの話から総合すると‥‥。 」
「被害者・浅墓も“強盗に関与”。 <br>土熊は“裏切った為に抹殺”。 」
「話はわかったわ。でも、それだけで<br>はまだ事件に結びつけるのは早い。」
ギコ 「いや、あるさ。 」
「浅墓は部屋の机にこんなメモを <br>隠し持っていた。 」
しぃ 「メモ‥‥‥。 <br>そういう事ね。 」
「‥‥‥‥ギコくん。 」
「今回の事件と強盗事件に接点が <br>ある。それならば、 」
「わたしの捜査の結果も話しておいた<br>ほうがいいみたいね。 」
ギコ 「あぁ、頼む、しぃ。 」
「話す」に「しぃの捜査」が追加
→「しぃの捜査」
しぃ 「実はね、私、強盗に遭った家の人と<br>付き合いがあってね。 」
「その人からいろいろと <br>詳しい事情を聞いたのよ。 」
「家庭教師が黒磨日大学の学生だって<br>ことも‥‥ 」
「もっとも、事件の後で辞めたみたい<br>だけど‥‥ 」
ギコ 「それで‥‥所長も何か調べたのか? 」
しぃ 「どうにかして半年前の事件の情報を<br>得たいと思ってね。 」
「知り合いの刑事さんを、色仕掛けで<br>落としたの。 」
ギコ 「(しぃの色仕掛け‥‥ <br> ぜひ、一度見ておきたいな。) 」
しぃ 「それで‥‥手に入れちゃった。 <br>強盗事件の資料。 」
ギコ 「(警察のモラルは何処へやら‥。 <br> だが!) 」
「それで! 何か! 何か手がかりに<br>なるようなことは‥‥? 」
しぃ 「なかなか興味深いことが <br>書かれていたわ。 」
「警察は、残る2人の犯人を <br>追っていたようだけど‥‥ 」
「どうやら‥‥その内の1人は見当が<br>ついていたようね。 」
ギコ 「(な‥‥なんだって!) 」
「だ、誰なんだ、そいつは? 」
しぃ 「自分で読んでみなさい‥‥はい。 」
法廷記録に『警察の資料』を追加。
○ ○
ギコ 「チェ、チェックしてみよう! 」
ギコ 「‥‥‥‥ 」
しぃ 「どう? ギコくん。 」
ギコ 「(思ったとおりだ‥‥ <br> やっぱり‥‥あいつの名前!) 」
「しぃ、 <br>一つ頼みごとがあるんだが‥‥ 」
しぃ 「なあに? 」
ギコ 「この宝石なんだが‥‥ 」
「警察が持つ盗難届けのリストと <br>照らし合わせてくれないか? 」
「こんな大量の宝石を浅墓が <br>持っているのはおかしい。 」
「こいつの出所を‥‥、 <br>はっきりさせておく必要がある! 」
しぃ 「‥‥なるほどね。 」
「いいわよ。わたしに任せなさい! 」
ギコ 「‥‥‥‥ガメるなよ。 」
しぃ 「失礼ね! 」
青文字 「持っていた『宝石類』を <br>しぃに預けた。 」
ギコ 「(さて、次に何かする事は <br> 無かったかな?) 」
「(そういえば‥‥、) 」
~回想~
イモジャ 「ギコにぃ。後で <br>南墓地に行くのじゃ! 」
ギコ 「南墓地?何でだよ? 」
イモジャ 「わらわの姉者は“科学捜査研究所”<br>通称“科捜研”の刑事なのじゃ! 」
「姉者はわらわ達の証拠品を調べて <br>くれるそうなのじゃ。 」
~回想終了~
ギコ 「(『証拠品を調べてくれる』とか <br> 言っていたな。) 」
「(行って見るか。南墓地に。) 」
・探偵2-11
○ ○
緑文字 「 同日 某時刻 <br> 南墓地 」
ギコ 「(さて、この事件もいよいよ <br> 大詰めだな。) 」
「(残りの手掛かりは‥‥、) 」
??? 「ハァ~イ!こっちよ妹者ァ~! 」
イモジャ 「ホレホレ、ギコにぃ。 <br>来たのじゃ! 」
(姉者登場)
??? 「へぇ~、ねぇ妹者、この人が? 」
イモジャ 「ウム。そうなのじゃ姉者。 」
ギコ 「‥‥‥‥‥‥‥なぁ、妹者、 <br>知り合いか?この人と。 」
イモジャ 「何を言っておるのじゃギコにぃ! 」
「流石 姉者(さすが あねじゃ)。<br>わらわの姉者なのじゃ! 」
ギコ 「(姉者‥‥、この人が!) 」
アネジャ 「流石 姉者です。 <br>‥‥‥よろしくね、ギコ君。 」
ギコ 「え? 」
→「話す」
「オレの名前」
「姉者のこと」
「オレの名前」
ギコ 「な、なぁ、一つ聞いていいかな? 」
アネジャ 「あら、何かしら? 」
ギコ 「どうして‥‥オレの名前を <br>知っているんだ?教えてないぞ。 」
アネジャ 「あぁ、その事ね。他の人から <br>教えてもらったのよ。当然。 」
ギコ 「‥‥妹者からか? 」
アネジャ 「ま。確かに携帯で妹者からにも <br>聞いたけどね。 」
「それ以前に検事から聞いたこと <br>あったしね。 」
ギコ 「け、検事‥‥? 」
アネジャ 「ええ、当然知っているでしょ? <br>フサギコ検事。 」
ギコ 「フ、フサギコ!? <br>どうしてアイツの名前が‥。 」
アネジャ 「当然よ。私、部下だもの。 <br>フサギコ検事のね。 」
ギコ 「えええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ! 」
イモジャ 「ほ、ホントなのかの?姉者! 」
アネジャ 「あれ?話さなかったっけ? 」
イモジャ 「聞いてないのじゃ! 」
「話す」に「検事・フサギコ」が追加
「検事・フサギコ」
アネジャ 「検事からいつも聞かされたわ。 <br>法廷で戦う以前からね。 」
「『ついにアイツと戦える。』とか <bt>『オレサマが勝ってみせる!』とか」
「アナタと戦う前日は特によく <br>話していたわね。 」
ギコ 「はぁ‥‥、 」
アネジャ 「でも不思議なのよねぇ。 」
ギコ 「? 何がだ? 」
アネジャ 「フサギコ検事、格段にプライドが <br>高いから、 」
「負けたら暴れだすとか <br>思ってたけど、 」
「帰っても全然そんな様子はないし、<br>それどころか‥‥、 」
「少し嬉しそうだとか聞いたし。 <br>それに‥‥ 」
ギコ 「まだあるのかよ‥‥。 」
アネジャ 「検事、以前の事件の犯人に面会した<br>らしいんだけど、 」
「その女の子を慰めてたんだって、 」
アネジャ 「ホント、わからないものね。 <br>“検事”なのに。 」
ギコ 「(オレには少し分かる気がする。) 」
「(アイツは‥そんな奴だからな。) 」
「姉者のこと」
ギコ 「科学捜査研究所の刑事なんだろ? <br>姉者って。 」
アネジャ 「あら、そのとおりよ。 <br>ご明察ね、ギコくん。 」
ギコ 「(別に察した訳じゃない。) 」
「所で妹者から聞いたんだけど‥。 」
アネジャ 「あら?何かしら? 」
ギコ 「流石家って全員法律関係の仕事に <br>就いているって聞いたけど。 」
「科捜研って、法律とはあまり <br>関係ないんじゃぁ‥‥。 」
イモジャ 「ぎ、ギコにぃ‥‥‥それは‥‥。 」
アネジャ 「確かにそうね。‥でもね、 <br>仕方ないのよ。 」
「だってアタシ、才能に恵まれない <br>イラナイ子だもの‥‥。 」
ギコ 「え‥‥‥。 」
イモジャ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。 」
「話す」に「流石家の才能」が追加。
「流石家の才能」
ギコ 「ど、どう言うことだよ。今の‥。 」
アネジャ 「流石家の家系は探偵一族よ。 <br>その才能は流石家の血を引く者が、」
「代々、子々孫々に伝えられるもの <br>なのよ。 」
ギコ 「(なんだか、俺たちとは次元が <br> 違うみたいだな。) 」
アネジャ 「私は流石家で一番最初に <br>生まれた子なんだけど。 」
「でも‥‥‥兄弟の中で唯一人 <br>才能に恵まれなかったのよ。私は。」
「妹者も、下の弟の方も分かるけど、<br>ボンクラの方の弟にまで負けたのが」
「ある意味、一番痛かったわね。 <br> でも‥‥‥。 」
「後悔はしなかったわ。そのお陰で <br>私は“宿命”と言う名の束縛から、」
「逃れる事ができたし、好きな事が <br>出来るようになったわ。 」
ギコ 「それが‥‥今の仕事か? 」
アネジャ 「ええ。必死に勉強したけどね。 <br>念願の科捜研に入れたときは‥、 」
「嬉しかったわ。才能の無い私でも、<br>やれば出来ると証明できたから。 」
イモジャ 「ち、違うのじゃ!姉者は! <br>天才なのじゃ!わらわと違って! 」
アネジャ 「いいえ、逆よ、妹者。 <br>アナタが天才で、私が凡才なの。 」
イモジャ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。 」
アネジャ 「ねぇ、ギコ君。 」
ギコ 「な、何だよ‥。 」
アネジャ 「妹者のこと‥‥よろしくね。 」
「あの子は天才よ。 <br>母者と同じくらいにね。 」
「だから、きっとアナタの <br>役に立ってくれるわ。 」
「でも、幼い故に、まだ不安定なの。<br>だから‥‥支えになってあげて。 」
ギコ 「‥‥‥‥任せとけって。 」
イモジャ 「何の話をしてるのじゃ? 」
アネジャ 「ううん。何でもないわ。 」
「流石家の才能」を聞き終わると
アネジャ 「さて、そろそろ本題に <br>入りましょうか。 」
(トリック&ロジック)
「あなた達はこの私に検査して <br>もらいたい証拠品があるって、 」
「妹者から聞いているわ。 」
イモジャ 「うむ。そうなのじゃ。 <br>ホレ、ギコにぃ。 」
ギコ 「あ、あぁ、分かってるよ。 」
※1
緑文字ギコ 「なぁ姉者、コイツを検査して <br>くれないか? 」
外した場合
ギコ“くらえ!”
イモジャ 「待つのじゃ!ギコにぃ。 」
ギコ 「え? 」
イモジャ 「調べて欲しいのはそんな物じゃ <br>なかろう?他にあるはずじゃ。 」
ギコ 「わ、わかってるよ。冗談だって。 」※1へ
→『汚れた布』
ギコ“くらえ!”
ギコ 「この汚れた布、少しだけど赤い斑点<br>が付いているんだ。 」
アネジャ 「赤い斑点‥‥。 」
ギコ 「俺たちはこれを血液と見ているん <br>だけど、わからないんだ。 」
イモジャ 「だから姉者にこれを調べて <br>もらいたいのじゃ。 」
アネジャ 「フッフッフ、そんなの、 <br>お安い御用よ。 」
ギコ 「それともう一つお願いが <br>あるんだが、 」
アネジャ 「わかってるわよ。フサギコ検事 <br>でしょ? 」
ギコ 「ああ、フサギコには内緒に‥‥、 <br>出来るか? 」
アネジャ 「本当はいけないんだけどね、 <br>カワイイ妹やアナタの願いだもの。」
「特別に内緒にしといてあげるわ。 」
イモジャ 「スマナイのじゃ。姉者。 」
青文字 「証拠品《汚れた布》を、 <br>姉者に預けた。 」
アネジャ 「それじゃ、早速帰って調べて <br>みるわね。 」
(姉者、立ち去る)
イモジャ 「ギコにぃ。 コレだけでよかったか<br>のぅ・・・・うーむ‥‥ 」
ギコ 「確かに‥‥何か忘れてるような‥。 」
※2
→引き止める
もうない
→引き止める
ギコ“待った!”
(姉者、戻ってくる)
アネジャ 「どうしたの?まだ何か <br>あるのかしら?
緑文字ギコ 「スマナイが、 <br>コイツも一緒に調べてくれないか?」
→『包帯』
ギコ“くらえ!”
アネジャ 「それは? 」
ギコ 「この包帯、焼却炉から見つけたん <br>だが、これも血痕がついてるんだ。」
アネジャ 「ふ~ん、なるほど。 」
ギコ 「調べてくれるか? 」
アネジャ 「任せなさい!この姉者様に化学で <br>出来ないことなんてないんだから!」
イモジャ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ボソッ<br>(自信過剰なのじゃ‥。) 」
アネジャ 「何か言ったかしら?妹者。 」
イモジャ 「い、いや!何もないのじゃ! 」
青文字 「証拠品《包帯》を姉者に預けた。 」
ギコ 「(まだ謎は残っている‥‥) 」
「(板川と話した時に出てきた <br> ふしあなさん‥‥) 」
「(そろそろ‥‥解除できるはずだ。<br> ‥‥行こう! ヤツの所へ!) 」
→もうない
ギコ 「う~ん、何かありそうなんだけど、<br>思い浮かんでこないんだよな。 」
イモジャ 「本当にそうなのかの? <br>よく考えてみるのじゃ。 」
ギコ 「確かに‥‥何か忘れてるような‥。 」※2へループ
・探偵2-12
○ ○
緑文字 「 同日 午後5時21分 <br> 北墓地 」
イタガワ 「おや、弁護士さん。 <br>また来たんですか‥‥ 」
ギコ 「まあな。 」
「さて板川。そろそろお互いハラを <br>見せ合って話し合おうか‥‥ 」
イタガワ 「どういう意味です? それ。 」
ギコ 「じきに分かるよ。 」
「(浅墓のトラブル‥‥ <br> ヤツはそいつを隠している。) 」
「(絶対に引きずり出してみせる!) 」
板川に『ふしあなさん』をつきつけ解除開始。
ギコ“くらえ!”
キコエナイ5匹出現
赤文字 「 ~事件の動機~ 」
ギコ 「板川、お前は浅墓を殺す動機を持つ<br>人間は思いつかないと言ったな。 」
イタガワ 「ええ。だって知りませんから。 」
※1
「ボクの知る限りじゃ、誰とも <br>トラブルはなかったはずですよ。 」
ギコ 「そうか‥‥でもな。 」
「実はあったんだよ。 <br>浅墓には‥‥トラブルが。 」
イタガワ 「何ですって‥‥? 」
「それ、間違いないんですか? 」
ギコ 「(あくまで知らないフリを <br> するつもりか‥‥) 」
緑文字ギコ 「浅墓がトラブルを抱えていたという<br>コンキョは‥‥ 」
外した場合
ギコ“くらえ!”
ギコ 「これを見てみろよ。板川。 」
イタガワ 「はい、見ました。 」
ギコ 「あぁ、ありがとう。 」
イタガワ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>あの、それで? 」
ギコ 「‥‥‥スマン、今のは忘れてくれ。 」
イタガワ 「あなたの頭のトラブルを片付ける <br>のが先なんじゃないですか? 」(心証ゲージDown)
ギコ 「(コノヤロウ‥‥。) 」※1へ
→『浅墓のメモ』をつきつける
ギコ“くらえ!”
ギコ 「これは浅墓の部屋にあった物だ。 」
「見てくれ。書いてあるだろ? 」
「『Dの件で先輩とトラブル』‥‥ <br>な? 」
イタガワ 「へえ‥‥確かに。 」
「でも‥‥だからどうしたってわけ <br>じゃありませんよね。 」
ギコ 「何だって? 」
イタガワ 「この“Dの件”も、“先輩”も、 <br>今度の事件と関係あるかどうか‥‥」
「それが分からなければ、 <br>どうしようもないですよね? 」
ギコ 「そうだな。 <br>‥‥じゃあ、次はそれだ。 」
イタガワ 「え‥‥ 」
※2
緑文字ギコ 「このメモに書かれている“Dの件”<br>とは‥‥ 」
外した場合
ギコ“くらえ!”
ギコ 「これの事だよな?Dの件って‥。 」
イタガワ 「なんで急に下手に出るんですか? 」
「弁護士さん、まさかそんなんで <br>話が通るなんて思ってませんよね。」(心証ゲージDown)
ギコ 「(メモに書かれたトラブルの原因が<br> この“D”だ。) 」
「(考えろ。この“D”が <br> 何を意味するかを‥。) 」
イタガワ 「もう十分ですか?弁護士さん。 」
ギコ 「いいや、まだだ。 <br>(ここで引いたら男じゃねぇ!) 」※2へ
→『新聞記事・1』or『土熊 岳彦』をつきつける
ギコ“くらえ!”
ギコ 「今から2ヶ月前‥‥ <br>ある殺人事件が起きた。 」
「被害者は‥‥土熊 岳彦。 <br>黒磨日大学の学生だ。 」
イタガワ 「あ‥‥ 」
ギコ 「土熊はオカルトサークルのメンバー<br>でもあったんだってな? 」
イタガワ 「! 」
ギコ 「メモに書かれている“D”‥‥ <br>それは土熊の“D”だったんだよ。」
キコエナイ1匹消滅
イタガワ 「な‥‥そんな‥‥! 」
「ちょ、ちょっと待ってください。 」
「この“D”が本当に土熊のことか <br>分からないじゃないですか! 」
ギコ 「じゃあ何だと思うんだ? 」
イタガワ 「ひょ、ひょっとしたら、ダニエルの<br>“D”かもしれませんよ! 」
ギコ 「だ、誰だよ。ダニエルって。 」
イタガワ 「ウチの大学の留学生ですよ。 」
「“D”がダニエルのことじゃないと<br>断言できるんですか! 」
ギコ 「(うっ‥‥! <br> ムチャクチャ言いやがる‥‥) 」
「(なんとしてでも、土熊と関連付け<br> させないと‥‥) 」
※3
「いいか、板川。 」
「浅墓が土熊の事件のことを気にして<br>いたことは確かなんだよ。 」
イタガワ 「! <br>そ、それだったら‥‥。 」
緑文字イタ 「浅墓くんが間違いなく土熊と <br>関わっていた証拠があるんですか?」
外した場合
ギコ“くらえ!”
ギコ 「これを見ればもう明らかだろ? 」
イタガワ 「‥!ええ!わかりましたよ! 」
「ヤハリ弁護士さんもダニエルを <br>疑っていたんですね! 」
ギコ 「‥‥‥ハイ? 」
イタガワ 「そうなんですよね、アイツ、 <br>どうも最近素振が怪しかったし‥。」
ギコ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>(要するにハズレという事だな。)」(心証ゲージDown)
「板川、とりあえずそのダニエル <br>とやらは後回しだ。(永久に。) 」※3へ
→『新聞記事・2』をつきつける
ギコ“くらえ!”
ギコ 「お前も知らないわけじゃないだろ?<br>半年前の事件‥‥ 」
イタガワ 「う‥‥! 」
ギコ 「半年前の強盗事件‥‥ <br>浅墓はその記事を保管していた。 」
「“D”のことといい、記事といい、<br>ただのグーゼンだと思うか? 」
イタガワ 「ぐうぅッ‥‥! 」
キコエナイ1匹消滅
イタガワ 「それじゃあ‥‥仮にあなたのスイリ<br>が正しいとしましょう。 」
「それで‥‥どうなるんです? 」
ギコ 「そこで問題になるのが‥‥ <br>“先輩”の存在だ。 」
「もちろん、浅墓のメモに <br>書いてあった“先輩”のことだよ。」
イタガワ 「‥‥‥‥! 」
ギコ 「浅墓は土熊のことで、 <br>この“先輩”とトラブルがあった。」
「じゃあ、この“先輩”とは <br>いったい誰なのか? 」
イタガワ 「あ、あなたに分かるとでも‥‥? 」
※4
ギコ 「(難しいことじゃない。 <br> もう分かりきっている‥‥) 」
青文字ギコ 「(浅墓とトラブルのあった“先輩”<br> ‥‥その人物とは!) 」
外した場合
ギコ 「メモに書かれた“先輩”それは <br>コイツなんじゃないか!? 」
イタガワ 「そ、そう言われましても‥。 」
「それをボクに見せてどうするつもり<br>なんです?弁護士さん。 」
ギコ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>(俺は何をしたかったんだろう?)」(心証ゲージDown)
「(いかんいかん、ちゃんとしろ俺!<br> 考えれば分かることだろう。) 」
「(甘楽から聞いたこと、 <br> そして“先輩”の存在。) 」※4へ
→『板川 淳二』をつきつける
ギコ“くらえ!”
ギコ 「お前のことさ。板川‥‥ 」
イタガワ 「な‥‥‥‥! 」
ギコ 「浅墓とトラブルがあったのは、 <br>他でもないお前なんだよ! 」
イタガワ 「ぐあああああ! 」
「ば‥‥バカなァァァッ! 」
キコエナイ1匹消滅
「い、いったい何故‥‥ <br>ボクが浅墓と‥‥ 」
「あなたの言っていることは <br>ゼンブ間違っている! 」
ギコ 「さて、そいつはどうだろう? 」
イタガワ 「そもそも、何故そのことに <br>土熊も関わっているんですか? 」
「浅墓と土熊、そしてボク。 」
「同じサークルの仲間だということ <br>以外、何も‥‥ 」
ギコ 「そう。まさにそれだよ。 」
「お前たち3人は同じサークルの仲間<br>同士だった。 」
「そしてそこに‥‥もう1つの関係が<br>隠されていたんだ。 」
イタガワ 「も、もう1つの関係‥‥? 」
ギコ 「まだシラをきり通すつもりなら <br>言い当ててやろうか? 」
緑文字ギコ 「浅墓と土熊、そしてお前を繋ぐ <br>もう1つの関係とは‥‥ 」
→『新聞記事・2』をつきつける
ギコ“くらえ!”
ギコ 「半年前の強盗事件‥‥ 」
「犯人グループは‥‥3人いた。 」
「警察の捜査で、1人が土熊だと <br>明らかになっている。 」
「しかし、残りの2人は誰だか <br>未だに分かっていない。 」
イタガワ 「そ、それがなんだと‥‥ 」
ギコ 「(3人の隠された関係‥‥) 」
「(それが何なのか‥‥ <br> じらすのはもういいだろう。) 」
「(今、ここで! <br> はっきり言ってみせる!) 」
※5
「いいか! <br> お前たち3人は‥‥ 」
→愛の三角関係
大の仲良し
強盗事件の犯人グループ
○ ○
ギコ 「お前達3人の関係‥‥、 <br>早い段階でわかりかけてたんだ‥。」
イタガワ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
ギコ 「そう‥‥お前たちは、性別の壁を <br>超えたアツく、ノウミツな関係に‥」
イタガワ 「ちょちょちょっちょちょ <br>待ってください待ってください! 」
「今までの会話の流れからどうして <br>そんな答えに行き着いたんですか!」
ギコ 「さぁな、生憎その手の話はオレにも<br>よく分からん。 」
イタガワ 「分かりもしないのにどうしてそんな<br>妄想に走ったんですか!? 」
「あなたのその思考回路は人そのもの<br>を馬鹿にしている! 」(全ゲージ消滅)
愛の三角関係
→大の仲良し
強盗事件の犯人グループ
ギコ 「まぁ、なんとなくそんな気は <br>していたんだ。 」
イタガワ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
ギコ 「お前達、いつも3人で遊ぶ <br>仲良しグループなんだろ? 」
イタガワ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥え? 」
ギコ 「あれ?違うのか? 」
イタガワ 「い、いや、違うとは言いませんが、<br>何と言うか‥‥その‥、 」
「ここまで話を引っ張っといて <br>随分平和的な答えになりましたね。」
ギコ 「(‥‥俺もそう思う。) 」
イタガワ 「やり直し‥‥ですね。 <br>アナタの頭の中から。 」(心証ゲージDown)
ギコ 「(バカにしやがって‥!) 」※5へ
愛の三角関係
大の仲良し
→強盗事件の犯人グループ
ギコ 「ここに警察の捜査資料がある。 」
「お前は警察からマークされていた。<br>ある事件の容疑者としてだ。 」
イタガワ 「! 」
ギコ 「何の事件か‥‥ <br>言うまでもないよな? 」
「お前自身、よく分かってるだろ? 」
「そう、半年前に起きた‥‥ <br>あの強盗事件だよ! 」
イタガワ 「‥‥‥‥ 」
ギコ 「はっきり言ってやるよ。 」
「土熊と浅墓、そしてお前は‥‥ <br>この事件の犯人だったんだ! 」
イタガワ 「いいがかりもいい加減にしろ。 <br>殺すぞオマエ。 」
ギコ 「何? 」
イタガワ 「あ‥‥ 」
キコエナイ2匹消滅
(解除成功)
(心証ゲージ回復)
→「事件の動機」
イタガワ 「弁護士さん、とても面白く聞かせて<br>いただきました。 」
「いいでしょう。 <br>‥‥出来る限り答えますよ。 」
ギコ 「このメモ‥‥“D”の件って。 」
「土熊が殺されたことで、 <br>浅墓ともめたのか? 」
イタガワ 「言っておきますけど‥‥ 」
「ボクがあの事件の犯人だという <br>根拠はないんですよ。 」
「あくまでも、それはあなたの <br>スイソクに過ぎないんです。 」
イモジャ 「スイソクなんかじゃないのじゃ! <br>おぬしは間違いなく‥‥ 」
イタガワ 「証拠があれば、 <br>とっくにボクは刑務所の中です。 」
「それがないから、今もこうして <br>のんびり暮らしてるんでしょう? 」
イモジャ 「う‥‥ 」
イタガワ 「いいですよ。浅墓と口論したことは<br>認めてあげます。 」
「ある日、浅墓のヤツが言ってきたん<br>です。突然。 」
「『先輩! どうして土熊を‥‥』 <br>って言ってきたのさ。 」
「ボクには何のことか <br>さっぱり分かりませんでした。 」
「『言っていることが分からないな』<br>とだけ言っておきましたよ。 」
ギコ 「‥‥じゃあ、別の質問をしよう。 」
「お前、死んだ土熊のこと‥‥ <br>どう思っている? 」
イタガワ 「バカなヤツですよねえ、まったく。 」
「仲間を見捨てて自分だけ逃げようと<br>考えるから、ああなるんです。 」
「やっぱり持つべきものは、 <br>良きトモダチですね。 」
ギコ 「‥‥‥‥ 」
イタガワ 「土熊が死んだことで、 <br>警察の捜査も行き詰って‥‥。 」
「連中はボクの身辺を <br>徹底的に調べ上げたそうです。 」
「でも‥‥ <br>それでも証拠はつかめなかった。 」
「まあ、仕方ないですよ。 」
「仮にボクが犯人だとしても決定的な<br>証拠だけは残しませんから。 」
「それならいくら疑いが深くても、 <br>ヤツらは手を出せんませんしねえ。」
ギコ 「(こいつ‥‥!) 」
(「真犯人の告発」が新たに出てくる。)
→「真犯人の告発」
イタガワ 「で? あなたはどうしたいんです?<br>ボクを強盗犯として告発します? 」
「でも、あなたには杏子の無罪を <br>立証するというお仕事があるなあ。」
「カワイイ依頼人を放っておいて、 <br>探偵に鞍替えするんですか? 」
イモジャ 「わらわは本物の探偵なのじゃ! <br>オヌシなどわらわがズバッっと‥‥」
ギコ 「妹者。ちょっと黙っててくれ。 」
「オレは絶対に杏子を無罪にする。 <br>そして‥‥ 」
「真犯人の首に‥‥縄をかけてやる。 」
イタガワ 「‥‥頼もしいですねえ。 」
「それで、その“真犯人”とやらの <br>見当はついているんですか? 」
ギコ 「ああ。はっきり分かっている。 」
イタガワ 「そうですか。そりゃあいい‥‥。 <br>ああ、そうだ。 」
「‥‥さっき、今日の法廷を見てない<br>って言ったの、ウソだったんです。」
ギコ 「知ってるよ、もう。 」
イタガワ 「いやあ、今日は見事でしたねえ。 <br>名弁護でしたよ。 」
「でも‥‥明日もその弁護を見ること<br>は、出来ますかねえ? 」
ギコ 「どういうことだ? 」
イタガワ 「ククク‥‥ <br>言葉どおりの意味ですよ。 」
すべて話を聞き終えると、イベント発生。
??? 「おや、こんな所で <br>キミと会おうとは‥‥ 」
イタガワ 「お。来たみたいですね。 」
ギコ 「(こ、この声は‥‥) 」
(フサギコ、登場)
イモジャ 「あ! ムサギコ検事なのじゃ! 」
フサギコ 「誰がムサギコじゃボケェ! <br>フサギコだゴルァ! 」
ショボ 「ふ、フサギコ検事‥‥ <br>オトナゲないんですョ。 」
ギコ 「(初っ端から台無しだな‥。) 」
イタガワ 「今、弁護士さんとお話ししてたとこ<br>ろなんですよ。 」
フサギコ 「そうか。だが、もういいだろう? <br>手続きもあるし‥‥ 」
ギコ 「おい、ショボ刑事。 <br>どういうことなんだ? 」
ショボ 「どういうことも何も‥‥ 」
「板川 淳二は‥‥明日の裁判に <br>おける検察側の証人なんですョ。 」
イモジャ 「な、なんじゃとおおお! 」
イタガワ 「そういうことです‥‥」
ギコ 「(板川が‥‥明日の証人!) 」
フサギコ 「それでは行こうか。 <br>では、また明日会おう。 」
ギコ“待った!”
ギコ 「ふ‥、ムサギコ! 」
フサギコ 「お前、今ワザと言っただろ! <br>殴られてえのか!ゴルァ! 」
(落花狼藉 推奨)
ギコ 「お、お前‥‥ <br>知らないわけじゃないんだろ? 」
「こいつは‥‥ <br>半年前の事件の容疑者なんだぞ! 」
「それに‥‥2ヶ月前の殺人だって、<br>こいつが関わっていないとも‥‥ 」
フサギコ 「‥‥‥‥‥‥ 」
「今、私が捜査しているのは、 <br>ここで起きた殺人事件だ。 」
「たとえ、彼が強盗事件で <br>灰色であったにせよ‥‥ 」
「告訴されてない以上、私にとっては<br>大事な証人。いや‥‥ 」
「それ以前に‥‥普通の一市民だ。 」
ギコ 「そ‥‥そんな‥‥! 」
フサギコ 「‥‥‥弁護士の仕事は無罪を立証 <br>すること。それと同じように、 」
「検事は被告人の有罪を <br>立証する事だ。 」
「私は検事の“仕事”を <br>やらせてもらう。 」
「お前も大人なら、そんな世の理 <br>くらい理解できるだろう? 」
「だからお前も弁護士の仕事を <br>することだ。 」
「さもなければ、このオレサマが‥ <br>貴様を叩き潰すだけだ! 」
ギコ 「‥‥く‥‥‥クソッ! 」
イタガワ 「それでは弁護士さん。 <br>さようなら‥‥ 」
(板川、立ち去る)
イモジャ 「そ、そんな‥‥ <br>納得いかないのじゃ! 」
「待つのじゃ! クサギコ検事! 」
フサギコ 「フサギコだっつってんだろ! <br>間違えんな! 」
ショボ 「け、検事‥‥落ち着いて‥‥ 」
イモジャ 「ギコにぃ‥‥ 」
ギコ 「どうやら‥‥戦うしかないな。 <br>明日、法廷で‥‥ 」
イモジャ 「‥‥! 」
(画面暗転)
ギコ 「(アイツの“仕事”‥‥か。 <br> ならばオレだって‥。) 」
「(杏子を救い出すという“仕事”を<br> するまでだ!) 」
「(俺のやることはもう決まった!) 」
「(板川‥‥アイツこそ‥、 <br> この事件の真犯人だ!) 」
「(絶対に‥‥お前の罪を <br> 暴いてみせる!) 」
「(殺された浅墓や土熊‥‥ <br> そして、杏子のために!) 」
つづく