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第2回・法廷(後半)
2-2-1
                      ○                 ○
緑文字   「  同日 午前11時33分   <br> 地方裁判所 被告人第3控え室 」

アンコ   「はぁ‥‥                              」
ギコ    「やっぱりショックか?                        」
アンコ   「間違いじゃないんですか?    <br>部長のこと‥‥         」
ギコ    「ああ、浅墓を殺した真犯人は   <br>間違いなく板川だ。       」
      「そしてヤツは、         <br>お前にその罪を着せたんだ。   」
アンコ   「そんな‥‥ひどいです。                       」
???   「全く、信じられないよなー。                     」
イモジャ  「絶対にユルさないのじゃ!                      」
ギコ    「板川‥‥            <br>絶対に尻尾をつかんでやる!   」
???   「イセイがいいですね!      <br>頼もしいや!          」
アンコ   「ところで‥‥                            」
      「部長が浅墓くんを殺した動機って <br>何なんですか?         」
ギコ    「‥‥じきに分かるよ。                        」
アンコ   「そうですか‥‥。                          」
???   「うーん、何なんだろうなあ。                     」
ギコ    「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

(甘楽、登場)

カンラ   「‥‥‥‥‥                             」
ギコ    「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥                        」
カンラ   「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥                  」
ギコ    「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>‥‥              」
カンラ   「‥‥‥‥‥何か言ってくださいよ。                  」
ギコ    「何でお前がいるんだよ!                       」
カンラ   「なんですか、それ。まるでオレが <br>いたらいけないみたいに!    」
ギコ    「別にそういうわけじゃないが‥‥                   」
      「だいたい、何しに来たんだ?                     」
      「それに、こんなクソ暑いのに   <br>包帯ファッションなんかやめろよ。」
カンラ   「これでも大変なんですよ。金が無く<br>て安物の包帯しか使えないから。 」
      「ゴム入りの包帯なら、カンタンに <br>ぴったりフィットできるんだけど。」 
ギコ    「お前も苦労してんだな・・・・    <br>(無駄なところで‥‥)     」
カンラ   「ところで、実は裁判所に来る途中、<br>キレイなお姉さんと会いまして‥‥」
ギコ    「キレイなお姉さん‥‥?                       」
しぃ    「ギコくん!                             」
ギコ    「所長!                               」
しぃ    「たまたま彼と会ってね。     <br>バイクに乗せてもらったの。   」
カンラ   「弁護士さんもスミに置けませんねえ<br>‥‥こんな人と知り合いとは。  」
しぃ    「はい! これ、頼まれてた物。                    」

(しぃ、『宝石類』を取り出す)

ギコ    「ありがとう所長!                          」
      「それで結果は‥‥?                         」
しぃ    「ギコくんも気づいていたとは思うけ<br>ど‥‥             」
      「この宝石、半年前の強盗事件で  <br>盗まれた宝石の一部よ。     」
ギコ    「! (やっぱり‥‥)                        」
      「(これで浅墓とあの事件との繋がり<br> が明らかになったな‥‥)   」

法廷記録に『宝石類』を追加。

ギコ    「(武器はそろった‥‥あとは   <br> 俺の使い方次第、か‥‥)   」
しぃ    「頑張ってね、ギコくん。                       」
      「マイちゃん、          <br>ギコくんの支えになってあげてね。」
イモジャ  「‥‥‥‥                              」
しぃ    「どうしたの? マイちゃん。                     」
イモジャ  「あ。ちょっと考え事を‥‥    <br>いや、なんでもないのじゃ!   」
しぃ    「‥‥?                               」

2-2-2
                      ○                 ○
緑文字   「  同日 午前11時43分   <br>   地方裁判所 第3法廷   」

(傍聴人)
(木槌)

モナー   「これより審理を         <br>再開したいと思います。     」
      「‥‥証人。証言をお願いします。                   」
      「あなたと被害者の関係について。 <br>事実を述べてください。     」
イタガワ  「了解しました‥‥。                         」

(木槌)

モナー   「では証言してもらいましょう!                    」

赤文字   「   ~被害者との関係~                      」

イタガワ 1「浅墓くんと初めて会ったのは   <br>去年の春のことです。      」
     2「杏子ちゃんと一緒にボクらの   <br>サークルに入ってきたんですよ。 」
     3「ボク、カレとはそれなりに    <br>仲が良かったんですよ?     」
     4「杏子ちゃんがカレを疎んで、   <br>殺したってのは納得できますけど。」
     5「他にトラブルを抱えていたって話、<br>ありませんからね。       」


モナー   「なるほど‥‥。                           」
      「被害者とトラブルがあったのは、 <br>被告人だけ。          」
      「自分に動機はない、と。     <br>そう主張するのですね?     」
イタガワ  「分かっていただけました?                      」
モナー   「はい、とてもよく。                         」
      「では弁護人。          <br>尋問をお願いします。      」
ギコ    「(‥‥ポイントは1つ!)                      」
      「(いかにして、板川とあの事件の <br> 繋がりを証明するか‥‥?)  」

【ゆさぶり】
イタガワ 1「浅墓くんと初めて会ったのは   <br>去年の春のことです。      」
ギコ“待った!”
      「去年の春って事は‥‥、                       」
イタガワ  「そうですね。入学してきた時に  <br>なります。           」

イタガワ 2「杏子ちゃんと一緒にボクらの   <br>サークルに入ってきたんですよ。 」
ギコ“待った!”
ギコ    「杏子‥被告人と一緒に入ったのか。                  」
イタガワ  「ええ、杏子ちゃんも友達として  <br>なら仲が良かったみたいですよ。 」
      「まぁ、今の2回生達、甘楽や   <br>ミサくんも一緒でしたが‥。   」

イタガワ 3「ボク、カレとはそれなりに    <br>仲が良かったんですよ?     」
ギコ“待った!”
ギコ    「仲が良かった‥って?                        」
イタガワ  「そのままの意味ですよ。     <br>友達だったんです、僕ら。    」
      「浅墓くんはとても話しやすくて、 <br>誰とでも友達になれるんですよ。 」
ギコ    「(杏子も確かにそんな事を    <br> 言ってたな。)        」
イタガワ  「そんな彼が、殺されるなんて‥‥。<br>僕はありえないと思います。   」


イタガワ 4「杏子ちゃんがカレを疎んで、   <br>殺したってのは納得できますけど。」
ギコ“待った!”
ギコ    「何故納得できるんだ?                        」
イタガワ  「簡単に言ってしまえば、     <br>“痴情のもつれ”って奴ですよ。 」
モナー   「ち、痴情の?                            」
イタガワ  「ま、ボクには関係の無い話ですが。                  」
モナー   「あなたもある意味罪な方ですねぇ。<br>マッタク、最近の若い人は‥‥。 」
ギコ    「あ、杏子以外にもそういう動機が <br>あった奴がいるかもしれないぞ! 」
イタガワ  「それは無いんじゃないかなぁ?                    」

イタガワ 5「他にトラブルを抱えていたって話、<br>ありませんからね。       」
ギコ“待った!”
ギコ    「本当にそうなのか?                         」
イタガワ  「と言うと?                             」
ギコ    「ひょっとしたら、お前自身が   <br>トラブルに巻き込んだケースとか。」
イタガワ  「そんな訳無いじゃないですか。  <br>第一そんなことがあれば僕だって 」
      「立派な容疑者入りじゃないですか。<br>そこまでバカじゃありませんよ。 」
ギコ    「むぐぐぐぐ‥‥。                          」
イモジャ  「むぐぐぐぐじゃないのじゃ!   <br>ギコにぃ!           」
      「よく聞いてみるのじゃ!                       」
ギコ    「(な、何だ? 何かあるのか?)                   」

【ループ】
ギコ    「どうにも自分に好印象を与える  <br>つもりらしいな‥‥。板川のヤツ。」
イモジャ  「とりあえず、ここで証明しなきゃ <br>いけないのは唯一つなのじゃ!  」
ギコ    「(証明しなければならない事、  <br> それは当然、“動機”だな。) 」
      「(杏子以外にも殺す動機を持った <br> 可能性をつきつけてみようか。)」

イタガワ 5「他にトラブルを抱えていたって話、<br>ありませんからね。       」

→つきつける『浅墓のメモ』

ギコ“異議あり!”

ギコ    「被害者は他にトラブルを     <br>抱えていなかった‥‥。     」
      「本当にそうだったのかい?    <br>板川サンよぉ‥‥。       」
フサギコ  「キミを見ていると、何かガラの悪い<br>チンピラを見ている気分になるな。」
ギコ    「う‥‥うるせぇよ!                         」
モナー   「ギコくん。あなたは何か考えがあっ<br>て発言したのですか?      」
ギコ    「もちろん。                             」
ギコ    「ここに被害者が残したメモがある。                  」

(ギコ、『浅墓のメモ』を取り出す)

ギコ    「これにはこう書かれている。                     」
      「『Dの件で先輩とトラブル』‥‥ <br>な?              」
モナー   「た、確かに書かれています!                     」
ギコ    「見ての通り‥‥被害者はあることで<br>トラブルを抱えていたんだ!   」

(傍聴人)
(木槌)
(トリック&ロジック)

2-2-3

モナー   「面白い‥‥           <br>あなたの考えを聞きましょう。  」
      「このメモに書かれている     <br>“先輩”‥‥          」
      「被害者はこの人物と       <br>トラブルがあったようです。   」
      「その人物が誰なのか‥‥     <br>あなたに分かりますか?     」
ギコ    「‥‥ああ。                             」

モナー   「よろしい。では答えてください。                   」
緑文字モナー「被害者とトラブルがあった人物とは<br>誰ですか!           」

→外した場合
ギコ“くらえ!”
ギコ    「これを見て何か思わないか!                     」
モナー   「‥‥!こ、これは!                         」
      「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥                  」(心証ゲージDown)
ギコ    「な、何でそこでペナルティなんだ!                  」
モナー   「立証に失敗したと思ったから、  <br>ペナルティを与えたまでです。  」
フサギコ  「キミはいつも自信が無いと顔にでる<br>からな。私でもわかるぞ。    」
イモジャ  「そ、それは致命的じゃのぅ‥‥。                   」
イタガワ  「アッハッハッハッハッ! 大した事<br>ありませんねぇ、弁護士サン。  」
ギコ    「グッ‥‥            <br>(イヤミを言われてしまった。) 」
      「も、もう一度、もう一度だ!                     」
フサギコ  「‥‥キミもそろそろ、引き際という<br>言葉を覚えた方が良いと思うが。 」
ギコ    「うるさい! 今のは‥‥その、  <br>手を滑らせただけだ!      」
モナー   「では、本当はちゃんと答えを知って<br>いるんですね?         」
ギコ    「も、もちろんだ‥‥。                        」※へ

→『板川 淳二』をつきつける

ギコ“くらえ!”

ギコ    「それはもちろん‥‥       <br>アンタのことだよ。       」
      「板川 淳二‥‥。                          」
イタガワ  「フフフ‥‥。                            」
モナー   「そう言うだろうとは       <br>思っていましたよ。       」
フサギコ  「まあ、当然のことだろうな。                     」
      「では、次の質問へと移ろう。                     」
      「被害者はこの証人とトラブルが  <br>あった。ならば‥‥       」
      「トラブルの原因。        <br>‥‥当然、それがあるはずだ。  」
モナー   「このメモには『Dの件』と    <br>書かれています。        」
      「これが何を示すのか、      <br>それを説明してもらいましょう。 」
ギコ    「‥‥分かった。                           」

モナー   「では、答えてもらいましょう。                    」
緑文字モナー「トラブルの原因‥‥       <br>それはいったい何ですか?    」

→外した場合
ギコ“くらえ!”
ギコ    「トラブルの原因‥‥、      <br>それはもちろんこいつだ!    」
フサギコ“異議あり!”
フサギコ  「マッタク、キミは毎度毎度奇妙な <br>モノをつきつけるな。      」
ギコ    「え‥‥。                              」
フサギコ  「その度に法廷に新たなトラブルを <br>引き起こす事を‥‥       」
(フサギコ効果線アップ)
      「自覚してもらいたいな!                       」
ギコ    「ぐおッ!                              」
イタガワ  「前にも言ったけど、あなたの頭のト<br>ラブルを片付けるのが先では?  」
モナー   「アナタ自身のほうが‥‥、よっぽど<br>トラブルだらけじゃないですか! 」(心証ゲージDown)
ギコ    「ぐぬぬぬぬぅ‥‥。                         」
モナー   「とにかく、もう一度答えなさい。                   」
ギコ    「お、おう‥‥。                           」※へ

→『新聞記事・1』or『土熊 岳彦』をつきつける

ギコ“くらえ!”

(BGMストップ)
ギコ    「今から2ヶ月前‥‥                         」
      「黒磨日大学の学生が       <br>殺害される事件が発生した。   」
      「被害者の名前は、土熊 岳彦。                    」
      「ヤツは‥‥杏子や浅墓たちと同じ、<br>オカルトサークルの一員だった。 」

(傍聴人)
(木槌)

モナー   「まさか以前にも黒磨日大学の学生が<br>殺害される事件があったとは‥‥ 」
      「弁護人、 そのことが今回の事件と<br>関わりがあるのですか?     」
ギコ    「ああ、もちろん。                          」
      「今回の殺人と2ヶ月前の殺人、  <br>この2つの事件は‥‥      」
      「半年前に起きた、もう1つの事件が<br>原因だったんだ。        」
モナー   「半年前の事件‥‥?                         」

(画面暗転)

ギコ    「オレは半年前に起こったあの   <br>強盗事件を裁判長に話した。   」
      「全てを‥‥!                            」

(場面、裁判長席)

モナー   「ふむう。つまり要約すると‥‥                    」
      「この証人と被害者、そして土熊さん<br>の3人が強盗を計画し、実行。  」
      「警察は内部の事情に詳しかった土熊<br>さんに疑惑を抱いた。      」
      「しかし、土熊さんは自分だけ逃亡を<br>図ろうとしたため殺害され‥‥  」
      「そのことで、          <br>この証人と被害者はもめていた。 」
      「それが殺人の動機に繋がった‥‥ <br>ということですね?       」
ギコ    「そういうことだ。                          」
フサギコ  「弁護側の考えは分かった。                      」 
      「だが‥‥はたしてそれが事実なのか<br>は分からない。         」
ギコ    「と言うと?                             」
フサギコ  「確かに土熊 岳彦が犯人であること<br>に疑いの余地はない。      」
      「この証人も疑われていた。    <br>ただし、証拠はなかった。    」
      「百歩譲ってこの証人も犯人だったと<br>しよう。            」
      「だが、それが今回の事件の動機と <br>繋がるのかな?         」
ギコ    「どういうことだ?                          」
フサギコ  「被害者も強盗事件の犯人であったと<br>いう根拠があるのか?      」
      「土熊の仲間はオカルトサークルの <br>メンバーだったと警察は見ている。」
      「‥‥が、浅墓 章太郎もそうだった<br>と断言できるのか?       」
モナー   「フサギコ検事の言うとおりです。                   」
      「被害者も強盗事件の犯人という前提<br>があってこそ‥‥        」
      「弁護側の主張する“動機”が   <br>意味を成すわけです。      」
ギコ    「(浅墓 章太郎が強盗事件の犯人の<br> 1人だった‥‥)       」
      「(これを証明する証拠品は、   <br> あれしかない!)       」
      「よし、じゃあ証拠品を提示しよう。                  」
(“対峙”Start)
      「浅墓が強盗事件の犯人だったという<br>決定的な証拠を!        」
モナー   「あ、あるのですか!       <br>そんな証拠が‥‥        」

(木槌)

モナー   「答えなさい!弁護人!                        」

緑文字モナー「被害者と強盗事件を結びつける  <br>決定的な証拠があるのですか!  」
 
→外した場合
ギコ“くらえ!”
ギコ    「コタエはこれを見たら明らかだ!                   」
モナー   「‥‥ギコくん。あなたは“明らか”<br>の意味がわかりますかな?    」
ギコ    「‥‥え?                              」
フサギコ  「まぁ確かに、明らかではあるがな。                  」
      「そこの弁護人の頭の中には何も入っ<br>ていないという事が。      」
モナー   「ギコ君。フサギコ検事の方が博識 <br>のようですね。         」(心証ゲージDown)
ギコ    「(クッ‥‥、          <br>“バカ”にされちまった‥‥)  」
フサギコ  「フサァッ!バカの分際でまだ懲りて<br>ないみたいだな。その顔は‥‥。 」
ギコ    「当たり前だ!          <br>このままで引き下がれるか!   」
モナー   「仕方ありませんね。 もう一度答え<br>てもらいましょうか。      」※へ

→『宝石類』をつきつける

ギコ“くらえ!”

モナー   「それは‥‥ホーセキですか?                     」
ギコ    「浅墓 章太郎の貸金庫から、   <br>発見されたものだ。       」
フサギコ  「‥‥オイ、その宝石は‥‥    <br>まさか‥‥           」

(ギコ、机を叩く)

ギコ    「すでに盗難届けのリストと    <br>照合している!         」
(おぶぢぇくしょんSTART!)(ギコ、机を叩く)
      「こいつは半年前の事件で     <br>盗まれた宝石なんだ!      」
モナー   「な‥‥なんですってえええ!                     」

(傍聴人)
(木槌3回)

モナー   「静粛に! 静粛に!                         」
      「そのホーセキが、        <br>その時に盗まれたもの‥‥。   」
ギコ    「警察は2人の内の1人が、板川だと<br>見当をつけていたようだが‥‥  」
      「浅墓を疑うには、        <br>至らなかったらしい。      」
モナー   「しかし‥‥よく金庫を      <br>開けることが出来ましたね。   」
ギコ    「浅墓の家で、金庫の暗証番号が書か<br>れた紙を見つけた。       」
      「キーカードの方は‥‥      <br>被告人から入手したんだ。    」
モナー   「ひ、被告人‥‥?                          」
ギコ    「実は被害者は‥‥                          」
      「2ヶ月ほど前に、        <br>こいつを杏子に託したそうだ。  」
フサギコ  「2ヶ月前っていうと‥‥                       」
ギコ    「土熊が殺害された頃だな。                      」
      「そのことについて、       <br>杏子はこう言っている。     」

(BGMストップ)
(対峙Start)
(回想開始)

アンコ   「2ヶ月くらい前でしたか‥‥                     」
      「浅墓くんがシンケンな顔して   <br>私に言ってきたんです。     」
アンコ   「“今はオレのことを認めなくても <br>かまわない。          」
      「でも、いつか必ずキミに     <br>ふさわしい男になってみせる。  」
      「それまでは、オレのこと     <br>見捨てないでくれ。”って。   」
ギコ    「? なんでまた、        <br>急にそんなこと‥‥       」
アンコ   「私も変だなとは思ったんです。」
      「それで、理由を問いただして   <br>みたら‥‥           」
ギコ    「浅墓は何て?」
アンコ   「“オレにはやらなきゃならない  <br>コトがある。          」
      「お前に認められる男になるため  <br>にも必ず‥‥”         」
アンコ   「‥‥そう言ったんです。                       」
ギコ    「‥‥言っていることが      <br>さっぱり分からないぞ。     」
アンコ   「私もそう思いました‥‥                       」
      「それで浅墓くん‥‥       <br>私にこれを‥‥         」

(杏子、カードを取り出す)

ギコ    「何だ? そのカード。                        」
アンコ   「その時に、浅墓くんが      <br>私にくれたんです。       」
アンコ   「“何も言わずにこいつを     <br>預かってくれ”って。      」
ギコ    「!               <br>(被害者がそんなことを‥‥?) 」
ギコ    「そのカード‥‥         <br>いったい何なんだ?       」
アンコ   「どうも銀行の貸金庫のもの    <br>らしいんです。         」
ギコ    「貸金庫‥‥?                            」

(回想終了)

ギコ    「思うに‥‥                             」
      「浅墓は自首を考えていたんじゃない<br>かな。             」
モナー   「自首‥‥ですか?                          」
ギコ    「浅墓は杏子のことが       <br>本当に好きだった。       」
      「だから‥‥罪を償って、     <br>出直したかったんだ。      」
      「だが‥‥            <br>それを阻もうとするヤツがいた。 」
      「お前だよ、板川‥‥。                        」
      「お前は浅墓が裏切ることを    <br>ユルさなかった。        」
      「現に、裏切って自分だけ逃げようと<br>した土熊は粛清されている。   」
      「お前、浅墓が同じことをしないよう<br>に、ヤツを監視していたんだろ? 」
      「浅墓もそれに気づいていた。                     」
      「そこで浅墓はキーカードを    <br>杏子に託したんだ。       」
      「板川が分け前を横取りするため、 <br>自分を殺すのを防ぐためにな。  」
      「それから浅墓は自首しようとした。                  」
モナー   「では何故、すぐに自首しなかったの<br>でしょうか?          」
ギコ    「恐らく‥‥杏子の誕生日まで   <br>待つつもりだったんだろう。   」
モナー   「被告人の誕生日‥‥?                        」
ギコ    「来週の17日だ。        <br>最後に祝いたかったんだろう。  」
      「板川、お前はその日までに    <br>浅墓を殺す必要に迫られた!   」
      「そんな時‥‥キモだめしの計画が <br>持ち上がったんだ。        」
フサギコ  「キモだめし‥‥                           」
ギコ    「そこでお前はほくそえんだ。                     」
      「『これは使える』‥‥と。                      」
      「浅墓を殺害し完璧なアリバイを得て<br>イケニエに罪を着せる‥‥    」
      「非道な殺人計画が、       <br>お前の頭に浮かんだんだ。    」
モナー   「な、なんということでしょう‥‥。                  」
(BGMストップ)
イタガワ  「‥‥‥‥‥‥‥‥                          」
      「おや? どうしたんです、皆さん。<br>黙り込んだりして。       」
モナー   「あなた、自分の立場が分かっている<br>のですか!           」
      「あなたは2つの殺人の罪で告発され<br>さらにもう1件の罪まで‥‥   」
イタガワ  「やれやれ‥‥説明しなくちゃ分から<br>ないんですか?         」
モナー   「え‥‥                               」
イタガワ  「そこの弁護士が自分のスイソクを <br>自慢げに述べていたけど‥‥   」
      「でも‥‥結局、スイソクはスイソク<br>に過ぎないんですよ。      」
ギコ    「スイソク‥‥                            」
イタガワ  「机上の空論、空中楼閣‥‥    <br>言い方はさまざまですがね。   」
      「そのお話、昨日も聞かせていただき<br>ましたけど‥‥         」
      「それを立証することは      <br>できるんですか?        」
ギコ    「‥‥‥‥‥‥‥‥                          」
モナー   「ギコくん、どうなのですか?                     」
      「できるのですか? 立証が‥‥                    」

 できる
 できない

(どちらを選択しても同じ)

ギコ    「(できるか、できないか‥‥   <br> そんな事は問題じゃない。)  」
      「(立証する!それが全てだ!)                    」
      「裁判長! 弁護側は板川 淳二に <br>証言を要求する!        」
      「半年前の強盗事件との関連‥‥  <br>本人の口から聞くべきだ!    」
イタガワ  「クククク‥‥          <br>出来ますかね? あなたに‥‥  」
ギコ    「やってみなくちゃ分かんないだろ?                  」

(木槌)

2-2-4

モナー   「分かりました。                           」
      「証人、証言をお願いします。                     」
      「あなたと半年前の強盗事件‥‥  <br>その関連について!       」
イタガワ  「ハイハイ。           <br>お静かにお願いいたしますよ。  」


赤文字   「   ~資産家邸強盗事件~                     」
  
イタガワ 1「あの事件が起きたのは、     <br>2月の中頃だったと思います。  」
     2「事件のことは、テレビや新聞で  <br>詳しく知りました。       」
     3「土熊が疑われだしたのは、    <br>事件後すぐでしたね。      」
     4「警察の方々は、ボクが土熊の仲間の<br>1人だと思っておられたようです。」
     5「しかし誓いますが、ボクはあの事件<br>には一切関与していません。   」


モナー   「ありがとうございます。                       」
      「では弁護人。尋問を。                        」

【ゆさぶり】
イタガワ 1「あの事件が起きたのは、     <br>2月の中頃だったと思います。  」
ギコ    「待った!                              」
ギコ    「その事件の起こった日、間違いは <br>無いのか?           」
フサギコ  「それは間違い無い。まさか    <br>こんな所で証言にケチつける気か?」
ギコ    「だ、だけど何故それを板川が‥‥。                  」
フサギコ  「フサァッ!つくづくバカだな、  <br>キミも‥‥。          」
ギコ    「うぅぅ‥‥。                            」
フサギコ  「証人。このバカな弁護士の質問に <br>答えてやって頂きたい。     」
イタガワ  「えぇ。わかりました。      <br>理解できるかは分かりませんが。 」

イタガワ 2「事件のことは、テレビや新聞で  <br>詳しく知りました。       」
ギコ“待った!”
ギコ    「テレビや新聞で知った。つまり  <br>公共の情報で知った訳だな。   」
イタガワ  「えぇ。その通りです。                        」
モナー   「ふぅむ。確かに、                          」
      「いつの時代も最先端の情報は   <br>マスメディアから来ますからな。 」
ギコ    「ふぅん。            <br>分かった。続きを証言してくれ。 」

イタガワ 3「土熊が疑われだしたのは、    <br>事件後すぐでしたね。      」
ギコ“待った!”
ギコ    「事件後に‥‥すぐだと?                       」
イタガワ  「警察は家の内情を知る者をすべて <br>洗い出しました。        」
      「そこで浮かび上がった犯人像が、                   」
フサギコ  「家庭教師をやっていた土熊 岳彦と<br>言うわけだな。         」
イタガワ  「そういう事です。                          」

イタガワ 4「警察の方々は、ボクが土熊の仲間の<br>1人だと思っておられたようです。」
ギコ“待った!”
ギコ    「それは何故だ!                           」
イタガワ  「強盗事件は複数犯による犯行です。<br>土熊の交友関係も洗ったでしょう。」
イタガワ  「確かにボクは土熊と親しくしていた<br>のでムリもありません。     」
ギコ    「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥                   」

イタガワ 5「しかし誓いますが、ボクはあの事件<br>には一切関与していません。   」
ギコ    「待った!                              」
      「誓うんだな?                            」
イタガワ  「ええ、誓いますとも。                        」
ギコ    「(警戒しているのか、      <br> あまりしゃべらないな‥‥。) 」
イモジャ  「ギコにぃ、           <br>ここは心理戦に出てはどうかのぅ?」
ギコ    「心理戦?                              」
イモジャ  「今、板川は絶対に捕まらないと  <br>油断しているのじゃ。      」
      「証拠を残さず、法の手から逃れ、 <br>安心しきっておる。       」
      「それに‥‥昨日、板川が言ったこと<br>を思い出すのじゃ。       」

(回想開始)

イタガワ  「土熊が死んだことで、      <br>警察の捜査も行き詰って‥‥。  」
      「連中はボクの身辺を       <br>徹底的に調べ上げたそうです。  」
      「でも‥‥            <br>それでも証拠はつかめなかった。 」
      「まあ、仕方ないですよ。                       」
      「仮にボクが犯人だとしても決定的な<br>証拠だけは残しませんから。   」
      「それならいくら疑いが深くても、 <br>ヤツらは手を出せんませんしねえ。」

(回想終了)
(ロジック&トリック)
イモジャ  「半年前の事件、2ヶ月前の事件‥‥                  」
      「どちらも捕まることなく、    <br>逃げられたのじゃ。       」
      「板川は自分の頭の良さを     <br>過信しておる。         」
      「慢心というものは、いつの時代も <br>人間を破滅させてきたのじゃ。  」
ギコ    「まんしん‥‥。                           」
イモジャ  「強盗事件に関する話題を、    <br>それとなく振ってみるのじゃ。  」
      「ヤツは必ず喰いついてくる。                     」
      「ヤツがエサにかかったら‥‥                     」
      「口に手を突っ込んで、ノドの奥から<br>真実を引きずり出すのじゃ!   」
ギコ    「(ようは釣りみたいなものか。  <br> さて、エサは何にしよう‥‥?)」

→土熊の末路について
 犯行の計画性について
 盗品の行方について

ギコ    「土熊の末路について、オマエは  <br>どう思ってるんだ?       」
イタガワ  「さぁ?どうなのかはマッタク   <br>知りませんけどね。       」
イタガワ  「土熊は何かと自分勝手でしたし、 <br>裏切りを考えたのでは?     」
ギコ    「裏切り‥か。                            」
イタガワ  「ええ、裏切りを考えていた為に、 <br>制裁を喰らわされた。      」
      「そう考えるのが普通なのでは?                    」
      「まぁ、あくまで推測の域ですが。                   」
モナー   「そうですね。          <br>スジも通っていますし。     」
ギコ    「(確かにスジは通る。殺した本人が<br> そう言うんだからな。)    」
      「(だが、それを完璧に反証する事は<br> 出来ないだろう。)      」
      「(このエサはハズレだな。)                     」
【ループ】
イモジャ  「捕まらない自信がある。     <br>だからこそ証言しているのじゃ。 」
ギコ    「流石にそうなると隙も見せないな、<br>アタマはいいみたいだし。    」
イモジャ  「一気に証拠品での反論がダメなら、<br>他方向からせめてみるのじゃ!  」
ギコ    「(確かに、ここはガンガン    <br> ゆさぶったほうがいいな。)  」

 土熊の末路について
 犯行の計画性について
→盗品の行方について

ギコ    「盗品の行方はどうなったんだ?  <br>板川サン?           」
イタガワ  「いきなり改まって何なんですか? <br>気持ち悪いですねぇ。      」
      「盗品、それはやっぱり銀行の資金庫<br>では?             」
ギコ    「(よし、捕まえた!)                        」

(ギコ、机を叩く。)

ギコ    「どうしてオマエがそれを知って  <br>いるんだ!板川!        」
イタガワ  「はい?‥いや、だって‥‥。                     」
ギコ    「答えろ!                              」
イタガワ  「そ‥‥、それは‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>弁護士さんが立証したからです。 」
ギコ    「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>え?              」
フサギコ  「ヤレヤレ。バカが弁護士をやると <br>無闇に時間を使ってしまうな。  」
モナー   「私も検察側の意見に同意です。  <br>長い間裁判長の席に座ってますが、」
      「まさか自分で立証した事も忘れる <br>弁護士は私は始めて見ました。  」
      「ある種、こんな奇跡の瞬間に   <br>立ち会ったのは‥、       」
      「裁判長では私が始めてでしょうな。                  」
フサギコ  「検事では、私が始めてだろうな。                   」
イタガワ  「証人では、僕が初めてでしょうね。                  」
イモジャ  「立会人なら、          <br>わらわが初めてじゃな。     」
ギコ    「(今すぐ死にたい。)                        」

 土熊の末路について
→犯行の計画性について
 盗品の行方について

ギコ    「あの事件、犯人グループは犯行を <br>あらかじめ計画していたらしいな。」
イタガワ  「みたいですね。                           」
ギコ    「かなり手際が良く、証拠となるもの<br>がほとんど無かったそうだ。   」
フサギコ  「犯人たちは現金や宝石のありかを <br>あらかじめ知っていた。     」
      「金目の物があった場所以外を   <br>探した形跡がなかったのだ。   」
モナー   「つまり最初からそこだけを    <br>狙っていたわけですね。     」
ギコ    「なかなか鮮やかだな。      <br>不謹慎だが感心してしまう。   」
イタガワ  「やっぱりそう思います?                       」
      「いくつかミスがあったせいで、  <br>完璧とは言えませんが‥‥    」
ギコ    「ミス‥‥?                             」
イタガワ  「3つほどあったみたいですよ。                    」
      「まず、侵入の際、家人が起きている<br>ことに気づかなかったこと。   」
      「賊が侵入してきた時、家の主人は <br>まだ起きていたらしいんですよ。 」
      「それを知らなかった連中は、主人と<br>遭遇して驚いたようです。    」
ギコ    「(新聞記事にも書いてあるな。)                   」※
      「(家の主人が殴り倒された後、  <br> 拘束されたって‥‥)     」※
イタガワ  「次に、金品のありかを知るための <br>手段についてですが‥‥     」
      「密偵に盗聴器やら隠しカメラやらを<br>仕掛けさせたようですよ。    」
      「それで、隠し金庫などの場所を  <br>突き止めたとか。        」
ギコ    「(それが死んだ土熊に課せられた <br> 仕事だったわけか‥‥)    」
イタガワ  「ところが‥‥                            」
      「その密偵が、盗聴器を1つ    <br>回収仕損じたんです。      」
      「テレビのニュースで見たんですが、<br>危なっかしいですね。      」
モナー   「しかし、それから犯人を突き止める<br>ことは出来なかったようですね。 」
イタガワ  「まあ、そうなんですけどね。                     」
      「最後に、逃げる時に使った車を  <br>目撃されてしまったこと。    」
      「暗かったせいで車種を特定するまで<br>至らなかったのが残念ですね。  」
モナー   「もし、車種を特定できていたら  <br>大きな手がかりになったでしょう。」
イタガワ  「ホコロビってのは、どこから生じる<br>か分かりませんからね。     」
      「だからミスは          <br>最小限に留めておくべきなんです。」
ギコ    「(さて、しゃべらせてみたけど  <br> どうだろう?)        」
      「(何か重要な部分はなかったか?)                  」

→重要な部分があった
 重要な部分はなかった

ギコ    「(1つだけ‥‥         <br> 気になった箇所がある)    」
      「(あのことを何故ヤツが‥‥)                    」

(ギコ、机を叩く)

ギコ    「裁判長! 今の証言の中に、   <br>重要な箇所があった!      」

※1

(トリック&ロジック)

モナー   「重要な箇所?          <br>どこのところですか?      」
ギコ    「今の証言の重要な部分は‥‥!                    」

→家人と格闘になったこと
 盗聴器を回収仕損じたこと
 逃走に使った車を目撃されたこと

ギコ    「それは家人と格闘になった事だ!                   」
フサギコ  「その部分が重要だと言うのか!                    」
ギコ    「‥‥あるいは‥な。                         」
フサギコ“異議あり!”
フサギコ  「あるいはなどと曖昧な表現は   <br>認めない。重要だと言うのなら。 」
      「その証拠を提出してもらおうか。                   」
ギコ    「ムッ。             <br>(どうする。)         」

→証拠を提出※2へ
 素直に謝る※3へ

  ※2
ギコ    「わかった。                             」
緑文字ギコ 「今の証言の重要な部分を示す   <br>証拠品、それは!        」

どれを提出してもペナルティ。素直に謝るのが正解。
ギコ“くらえ!”
ギコ    「こ、これがその証拠品だ!                      」
フサギコ  「却下。                               」
ギコ    「ま、まだ見せてないぞ!                       」
フサギコ  「キミの態度ではっきりわかる。  <br>そんな挙動不審な仕草は明らかに 」
      「ハズレなんだよ。ギコ君。    <br>いつもそうだったな。      」 
モナー   「私にもわかります。あなたのような<br>弁護人はいつもそんな感じでした。」
      「そんな弁護人にはいつも優しく  <br>ペナルティをあげたものです。  」(心証ゲージダウン)
ギコ    「(クソ!外したか。)                        」
モナー   「もう十分ですか?弁護人。ならば <br>引き続いて証人に証言を‥    」
ギコ“待った!”
ギコ    「待ってくれ!それでもまだ、   <br>重要な箇所があった!      」※1へ

  ※3
ギコ    「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥                  」
      「ゴメンナサイ、当てずっぽうです。                  」
フサギコ  「フサァ!ま、そんな所だろうと  <br>思っていた。          」
フサギコ  「謝って済めば法廷などイラナイ  <br>のだが。            」
モナー   「まぁ、素直に謝ったのですし、  <br>許してあげましょう。      」
ギコ    「だ、だが!それでも確かに    <br>重要な箇所があった!      」※1へ

 家人と格闘になったこと
 盗聴器を回収仕損じたこと
→逃走に使った車を目撃されたこと

ギコ    「当然、逃走に使った車を目撃   <br>された部分だ!         」                   」
フサギコ  「その部分が重要だと言うのか!                    」
ギコ    「‥‥あるいは‥な。                         」
フサギコ“異議あり!”
フサギコ  「あるいはなどと曖昧な表現は   <br>認めない。重要だと言うのなら。 」
      「その証拠を提出してもらおうか。                   」
ギコ    「ムッ。             <br>(どうする。)         」

 証拠を提出※2へ
 素直に謝る※3へ

 家人と格闘になったこと
→盗聴器を回収仕損じたこと
 逃走に使った車を目撃されたこと

ギコ    「それは盗聴器が回収されなかったと<br>いうくだりだ!         」
フサギコ  「その部分が重要だと言うのか!                    」
ギコ    「もちろんだとも!」
フサギコ  「何だと!                              」
      「裁判長! 盗聴器のくだりの   <br>証言を追加してくれ!      」

モナー   「特に重要だとは思えませんが、  <br>あなたがそう言うのなら。    」
      「証人、お願いします。                        」
イタガワ  「弁護士さんも必死ですねえ。   <br>まあ、頑張ってください。    」
ギコ    「(その余裕‥‥         <br> この後も保っていられるかな?)」


イタガワ 2「事件のことは、テレビや新聞で  <br>詳しく知りました。       」
ギコ“待った!”
ギコ    「テレビや新聞で知った。つまり  <br>公共の情報で知った訳だな。   」
イタガワ  「えぇ。その通りです。                        」
モナー   「ふぅむ。確かに、                          」
      「いつの時代も最先端の情報は   <br>マスメディアから来ますからな。 」
ギコ    「(それはどうかな?裁判長。)                    」

    2B「犯人たちは、屋敷に仕掛けた盗聴器<br>を1つを回収仕損じたようですね。」

ギコ“待った!”
ギコ    「盗聴器を‥?                            」
イタガワ  「えぇ、意外にマヌケな犯人グループ<br>だったようですね。       」
      「重要な手掛かりの残る盗聴器を  <br>回収し損ねるなんて‥。     」
ギコ    「確かにな‥‥。ところで板川、  <br>その情報は‥‥。        」
イタガワ  「先程言った通り、テレビや新聞で <br>知りましたよ。         」
ギコ    「そうか‥‥           <br>(思い知らせてやるよ。板川。) 」
      「(オマエも相当な        <br> 大マヌケだって事を‥。)   」


イタガワ 2「事件のことは、テレビや新聞で  <br>詳しく知りました。       」
    2B「犯人たちは、屋敷に仕掛けた盗聴器<br>を1つを回収仕損じたようですね。」

→つきつける『警察の資料』

ギコ “異議あり!”

ギコ    「とうとうシッポを見せたな、   <br>板川サンよ‥‥。        」
イタガワ  「な、何ですか。         <br>そのフテキな笑みは‥‥。    」
ギコ    「これではっきりしたようだな。                    」
      「板川 淳二が、半年前の事件の  <br>犯人だったことが‥‥な。    」
イタガワ  「え‥‥                               」
モナー   「ギコくん!           <br>説明してください!       」
ギコ    「たった今の証言で        <br>アキラカになったことがある。  」
フサギコ  「それは‥‥?                            」
ギコ    「犯人たちが仕掛けた盗聴器を   <br>1つ回収出来なかったことだ。  」
イタガワ  「それが何か‥‥?                          」
ギコ    「どうしてお前が         <br>そのことを知っている?     」
イタガワ  「え? ど、どうして‥‥?                      」
      「だからそれは、テレビや新聞で  <br>報道されていたから‥‥     」

(ギコ、首を振る)

ギコ    「分かってないようだな。                       」
      「ここに半年前の事件に関する   <br>警察の資料がある。       」

(ギコ、『警察の資料』を取り出す)

フサギコ  「警察の資料だと‥‥?                        」
      「いったいその資料を、      <br>どうやって手に入れたのだ?   」
      「キミは昨日も一昨日も、警察署には<br>訪れていないだろう?      」
ギコ    「ああ、これか?                           」
      「刑事の1人を色仕掛けで落として、<br>持ち出させたんだよ。      」
モナー   「な‥‥いろじかけ!                         」
      「ギコくん!           <br>今後わたしに近づかないように! 」
ギコ    「いやいやいや! オレが色仕掛けを<br>するわけないだろう!      」
      「それで、だ。          <br>この資料を読んでくれ。     」
      「これにも盗聴器の件は      <br>しっかり記されている。     」
フサギコ  「‥‥なら問題はあるまい?                      」
ギコ    「バカ言うな!          <br>こいつをよく読め!       」
モナー   「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥!」
      「こ、これは‥‥                           」
イタガワ  「何なんですかいったい!     <br>何が書かれていると‥‥     」
モナー   「盗聴器が1つ邸内に残っていた件、<br>これは‥‥           」
      「マスメディアには、       <br>一切伏せられていると‥‥    」
イタガワ  「‥‥はい?                             」
ギコ    「つまりそういうことだ。                       」
      「盗聴器が残されていたこと。   <br>このことは‥‥         」
      「報道機関には、         <br>一切伏せられていた情報なんだ! 」
(落花狼藉START!!)
イタガワ  「お‥‥おおお‥‥                          」
      「おぶふえええあああああいいいいい<br>いあああ!           」

(傍聴人)
(木槌3回)

モナー   「せ‥‥静粛に! 静粛に!                      」
      「静粛にと言っているでしょう!  <br>全員に退廷を命じますよ!    」
フサギコ  「落ち着け裁判長!                          」
      「こ、これは‥‥その、あの‥‥  <br>ええと‥‥どうなんだギコ!   」

(ギコ、机を叩く)

ギコ    「結論は1つだ!                           」
      「盗聴器の件を知っている人間は、 <br>警察関係者を除けば3人だけ!  」
      「言うまでもなく‥‥       <br>犯人たちのことだ。       」
      「そして板川は、         <br>盗聴器のことを知っていた!   」
      「それは‥‥板川が犯人グループの <br>1人だからだ!         」

(傍聴人)

イタガワ  「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥                  」
      「そ、そんな‥‥こんなことが‥‥                   」
      「こんなバカな話が、       <br>あっていいと言うのか!     」
      「このオレが‥‥ミスをしたと?  <br>そ、そんなはずは‥‥      」
ギコ    「あのな、板川。         <br>1つ教訓を教えてやろう。    」
      「慢心っていうのはな、いつの時代も<br>人間を破滅させてきたんだよ。  」
イモジャ  「ギコにぃ。           <br>それ、わらわのセリフなのじゃ。 」
ギコ    「お前は絶対に捕まるはずはないと <br>信じていた。          」
      「だからこそベラベラと      <br>しゃべったわけだが‥‥     」
      「それが命取りになったわけだ。                    」
イタガワ  「な、何だとおおお‥‥                        」
ギコ    「口は災いの元、自縄自縛‥‥   <br>言い方はさまざまだけどな。   」

(ギコ、机を叩く)

ギコ    「お前は少しばかり、       <br>おしゃべりが過ぎたんだよ!   」
イタガワ  「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥                  」
      「アアアアアアアアアアアアアアアア<br>アアアアアアアアアアアアアアアア」
      「アアアアアアアアアァァァァァァァ<br>ァァァァァアアアアアアアアァァア」
      「アアアァァァアァアァアァアァアア<br>ァァァァァアアアアァァアァァァァ」
      「アアア嗚呼アアア亜ァ阿アアアアァ<br>嗚ア亜ア吾吾吾嗚呼嗚呼ァァァ亞蛙」
      「アァ阿アアァァaaaaaaaaa<br>aaaaaaaaaaaaaaa!」

(板川、倒れる)
(BGMストップ)
(傍聴席)
(画面暗転)


2-2-5

モナー   「どうやら‥‥                            」
      「これで全てが、         <br>アキラカになったようですね。  」
      「本当に恐ろしい事件でした。                     」
      「悪魔のような人間が考え出した  <br>犯罪計画だったんですね。    」
ギコ    「そうだな‥‥。                           」
モナー   「しかし、これで全てに      <br>決着がついたようです。     」
      「事件の真相は白日の下にさらされ、<br>黒幕の正体も暴かれました。   」
      「本法廷は、           <br>これ以上の審理を必要としません。」
      「今回も随分冴えていましたよ。  <br>流石ですな、ギコ君。      」
イモジャ  「やったのじゃ!         <br>ギコにぃ、カッコイイのじゃ!  」
ギコ    「そ、そう言うなよ。       <br>照れるじゃないか。       」
モナー   「それでは被告人・西 杏子に   <br>判決を下したいと思います!   」


(法廷全景)

???   「ククッ‥‥                             」
???   「クケケケケケケケ‥‥                        」
???   「確かに‥‥少しばかりアソビが  <br>過ぎたようだな‥‥。      」

(証人席、豹変した板川)

イタガワ  「やったな、弁護士野郎‥‥                      」
      「よもやここまでやろうとは‥‥                    」
モナー   「な‥‥                               」
      「まさか、この期に及んで     <br>まだ言い逃れを‥‥       」
イタガワ  「ク‥‥クケケケケ‥‥      <br>するんだよね、これが。     」
ギコ    「何だと‥‥!                            」
イタガワ  「確かにさあ、お前は頑張ったよ。                   」
      「オレが強盗犯の一味だって、   <br>見事に暴いた。         」
      「オレはその罪から逃れることは  <br>できねえだろうなあ。      」
      「でもよ‥‥この裁判で一番ダイジな<br>ことは何だったっけ?      」
ギコ    「一番ダイジなこと‥‥?                       」
フサギコ  「無論、西 杏子の罪の有無だ。  <br>彼女は無罪か? ‥‥有罪か?  」
イタガワ  「その通り。           <br>よく分かっているじゃあないか。 」
ギコ    「何が言いたいんだ板川!                       」 
イタガワ  「やれやれ‥‥          <br>説明しないと分からないのか。  」
      「お前、提示すべき物を      <br>提示してないってことさ。    」
ギコ    「提示すべき物‥‥?                         」
イタガワ  「‥‥‥‥‥‥‥‥                          」

(板川、普段の表情に戻る)

イタガワ  「決まっているじゃないですか。  <br>証拠ですよ。ショーコ。     」
      「ショーコって分かります?    <br>オンナの名前じゃないですよ。  」
      「ボクがフッたオンナの子の中にも、<br>何人かいましたけどね。     」
ギコ    「(知るかそんなこと!)                       」
イタガワ  「結局のところ、ボクが浅墓を殺した<br>という証拠はあるんですか?   」
      「あなたが語ってくれた      <br>事件の全貌とやらも‥‥     」
      「本当のことかどうか、      <br>まだはっきりしてないんですよ! 」
ギコ    「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥                  」
ギコ    「ぐぎゃあああああああ!                       」

(傍聴人)
(木槌)

モナー   「ギコくん、どうなのですか?                     」
ギコ    「え‥‥どうって‥‥                         」
フサギコ  「この証人の言うことは、     <br>もっともだ。          」
      「この証人がオバケ役に扮したこと、<br>浅墓 章太郎を殺害したこと‥‥ 」
      「それらを立証する証拠は、    <br>ひとつも提示されていない。   」

ギコ“異議あり!”

ギコ    「それなら焼却炉に捨てられていた <br>布のことはどう説明する!    」
      「あれには被害者の血液が     <br>付着していた。         」
      「あれは返り血を防ぐために    <br>犯人が使った物‥‥       」
フサギコ  「そうとは限らないな。                        」
ギコ    「え‥‥                               」
フサギコ  「こんな仮説も立てられる。                      」
      「あの布を捨てたのは       <br>被告人だという説だ。      」
ギコ    「あ‥‥杏子だと!                          」
フサギコ  「あの布はやはり被害者が     <br>用意したものだった。      」
      「西 杏子が犯行を行った際‥‥                    」
      「近くに置いてあった布に     <br>血が飛び散った。        」
      「残しておいたら何かの証拠になると<br>思い持ち去った。        」
      「どうだ?            <br>あり得ないとは言えないだろう? 」
イタガワ  「ク‥‥クケケケケ‥‥                        」
      「杏子ちゃん、袖口の血には気づいて<br>なかったみたいですしね。    」

ギコ“異議あり!”

ギコ    「そ、そんなのただの仮説だ!                     」

フサギコ“異議あり!”

フサギコ  「お前がそれを言うか!                        」
      「お前は自分の説を裏付ける証拠を <br>提示できるのか!        」
ギコ    「ぐほ‥‥!                             」
      「(ここまで追いつめたのに‥‥!)                  」
イタガワ  「どうです、出来ますかね‥‥?                    」
ギコ    「(そ、そんな証拠‥‥      <br> あればとっくに提示してる‥‥)」
モナー   「どうやら‥‥出来ないようですね。                  」
ギコ    「う‥‥うう‥‥                           」
フサギコ  「‥‥そうか。出来ない、か‥‥。                   」
      「ならば、これ以上議論を     <br>重ねる必要はないな。      」
モナー   「そうですね。どうやら‥‥                      」
      「極めて不本意ではありますが、                    」
      「板川 淳二を殺人罪に問うことは、<br>不可能のようです。       」
フサギコ  「仕方がないだろう。                         」
      「証拠が絶対的な力を持つ。    <br>‥‥それが法廷なのだ。     」
      「ギコ、同情する気はないが‥‥  <br>本当に残念だったな。      」
ギコ    「そんな‥‥‥‥                           」
      「そんなあああああああああ!                     」

(傍聴人)
(画面暗転)

ギコ    「(出来なかった‥‥)                        」
      「(杏子の無実を立証出来なかった。<br> 板川にも逃げられた‥‥)   」
      「(もう、ダメなのか‥‥?)                     」

(木槌)

モナー   「ここまでのようですね。                       」
      「検察側。法廷はこの審理の終了後、<br>板川 淳二の身柄の拘束を命じます」
フサギコ  「了解した。直ちに拘留手続を取る。                  」
      「但し、罪状は強盗罪。      <br>殺人罪ではありません。     」
      「残念ですが、本法廷の判決を   <br>揺るがすものではありません!  」
フサギコ  「証人の連行は、         <br>ショボ刑事に任せるとしよう。  」
イタガワ  「これでボクも前科持ちか‥‥。                    」
      「まあ、でも‥‥         <br>殺人罪よりはずっといいですけど。」
      「あ、証拠もないのにボクを殺人犯に<br>しようとした、弁護士さん。   」
      「オカルトサークルに入りませんか?<br>サークル費安くしておきますよ? 」
ギコ    「‥‥‥‥‥‥‥                           」
(背景暗転、ギコ)
ギコ    「(言いたい事はいっぱいあったハズ<br> だった‥。)         」
      「(コイツが犯人。それは間違いない<br> のに。口に出せなかった。)  」
      「(‥‥‥スマナイ。杏子。‥浅墓!<br> こんなオレを‥‥許してくれ。)」

イタガワ  「ク‥‥ハッハッハッハ!                       」
モナー   「証人、無駄口は慎みなさい!                     」
      「それでは‥‥          <br>もう異存はありませんね?    」

(場面転換、ギコ)
(フサギコ)
(板川)
(モナー、頷く)

モナー   「それではこの証人に対する尋問を <br>終了します!          」

(画面暗転)



    “待った!”

(場面転換、ギコ)
(フサギコ)
(板川)
(モナー)
(妹者)

                      ○                 ○
イモジャ  「ま、待つのじゃ、裁判長‥‥。                    」
ギコ    「い、妹者‥‥?                           」
モナー   「ど、どうしました?       <br>まだ何かあるのですか?     」
イモジャ  「べ、弁護側は‥‥‥‥‥     <br>まだ出すべき証拠品があるのじゃ!」
モナー   「え?そうなのですか?      <br>弁護人。            」
ギコ    「い、いや‥‥オレは‥‥。                      」
イモジャ  「ギコにぃ、これでよいのか?                     」
      「このままだと杏子殿は      <br>有罪を宣告されるのじゃぞ?   」
ギコ    「で、でも‥‥!         <br>俺にはもう‥‥         」
イモジャ  「何故じゃ?           <br>ギコにぃは言ったではないか。  」
      「諦めたら‥‥そこで全てが終わる。                  」
ギコ    「!                                 」
イモジャ  「諦めてはならないのじゃ。                      」
ギコ    「妹者‥‥。                             」
イタガワ  「往生際の悪い連中だなあ。                      」
      「まさか、            <br>これ以上悪あがきをするとでも‥‥」
イモジャ  「当然なのじゃ。                           」
イタガワ  「!                                 」
イモジャ  「諦めてはいけないのじゃ!    <br>ギコにぃ!           」
      「弁護士が諦めたら誰が依頼人を‥‥<br>冤罪で苦しんでる人を救うのじゃ!」
      「どこかにまだ道は‥‥      <br>残っているはずじゃ!ギコにぃ! 」
ギコ    「まだあるのか‥‥?                         」
イモジャ  「考えるのじゃ!ギコにぃ!                      」

(木槌)

モナー   「そこまでです! 弁護人!                      」
      「本法廷は全ての真実を立証したと <br>私は考えます。‥‥しかし、   」
      「もし弁護側の発言通り、証拠品が <br>まだあるのなら、        」
      「まだ本法廷に疑問点が存在すること<br>になります。          」
ギコ    「‥‥‥疑問点?                           」
モナー   「全てにおいて疑問を残すべきでは <br>無い。私はそう考えます。そこで、」
      「弁護側にチャンスを与えます。但し<br>もし疑問を提示できない場合は。 」
      「法廷を妨害したとみなしそれ相応の<br>ペナルティを与える事になります。」(心証ゲージ出現)(消費率半分)
フサギコ  「良く考える事だな。       <br> ギコ。            」
ギコ    「!                                 」
フサギコ  「キミは今この法廷の運命を    <br>握っている。          」
      「最後の疑問。出すか出さないかで、<br>キミとこの法廷の運命が決まる!!」
ギコ    「‥‥‥フサギコ。                          」

(背景暗転ギコ)

ギコ    「(‥これは妹者がくれた最後の  <br> チャンス。失敗は許されない。)」
      「(証拠品を見るんだ!そして‥‥ <br> “最後の疑問”を見つけるんだ)」

(場面転換、モナー)

モナー   「時間です。弁護人。       <br>そろそろ答えて貰いましょう。  」
緑文字モナー「この事件に潜む疑問点‥‥    <br>それは何ですか!        」


ギコ“くらえ!”
外した場合
モナー   「弁護人、それは一体何ですか?                    」
ギコ    「いや‥‥、これは‥‥‥‥‥。                    」
      「(違う!“最後の疑問”はこんな <br> モノじゃない!)       」
      「(よく探すんだ!残された    <br> 疑問はきっとあるハズだ‥。) 」
モナー   「どうやら‥‥‥。                          」
      「失敗したようですね。このような <br>重要な場面で。         」(心証ゲージダウン)
イモジャ  「ギコにぃ‥‥‥。                          」
フサギコ  「フサァッ!どうやら、キミは   <br>分からなかったようだな。ギコ君。」
ギコ    「クソッ‥‥。                            」
フサギコ  「我々の言う疑問というのは、キミが<br>得意なムジュンした証拠。または、」
      「この法廷でまだ議論されていない <br>証拠品のことだ。        」
ギコ    「!?                                」
フサギコ  「考えてみる事だ。事件の全貌を‥、                  」
      「もし、この法廷でまだ議論された <br>事の無い証拠品があるなら‥‥、 」
      「それがこの法廷の疑問点になる!                   」
モナー   「フサギコ検事、言いたい事は   <br>分かりますが、何故‥‥、    」
      「わざわざそこまで‥‥、     <br>あなたが不利になるだけですぞ。 」
フサギコ  「フサァッ!これは失礼。少し気が <br>緩んで口が滑ってしまった。   」
ギコ    「(フサギコ‥‥‥。       <br> とにかくもう一度考えるんだ!)」
モナー   「では‥‥そろそろ裁定に‥‥。                    」
ギコ“待った!”
ギコ    「裁判長!もう一度だ。‥‥もう一度<br>だけ、チャンスを‥‥‥‥。   」
モナー   「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥                   」
      「わかりました。後1回だけ‥‥  <br>許可しましょう。        」
ギコ    「(後、一回‥!         <br> もう失敗は許されない‥‥!) 」
      「(よく考えろ!持っている証拠品の<br> 中に、俺しか知らない‥‥、) 」
      「(議論されて無い証拠品がきっと <br> あるはずだ!)        」
モナー   「改めて聞きましょう。      <br>弁護人。            」
緑文字モナー「この事件に潜む疑問点‥‥    <br>それは何ですか!        」
つきつける→『包帯』

ギコ“くらえ!”
モナー   「‥‥それは‥‥‥包帯ですか?                    」
ギコ    「‥‥この包帯は、焼却炉から   <br>例の布と一緒に出てきたモノだ。 」
モナー   「付いているのは‥‥血ですか?                    」
ギコ    「ああ。検査報告によると     <br>DNAが浅墓のものと一致する! 」                   」
フサギコ  「なんだと‥‥?                           」
モナー   「被害者の血液‥‥        <br>なぜそんなものが?       」
ギコ    「あの布にも、被害者の血液が   <br>付着していたよな。       」
ギコ    「ならば、一緒に発見された    <br>この包帯も‥‥         」
ギコ    「第3のオバケ役と関係している。 <br>そう考えるべきだろう。     」
フサギコ“異議あり!”
フサギコ  「馬鹿馬鹿しい!被害者の血液の  <br>議論については既に十分だ!   」
(フサギコ、効果線アップ)
      「そんな包帯に議論の余地など無い!                  」
ギコ“異議あり!”
ギコ    「それは違う。フサギコ。                       」
フサギコ  「‥‥!?                              」
ギコ    「確かにこの法廷では被害者の血液の<br>議論は十分にしてきた。しかし! 」
ギコ    「被害者の血液が付着した包帯につい<br>ては、法廷で触れられてもいない!」
ギコ    「つまり‥‥この包帯が担った役割を<br>オレたちは、まだ知らないんだ! 」
フサギコ  「それが、‥‥‥キミの言う    <br>“最後の疑問”というわけか。  」
モナー   「ギコ君‥‥、アナタには     <br>何か考えがあるのですか?    」
ギコ    「(この包帯が存在すること‥‥  <br> それが何を示すか?)     」
ギコ    「(オレの考えが正しいのなら‥‥)                  」
ギコ    「(板川は、致命的なウソを    <br> ついている!)        」

(ギコ、机を叩く)

ギコ    「この包帯が何に使われたか‥‥  <br>コタエはカンタンだ。      」
ギコ    「まず、こいつに血を吸わせておく。                  」
      「そして、杏子が回ってきたときに <br>袖口に触れて血痕をつけたんだよ!」
ギコ    「こうすればなんの苦も無く、   <br>被告人に罪を着せられる‥‥   」
      「そして布と一緒に焼却炉に捨てた。                  」
ギコ    「それが可能だった人物が‥‥   <br?1人だけいる。         」
モナー   「それは、やはり‥‥?                        」
ギコ    「事件当時、ケガをしたといって  <br>手に包帯を巻いていた人物‥‥  」
ギコ    「板川 淳二! お前のことだ!                    」
フサギコ“異議あり!”
フサギコ  「いくらなんでもツゴウが良すぎる。<br>それでは何の立証にもならん。  」
イタガワ  「フフフ‥包帯ならもっとふさわしい<br>ヤツがいるじゃないですか?   」
モナー   「なんですと?                            」
イタガワ  「甘楽ですよ。                            」
      「カレは包帯ファッションなんて  <br>かなり変わった趣味をもっている。」
      「カレが包帯の一部に血を染み込ませ<br>杏子ちゃんに付けたんじゃないか?」  
ギコ    「ところがそうじゃないんだな。                    」
イタガワ  「なに?                               」
ギコ    「甘楽愛用の包帯は安物なんだよ。                   」
      「焼却炉で出てきたのは伸縮自在の <br>ゴム入りでちょっと高価な品だ。 」
モナー   「証人が使用した包帯と      <br>おなじタイプというのですか?  」
      
フサギコ “異議あり!”

フサギコ  「しかし甘楽氏がそのタイプの包帯を<br>用意していた可能性も‥‥    」

ギコ      “異議あり!”

ギコ    「笑わせるな。昨日の法廷で    <br>甘楽が杏子と接触していない‥‥ 」
      「つまり、血をなすりつける機会が <br>無かったことを証明したのは、  」
      「ほかならぬオマエじゃないか!? <br>フサギコ!!          」
(ギコ、効果線アップ!)    落花狼藉スタート♪
フサギコ  「ぐぉッ・・・・!                            」
ギコ    「それに甘楽が証人を陥れる下準備 <br>なんかできるはずがないんだ。  」
       「板川のケガは事件当日の直前、  <br>自宅で料理をしていたときだ!  」
       「甘楽には、証人が包帯を巻いてくる<br>なんて知りようがないんだよ!  」
フサギコ  「うむむむ・・・・                            」
ギコ    「包帯以外のほかのモノに血を含ませ<br>みんなのいる境内に戻った場合‥‥」
      「参加者の誰かに         <br>見咎められる危険性がある。   」
      「かといって、          <br>他のものに血を染み込ませたあと、」
      「ポケットなどに         <br>しのばせるワケにもいかない‥‥ 」
      「血が染み付いてしまうからな‥‥ <br>血液反応で調べられたら即御用だ。」
      「だが、包帯に血がついていても  <br>怪しむ人間はだれもいない。   」
      「板川はケガをしていたからな・・・・ <br>ましてや、キモだめしの最中だ。 」 
      「まんまと杏子の袖口に血痕を残して<br>用意してきた新しい包帯と取替え、」
      「そして後は、焼却炉に捨てる‥‥                   」
      「木は森に隠せ‥‥‥       <br>上手く言ったモノだぜ。     」

フサギコ “異議あり!”

フサギコ  「しかし問題がひとつある!                      」
      「それが本当ならば、被告人の番には<br>血は乾いてしまうはずだ。    」
      「コレをどう説明するというのだ!                   」
モナー   「そういえばそうですね‥‥                      」
フサギコ  「血が乾いてしまえば、袖口に   <br>付着させようがない。      」
(フサギコ、効果線アップ!)
フサギコ  「つまり!弁護側の主張は、    <br>これで崩れてしまうのだ!    」
モナー   「なるほど。いかがですかな?   <br>ギコ君。            」
ギコ    「そのモンダイなら、       <br>もう解決している。       」
ギコ    「包帯の血痕のなかの赤血球は   <br>一部溶血していたんだ。     」 
モナー   「ようけつ‥‥?         <br>どういうことですかな?        」
ギコ    「つまり包帯の血が乾かないように、<br>時々水をつけていた・・・・そのため、」
      「水分を吸って膨らみすぎた一部の <br>赤血球が破裂し溶血をおこした‥‥」
フサギコ  「うぐっ、!‥‥ま、まさか‥‥!                   」
モナー   「なるほど、スジは通りますね。                    」

フサギコ“異議あり!”
(フサギコ、効果線アップ)
フサギコ  「証人は第1発見者だ。遺体に触れて<br>血が付着したこともあり得る!  」
      「そのあとにうっかり水気にふれて、<br>溶血をおこしたとも・・・・     」
ギコ“異議あり!” 
ギコ    「ケガをしていて、        <br>しかも遺体に触れたと考えると‥‥」
      「この証拠の検査結果と、     <br>明らかにムジュンするんだよ!  」
モナー   「ほう・・その矛盾とはいったい?                    」
イモジャ  「ギコにぃ! トドメを刺すのじゃ!                  」
ギコ    「おう!                               」
緑文字ギコ 「この包帯の矛盾点‥‥それは!                    」

丑の刻参り文章断片選択出題方式で…

クリック→付いている血は(すべて)被害者浅墓章太郎のもの


ギコ    「板川、あんた事件当日に     <br>怪我していたといってなかったか?」
      「それならなぜ、あんたの血は、  <br>検出されていないんだ!     」
      「包帯からは浅墓の血液しかでて  <br>いないのはおかしいじゃないか? 」
      「あんた。            <br>本当はケガしてないんじゃないか?」
イタガワ  「う‥‥そ、それは‥‥‥‥。                     」
ギコ    「それに、昨日アンタを見たときは、<br>包帯はおろか、         」
      「バンソウコウさえしていなかった。<br>おまけに傷一つ無かった!    」
フサギコ  「‥‥‥‥‥‥‥‥。                         」
モナー   「‥‥ということは、つまりギコ君?                  」
ギコ    「つまり、この包帯は‥‥‥‥                     」
      「意図的に被害者の血を含ませる目的<br>だけで使用したんだ!      」 
モナー   「なんと!?                             」
ギコ    「板川、その場で包帯を取ってみろ。                  」
      「それで‥‥‥、         <br>この事件は解決だ!       」
(「この事件は(ryでギコ効果線アップ)BGMストップ

モナー   「証人、この場で包帯をとれますか?                  」 
イタガワ  「‥‥‥‥‥‥‥‥                          」

(板川、豹変)

イタガワ  「オオオオオオオオオオオオオオオオ<br>オオオオオォオオオオォオオオオオ」
      「オオォオオォオォォオオオオオオオ<br>オオオオォォオォォォォオオォオ!」
          「よもやここまでやろうとは‥‥                    」
      「このウラミ‥‥         <br>晴らさでおくべきか‥‥!    」

(画面暗転)
(画面、モナー)
(百花繚乱START)
モナー   「全ては半年前に始まりました。                    」
      「3人の男たちの犯した罪。    <br>それが元凶だったのです。    」
      「裏切った仲間への報復。     <br>さらなる悲劇。         」
      「これで忌まわしき3つの事件が、 <br>同時に終わりを告げました。   」
      「と、言いたいところなんですが。                   」
ギコ    「え‥‥何か問題でも?                        」
モナー   「板川が土熊 岳彦を殺害した証拠は<br>何もないんですよね?      」
      「板川の余罪を追及することは   <br>出来るんでしょうか?      」
ギコ    「(そうだったっけ‥‥)                       」
フサギコ  「その点なら心配はいらない。                     」
ギコ    「!                                 」
      「板川も精神的に相当参っている。 <br>かなり打ちのめされたようだ。  」
      「案外、簡単に白状するかもしれん。                  」
      「まあ自白が引き出せないときは・・・・                  」
フサギコ  「ショボ刑事が存分に働いて    <br>証拠を集めてくれるだろう。   」
モナー   「そうですか‥‥。                          」
フサギコ  「こんな場で私情を申し上げるのは <br>許されぬことではあるが、ギコ。 」
      「次回の板川の公判で貴様と再び戦う<br>ことにならぬことを祈っておく‥‥」
ギコ    「‥‥‥‥                              」
      「安心しろ。フサギコ。                        」
フサギコ  「‥‥?                               」
ギコ    「俺は常に依頼人の無実を信じて  <br>弁護をしている。        」
      「罪を犯した輩の弁護はしない。  <br>                」
フサギコ  「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>フサァ!安心した。       」
ギコ    「それに、俺が立証したのは    <br>あくまで“真実”だ。      」
      「人殺しの弁護なんて‥‥、    <br>誰がやるか!ゴルァ!      」
フサギコ  「フサァ!君らしいな。ギコ。                     」
モナー   「では、後のことは        <br>警察に任せるとしましょう。   」
      「ともかく、今回裁かれているのは <br>浅墓 章太郎殺害の罪です。   」
      「それでは被告人・西 杏子に   <br>判決を下します!        」


 無     罪


(歓声)
(木槌)

モナー   「本日はこれにて閉廷!                        」

                      ○                 ○
緑文字   「  同日 午後 2時10分   <br> 地方裁判所 被告人第3控え室 」

アンコ   「はぁ‥‥楽になりました。                      」
イモジャ  「杏子殿もよく頑張ったのじゃ!  <br>おめでとうなのじゃ!      」
アンコ   「ありがとうございます‥‥はぁ。                   」
ギコ    「オイオイ、どうしたんだよ。   <br>楽になったんじゃなかったのか? 」
アンコ   「あの‥‥浅墓くんのことを    <br>考えていたんです。       」
ギコ    「浅墓‥‥か。                            」
アンコ   「浅墓くん、自首してやり直そうと <br>考えていたんですよね。     」
      「それなのに、          <br>あんなことになっちゃって‥‥  」
      「私、浅墓くんには冷ややかなタイド<br>ばかりとっていましたから‥‥  」
      「はぁ‥‥こんなことになるって  <br>分かっていたら‥‥。      」
      「ごめんね、浅墓くん‥‥。                      」
イモジャ  「杏子殿‥‥。                            」
      「ギコにぃ、何とかして杏子殿を  <br>慰めてやれないじゃろうか?   」
ギコ    「出来ないこともないけどな。                     」
イモジャ  「! そ、そんなことが出来るのか?                  」
ギコ    「(杏子を慰める方法‥‥     <br> あれしかないな)       」

ギコ    「(お前の代わりに、       <br> 渡しておいてやるよ!)    」
      「なぁ、杏子。                            」
アンコ   「な、何ですか?弁護士さん。                     」
緑文字ギコ 「これ、アイツの代わりに、    <br>お前に渡しておくよ。      」

→外した場合

ギコ“くらえ!”

アンコ   「え‥‥こ、これは?                         」
      「‥‥‥‥何ですか?                         」
ギコ    「え、え~と‥‥お、お祝い。                     」
アンコ   「お祝い‥‥ですか。       <br>ありがとうございます。‥‥はぁ。」
ギコ    「(カンゼンにつきつける物を   <br> 間違えたな‥‥。)‥‥はぁ。 」
イモジャ  「ギコにぃがため息なんか     <br>してどうするのじゃ!      」
アンコ   「でも‥‥弁護士さん、アナタの  <br>頑張りのお陰で‥‥、      」※へ

→『大きなハコ』をつきつける

ギコ“くらえ!”

アンコ   「え‥‥こ、これは?                         」
ギコ    「誕生日プレゼントだ。      <br>ちょっと早いけどな。      」
      「浅墓から‥‥お前にだ。                       」
アンコ   「!                                 」
      「浅墓くん‥‥。                           」

(ハコを開けると、クマの模型が出てくる)

アンコ   「わあ‥‥                              」
イモジャ  「カワイイのじゃ!                          」
ギコ    「この模型‥‥手作りか?                       」
カンラ   「あいつ模型作りがシュミだったから<br>なあ。粋だねえ。        」
ギコ    「(こいつどこから        <br> 湧いてきやがった‥‥)    」
しぃ    「ホントにカワイイわね。     <br>何だかステキじゃない?     」
ギコ    「(甘楽のヤツ、         <br> 所長と一緒にいたのか‥‥)  」
      「浅墓はずっと          <br>お前のことを想っていたんだ。  」
      「お前は疑いが晴れたんだし、   <br>浅墓も喜んでるだろう。     」
      「礼を言っておきな。       <br>ちゃんと伝わるから。      」
アンコ   「‥‥‥‥                              」
      「ありがとう‥‥         <br>章太郎くん‥‥         」
      「そして‥‥弁護士さん、アナタの <br>頑張りのお陰で‥‥、      」

      「私も、浅墓君も救われました。  <br>本当に‥‥ありがとう。     」
ギコ    「お、おう! 当然だろ!                       」
      「お前が無罪なら、        <br>それで当たり前なんだからさ。  」
アンコ   「アナタに頼んで、正解でした。  <br>頑張ってくださいね、これからも。」
ギコ    「お前も‥‥な。                           」
(画面暗転)



イモジャ  「終わったのぅ‥‥。                         」
ギコ    「あ、そうだ妹者。                          」
イモジャ  「何じゃ? ギコにぃ。                        」
ギコ    「ありがとうな。                           」
イモジャ  「え‥‥                               」
ギコ    「さっき、オレが諦めかけた時、  <br>妹者が言ってくれたろ?     」
      「諦めたらいけない。       <br>弁護士だから‥‥って。     」
イモジャ  「あ、あれは、その、       <br>大したことじゃないのじゃ!   」
      「ただ、その、ギコにぃが、    <br>ええと、ううむ‥‥。      」
      「まあ、とにかく‥‥       <br>これで終わったのじゃ!     」
      「それじゃあ、          <br>わらわはこれで‥‥       」
しぃ    「あら、もう帰っちゃうの?                      」
イモジャ  「あ、兄者たちに報告せねば    <br>ならないのじゃ。        」
しぃ    「そうなの。           <br>じゃあ仕方ないわね。      」
ギコ    「ありがとな妹者。        <br>助けてくれて。         」
しぃ    「ありがとう、マイちゃん!                      」
イモジャ  「えへへ‥‥                             」
      「さよならなのじゃ‥‥。                       」

(妹者、退場)

しぃ    「行っちゃったわね‥‥。                       」
ギコ    「行っちゃったな。                          」
      「俺たちも帰ろうか。                         」
カンラ   「しぃさんは、          <br>オレがバイクで送っていきますよ。」
      「だから弁護士さんは       <br>1人で帰ってくださいね。    」
ギコ    「(なんか最近、俺ばっかり    <br> ヒドい目に遭ってるな‥‥)  」
しぃ    「それじゃあお先に。                         」
ギコ    「ああ。                               」

(しぃ、甘楽、退場)

ギコ    「(妹者‥‥)                            」
      「(本当に‥‥ありがとう‥‥)                    」

(画面暗転)

ギコ    「これで真夏の夜に起きた     <br>奇怪な殺人事件は幕を下ろした。 」
      「しかし、この話には       <br>まだ続きがある。        」
      「杏子が無罪判決を受けた5日後。                   」
      「いつものように、暑い朝だった。                   」

                      ○                 ○
緑文字   「 8月14日 午前10時22分 <br>    しぃ法律事務所     」 

新聞記事モノクロカット
『キモだめし殺人の大学生資産家強盗関与を自供!』
  
ギコ    「やったなフサギコ‥‥                        」
しぃ    「ギーコーくーん。                          」
ギコ    「なんだよ所長。                           」
しぃ    「なんだよ、じゃないでしょ。   <br>毎日毎日ゴロゴロして。     」
ギコ    「仕事ならちゃんとしてるぞ。                     」
しぃ    「書類の整理を手伝うぐらいで   <br>一日中ソファーの上でしょ?   」
ギコ    「仕方がないだろ。        <br>‥‥だって、外アツいし。    」
しぃ    「もう! そんなこと言ってたら  <br>ナマケぐせつくわよ!      」

      「‥‥ピンポーン。                          」

しぃ    「あら、誰かしら?                          」
ギコ    「客かな?                              」
しぃ    「‥‥‥‥! あ‥‥                         」
イモジャ  「お、おはようなのじゃ。                       」
ギコ    「妹者じゃないか。        <br>何しに来たんだ?        」
イモジャ  「あ、あの‥‥                            」
ギコ    「?                                 」
イモジャ  「いきなりでワルいのじゃが‥‥                    」
      「今日からしばらく、       <br>この事務所でお世話になるのじゃ!」
ギコ    「‥‥え?                              」
イモジャ  「この前の事件がきっかけで    <br>いろいろと考えたのじゃ。    」
      「あの事件はわらわにとっても、  <br>大きな意味を持っていたのじゃ。 」
      「真実を追い求めて、       <br>まっすぐ進むそのココロ‥‥。  」
ギコ    「妹者‥‥。                             」
イモジャ  「あの時はエラそうに諦めては   <br>いけないと言ったのじゃが‥‥  」
      「本当はあんなこと、今まで考えた <br>事もなかったのじゃ。      」
      「ギコにぃと出会わなかったら、  <br>気づかないままだったかも‥‥  」
      「そこで兄者たちに        <br>相談してみたのじゃ。      」
      「ここで修行を          <br>やり直させてくれないか、と。  」
ギコ    「それで、何て‥‥?                         」
イモジャ  「兄者たち、           <br>そのことを承諾してくれたのじゃ!」
しぃ    「そういうことだったの‥‥。                     」
イモジャ  「メイワクじゃないかのぅ?                      」
しぃ    「ううん、全然。         <br>ね? ギコくん!        」
ギコ    「まあ‥‥‥な。                           」
イモジャ  「あ‥‥ありがとうなのじゃ!                     」
しぃ    「これからさらに賑やかになるわね。                  」
イモジャ  「ギコにぃ、しぃねぇ、      <br>これからもよろしくなのじゃ!  」
しぃ    「えぇ、よろしくね。マイちゃん。 <br>ホラ、ギコくんも。       」
ギコ    「ああ、よろしくな‥‥‥‥    <br>マイ。             」

「彼方への想い」http://www7.muzie.co.jp/download/68920/songs154/kanata.mp3
スタート♪

(スタッフロール流し・・・・参考:丑の刻参りでは所要2分3秒
今作ではスタッフ陣がさらに増えているのでもっと時間かかる?)

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新聞記事モノクロカット
『資産家邸強盗事件 逃亡の男北京で逮捕・・・・』
~国際テロ組織留学生関与の疑い~


(3:12くらい)
8月17日 某時刻 野呂井神社北墓地、浅墓家墓標前

墓標に花を手向けしゃがみ込み拝む杏子。

杏子「浅墓君ごめんなさい・・・・」
杏子「・・・・私もキミのこと・・・・ホントは・・・・」
杏子「もうこれで、溜め息は卒業します・・・・」
↑二回目のオカリナ?の二重奏部分(3:36)にかぶさるタイミングがベスト
かなw

杏子がそれまでにない晴れやかな顔で空を見上げる。
ギラギラ照りつける夏の太陽
杏子「ありがとう・・・・」(3:48くらい)

眩しそうに目を細める杏子には太陽のかわりに浅墓の顔が見えている…
曲のエンドと入れ替わるようにして蝉時雨の音
(おわり)




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