【ショボ編】
「つきつける」
「弁護士バッジ」
ショボ 「それが噂に聞く弁護士バッジ <br>ですかネ? 」
ギコ 「ああ、まだピカピカの新品だ。 <br>カッコイイだろ? 」
イモジャ 「‥‥その割には目立たないのじゃ。 」
ショボ 「あ!それは僕も思ってたんですョ。 」
ギコ 「(確かに‥‥小さいし‥‥。) 」
ショボ 「ボクの警察手帳の方がカッコいい <br>ですョ!(シャキーン) 」
イモジャ 「あ~!見せて欲しいのじゃ! 」
ギコ 「(弁護士バッジの方がカッコいい <br>と思うんだけどな‥‥) 」
「ふしあなさん」
ギコ 「なぁ、これなんだけど‥‥。 」
ショボ 「そのヘンテコな石は何ですョ? 」
イモジャ 「フッフッフ!よくぞ聞いてくれた!<br>これは「魔法の石」なのじゃ! 」
「人の心を読み取れるスゴイ石 <br>なのじゃ! 」
ショボ 「それはスゴイんですョ。 」
ギコ 「(軽く笑い飛ばされてる。 <br>これが当たり前なのだが‥‥。) 」
「(実態を見てしまった以上、 <br>何と言えば良いのか困るな。) 」
ショボ 「? 」
「しぃ」
ショボ 「相変わらず綺麗なヒトなんですョ。 」
ギコ 「ふぅん。 」
ショボ 「懐かしいですョ。あの人は <br>ああ見えてビシビシしてますから。」
ギコ 「良く知っているな。前の法廷が <br>初めてじゃないのか? 」
ショボ 「何度か尋問を受けた事が <br>あるんですョ。 」
イモジャ 「そ、そうなのかの!?ショボ殿! 」
ショボ 「こう見えても刑事になって長い <br>ですから。 」
「ちょくちょく証言したり <br>してますョ。 」
ギコ 「(へぇ~、ちょっと意外だな。) 」
「流石 妹者」
ショボ 「偉いんですョ。小学生なのに <br>探偵なんて。真似出来ませんョ。 」
イモジャ 「えへへ‥‥。 <br>それほどでもないのじゃ。 」
ギコ 「(内心は嬉しそうだな。) 」
ショボ 「でも‥‥‥、 <br>流石って苗字は何処かで‥。 」
イモジャ 「ひょっとして母者の事かの? <br>母者は検事をやってるから、 」
「知ってるのかもしれないのじゃ。 」
ショボ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>母者検事って、あの検事ですかョ?」
イモジャ 「?そうなのじゃ。 」
ショボ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>ガクガクブルブルガクガクブルブル」
ギコ 「そんなにビビるなよ。名前聞いた <br>くらいで‥‥。 」
ショボ 「キミは母者検事のオソロシサを <br>知らないからそんな事を‥。 」
「‥‥‥‥言えるんですョ。 」
イモジャ 「母者は恐ろしいからのぉ。 <br>誰にでも。 」
ショボ 「フサギコ検事も頭が上がらない <br>ですョ。 」
ギコ 「(フサギコの奴でさえか‥‥。 <br>ただモンじゃないな。確かに。) 」
「ショボ」
ギコ 「そういえばさ、一つ気になってた <br>コトがあるんだけど。 」
ショボ 「何ですかョ? 」
ギコ 「オマエってショボーンとしたり <br>してることが多いケド、 」
「シャキーンってなってる時も <br>あるよな? 」
ショボ 「こうですかネ? <br>(シャキーン) 」
ギコ 「そんな時のオマエって名前は <br>「シャキ」になったりするのか? 」
ショボ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「ボクのナマエは‥‥ショボ。 <br>(ショボーン) 」
ギコ 「(結局どっちか分からんな。) 」
「フサギコ」
ギコ 「今日は散々振り回されたな、 <br>ホントに‥‥。 」
イモジャ 「あのイタい検事さん、 <br>強さはホンモノなのじゃ‥‥。 」
ショボ 「フサギコ検事はアナタに勝つ為に <br>修行しているんですョ。 」
ギコ 「オレは勝敗にこだわって弁護 <br>しているワケじゃないんだがな。 」
「オレは依頼人を無罪と信じるから <br>法廷に立っている。それだけだな。」
ショボ 「‥‥‥チョット、 <br>カッコよかったですョ。 」
「川岸 優子」
ショボ 「あ、今日の証人ですネ。 」
「この子からも相当ヒドイ目に遭わさ<br>れましたョ。 」
ギコ 「ふ~ん、どんな風に? 」
ショボ 「昨日の取調べの最中に、オバケの事<br>を聞いたら、 」
「突然怒り出して‥‥思い切り <br>引掻かれましたョ。(ショボーン)」
イモジャ 「聞いてるだけで悲しくなるのぅ‥。 」
ギコ 「(可哀想に‥‥ショボ刑事。) 」
ショボ 「ウゥ、そんな哀れむ目で見ないで <br>欲しいんですョ‥‥。 」
「板川 淳二」
ショボ 「あぁ、サークルの部長さんですネ。 」
ギコ 「あれ?しってるのか? 」
ショボ 「そりゃそうですョ。だって‥‥。 」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
ギコ 「だって‥‥何だよ? 」
ショボ 「え?何のことですかネ? <br>ボクは何も知らないんですョ。 」
ギコ 「(また白々しい嘘をついて‥‥。) 」
イモジャ 「でも、さして重要という訳でも <br>なさそうじゃの。 」
ギコ 「(そうだな、ふしあなさんも特に <br> 反応は無いし、ほっとくか。) 」
「つきつける」
「弁護士バッジ」
ショボ 「それが噂に聞く弁護士バッジ <br>ですかネ? 」
ギコ 「ああ、まだピカピカの新品だ。 <br>カッコイイだろ? 」
イモジャ 「‥‥その割には目立たないのじゃ。 」
ショボ 「あ!それは僕も思ってたんですョ。 」
ギコ 「(確かに‥‥小さいし‥‥。) 」
ショボ 「ボクの警察手帳の方がカッコいい <br>ですョ!(シャキーン) 」
イモジャ 「あ~!見せて欲しいのじゃ! 」
ギコ 「(弁護士バッジの方がカッコいい <br>と思うんだけどな‥‥) 」
「ふしあなさん」
ギコ 「なぁ、これなんだけど‥‥。 」
ショボ 「そのヘンテコな石は何ですョ? 」
イモジャ 「フッフッフ!よくぞ聞いてくれた!<br>これは「魔法の石」なのじゃ! 」
「人の心を読み取れるスゴイ石 <br>なのじゃ! 」
ショボ 「それはスゴイんですョ。 」
ギコ 「(軽く笑い飛ばされてる。 <br>これが当たり前なのだが‥‥。) 」
「(実態を見てしまった以上、 <br>何と言えば良いのか困るな。) 」
ショボ 「? 」
「しぃ」
ショボ 「相変わらず綺麗なヒトなんですョ。 」
ギコ 「ふぅん。 」
ショボ 「懐かしいですョ。あの人は <br>ああ見えてビシビシしてますから。」
ギコ 「良く知っているな。前の法廷が <br>初めてじゃないのか? 」
ショボ 「何度か尋問を受けた事が <br>あるんですョ。 」
イモジャ 「そ、そうなのかの!?ショボ殿! 」
ショボ 「こう見えても刑事になって長い <br>ですから。 」
「ちょくちょく証言したり <br>してますョ。 」
ギコ 「(へぇ~、ちょっと意外だな。) 」
「流石 妹者」
ショボ 「偉いんですョ。小学生なのに <br>探偵なんて。真似出来ませんョ。 」
イモジャ 「えへへ‥‥。 <br>それほどでもないのじゃ。 」
ギコ 「(内心は嬉しそうだな。) 」
ショボ 「でも‥‥‥、 <br>流石って苗字は何処かで‥。 」
イモジャ 「ひょっとして母者の事かの? <br>母者は検事をやってるから、 」
「知ってるのかもしれないのじゃ。 」
ショボ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>母者検事って、あの検事ですかョ?」
イモジャ 「?そうなのじゃ。 」
ショボ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥<br>ガクガクブルブルガクガクブルブル」
ギコ 「そんなにビビるなよ。名前聞いた <br>くらいで‥‥。 」
ショボ 「キミは母者検事のオソロシサを <br>知らないからそんな事を‥。 」
「‥‥‥‥言えるんですョ。 」
イモジャ 「母者は恐ろしいからのぉ。 <br>誰にでも。 」
ショボ 「フサギコ検事も頭が上がらない <br>ですョ。 」
ギコ 「(フサギコの奴でさえか‥‥。 <br>ただモンじゃないな。確かに。) 」
「ショボ」
ギコ 「そういえばさ、一つ気になってた <br>コトがあるんだけど。 」
ショボ 「何ですかョ? 」
ギコ 「オマエってショボーンとしたり <br>してることが多いケド、 」
「シャキーンってなってる時も <br>あるよな? 」
ショボ 「こうですかネ? <br>(シャキーン) 」
ギコ 「そんな時のオマエって名前は <br>「シャキ」になったりするのか? 」
ショボ 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
「ボクのナマエは‥‥ショボ。 <br>(ショボーン) 」
ギコ 「(結局どっちか分からんな。) 」
「フサギコ」
ギコ 「今日は散々振り回されたな、 <br>ホントに‥‥。 」
イモジャ 「あのイタい検事さん、 <br>強さはホンモノなのじゃ‥‥。 」
ショボ 「フサギコ検事はアナタに勝つ為に <br>修行しているんですョ。 」
ギコ 「オレは勝敗にこだわって弁護 <br>しているワケじゃないんだがな。 」
「オレは依頼人を無罪と信じるから <br>法廷に立っている。それだけだな。」
ショボ 「‥‥‥チョット、 <br>カッコよかったですョ。 」
「川岸 優子」
ショボ 「あ、今日の証人ですネ。 」
「この子からも相当ヒドイ目に遭わさ<br>れましたョ。 」
ギコ 「ふ~ん、どんな風に? 」
ショボ 「昨日の取調べの最中に、オバケの事<br>を聞いたら、 」
「突然怒り出して‥‥思い切り <br>引掻かれましたョ。(ショボーン)」
イモジャ 「聞いてるだけで悲しくなるのぅ‥。 」
ギコ 「(可哀想に‥‥ショボ刑事。) 」
ショボ 「ウゥ、そんな哀れむ目で見ないで <br>欲しいんですョ‥‥。 」
「板川 淳二」
ショボ 「あぁ、サークルの部長さんですネ。 」
ギコ 「あれ?しってるのか? 」
ショボ 「そりゃそうですョ。だって‥‥。 」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 」
ギコ 「だって‥‥何だよ? 」
ショボ 「え?何のことですかネ? <br>ボクは何も知らないんですョ。 」
ギコ 「(また白々しい嘘をついて‥‥。) 」
イモジャ 「でも、さして重要という訳でも <br>なさそうじゃの。 」
ギコ 「(そうだな、ふしあなさんも特に <br> 反応は無いし、ほっとくか。) 」