突如サボテンの中から生まれてきた男の子、サミアド。
リュークとキッチェを親だと思っているらしい。
「買い物に行ってくる」と告げて出かけたサミアドだったが、心配したリュークとキッチェが後からついてくる。
次から次へと騒動を起こすサミアドに、次第に怒りを強めていく島民達。
サミアドが無事に買い物から帰ってきたとき、島民の怒りは限界まで達していた。
キッチェはサミアドをかばおうとするが、いつの間にか、サミアドの身体のトゲが枯れていることに気づく。
「・・・・・・もうお別れの時間なんじゃ」
「でも、心配すんなよ!!次に花が開くとき、おいらまた生まれてくるから」