■十勝級重巡洋艦(天海提督の決断)
概要
鈴谷型を原型に砲撃、雷撃能力は据え置いたが、防御力、対空能力を大幅に強化し、対潜能力まで付加した通称「ゲテモノ」。
最高速力38ノットと駆逐艦にすら劣らない高速能力を武器に万能的な活躍を期待されて設計された次世代重巡洋艦。
しかし、対潜能力については10ノットを越える速力を出すと潜水艦の推進音を聴音不可能になるなどの不具合が目立ち、対米戦終結後は機雷を積まずに行動する事がほとんどだった。
だが、原型となった鈴谷型(最上型)が(書類上は)大型軽巡洋艦として建造された事を考えると、発展型の十勝型に爆雷軌道を搭載するのは当然の事ではないかと推測される。
十勝、石狩、天海、菊池の4艦が建造され、その全てが終戦まで残存した。
艦歴
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十勝 |
1941年12月1日 起工(艤装員長双海亜美(実際は真美)大佐)
1942年7月 竣工、直ちに慣熟訓練を兼ねた船団護衛任務でトラック環礁へ向かう
7月18日 トラック沖にて米軍第1艦隊の奇襲雷撃を受け被雷。トラック環礁で修理を受ける
9月 第5水雷艦隊所属
11月25日 ロサンゼルス沖海戦参加(ここまで天海提督の決断、次から続天海提督の決断)
1943年1月1日 遣欧第1機動艦隊所属
1月21日 セイロン沖海戦に参加、僚艦損傷によりアッズ環礁へ向かう
3月17日 アラビア海海戦にて損傷、アッズ環礁にて修理を受ける
8月16日 スエズ沖海戦に参加
10月29日 東地中海海戦に参加
1944年1月13日 シチリア沖海戦にて損傷、タラントにて修理を受ける
5月16日 ジブラルタル沖海戦に参加
10月29日 ドーバー沖海戦にて大破、スカパフローにて修理を受ける
1945年3月10日 バルト海海戦に参加
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石狩 |
1941年12月1日 起工
1942年7月 竣工、直ちに慣熟訓練を兼ねた船団護衛任務でトラック環礁へ向かう
7月18日 トラック沖にて米軍第1艦隊の奇襲雷撃を受ける
9月 第5水雷艦隊所属
11月25日 ロサンゼルス沖海戦参加(ここまで天海提督の決断、次から続天海提督の決断)
1943年1月1日 遣欧第1機動艦隊所属
1月21日 セイロン沖海戦にて損傷、アッズ環礁にて修理を受ける
3月17日 アラビア沖海戦に参加、僚艦損傷によりアッズ環礁に向かう
8月16日 スエズ沖海戦に参加
10月29日 東地中海海戦に参加
1944年1月13日 シチリア沖海戦にて損傷、タラントにて修理を受ける
5月16日 ジブラルタル沖海戦に参加
10月29日 ドーバー沖海戦に参加
1945年3月10日 バルト海海戦に参加
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天海 |
1942年4月 起工
12月 竣工
1943年1月1日 遣欧第1機動艦隊所属
1月21日 セイロン沖海戦に参加、僚艦損傷によりアッズ環礁に向かう
3月17日 アラビア沖海戦にて中破、アッズ環礁にて修理を受ける
8月16日 スエズ沖海戦に参加
10月29日 東地中海海戦に参加
1944年1月13日 シチリア沖海戦にて損傷、タラントにて修理を受ける
5月16日 ジブラルタル沖海戦にて大破、ジブラルタルにて修理を受ける
10月29日 ドーバー沖海戦にて大破、スカパフローにて修理を受ける
1945年3月10日 バルト海海戦に参加
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菊池 |
1942年4月 起工
12月 竣工
1943年1月1日 遣欧第1機動艦隊所属
1月21日 セイロン沖海戦に参加、僚艦損傷によりアッズ環礁に向かう
3月17日 アラビア沖海戦に参加、僚艦損傷によりアッズ環礁に向かう
8月16日 スエズ沖海戦に参加
10月29日 東地中海海戦に参加
1944年1月13日 シチリア沖海戦にて損傷、タラントにて修理を受ける
5月16日 ジブラルタル沖海戦に参加
10月29日 ドーバー沖海戦にて大破、スカパフローにて修理を受ける
1945年3月10日 バルト海海戦に参加
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(妄想)性能諸元
排水量 15000トン
全長 220m
全幅 水線幅:22m
吃水 6m
機関 ロ号艦本式缶8基、艦本式タービン4基4軸 165,000馬力
速力 38ノット
航続距離 14ノットで8,032カイリ
乗員 1000名
兵装 50口径20.3cm連装砲塔5基
40口径12.7cm連装高角砲6基、25mm連装機銃20基、13mm連装機銃10基
61cm3連装魚雷発射管4基
装甲 舷側:180mm 甲板:80mm
航空機 4機(カタパルト2基)
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あくまで鈴谷、蒼鳥型空母鉄鋼使用量と十勝型重巡洋艦鉄鋼使用量より計算した物であり、実際にこの規模であったかどうかは不明
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エピソード
第2次世界大戦終結10年後もテロ掃討活動に第1線で従事している。
参考文献
最終更新:2009年02月25日 04:15