■浅間級巡洋戦艦(続・天海提督の決断)
概要
対独戦に伴い建造された新型巡洋戦艦。物語中『金剛』型以来の巡洋戦艦である。米海軍『アラスカ』型大型巡洋艦の船体に帝国海軍の装備を艤装した「富嶽」と並ぶ共同開発兵器。35.6cm主砲を12門持ち、3万トンを越える船体で最高速度40ノットという驚異的な速力を誇る『金剛』型の後継といえる高速戦艦。
「浅間」の艦名で有名なのは横山信義氏著『激浪の太平洋 巡洋戦艦「浅間」』であるが、同作の「浅間」は、独『シャルンホルスト』型戦艦に日本製の主砲を始めとした火器を載せたものであり、直接のモデルはおそらく『アラスカ』型大型巡洋艦と同時期の計画のみで開発されなかった
『超甲巡』と思われる(当初『超甲巡』は35.6cm砲を積む計画があった)
同型艦として旗艦「浅間」以下「阿蘇」「吾妻」「伊吹」があり、4隻とも新設された第九支援艦隊に所属する。
艦歴
+
|
浅間 |
1943年12月 第9支援艦隊に所属、同艦隊旗艦となる
1944年1月13日 シチリア沖海戦に参加
5月16日 ジブラルタル沖海戦にて中破、ジブラルタルにて修理を受ける
10月14日 遣欧第2機動艦隊所属
10月 シェトランド沖海戦に参加
1945年3月10日 バルト海海戦に参加
|
+
|
阿蘇 |
1943年12月 第9支援艦隊に所属
1944年1月13日 シチリア沖海戦に参加
5月16日 ジブラルタル沖海戦に参加
10月14日 遣欧第2機動艦隊所属
10月 シェトランド沖海戦に参加
1945年3月10日 バルト海海戦に参加
|
+
|
吾妻 |
1943年12月 第9支援艦隊に所属
1944年1月13日 シチリア沖海戦に参加
5月16日 ジブラルタル沖海戦に参加
10月14日 遣欧第2機動艦隊所属
10月 シェトランド沖海戦に参加
1945年3月10日 バルト海海戦に参加
|
+
|
伊吹 |
1943年12月 第9支援艦隊に所属
1944年1月13日 シチリア沖海戦に参加
5月16日 ジブラルタル沖海戦に参加
10月14日 遣欧第2機動艦隊所属
10月 シェトランド沖海戦に参加
1945年3月10日 バルト海海戦に参加
|
(妄想)性能諸元
排水量 35000トン
全長 246.4m、水線長:241.25m
全幅 27.7m
吃水 9.2m~9.72m
機関 ロ号艦本式缶8基、艦本式タービン4基4軸 165,000馬力
速力 40ノット
航続距離 15ノット/12,000海里(計画時)
燃料 3,710トン
乗員 1,800名
兵装 35.6cm45口径3連装砲4基
15.5cm50口径連装砲10基
40口径12.7cm連装高角砲6基、25mm3連装機銃30基、13mm連装機銃15基
装甲 舷側:229mm(主装甲部、10度傾斜)
203mm(水線面下部)
甲板:90mm(主甲板)
25mm(断片防御甲板)
主砲塔:325mm(前盾)
133~152mm(側盾)
150mm(天蓋)
副砲廊 150mm
両用砲:25mm(前盾)
19mm(側盾)
19mm(後盾)
19mm(天蓋)
バーベット部:279~330mm
司令塔:269mm(側盾)
127mm(天蓋)
航空機 4機(カタパルト2基)
+
|
... |
装甲はアラスカ級大型巡洋艦の船体をベースに金剛レベルまで強化したもの(日本の戦艦が対応防御持たないとは考えられないため)だが、武装と同じくこの通りかどうかは不明
|
参考文献
最終更新:2009年02月26日 01:56