■プレシデンテ春香のトロピコ建国日記
時は1949年。カリブ海に派遣されたソ連の調査船がトロピコ島を発見。
翌年、国際会議で米ソ(何故か韓国も)が領有権を主張する最中、765プロダクションによって島は占拠され、トロピコ共和国として独立を宣言。
トロピコ共和国の行く末はいかに?
◆登場人物
天海春香
- トロピコ共和国プレジデンデ。
- 春香さんはいつまで経っても16歳デスヨー
- 基本的には善政を心がける。
秋月律子
高槻やよい
- 日本からの移民。
- 父は元軍人で、公職追放されたために家計が苦しく、移民してきた苦労人。
- パイナップル農場で働きながら、日本の家族への仕送りを欠かさない。
双海真美
- ソ連のエージェント。
- 致命的なミスを犯して窮地に陥るが・・・。
双海亜美
- アメリカのエージェント。
- 砲艦を指揮してトロピコへ迫ったことも。
菊地真
- 軍国主義派閥のリーダー。
- ヨーゼフの引っ掛け問題でリーダーにさせられる。
星井美希
三浦あずさ
- 資本主義派閥のリーダー。
- 要望を却下されるたびに怪しげな動きをする。
如月千早
- 共産主義派閥のリーダー。
- やよいをカニ缶で篭絡しようとするも、あずさに阻まれる。
萩原雪歩
- 環境保護派閥のリーダー。
- 野犬の駆除を要請するが、却下される。
水瀬伊織
- 宗教派閥のリーダー。
- 中々教会を建ててもらえないが、春香に敵対している怪しげな白装束集団をやりこめる。
音無小鳥
- ナレーションおよび解説担当。
- 作中では入国管理官。
- 仕事中に妄想を繰り広げるのは相変わらず。
ヨーゼフ
- 大統領秘書官。
- 正体はいわずと知れた第三帝国の宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルス。
- きわどい言動が多いため、唐突に画面から消えたり、台詞を早送りされたりする。
- 時折、南米に潜伏している同志に怪しげな電話をかける。
KKK(国際興業株式会社)
- 怪しげな白装束集団。
- 春香を敵視し、選挙ではネガティブキャンペーンなどするが・・・。
◆海外の反応
アメリカ合衆国
- トロピコの独立を認めるが、トロピコが親ソ政策を取った為に砲艦を派遣する。
- その後トロピコが中立に移行し大統領選挙も行った為(キューバ危機もあり)、関係は改善された。
ソビエト連邦
- トロピコの独立を認め、トロピコが当初は親ソ政策を取った為に関係は良好である。
- トロピコが中立政策を取った後も良好な関係を続けている。
日本国
- トロピコの建国者が日本人の為、国連に相談した。ちなみに当時は国連未加盟であり、加盟が認められたのは1956年(昭和31年)の事である。
- 日本による支配の意志は無いが、独立後も皇太子殿下ご成婚のニュースや東京オリンピックを日本語で流すほど関係は良好と思われる。
大韓民国
- 国連で日本人によるトロピコ建国に噛み付き、トロピコの領有権を主張するが誰にも相手にされない。
- ちなみに南北朝鮮が国連に加盟したのは1991年(平成3年)である。どこから湧いたのやら。
◆用語
アネクドート
- ロシア語で滑稽な小話全般を指すが、旧ソ連で発達した政治風刺の小話を指して用いられることが多い。本作では数多く取り上げられている。
- 赤の広場で酔っ払いが「ブレジネフはバカだ!」と叫んだところ、すぐにKGBがやって来て酔っ払いを逮捕、懲役22年(国家侮辱罪で懲役半年、国家機密漏洩罪で懲役21年半)を言い渡した。
dongara-gasyaaan!
- トロピコ共和国独立宣言の際、春香が派手にどんがらがっしゃーんした。それが話題となり、各国のテレビや劇場で使用される国際語となり、トロピコ共和国へペイパービュー収入をもたらしている。
○○専用便利リンク<タグ>
- きわどい内容のため、本作につけられるタグ。○○にはモサド、CIA、KGBなどが入る。
最終更新:2010年07月06日 14:14