作品別用語集 - アイマス×ヘタリア×EUⅢ


アイマス×ヘタリア×EUⅢ

概略

国擬人化コミック『ヘタリア』と765プロの面々がクロスする世界で繰り広げられるiM@S架空戦記。舞台は中世~近世ヨーロッパ。使用ゲームは『Europa Universalis Ⅲ :heir to the throne』(EUⅢ)。略称はヘタマスEUⅢ(ヘタマス)。

おおまかなあらすじ

ドイツを見返したいイタリア(ヴェネチアーノ)がローマじいちゃんのくれたゲーム(EUⅢ)をプレイして歴史を変える!…つもりだったがいきなりヴェネツィアを占領され挫折、丸投げされた律子がローマ帝国再現を目指す。

登場人物・国

765プロ

秋月律子

ある日突然やってきたイタリアからの依頼でローマ帝国再現を目指すことになったアイドル。 最初はしぶしぶやっていたが、ゲームをやりこむうちに次第に黒い本性を現わしてゆく。

天海春香

ローマ帝国にスカウトされゲーム世界にやってきたアイドル。律子によりヴェネツィアの国家元首を任される。はじめは人数合わせ、単なる飾りと見られていたが随所で的確な判断、剛胆さを示し、律子の選択が間違っていなかったことを証明する。

如月千早

ローマ帝国にスカウトされゲーム世界にやってきたアイドル。律子によりヴェネツィアの艦隊司令官を任される。いまいち活躍の場に恵まれない。オスマンに「絶壁提督」(絶対的な海の防壁という意味で)というあだ名をつけられる。

菊地真

ローマ帝国にスカウトされゲーム世界にやってきたアイドル。律子によりヴェネツィア陸軍司令官を任される。架空戦記世界での豊富な軍経験に裏打ちされた果断な指揮で数々の勝利を挙げる。オスマンに「竜の息子(ドラクル)」というあだ名をつけられる。後のドラキュラ(?)。

三浦あずさ

ローマ帝国にスカウトされゲーム世界にやってきたアイドル。…のはずが、いきなり迷子。「セーヌ川を渡ったらスペインやった」という迷子能力を駆使して世界各地を大冒険。

音無小鳥

ナチュラルにゲーム世界に飛び込んできた事務員。ハンガリーさんといきなり意気投合してソウルメイトの誓いを結び、こっそり暗躍して反乱を起こさせたりとその活躍は常にフリーダム。

星井美希

ローマ帝国にスカウトされてゲーム世界にやってきたアイドル。やまとなでしこがうまく言えなくて渋々参加する…。天才属性をもっている。

萩原雪歩

ローマ帝国にスカウトされてゲーム世界にやってきたアイドル。何やらナポレオンの強烈プッシュを受けている。攻城戦のプロフェッショナル。

高槻やよい

ローマ帝国にスカウトされてゲーム世界にやってきたアイドル。イタリア料理を食べる仕事と勘違いしていたが、その勘違いは伊織が看破。いまんとこイタリア料理を食べる仕事だけしている。

水瀬伊織

ローマ帝国にスカウトされてゲーム世界にやってきたアイドル。素晴らしい洞察力でローマ帝国の勧誘を看破。参加する見返りに紫禁城を要求し、ローマ帝国に承諾させる(報酬を支払うのはイタリアだが)。

亜美真美

現代世界にやってきたローマ帝国を応対するが美希に丸投げ。置いてけぼりを食らうが、社長にお寿司をおごってもらう。ウニもイクラも食べ放題。

高木順一朗

765プロ社長。イタリア料理を守るためゲームをすることになった律子を全面的にサポート。スケジュール調整のためヘリだって飛ばすと宣言し、男気のあるところを見せる。お寿司だってオゴッちゃうよ!

国、あるいはそれっぽいもの

イタリア(ヴェネチアーノ)

ドイツを見返したい一心でローマじいちゃんにもらったゲームで歴史を変えようとするがいきなり挫折。電池切れ(国力的な何かが欠乏していると思われ)を起こし、ちびたりあ化。「このままだとイタリア料理がイギリス料理になっちゃう」と律子を説得し、ゲームの指揮を丸投げ。ゲーム内では主に料理を担当。時々心の声で鋭いツッコミを入れる。

ローマ帝国

元凶的な何か。若く見られたい病で「おじいちゃん」と呼ばれると聴こえないふりをする。イタリアのため、EUⅢに歴史が変わる魔法をかけプレイさせる。ゲーム内では律子たちと遊びたい一心でいきなり戦争をふっかけ、逆に返り討ち。めでたく鬼畜律子の被害者第一号となる。

オーストリア

貴族。史実で北イタリアを支配していたためか、イタちゃんに心の底から恐れられている。 ゲーム世界ではヴェネツィアと初手で同盟を結び、重要な外交パートナーと位置付けられる。 しかし、「紅茶が飲みたくなった。輸入できなければ同盟解消」と、我が道を行くマイペースぶりは相変わらず。ハンガリーさんに宣戦布告してヴェネチアーノを脅しあげ、現役のドSであることが発覚。

ハンガリー

遊牧騎馬民族系腐女子。オーストリアさんラブ。ヴェネツィアと初手で同盟を結んで東方防衛の要となる。が、神聖ローマ皇帝となってから帝国内秩序の維持に苦闘し、ついに破綻。ヴェネツィアの属国になる。小鳥さんのソウルメイトで、サイレント&ガーリーというサークルを結成。漫画執筆活動に入る(作画担当)。

ボヘミア(スメタナ)

本家ヘタリアでキャラが出来てないので、スメタナじゃ。チェコの国民的作曲家なのだが、登場場面はほとんどウィーン。それでたいていハンガリーさんと一緒にクリーム漬けのコーヒーを飲んでる。クロアチアの破綻に伴い神聖ローマを引き取る。

イギリス

メシのまずい眉毛。しかしうp主には愛されてるようだ。フィッシュ&チップスのレパートリーは豊富だが、それしか食えるものが無い。パスタを作ってたらフィッシュ&チップスが出来た。もはや呪いである。召喚魔術が使える。

フランス

メシのうまい万年発情国。救国の英雄である「あの子」に真剣で斬られるは、トルコに行ったらイギリス・スペインに弄られるは、おまけに帰りの船を沈められて置き去りにされるはで、本編における不憫ポジション。ようやく帰国した時、待っていたのは少女の毒舌だった。 ヴェネツィア、イギリス、オーストリアなど連合軍の侵攻を食らい、領土をガッツリ持っていかれ、不憫ポジションを再確認。

スペイン

親分やでー♪ 迷子になってるあずささんに道を訊かれ、「ズドーンて行ってバーンと曲がれ」と的確なアドバイス。キャラック一隻つけて送ってやる。意外と車田正美の漫画に詳しい。そうやんなー?

スイス

倹約は美徳。オーストリアに併合され、食い扶持を稼ぐために教皇領へ出稼ぎにいくところをヴェネツィアにスカウトされる。国立銀行総裁を任され、国費を無断使用した小鳥さんを叱る。

リヒテンシュタイン

出稼ぎにいく兄・スイスを引きとめていた。素晴らしいイタリア料理の歓待をうけ、あやうく消滅しかける。

スウェーデン

迷子のあずささんを保護。恐ろしく無口でこわもてだが、慣れると意思疎通できるようだ。

フィンランド

サンタじゃないよ、僕フィンランド。スウェーデンさんの家に居候中? あずささんをヴェネツィアに送り届けるためソリに乗って空を飛ぶ。

ギリシャ

ちびギリシャ。一日四回昼寝したい。ローマ帝国に頼まれ、迷子のあずささん捜索の旅に出る。恐ろしく勘が鋭い。頭の上に乗ってるネコはホメロス。これが切れ者。

ポーランド

空気が読めない東欧の強国。悪い子じゃないんだけど、ナチュラルに律子たちを振り回す。アイドルファン属性を持っているようで、サイン入りTシャツを見せびらかす。安定度なんか知らんしー。

リトアニア

ポーランドの相方。影が薄い。

デンマーク

なぜかポーランドに宣戦布告されるが、こんな事態には慣れてるのか平然と和平交渉をしてきた。

ブルゴーニュ

フランスの2Pカラー。分家筋。英仏の戦いが終わったところを見計らってフランスに侵攻、領土拡大に成功するが、小鳥の暗躍で蜂起したベルギーズの反乱に敗北。領土をガッツリ持っていかれる。

ベルギー

ブルゴーニュの支配を受けていたネーデルラント(+フランス)の少女たち。小鳥の資金援助で一斉蜂起、ブルゴーニュを駆逐するが、その後対立。黒ベルギーはフランドルに、緑ベルギーはエノーとして独立。青ベルギーはフランスのもとへ…って、青って元々フランスやんなぁ? フランスに侵略され、「北風と太陽」のごとくオーストリアに合流。フランス戦役でオーストリアの苦戦に乗じて再独立。彼女たちの明日はどっちだ?

クロアチア

破綻したハンガリーさんから分離独立。ボヘミアと同じ理由でユーゴスラビア大統領チトーが代理出場。ハンガリーさんが独立を失ったので代わりに神聖ローマを引き取ったが、フランス、ヴェネツィアにボコられ皇帝位を失う。

ナポリ

マフィアの故郷シチリアを領有しているためか、某有名映画の登場人物たちが国を牛耳っている。

  • ドン ナポリの大ボス。恐ろしく貫禄のある風貌。息子マイケルに冷酷な命令を下す。
  • マイケル 父親からの非情な命令に苦悩する三男坊。
  • ソニー 侵攻してきたヴェネツィア軍を迎え撃とうと名乗り出るが、内通者と疑われ粛清される。
  • フレド 戦争のため飢える子供たちのためヴェネツィアとの休戦交渉を提案するが、そのため内通者と疑われ粛清される。

プロイセン

チュートン騎士団領(ドイツ騎士団領=プロイセンの前身)として登場。ポーランドに攻められ、セリフも無いまま属国にされる。

トルコ

仮面をつけた江戸っ子気質のおっちゃん…のはずだが、どう見てもシャ○。特徴的な外見とBGMが相まって、登場シーンは非常に印象に残る。「さらに出来るようになったな、キクチーノ!」「初対面だよ!」は本編屈指のコント。 ギリシャでの敗退を機にヴェネツィア、スペインの侵略を受け続け、外伝第三回にて消滅。

オスマン

トルコさんの相方。トボケた雰囲気だが、おそらく凄い切れ者。

イタリア(ロマーノ)

教皇領で子分的な何かをしている。

教皇

勝てる気がしない、非常にカリスマ性の高い面構えをしている。きっとビームとか出すよこの人。

神聖ローマ帝国

史実ではイタリアが好きすぎて国内がガタガタになり分解してしまったがゲームで復活。史実での反省を踏まえ、「神聖でローマな帝国」を目指している。ハンガリーさんのもとに身を寄せていたが、ハンガリーの破綻に伴いクロアチアへ移動。帝国の平和と真っ向からぶつかるヴェネツィアへの対応に苦慮する。くたばれヴォルテール!

その他一般人のようなもの

少女

CV:川澄○子。名前はバレバレだがヘタリア的に口に出すのはNG。フランスにおける救国の英雄的な存在だが、ナポレオンが指摘するまで当のフランスに忘れられていた可哀想な少女。イギリス嫌いで非常に好戦的。何かあると斬りたがる。変な機能がついてるらしく、「マスター」を探していたが、そのマスターはイギリスだった!(中の人的な意味で) フランス戦役の後、ルイ14世に後事を託されるが天使(?)に帰還を促され昇天。え、マジ!?

ルイ14世

フランス王。太陽王と同じ名前だが、登場は随分早い。フランスという国に生まれたにしては生真面目で大変責任感が強い。自らを破門した教皇の裏にヴェネツィアがいることを喝破し、「来るなら来い!」と堂々と宣言する。 フランス戦役で奮戦するが、連合軍の物量の前に苦杯を舐める。破門を軽々しく扱うヴェネツィアや教皇の行為に激昂、吐血し、惜しまれつつ崩御。少女に後事を託す。

フランス元帥N

赤毛のほう。モデルは「勇者の中の勇者」と呼ばれた帝国元帥。くだけた雰囲気のイケメン。フランス戦役では撤退する主力軍の殿軍を務めた。

フランス元帥D

赤毛でないほう。モデルは「不敗」の異名を取った帝国元帥。広いおでこのことを指摘されると逆上する? フランス戦役ではオーストリアを押し返し、長大な戦線を維持するなどすぐれた指揮能力を見せるが、衆寡敵せず撤退。

ウェリントン

本名アーサー・ウェルズリー。イギリスが召喚した英国陸軍きっての名将。本人いわく、「ボケと受けでワーテルローをしのいだ」 ヴェネツィアとの合同演習では真たちを手玉に取った。

ウッディ

真指揮下の騎兵隊長。階級は大尉。先行する真をさえぎってトルコと戦い戦死。たぶんマチルダという婚約者がいる。

ジム

ウッディ大尉とともにトルコと戦い戦死。おそらく心臓を一突き。たぶん非常に優秀な兄がいて弟がたくさんいる。

マルコ

フランス戦役で登場した若い騎兵。没落した貴族の出身らしい? 戦時ゆえ訓練も受けぬまま前線に送られ、いきなり連隊長に任命される。

船員

あずささんをヴェネツィアへ送り届けるため用意されたキャラック船、サンタマリア号の船員。船が遭難したのはあずささんのせいなのだが、船員たちが全員無事だったため、あずささんをマリア様の再来だと信じ込む。あずささんと別れて帰国後、おおいに脚色した冒険譚を吹聴していたが、スペイン親分の推薦を受けハンガリーからあずささんを乗せ出航。ついにヴェネツィアへ送り届ける。

兵士

スペイン親分に同行してトルコに遠征(?)。帰国した船員の冒険譚に熱心に聞き入っていた。

イェニチェリ

トルコさんちのラリッサを守っていた精鋭兵。やんわりと降伏を勧めるトルコさんの温かい手紙に感激し、徹底抗戦を誓う。おかげでトルコさんちが焼け野原になるまで戦争が続いた。

ポルトガル海軍提督

フランスを迎えに来た艦隊をイングランドとの盟約に従い攻撃、これを撃滅し、フランス兄ちゃんを涙目にする。ヒャッハー♪

イギリス海軍士官

イングランドに逃げてきたローマ帝国を戦艦に監禁、ヴェネツィアに送り届ける。

子供

マムルーク朝とスペイン・ポルトガル・ナポリ連合軍の戦争が始まったため、シリアからクレタ島へ逃げてきた。

船乗り

マムルーク朝とスペ(以下略)。別ゲームの用件でアレクサンドリア潜入の密命を帯びていたらしく、そのためスパイと疑われ、千早に署の方へ連行される。金かえせ。

ペルシャ王

ジェノヴァが領有していたクリミア半島をめぐってヴェネツィアと戦う。イスラムの守護者にしてパールスの支配者、アジアの大王、バグダットの主、コーランの伝承者、安寧をもたらす者、神の栄光の具現者。テンションが高くてペルシャ人がつらい。

枢機卿

画像は『三銃士』にも出てくるフランスの名宰相リシュリュー。お笑いの神に仕えていそうなトボけたおっちゃんだが、ヘタマス世界をある種達観した姿勢で見ており、何やら知っていそうな雰囲気。第17回にて春香への協力が発覚し、粛清される(?)。

各話あらすじ

第一回『ローマからの贈り物』

ローマ爺ちゃんにもらったゲームで歴史を変えようとするイタリア(ヴェネチアーノ)。しかしいきなり挫折して律子に丸投げ。律子はしぶしぶ引き受ける。

第二回『風雲、エーゲ海』

ゲームを始めた律子&イタリア。ヴェネツィアの情報を確認し、ボチボチと進みはじめた次のターン、ビザンティン帝国に戦争を吹っ掛けられる。

第三回『コンスタンティノープルは燃えているか』

ビザンティン帝国の正体はローマ爺ちゃんだった! しかし返り討ちにして領地をむしり取り、その後言いがかりをつけて戦争を吹っ掛け、コンスタンティノープルを占領して滅ぼしてしまう。ここでいったんエンディング(?)。

第四回『イングランドの戦慄』

ゲーム世界から抜け出せなくなってしまった律子。気を取り直してイングランドを訪問したところ、恐るべきイングランドの呪いに遭遇する。春香・千早・真が合流。あずささんは迷子。

第五回『ヴェネツィア行進曲』

イタリア征服に乗り出した律子たち。順調にすすめるが、オスマン帝国に言いがかりをつけられ戦争状態に突入する。あずささんはイギリスからフランスに渡る。

第六回『ギリシャ戦線異状なし』

菊地真のターン! キクチーノ将軍は劣勢にも関わらずオスマン軍に果敢に挑み、これを撃破する。ギリシャ鍋作戦が功を奏し、ヴェネツィアはオスマン帝国から逆に領土をむしり取る。あずささんはなぜかスペインに到着、ヴェネツィアに向けて出航。

外伝第一回『トルコ戦線も異状なし』

ギリシャ戦線を、同時に参戦していたイギリス・スペイン・フランスの視点から見た回。イングランドたちの意外なオタク知識や、スペインの辛抱強さが堪能できる。ギリシャがあずさ捜索を開始し、フランス兄ちゃん遭難。へー、そうなん?

第七回『神聖ローマ狂詩曲(前編)』

イタリア征服を開始したヴェネツィア。しかし、その行為は神聖ローマ帝国の利益と正面からぶつかるものであり、ハンガリーとの同盟が破棄されてしまう。あずささんはなぜかスウェーデンに漂着。ソリに乗って空路ヴェネツィアを目指す。

第八回『神聖ローマ狂詩曲(中編)』

小鳥さんのフリーダムな活躍によりハンガリーさんとの同盟が回復するが…。ヴェネツィア軍は東に向かい、オスマン帝国からギリシャ領をほとんどむしり取る。あずささんの乗ったソリは空中で大きく軌道を変え、あらぬ方角へカッ飛んでゆく。

第九回『神聖ローマ狂詩曲(後編)』

再度イタリア征服作戦を開始したヴェネツィア。ハンガリーさんとの亀裂は決定的となり、ついに交戦状態に突入する。オーストリアをボコッて快進撃を続けるハンガリーだが、決定的勝利を得る前にヴェネツィア軍が北イタリアを制圧し、終戦。あずささんはイギリスに不時着、ホメロスの助言をうけ、ローマ帝国のもとへ、時空を超えてジャンプする。

第十回『ポーランド・ショック!』

ヴェネツィアはポーランドと新たに同盟を結び、オスマン帝国から領土をむしり取る。ポーランドの求めに応じてデンマークとの戦争に踏み切るが…。あずささんはなぜかハンガリーに。(神聖)ローマ帝国のもとにたどり着く。

外伝第二回『骨肉ファイト!!』

ヴェネツィア以外の国の動きを追った外伝。少女がイギリスに戦争を吹っ掛け、ブルゴーニュが漁夫の利を狙い、小鳥が暗躍してベルギーズが漫才。

第11回『ローマ帝国を追え!』

あずささんもゲーム世界に連れてきていたことがばれ、ローマ帝国は各地を逃亡するがイギリスにて御用。ヴェネツィアで長々と叱られる。ヴェネツィア軍はナポリとの戦争に踏み切り、ナポリ内部では非情な粛清の嵐が吹き荒れる。一方あずささんは神聖ローマの助けを得て…。

第12回『大航海時代の幕開け』

またもやポーランドからの無理難題。ヴェネツィアは盟約に従いドイツ騎士団領へ派兵するが、着いた時には戦争は終わっていた!(笑)ヴェネツィア軍はマムルーク朝が袋叩きにあっているのをみてこれに便乗、エジプト遠征を行い紅海へ抜ける道を獲得。あずささんは神聖ローマの手配した船に乗り、またヴェネツィアを目指す。

第13回『神聖ローマ帝国の栄光』

「ハンガリーを討て」―オーストリアからの戦慄すべき参戦要請にヴェネチアーノは震え上がり、直訴するも一蹴される。あずささんは無事ヴェネツィアに到着するが、神聖ローマとハンガリーは周囲から総攻撃を受け崩壊。ハンガリーはヴェネツィアの属国になり、神聖ローマはクロアチアへ移る。

外伝第三回『お兄ちゃんの帰還』

長らく放置されていたフランスがようやく帰国。不在中に少女が召喚していた名将たちの指揮のもと、超大国への道を歩みだし、それに触発されたイギリスも領土拡大に励む。オーストリアはマイペースに婚姻政策で領土を拡大し、欧州に緊張が高まる。ポーランドに振り回されたヴェネツィアはついに決別を決意。そして、ついにあの国が…。

第14回『新たなる力(アイドル)』

国土が広大になり、人手不足が懸念されるようになったヴェネツィア。ローマ帝国が気を回し、現代にジャンプして765プロから美希、雪歩、やよ伊織をスカウト。EUⅢ世界に到着した美希たちは軍を指揮して真たちの救援に向かう…。

第15回『燃える地中海』

膠着するアナトリア戦線に到着した美希雪歩。軽くチャンダル軍を一蹴し、真とコーヒータイムを愉しむ。一方千早はカスティーリャ艦隊と決戦に及び、これに勝利する。雪歩が加入したヴェネツィア軍はカスティーリャ・ナポリ連合の都市を次々と攻め落とし、イタリア半島統一まであと一歩の所に迫るが…。

第16回『ドラクル戦争』

トレヴィザーノを通過するフランス軍に驚愕する律子たち。神聖ローマ皇帝クロアチアと戦うためであったが、フランスの勢力がイタリアに近づくことに危機感をおぼえる。何とかフランスに先んじてジェノヴァ他を制圧し、ペルシャとの長期戦にも耐え、快進撃をつづけるヴェネツィア軍に対し本家ドラクルが喧嘩を売ってきて…。

外伝第四回『スイス戦記』

ヴェネツィアの内政面を担当したスイスを中心にこれまでの行動を振り返る。 経費削減で軍の維持費を削り、小鳥の横領が発覚して懲役250年。やよいのおつかいでもやし栽培。

第17回『ローマの陰謀』

イタリア統一も間近になり、律子はローマ教皇への対応に頭を痛める。春香が一計を案じローマ攻略に成功するが、どうも律子の様子がおかしい。 フランスの矛先がヴェネツィアに向いたことを察知した律子たちは戦闘準備をすすめ、開戦の機運が高まる。そしてついにフランス王ルイ14世が即位し…。

第18回『フランス戦役』

フランス・ヴェネツィア間の緊張は極限に達し、ついに戦端が開かれる。ヴェネツィア、オーストリア、イギリスなど連合軍は三方から攻め入り、激戦のすえフランスはついに屈する。戦傷をおして奮戦していたルイ14世が崩御し、少女に後事を託されるが…。

ネタのようなもの

音楽編

ラ・マルセイエーズ

御存知フランス国歌。しかし、イタリアが主人公なこの動画のテーマ曲みたいになっている。律子とイタリアの意見を総合すると、「取って付けたような壮大感でごまかす曲」ということらしい。

哀戦士

本編第六回と外伝第一回で使用された。この曲が流れているあいだ、登場人物たちはみんなどこかおかしくなった(スペインの談話によると、この曲が流れているあいだヴェネツィア軍の兵士たちは「マチルダさ~~ん」と叫びながら突撃していたらしい。恐ろしいことにその影響は一般兵士にまで及んでいたのである)。

運命の夜

Fate/stay nightのBGM。少女の登場シーン周辺で流れ、ネタがFateに染まる。 ちなみに、少女がFateネタをやる時に流れる音声はセイバー役川澄○子本人のもの。

帝国のマーチ

『スターウォーズ』のアレ。なぜか教皇の登場シーンで流れる。猊下の偉大な御姿を引き立て、強烈なカリスマ性を発揮させる。

ドヴォルザーク交響曲第九番「新世界より」第四楽章

フランス戦役にて使用される。銀英伝っぽい回で使われた、とても銀英伝っぽい曲。

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最終更新:2012年03月08日 23:54
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