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岡田監督「オレの恥や」“悪夢の9日間”密着ルポ
乾杯で始まり、悔しさで終わる
歴史的V逸の岡田監督。CSでのリベンジを誓った(クリックで拡大) 最大13ゲーム差をひっくり返されるという“歴史的V逸”となった阪神。岡田監督は「巨人との直接対決で(10勝14敗と)勝てなかったのが敗因」と振り返った。そんな指揮官の8泊9日にわたる苦悩の“関東ロード”の裏側をリポートする。
【眠れぬヤ4連戦】
≪10月2日≫「ここまで、勝った負けたで一喜一憂できることをオレもコーチも選手も幸せに思わないとな。さあ、乾杯や!」
JR新大阪駅構内のレストラン。3日からの神宮でのヤクルト4連戦に向けて上京する直前、監督は同行する担当記者とビールで気勢を上げた。
≪10月6日≫ところが、その4連戦をまさかの1勝2敗1分けと取りこぼす。監督は「最低3勝1敗」とソロバンを弾いていただけに、悔しさは募るばかりだ。遠征の夜は街に出かけることもある監督。今回ばかりは「優勝がかかっているから」と、宿舎の都内ホテルで缶詰めを決め込んでいた。だが6日夜、「ちょっと気分転換でもしようか」と記者に声がかかった。
赤坂にある行きつけの鉄板焼き店とスナックをハシゴした。監督は野球の話をソコソコに切り上げると、「お前の生き方は…」などと記者に対して約1時間の説教。この後、得意の手品を披露してホテルに戻ったのは午前5時だった。
「最近、いろいろ考えると眠れないし、何回も目が覚めるんや…」
監督の頭の中は「打てない打線をどうすればいいか」でいっぱいだった。2日後の8日に控えた巨人との直接対決を前に“うさ晴らしの宴”になったかどうか。
【雨に打たれてメークリベンジ誓う】
≪10月7日≫監督は記者を見るなり、「(午後)1時まで寝てたんや」とニヤリとした。実はこの夜、監督の口から“ドッキリ発言”が飛び出した。
「7月には(2位と)13ゲーム差あったんか。こんなん、ひっくり返されたら格好つかんわ。オレの恥や!」
その後、何かを言おうとして飲み込んだ。引責、進退伺い…。 だが、監督は気を取り直したように、「巨人にあってウチにないのはホームランやな。オフの課題ははっきりしているわ」と言葉をつないだ。翌8日の巨人との決戦に敗れて大勢は決した。
≪10月10日≫小雨降る横浜スタジアム。V逸が確定した後、監督は悔しさをかみしめながらつぶやいた。
「クライマックスシリーズ(CS)は戦力を整えて頑張るわ」
18日から始まるCS第1ステージで中日に2勝すれば、日本シリーズ出場をかけて、再び巨人に挑む権利が得られる。戦力を整えて頑張るか…。記者もそう願っている。
ZAKZAK 2008/10/11
http://www.zakzak.co.jp/spo/200810/s2008101106_all.html
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