作品別用語集 - 偶像少女探偵団


偶像少女探偵団(あいどるしょうじょたんていだん)



  • 本作は、アドベンチャーゲーム『御神楽少女探偵団』を題材にした、むじなPによる架空戦記である。
  • 時々、原作ゲームで使用されている動画が流れる。


■ あらすじ


  • 大正時代、三浦あずさという女探偵が世間に名を馳せていた。
  • 本作は、三浦あずさとその3人の助手が、難事件に挑む物語である。

事件ファイル壱『幽鬼郎』

  • 「探偵団に入ってあげる」と、あずさの押しかけ助手になった伊織は、雪歩の姉である静江の捜索の依頼も持ってきていた。
  • 雪歩と共に浅草の見世物小屋に向かうが、人魚のミイラとして見世物になっていたのは、行方不明の静江だった。
  • 萩原邸地下に安置されている幽霊画、屋敷に出入りする義足の男、そして謎の人物『幽鬼郎』の正体とは?

事件ファイル零『私が探偵になった理由』~律子の場合~

  • 武者小路実篤の下で、書生をしながら推理小説の執筆に励む律子だが、彼女の才能を高く評価するも欠点があると指摘する実篤。
  • そんな時、実篤の友人である志賀直哉から、名探偵三浦あずさの名を聞き、会ってみようと銀座に行く律子だが……。

事件ファイル弐『太白星』

  • オペラ歌手・沢アヤ子殺害の犯人が捕まり、事件は解決したかに見えた。しかし貴音は、事件の再調査をあずさに依頼。
  • 調査に乗り出す伊織達。一見、単純に思えた事件だったが、蓋を開ければ謎だらけ。
  • 「太白星」と書かれた千代紙、被害者の謎の帰省、そして劇場に出没する怪人「ファウスト」……、果たして真相は何処に!?

事件ファイル零『私が探偵になった理由』~響の場合~

  • すず川で女給として働く響が、客席に残されていた遺書の持ち主と思われる「武者小路実篤」の自殺を止めようと、美希を連れて行動を開始する……。
  • 原作に於ける『五銭銅貨』がベース。


■ 登場人物


  • 年齢は、時代背景を考えると、恐らく数え年であろうと思われる……が、その点に言及する事は少ない。また、作中での年齢表記が大字になっている場合があるが、ここでは普通の漢数字を使用する。

◆三浦探偵事務所メンバー

三浦あずさ

  • 原作に於ける御神楽時人ポジション。
  • 銀座にある三浦探偵事務所の所長で、「帝都一の名探偵」と呼ばれている。明治三十年(1897年)生まれの二十歳。
  • 事務所は四条ビルの二階にあるが、看板を出していない。その為、初めて彼女を訪ねてくる来客は、一階の四条美術店の前で、首を傾げるのが恒例となっている。
  • 四条ビルの三階が自宅になっており、分厚い百科事典や犯罪に関する難しい専門書があるかと思えば、怪しげな雑誌もあったりする。また、蓄音機も置いてあり、クラシック音楽や国内の流行歌から、落語や漫談、お経や御詠歌の音盤(れこーど)なんてのもある。
  • 事件に関する情報を助手達に任せ、颯爽と現れて真相を明らかにするという、『ジャッカー電撃隊』のビッグワン的存在である。(胸が「ビッグワン」……?)
  • 推理が大詰めに入ると、事務所奥の所長室に篭って考え込む。それ故、この所長室のドアは「天の岩戸」と呼ばれている。
  • 学習院高等科の卒業生で、実篤や志賀の後輩。
  • 普段は、認知症を疑われてしまう程酷い天然ボケで、極度の方向音痴。
    • 立川村に行こうとして、富山県の立山に着いた。
    • 横浜に向かった筈が、逆方向の上州に辿り着いた。
    • 高尾山に行ったつもりが、赤城山に着いてしまった。
  • 温泉好き……というより、温泉宿でのドンチャン騒ぎが好き。金銭感覚に疎く、事件を解決して多額の謝礼を貰っても、道に迷って着いた先の温泉宿で散財をし、事務所を財政難に陥れる……が、自覚はない。
  • 中の人」の影響か、「画伯」と呼ばれる程の画力。
  • 律子が助手になったのを機に、「偶像少女探偵団」を提唱。伊織の探偵団入団は、二つ返事で承諾した。
+ 糸の入団申し入れに対して……
  • 「どたぷ~ん迷探偵」と呼ばれる事もある。
  • 事件に臨む際に超人的な集中力と洞察力を発揮するが、その代償として事件解決後に鬱になるという副作用が伴うという、何とも難儀な人物である。
  • 本編終了後のおまけコーナー『あずさの9:02PM』では、バー「AzuAzu」のママさんとして登場する。

秋月律子

  • オサゲ眼鏡繋がりで、原作に於ける桧垣千鶴ポジション。
  • 事務所の事務員兼助手。助手トリオのリーダー格で、3人の中では最古参。明治三十二年(1899年)生まれの十八歳。
  • あずさの金遣いの荒さに、頭を痛めている。
  • 画家……ではなく、小説家の卵。武者小路実篤に弟子入りし、推理作家を目指している。エドガー・アラン・ポーを私淑している。
  • 自分の文章に「活きた人の心」が欠けている事をあずさ達に悟らされた事で、書生を続けながらあずさの助手になる事を決意した。
  • マニアックな物にばかり興味を持ち、突き詰めてしまうという、変な癖を持つ。
    • 歴史のある古物を好み、特に異形の者を描いた絵画には眼がない。特に、河鍋暁斎の大ファン。
    • 事務所のある四条ビルの一階にある四条美術店は、彼女にとって「夢の国」らしい。
    • 萩原邸の地下にある不気味な幽霊画を、素晴らしいと絶賛した。
  • 怪談が好きで、よく響や伊織を怖がらせている。
  • 護身用に功夫を嗜んでいるが、三浦探偵事務所に入る前は特に運動はしていなかったらしい。「陳老師」なる人物に師事しており、必殺技は「八卦掌」と奥義「通○拳」。
+ 『幽鬼郎』事件にて…
  • 上京した従姉弟の涼に眉目秀麗偶像(いけめんあいどる)になりたいと相談され、コーラスガール不足に悩む春香に紹介した。

我那覇響

  • 快活なポニーテール繋がりで、原作に於ける鹿瀬巴ポジション。
  • 沖縄出身で、時々台詞に沖縄弁が混じる。
  • 飼っているペットはハム蔵とオウ助。他にも沢山飼っていたが、沖縄の実家に残したままらしい。時折、ペット宛に自分の活躍を記した手紙を書いている模様。
  • 伊織が事務所に押しかけた際は伊織の加入に反対していたが、伊織と康次郎の口論を見て考えを改めた。
  • 仕事の依頼がない時には、麻布にある「すず川」で女給のアルバイトをしている。
    • 偶像少女探偵団との馴れ初めは、すず川の客席に残された「遺書」。
    • 「客引きには衝撃(インパクト)が必要だ」との洋一郎の方針で、肌の露出が割と多い衣装(アイマスに於けるステージ衣装)を女給服として渡されている。

水瀬伊織

  • 令嬢繋がりで、原作に於ける久御山滋乃ポジション。
  • 水瀬子爵の娘で、自称「帝都一の偶像(あいどる)」。
  • 世間では「親の七光りならぬ、凸の七光り」と評判(笑)。挙句、「凸りん星人」とか言われたりもする。
  • あずさ達の上野の事件での活躍を知り、事務所にやってきた「押しかけ助手」。
  • 曰く「私以外の偶像なんて、絶対認めないんだからっ!」との事。あずさ達の人気に肖ろうとしているわけではないと、力説している。
  • 予告編を見ていなかったらしく、最初の頃は推理トリガーを無駄使いしていた……が、雪歩の為に頑張りたいとの意気込みの表れ。
  • 実家には撞球(ビリヤード)台がないらしい。
  • 『幽鬼郎』からの登場だが、事務所に押しかけた際に貴音には会っていないらしく、『太白星』で依頼に来た貴音とは初対面。
  • アイスキャンディーを食べた事がなかったらしい。

高槻やよい

  • 原作に於ける蘭丸ポジション。
  • 事務所であずさの身の回りの世話をしている。
  • 雑用をこなしながら、事務所にある本を読んで色々な事を覚えようとしているらしい。
  • もやしレシピで、事務所の財政難を乗り切ろうとしている。
  • 『やよいのうっうー!!赤貧クッキング』というおまけコーナーを任されている。

双海亜美・真美

  • あずさの友達で、原作に於ける猫の十兵衛ポジション。
  • 道に迷いやすいあずさを、目的地に送り届けたりする……が、一緒に迷う事も……。
  • 響きの事を「ビッキー」と呼ぶ。
  • 持ちネタは、「ちっちぇえこたぁ気にすんな♪それ!とかちこ♪とかちこ!」……しかし、あまりウケない。

四条貴音

  • 原作に於ける守山美和ポジション。
  • 三浦探偵事務所がある四条ビルのオーナーで、同ビルの一階で四条美術店を営んでいる。十七歳。
  • 美術店では、大家の作品のみならず、多くの新鋭芸術家の作品も取り扱うのが方針らしい。
  • 看板の出ていない三浦探偵事務所の受付のような事もしている。
  • 「銀色の王女」と呼ばれており、近所では有名人らしい。
  • 伊織は、「キャラが被っていて、真似されてる気がして不愉快」と第一印象を語っている……が、当然真似をしているわけではない。
  • 殺人の現行犯として捕まった松崎の知り合いで、松崎の潔白を信じ、あずさに再調査を依頼した。

◆警察官

菊地真

  • 原作に於ける栗山刑事ポジションであろうと思われるが、諸星警部に相当する言動も多い。
  • 十五歳の若さで、警視庁の警部補。
  • 上司は、父親の真一。
  • 三浦探偵事務所の面々と一緒に捜査をした事がある。
  • 伊織や雪歩とは家族ぐるみの付き合い。
  • 『幽鬼郎』の一件では、初めて真一と同じ現場で仕事をする事になり、緊張していた。
  • 「脳筋」と呼ばれる事より、「男」に間違われる事のほうがショックらしい。

菊地真一

  • 原作に於ける諸星大二郎。
  • 警視庁の警部で、四十一歳。
  • 真の父親であり、上司でもある。
  • 三浦探偵事務所の面々とは事件でよく一緒になり、互いに協力関係にある。
  • 伊織や雪歩とは家族ぐるみの付き合い。
  • 『幽鬼郎』の一件で、初めて真と同じ現場で仕事をする事になり、緊張していた。

星井美希

  • 原作に於ける栗山刑事ポジションで、『太白星』からの登場。
  • 浅草書の刑事で、十四歳。
  • 「あふぅ刑事」「ゆとり刑事」「おにぎり刑事」等、仇名が多い。本人は、特に意に介していない。
  • 語尾が「―なの」だけでなく「―のね~」も多い。
  • あずさと律子が出した偶像少女探偵団募集の広告を見て、自分も応募してみようかと真剣に考えていたらしい。
  • 洋食屋「すず川」に入り浸っては、おにぎりを注文する……困った客である。
  • 千早の大ファンらしく、事情聴取のついでに愛用の手帳にサインを貰ったり、握手してもらったりする。
+ ネタバレ

◆三浦探偵事務所メンバーの関係者

音無小鳥

+ ネタバレ

武者小路実篤

  • 実在した小説家。
  • 志賀には「さねあっつぁん」と呼ばれている。
  • 立ち絵には、原作の御神楽時人のものを使用している。
  • 律子の師であるが、律子が師事する相手を間違えているのではないか……と思っている。
  • 原作で千鶴が描いていた「怪紳士」の似顔絵は、本作では彼が描いている。

志賀直哉

  • 実在した小説家。妻は実篤の従姉妹。
  • シルエットで登場する。
  • 不本意ながら、父親との和解を模索している。
  • 律子曰く「嵐のような方」。
  • 伊織のファンで、肖像写真(ブロマイド)を持ち歩いている。
    • 「下僕として伊織に罵倒される事に悦びを感じよう」という「下僕ライフ」を提唱している。

鈴川洋一郎

  • 麻布の坂下六丁目で、洋食屋「すず川」を経営している。小梅の父。
  • 響を女給として雇っており、響からは「おやっさん」と呼ばれている。
  • いつもおにぎりを注文する美希に毒づくが、実際は満更でもない……らしい。
  • 店で奇声を上げる「変な客」に、怒鳴り散らしている。

鈴川八重

  • 洋一郎の妻で、小梅の母。
  • 美希の事を思い出して顔を緩ませている洋一郎を、張り倒すのが日常らしい。

鈴川小梅

  • 大正野球娘。』の主人公だが、何故か六歳。
  • 父は洋一郎、母は八重。
  • 店で奇声を上げる「変な客」を訝しがって、八重に窘められている。

秋月涼

  • 律子の従姉弟。
+ ネタバレ

◆敵

主宰

  • 仮面とだぶだぶの服で、顔どころか、背格好や性別すら不明。
  • あずさを抹殺しようと暗躍する、謎の人物。

◆事件ファイル壱『幽鬼郎』登場人物

萩原雪歩

  • 「雪」繋がりで、厳格な父親がいるという事で、原作に於ける逸島雪子ポジション。
  • 萩原家次女で、十五歳。
  • 伊織や真とは家族ぐるみの付き合い。特に真とは仲が良い。
  • 伊織を通じて失踪した姉の静江探しを依頼したが、静江が遺体となって発見された事により依頼内容を殺害犯探しに変更。
  • 良造に何度も恋文を渡されているが、本人にはその気がない。しかし、気弱な性格故に、貰った恋文には一応目を通している。
  • 糸から渡された恋文が真宛だったと知り、糸を恋敵と認識した。
  • 陰惨な事件が続いてネガティブになっていたが、事件が解決してどうにか立ち直った様子が『太白星』で伺える。

萩原康次郎

  • 原作に於ける逸島康次郎。
  • 萩原家当主で三十八歳、雪歩と静江の父親。
  • 貿易商……ではなく、萩原組という建設会社を経営している。伊織によれば、帝都では少しは名の知れた武闘派集団らしい。商売上、強引な手を使っていたらしく、恨まれる心当たりには事欠かないとの事(BGMに『仁義なき戦い』のテーマ曲が流れたりする)。
  • 撞球好きで、地下の 遊技 遊戯室に撞球台を2つ置いている。
  • 木製の義足を装着した五十過ぎの浮浪者風の男性が、時々訪ねて来ていたらしい。
  • 嘉平の亡くなった妻のために、立派な墓を建立したらしい。
  • 月に一度、朝早く誰にも告げずに、護衛も付けずに何処かへ出かけるらしい。
  • 伊織には「ヤス」呼ばわりされ、響からは「やっさん」と呼ばれている。
  • 静江の安否よりも風評を心配する態度が原因で、伊織と低次元な罵り合いを……。
  • 「犯人はヤス」とか言うなぁ!!

萩原静江

  • 原作に於ける逸島静江。
  • 萩原家長女、十八歳。
  • 三ヶ月前、学校帰りに原因不明の失踪。その後、見世物小屋で人魚のミイラに仕立て上げられていた遺体が発見され、歯形から本人であると確認された。遺体が発見されたシーンは、原作に於ける同シーンの物を使用している。

大淵嘉平

  • 原作の登場人物で、萩原家使用人。五十九歳。
  • 雪歩は「じいや」と呼んでいる。雪歩にお茶の入れ方を教えたらしい。
  • 屋敷の裏口に繋がっている小屋を、自室として使用している。
  • 伊織曰く「優しくて仕事熱心」。
  • 妻は5年前に事故で他界。月命日に墓前に花を供え、ハナミズキの木を植林する者が誰なのか、不思議に思っている。
+ 事故
  • 田島親子に対し、苦手意識を持っている。
  • 笑い方が「HAHAHA」……って欧米かっ!!
  • 最初の頃は非常に細身で撫で肩、面長の人物として登場したが、これは ホットフェイスローラーを使った むじなPが画像サイズの設定をミスしたのが原因。

田島タエ子

  • 原作の登場人物で、萩原康次郎の妹、雪歩の叔母。三十五歳。
  • 夫婦喧嘩が原因で、良造と共に家を飛び出し、実家の萩原邸に滞在して2週間ほど経つ。

田島良造

  • 原作の登場人物で、タエ子の息子、萩原康次郎の甥、雪歩の従兄妹。原作通りなら、年齢は十七歳
  • 両親の夫婦喧嘩が原因で、母と共に家を出て、萩原邸に滞在して2週間ほど経つ。
  • 非常に神経質で、どうにもいけ好かない人物。
  • 原作と違い、英語交じりの妙な言葉使い(っつーかルー語?)で話すため、原作よりもウザさ増量中。……その割には、両親の事を「オヤジ」「オフクロ」と呼んでいる。
  • 雪歩の事を「ゆきぽ」と呼んだりする。
  • 雪歩に気があるらしい……が、脈がない事に気付いていない。
  • 趣味は撞球で、眠れないと一人で撞球を打つ。よく手紙で雪歩を撞球に誘っていたらしい。
  • 真の事を男だと勘違いしており、「脳筋男」と呼んでいる。
  • 雪歩宛の恋文が、糸の手違いで真の手に……。その手紙で呼び出そうとした待ち合わせ場所に現れない雪歩の様子を見ようと寝室を覗こうとして、張り込んでいた警官に取り押さえられたりしている。
+ ネタバレ

野上糸

  • 二年程前から萩原家で働いている女中。十六歳。
  • 原作では『続・~』の『蜃気楼の一族』に登場する小野寺家のメイドで、小野寺家をクビになった後、『新・~』の『呪香』で、伊福部家のメイドとして再登場する人物。
  • 本作では、原作に於ける藤村ソノというお婆さんのポジション。
  • やたらテンションが高く、サボり癖がある。
  • 良造に対する扱いがぞんざいである。
  • 「偶像少女探偵団に入りたい」とか言い出したりする。
  • 密かに頂点偶像(とっぷあいどる)を目指しているらしい。
  • ピッツァ用の釜を造ってもらったり、邸内に自分の個室があったり……と、女中としては破格の待遇を受けている。
  • 歌っている歌が『モルダイバー』の主題歌だったり、当時未だ一般的ではなかったピッツァ(しかも、箱がアレ)が好物で自分で焼いたり等……、とにかく「野上」繋がりで(野上)ゆかなネタが多い人物。自分の名前を「野上ゆかな」と言い間違えたりもする。(因みに、原作ゲームに於けるCVは土屋亜有子さんなので、注意されたし……)
  • 真の事を男だと勘違いしているらしく、気があるらしい……が、書いた恋文を間違えて雪歩に渡してしまった。
+ ネタバレ
  • 『太白星』にも登場。情報通を自認している。しかも、立ち絵が動く事も……。

萩原家先代当主

  • 原作に於ける逸島玄悟だが、本作に於いては名前は登場しない。
  • 康次郎のやタエ子の父で、故人。
  • 倉庫から幽霊画を見つけ、市子に言われるままに幽霊画を地下室に安置。市子と共に祈祷に明け暮れた挙句、骨と皮ばかりになりながら発狂して死んでしまった。

平田権六

  • 原作の登場人物で、浅草にある見世物小屋の座長。年齢不詳。
  • 怪しげなものを好む、非常に胡散臭い人物。
  • 木製の義足の男から買い取った「人魚のミイラ」を、見世物として展示していた。
  • 肉付きの良い女性が好みらしく、初対面の響達に変態として認識される。
    • 伊織に対する評価は「微妙」。伊織には「変態ナマズ男」と呼ばれている。
    • 探偵団に侮蔑の眼差しで見られるのがたまらない……らしい。
  • 魔眼「アマレココの眼」の持ち主。「娘っ子のバストサイズとブラカップ数を正確に測定する」事が可能らしく、重ね着をしても誤魔化す事は不可能……らしい。
  • 次の事件である『太白星』にも登場する。

神田川彦一

  • 萩原家で働いていた運転手。
  • 交通事故で片足を失ったらしい。
  • 事故の責任を取って服役していたが、出所後は浮浪者のような生活を送っているらしい。
  • 最重要容疑者として目されている。
+ ネタバレ

怪紳士

  • 律子が監禁されていた場所にいた、謎の男。年齢不詳。
  • 見たものを半永久的に脳内メモリに保存しておける、魔眼「カハマルカの瞳」を持つ変態。
    • 注) ソフトウェア「カハマルカの瞳」の機能とは若干異なるので注意されたし!! (作者サイト Club Mil Besos)
  • 律子に「幽鬼郎に攫われた」と言っていた。

幽鬼郎

  • 「人魚のミイラ」にその名を記した、今回の事件の犯人。
  • 地下室の幽霊画の作者と同じ名前を名乗っている。

客寄せ

  • 原作の登場人物で、見世物小屋の客寄せをしている。
  • チョイ役なのに、まさかの原作ボイス。

組員1・2


◆事件ファイル弐『太白星』登場人物

天海春香

  • 原作に於ける「日本館」に相当する「のヮの館」館長。十六歳。
  • 三ヶ月前、アヤ子から誕生日のプレゼントにと高価そうな箱を貰ったが、中に何も入っておらず、馬鹿にされたと思って激怒。それ以来、アヤ子との関係は険悪に……。
  • 三年前、館長見習いだった頃、のヮの館に入団したばかりの千早に話し掛けた。
  • 本作の予告編では、パーソナリティを務める。ボケ担当。本作のタイトルを「何のひねりもない、トホホなネーミング」とバッサリ……。

如月千早

  • 原作に於ける河村須美子ポジション。十五歳。
  • のヮの館の人気オペラ歌手で、「ちひゃー」の愛称で呼ばれている。
  • アヤ子とは人気を二分している。
  • 『ファウスト』では、主役のグレートヒェンを演ずる事になっていた。
  • のヮの館に入団したのは三年前。すぐに話し掛けてきた春香との間に壁を作っていたが、彼女の事を思う真剣な態度に、頑なな態度を改めるようになった。
  • 本作の予告編では、パーソナリティを務める。ツッコミ担当。

沢アヤ子

  • 原作の登場人物で、のヮの館の人気オペラ歌手。
  • 原作では二十六歳だが、本作では二十四歳。
  • 千早とは人気を二分している……が、最近は人気が落ち目だったらしい。
  • 身の回りの世話は、付き人のELLIEにさせていた。
  • 「悪戯好き」だったらしい。また、花火も好きだったらしい。
  • 平田によれば、「結構良い肉付きしてた」との事。
  • 埼玉県出身。六年前、家出同然で田舎を飛び出して上京。一度も帰省していなかったが、事件前日に何故か帰省している。
  • 日比谷公園で演技練習をしているところを、伊庭にスカウトされたらしい。
  • 江口の事を「シエロ」と呼んでいた。
  • 楽屋で遺体となって発見された。
+ ネタバレ
  • 第拾五話でようやく、立ち絵が登場。

ELLIE

  • 原作に於ける、菊村さくやポジション。十五歳。
  • コーラスガール兼アヤ子の付き人。
  • アヤ子派のペラゴロの所にはよく行っていたらしいが、千早派のペラゴロとは面識がないらしい。つまり、原作に於けるさくやは松崎と付き合っているが、本作に於いては松崎と彼女は付き合っていないという事になる。
  • ELLIEは芸名。玲子によれば、芸名で活動している者の本名は明かせないらしいので、本名は不明。
  • 一年前、日比谷公園でコッソリ歌の練習をしているところを、玲子にスカウトされた。
  • 伊織の事を「凸りん星人」と呼んでいる。
  • 江口にしつこく迫られている。
+ ネタバレ

日高愛

  • コーラスガールでELLIEの友人。十三歳。
  • ELLIEに逢わせろと、江口にしつこく言い寄られている。
  • 二年前の『ファウスト』公演中、ファウストを目撃したらしい。

伊庭浩三

  • 原作では「日本館」館長として登場する人物だが、本作では春香を補佐するのヮの館の副館長として登場。
  • 原作では四十一歳だが、本作では三十七歳。
  • 伊織には「イバっち」と呼ばれている。
  • 日比谷公園で演技練習をしているアヤ子を、スカウトしたらしい。
+ ネタバレ

尾崎玲子

  • のヮの館に所属する演出家で、年齢不詳。
  • 一年前、日比谷公園でコッソリ歌の練習をしているELLIEをスカウトしたが、アヤ子がELLIEを強引に付き人にしてしまい、アヤ子と付き合いのある江口の手に堕ちる事を危惧している。
+ ネタバレ

松崎金太郎

  • 原作の登場人物で、愛称は「金ちゃん」。
  • 原作では二十五歳だが、本作では年齢不詳。立ち絵はとても二十五歳には見えない。
  • 千早派のペラゴロリーダーで、靴下曰く「命知らずの『特攻千早スキー』」。
  • 貴音が世話になっているという人物の息子。
  • アヤ子の遺体の傍で刃物を持っているところを、警備員に現行犯逮捕された。犯行を全面的に自供しているが……。

岸井純一

  • 原作の登場人物で、アヤ子派のペラゴロ。ELLIEのファンでもある。
  • 原作では二十七歳だが、本作では二十五歳。
  • 松崎とは、よく二人で歌劇について語り合っていたという。
  • 志賀直哉に師事しているらしい。また、伊織の話題で志賀と意気投合し、伊織の下僕に……。

靴下

  • 原作に於ける加賀谷利也(二十三歳)だが、本作に於いては本名不明で年齢不詳。
  • 「靴下」というのは勿論本名ではなく、ペラゴロの間で通じる一種のコードネームの様なモノらしい。その名は、「靴下P」に由来する。
  • 新橋在住。
  • 千早派のペラゴロで、「千早七十二」と書かれた襷を掛けている。席はいつも最前列らしい。
  • 自宅近辺で、江口とアヤ子の逢引の現場を目撃したらしい。
+ ネタバレ

江口丸男

  • 原作に於ける風間国彦だが、諸事情により本作に於いて氏名を変更している。
  • 原作では四十五歳だが、本作では三十六歳。
  • 神奈川出版に勤める、歌劇関係の総合情報誌である『歌劇界』の編集者。
  • 誌上で書く評論が、歌劇界に多大な影響を与えている。
  • 付き合った女性を贔屓した論評を書いたらしく、彼を良く知るペラゴロからは嫌われている。
  • アヤ子贔屓だったらしく、評論もアヤ子をベタ褒めで、千早にはあまり取材には来なかったらしい。
  • アヤ子との付き合いは、編集部内では公然の秘密だったとの事。
  • アヤ子に付けられた仇名は「シエロ」で、他の編集者にもその仇名は広まった。
  • 響達をコーラスガールと間違えたが、伊織が水瀬子爵令嬢だと知るや、そそくさと……。それ以来、伊織に媚び諂う様になった。
  • 愛に、友人のELLIEに逢わせろと迫っていた。
+ ネタバレ

日高舞

  • 愛の母親。
  • 帝劇の頂点星(とっぷすたぁ)だったが、三年前に引退した。
  • 水瀬子爵は、彼女の大ファンらしい。

露崎孝

  • 原作の登場人物で、アヤ子の幼馴染。
  • 家業の花火職人を継いでいる。
  • 帰省してきたアヤ子に、花火作りを頼まれたらしい。

華族探偵

  • 「東京探偵姫」とも呼ばれる。
  • 明治時代活躍したという、華族の子女で構成された探偵組織。
  • 明治30年代を前にして忽然と姿を消したが、今(大正)でも極秘裏に活動しているらしい。
+ ネタバレ

メフィスト

  • 原作にも登場する怪人。
  • 元々は、歌劇『ファウスト』に登場する悪魔。
  • 二年前、「のヮの館」で愛に目撃された。
  • 今回の事件で、再度登場。

◆『あずさの9:02PM』登場人物

むじなP

  • 本作の作者で、バー「Azuazu」の来客として登場する。
  • 立ち絵には、諸星警部の部下である栗山刑事のものを使用している。
  • 会社員とアイドルプロデュース業という、二足の草鞋を履いているらしい。
  • 作中の推理シーン以外に於ける扱いが悪いと、あずさに怒られた。第壱話では、画質についても怒られた。
  • 因みに、第壱話製作時点では、あずさは彼の顔を知らなかったらしい。

  • けいおん!』の登場人物である中野梓。
  • あずさ違いで、何故か登場。
  • ギターをあまり弾いていないむじなPに怒っている。
+ ネタバレ

  • けいおん!』の登場人物である田井中律。
  • りっちゃん違いで、何故か登場。
  • ドラムスではないむじなPに、ドラムの課題を……。
+ ネタバレ


■ アイテム


浅草の見世物小屋の入場券

  • 一ヶ月前に、萩原家の郵便受けに投げ込まれていたという、何の変哲もない封筒に入っていた。その封筒は、何も書かれておらず、切手すら貼られていなかった。
  • 人魚の絵が描いてある。

幽霊画『幽鬼郎』

  • 萩原邸地下に安置されている幽霊画。男の幽霊が描かれている。
  • 先代当主が倉庫から見つけた物。その事を聞きつけた市子が、「きちんと祭らないと不幸が起こる」と先代当主に吹き込んだらしい。
  • 響と伊織は気味悪がっていたが、律子は素晴らしいと大絶賛……。

千代紙

  • アヤ子が生前、ペラゴロの岸井に渡した物。
  • アヤ子の字で「太白星」と書かれている。

薬瓶

  • アヤ子の楽屋の鏡台に、化粧品と一緒に置かれていた。
  • 睡眠薬のラベルが貼られている。
+ ネタバレ

ハンケチ

  • アヤ子が着ていたという最後の舞台衣装のポケットにねじ込まれていた物。
  • "E.M."というイニシャル入り。
+ ネタバレ

高価そうな箱

  • アヤ子が生前、春香にプレゼントした物。
  • 中に何も入っていなかったので、春香はからかわれたと憤慨した。
+ ネタバレ

伊織の肖像写真(ブロマイド)

  • 志賀直哉の宝物で、いつも持ち歩いている事は、妻に内緒にしている。

もやし

  • 『やよいのうっうー!!赤貧クッキング』で、毎回登場する食材。
  • なんと、自家栽培らしい……。


■ 用語


推理トリガー

  • 原作で採用されているシステム。
  • 捜査編に於いて、登場人物との会話や供述でヒントや矛盾になるかもしれない箇所があると、推理トリガーが使用可能になる。本作ではその際合図として、原作にない引き金のアイコンが出現する。
  • 相手の話の内容が重要だと思えば、推理トリガーを使用。その際、銃声のSEが流れる。当然、取るに足らない情報に対し使用した場合、空撃ちとなるので注意。
  • 推理トリガーを使用すると、得られた情報の重要度に応じ、推理ポイントが加算される。その際、加算される推理ポイントの数だけ刀のSEが流れる。
  • ステージ毎に使用できる数に上限があり、使い切る前に推理ポイントを20点獲得すると、ステージクリアとなる。

律子の部屋

  • 律子による特別講座。
  • 律子の前で河鍋暁斎の事を知らないと口走ろうものなら、この特別講座(河鍋暁斎編)が始まってしまう。
  • 律子の気が済むまで、停まらないという。
  • ゲストに呼ばれた芸人は皆、大スベリする……らしい。(……って芸人!?)

洋食屋「すず川」

  • 原作に於けるカフェー「山茶花」。
  • 『大正野球娘。』の主人公・鈴川小梅の実家。
  • 事件の依頼がないときに、響が女給として勤めている。
  • 美希や小鳥、糸等が常連らしい。

リリアン・ルージュ

+ ネタバレ
  • すず川で奇声を上げては、小梅に訝しがられたり、洋一郎に怒鳴られたりしている。

のヮの館

  • 原作に於ける「日本館」。
  • 常盤座や金竜館と並んで、浅草オペラを支える劇場。
  • 創設の際、水瀬子爵から援助を受けていたらしく、その娘である伊織には頭が上がらない。
  • 色々あって、コーラスガールが数名辞めたとかで、人材不足に陥っている。
  • 何故か『ヴァイスシュヴァルツ』が流行っているらしい。

神奈川出版

  • 駿河台下の駅近くにある出版社。
  • 雑誌『歌劇界』を出版している。

ペラゴロ

  • 「オペラジゴロ」の略称。
  • 当時人気のあったオペラ歌手の親衛隊の事。要は「おっかけ」。
  • 本作に於いては、のヮの館の公演時期になると、アヤ子派は瓢箪池の畔、千早派は九世市川団十郎の銅像前で屯している。世間からはアヤ子派と千早派は対立関係にあるかのように思われているが、意外と仲がいい。

バー「Azuazu」

  • 本編終了後のおまけコーナー『あずさの9:02PM』に登場。
  • 銀座にある。
  • 夜毎、人生に疲れた「ためらいびと」が、癒しを求めて訪れるという……。
  • あずさがママさんだったりする。

『やよいのうっうー!!赤貧クッキング』

  • 本編終了後の、やよいが司会進行を務めるおまけコーナー。
  • もやしを使った節約料理を紹介し、ゲストに振舞うのがコーナーの趣旨である。ゲストに呼ばれるのは、誕生日を迎えたアイマスメンバー。むじなPも呼ばれた事がある。
  • 料理が出来上がると、『あずまんが大王』の登場人物である美浜ちよの「できましたぁ~」という声が流れる。
  • やよいはこのコーナーで、よく「ニゴる」。


■ スタッフ


製作

  • むじなP
    • ブログ『リリアン・ルージュ~Lilian Rouge~』。
    • 誕生日は12月27日。
    • 「大正」「野球」「娘。」という、好みの要素が3つ揃った『大正野球娘。』が好きらしい。
    • 高校野球道Girl's』を所有しており、夏の甲子園シーズンになるとやりたくなるとの事。また、同作を題材とした『アイマス野球道Girl's』にも注目している。当初は、自らの出場は断念していたらしいが、後に参加を表明。参加チーム名は「聖ヴァレリア」。
    • 好きな音楽は、ヘヴィーメタル。曰く「『むじなの部屋』を開けるくらい」との事。しかし、最近はギターをあまり弾いていないらしい。
    • 作中でメタ発言を多用する傾向にある。

主題歌

  • OP (第拾壱話以降) 『ためらいびと』by かとうあつき
  • ED (第零話のみ) 『ハートをwash』by 永井真理子
  • 挿入歌 (第零話のみ) 『東京節~パイのパイのパイ~』by 鈴川小梅(CV.伊藤かな恵)
    • 背景素材に使用している写真は、国立国会図書館より許可を得て使用しているとの事。


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