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第6話 サボテン狂想曲《ラプソデイー》(前編)

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○月○日 はれ サボテンに小さなつぼみができた。
○月△日 はれ つぼみがだんだん大きくなってきた。
「今日は花が咲きそうなのっ」
うれしそうにリュークたちに観察日記をつけてきたサボテンを見せるキッチェ。
「しかしこのサボテン・・・・・・どこかで・・・・・・」
「思い出した、これは・・・・・・テラで見た生物兵器の資料とまったく同じものだっ」
一方、天空都市テラでは、失敗作と思っていたサボテンから生物兵器が生まれ、報復にやってくる可能性を恐れ、生まれる前につぼみを枯れさせようと刺客を送り込むことにした。
テラからの刺客、ヘクトパスカルとミリバールの二人組みや、自称台風実況アナ、梅雨田雨男は、サボテンを枯れさせおうと雨を降らせ続ける。
「このままじゃサボテンが・・・・・・」
サボテンを守ろうとするリュークたちだったが、何故かリュークの上だけはずっと晴れのまま。ヘクトパスカルとミリバールの発言によって、本人すら知らなかった事実が明かされる。

「まさかこの子、一万年に一度生まれる・・・・・・スーパー晴れ男!?」

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