2ちゃんねる鉄道板用語辞典

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tetsu-ita

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ス【す】

  1. 客車の重量記号。自重37.5~42.5トンの車両。鋼製車なので「Steal(スチール)」のスと言う説の他、「すこぶる大きい」のスとの説もある。
  2. 貨車の補助記号。17t荷重無蓋車(トラ)のうち、重量貨物は18t荷重とする車輛。トラ55000形など。

酢【す】


大阪の路面電車、阪堺電気軌道の広告車の一つ。
地元の食酢メーカー、タマノイ酢の広告をあしらったもので、同路線における他社の広告車に失礼ながら下品なものが多い中、紫を貴重にしたシックで高級感あるデザインであり、阪堺スレ住民からも評判が高かった。
長年、通常塗装と共に阪堺の顔として活躍してきたものの、タマノイ酢の本社建て替えの影響なのか、07年2月に消滅してしまった。
今後、復活するかどうかは不明である。
→質

西瓜【すいか】

SUICAのこと、JR東日本のICカードのSUICAと野菜(果物?)の西瓜のしゃれ。

スイッチャー【すいっちゃー】

入換用機関車の英語名。
構内を行ったり来たりを繰り返すことに由来。

スカイブルー【すかいぶるー】


車輛塗色の慣用名のひとつ。明るい青、または空色。青22号。
京浜東北線・京阪神緩行線のラインカラー。
国鉄時代の時刻表の表記は「みず色の電車」。

スカイライナー【すかいらいなー】


都内からの成田空港のアクセスとして、京成上野と成田空港を結ぶ列車。日暮里から成田空港まで最速51分で結ぶ。
2010年には、高砂から北総線経由のスカイライナーが登場予定で、最高速度160キロで運転され、日暮里から成田空港まで最速36分で結ぶ予定となっている。

スカ色【すかしょく】


国鉄/JR電車の塗色のひとつ。「横須賀色」とも表す。
濃青色+クリーム色(窓周り)の塗り分け。
1951年、横須賀線に投入された70系電車に始まる。
当初の配色(クリーム色2号+青2号)は後の塗色整理により、
1961年頃から現行の配色(クリーム色1号+青15号)に順次変更された。

同線で運用された70系・113系の他、房総各線・御殿場線・飯田線・中央東線などの電車に見られた。
現在では房総地区の113系・総武快速線直通のE217系、中央東線の115系(豊田所属車)に見られる。

配色の由来は沿線風景の「白砂青松」をイメージしたものと一般には流布されるが、諸説あり判然としない。
なお、気動車の旧標準色(黄褐色2号+青3号)を「スカ色」と表すこともあるが、厳密には誤り。

→スカ線

スカ線【すかせん】

横須賀線のこと。
沢柳健一の「旧型国電50年」によると、横須賀線の電略が「スカセ」だったことから、スカセ→スカ線となったとの事。

杉並三駅 【すぎなみさんえき】

JR中央線の高円寺駅、阿佐ヶ谷駅、西荻窪駅を指す。
複々線化工事の際、同三駅の急行線(快速が走る線路)には駅を設けないはずが、住民の激しい反発にあって設置、現在でも快速の通過は認められず、平日の中野~三鷹間は緩行線を走る各駅停車(黄色)と急行線を走る快速(オレンジ)が共に各駅に停まる無意味な複々線となっている。
方向別複々線に改修する計画があったが、バブルの崩壊と共に消え去った。

スケベゴム【すけべごむ】

→Hゴム

スコッチ【すこっち】

→ハンドスコッチ

寿司【すし】

北斗星用の食堂車「グランシャリオ」の別称。車輌形式のスシを寿司とかけてある。

スジ【すじ】

列車ダイヤのこと。
現場で使われている、列車運行図表では、一本の列車を線で表していることから来ている。
○○レのダイヤは、と言う時に、○○レのスジは、と言うように使う。

スジが立っている【すじがたっている】

速度の速い列車の走るダイヤのこと。
速度の速い列車はダイヤ上90度に近く、立っているように見えるため。

スジが寝ている【すじがねている】

速度の遅い列車の走るダイヤのこと。
速度の遅い列車はダイヤ上0度に近く、寝ているように見えるため。

スジ屋【すじや】

ダイヤを取決(選定)する人のこと。

スジをコロす【すじをころす】

  1. 設定されている列車を廃止すること。
    スジ屋の用語。
  2. そのスジの列車を遅らすこと。
    単線で優等が遅れると、普通電車を犠牲にして、優等を最優先でスジ引くので
交換を変えていくときを指す。普通同士の場合に接続列車を持たない列車を遅らすときにも使う。

スジを立てる【すじをたてる】

  1. →スジが立っている
  2. 列車の運行ダイヤの選定をすること。ダイヤグラム上の線(スジ)を計画・決定(立てる)ことから。

鈴木町【すずきちょう】

京急大師線の駅名。味の素川崎工場の裏にあり付ける名前もなかったので味の素創業者の名前を付けただけ、というむなしい経緯を持つ。ちなみに付近の住所は川崎市川崎区鈴木町となる。

裾オレ【すそおれ】

「裾オレ詐欺」「オレオレ詐欺」とも表される。
マイクロエース製品の造形の特徴を形容した表現。
幅広車体の裾絞りの曲面表現がなだらかな曲面にならず、幕板部にくっきりと「折れ線」が入った状態で成型されている。
主に国鉄型車輛で頻発し、塗膜の厚い塗装と相まって実車のイメージを大きく損なう原因となる。
113系・115系などの国鉄近郊型製品群、キハ66・キユニ28などの幅広車体気動車の例が著名。

須田御大【すだ・おんたい】

JR東海相談役(前会長)須田寛氏の鉄板的尊称。
持論の「産業観光論」や、各種著書に影響を受けた鉄ヲタは少なくない。
→須田寛

須田コレクション【すだこれくしょん】

JR東海美濃太田車両基地に放置されている車両群。

スタフ閉塞【すたふへいそく】

通票閉塞とは異なりスタフ閉塞は通票を1閉塞に1枚のみ使用する。1種から3種まで。

須田寛【すだひろし】


1954年、国鉄入社。旅客局長・常務理事を歴任。
名古屋鉄道管理局長時代は、117系「東海ライナー」の投入や、快速・普通を等間隔に頻発運転する「国電形ダイヤ」を導入するなど、現在のJR名古屋地区の運転体系の基礎を作った。
国鉄分割民営化後はJR東海社長・会長を経て、現在は同社相談役。
様々な産業施設を見て体験し学ぶ「産業観光論」を提唱した。
国鉄時代を含め、鉄道ジャーナル誌などの鉄道趣味誌への寄稿や、東海道新幹線関連をはじめとする著作でも知られる。鉄道ジャーナル誌のタブレット欄では国鉄旅客局、あるいはJR東海の名義で局長(社長)自らが筆を取り投稿に対して回答していた。これらに影響された鉄ヲタも多い。現役・OBを含むJRの経営者の中でも評判はよく、「須田御大」と記されることも珍しくない。

スタンダードゲージ【すたんだーどげーじ】

標準軌。レールの間が1,435mmのものを指す。日本では、新幹線のほか、大手私鉄では京成・京急・近鉄・阪急・阪神・西鉄で見られる。地方私鉄でも、広電や琴電などで使われている。

ステンショ【すてんしょ】

  1. 英語のステーション(Station)が訛ったもの。
  2. 東京堂モデルカンパニーのTMステーションのこと。

ストーカー【すとーかー】stoker(英)

自動給炭機。通常は人力による蒸気機関車の給炭作業を、蒸気動力で自動化した装置。
ネジ式のコンベアを蒸気動力で回転させ、石炭を炭水車から火室まで給送する。
焚口付近のノズルから蒸気を吹き付け、火床に投炭する。
火格子面積が大きく、人力のみでの投炭が困難であるとされたD52形・D62形・C61形・C62形には標準装備。
熱量の低い常磐炭を使用する、常磐地区の一部のD51にも装備された。

ストーカーさん【すとーかーさん】

会津若松駅実況スレ用語。1番線の列車に増結があるとき、後の方から近付いてくる列車がストーカーのように見えることから、
増結用の編成のこと。 6:26頃と14:16頃、18:27頃見られます。多客時は上記以外の列車でも行う場合があります。

スノラビ【すのらび】


第3セクターの北越急行が所有する681系2編成、683系1編成のこと。
福井・金沢~越後湯沢の特急「はくたか」に使われている。
JR車のロゴが「white wing(ホワイトウイング)」なのに対し、北越急行車のロゴは「SRE(スノーラビットエクスプレス)」になっており、それを省略してスノラビと言う。
JR車は細い青のラインに対し、北越急行車は太い赤のラインなので一目瞭然である。ちなみに車内設備は同じ。
別称に「雪兎」がある。

スパイラル【すぱいらる】 spiral(英)

一般には、らせん状のもの。事象や景気などの悪循環。
転じて、興味の対象への追求が、歯止めなく進行する様。
主に模型関連で多用され、特定カテゴリの車種に対する購入意欲に火がつき、抑制が効かなくなる意味で使われる。
これまでに「コキスパイラル」「ブルトレスパイラル」「客車スパイラル」などの症例が報告されている。
→コキスパイラル
→ブルトレスパイラル
→客車スパイラル

すば瞬【すばしゅん】(模型用語)

「すばらしい出来です。瞬殺間違いなし」の略。マイクロエース信者の会スレにおいて頻繁に交わされる定型文である。
マイクロエースの模型は少量生産が多い上、再生産の可能性も期待できない。
たまにKATOやTOMIXにも劣らない製品や、注目車種が発売されると物凄い勢いで市場から消え、レギュラー製品であるにもかかわらずほぼ限定品状態となり、買い逃すユーザーも少なくない。
それを警戒してか、あらかじめスレにおいて発売前から人気度を聞くユーザーも出たが、その際に煽りとして使われた。
以来スレ内でのお決まりレスとして定着。果てはKATO信者の会スレなどにも飛び火した。
なお、すば瞬へのレスは、「(゚д゚≡゚д゚) どうしよう、どうしよう、朝一で買いにいかなきゃ」がお決まり。

用例
a) 301系の出来はどうですか?
b) すばらしい出来です
  瞬殺間違いなし
a) (゚д゚≡゚д゚)
  どうしよう、どうしよう、朝一で買いにいかなきゃ

以下のやりとりが初出。
【蟻、蕨】マイクロエース信者の会47【203系祭り】
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/train/1097295420/
403 名前:385[] 投稿日:04/10/15(金) 22:51:09 ID:wNyJuvCR
そういや、予約してないけど買えるかな、キハ185国鉄色
瞬殺しないよね・・・。

404 名前:名無しでGO![sage] 投稿日:04/10/15(金) 22:52:09 ID:PTBjiJG5
>>403
すごくいい出来です。
瞬殺まちがいなし。

406 名前:385[sage] 投稿日:04/10/15(金) 23:01:33 ID:wNyJuvCR
>>404
(゚д゚≡゚д゚)
どうしよう、どうしよう、朝一で買いにいかなきゃ
と釣られてみる

スペ【すぺ】


東武鉄道の特急形車輛、100系電車「スペーシア(SPACIA)」の鉄板内呼称。
接頭辞「お」を冠し、「おスペ」と表現されることもある。

スポーク動輪・輪心【すぽーくどうりん・りんしん】


その名の通り、自転車の車輪のような放射状に支柱が伸びている動輪・輪心(リム)のこと。
C55型のスポーク動輪は美しく人気があったが、強度が弱く歪みが生じやすい欠点があるので
D51型以降に製造された蒸気機関車を始め、戦後に製造された多くの車両は
より強度の強い箱型動輪、プレート輪心・車輪にとって代わられた。
→動輪
→プレート輪心・車輪

スマイルトレイン【すまいるとれいん】


西武鉄道の30000系の公式ニックネーム。
「人に優しく、みんなの笑顔を作り出す電車にしたい」のコンセプトの元、男女を問わない様々な部署からの社員の意見を取り入れて開発した。
2008年4月に西武新宿線にてデビューし、2011年度までに同線と池袋線に計120両を導入、順次、101N系、301系と置き換える予定。
2008年1月、これの1号編成が製造元の日立笠戸事業所より小手指車両基地まで甲種輸送にて納車されたが、編成最後部の乗務員室に埼玉西武ライオンズのマスコットのレオと、埼玉県のマスコットのコバトンが何故か“乗務”していたので、この輸送を撮ろうと集まった鉄ヲタの笑いを集めた。
→日立製作所
→レオレオ詐欺

相撲鉄道【すもうてつどう】

大手私鉄の一、相模鉄道(通称・相鉄)の当て字。
「相模」の文字が「相撲」に似ているため、誰かが誤記したことから定着した。

スラム列車【すらむれっしゃ】

18きっぷや北東パスが利用できる夜行列車の事。
コミケシーズンになるとコミケ厨共で修羅場になり、一般の利用者は避けてしまう。
定期では東京~大垣間の「ムーンライトながら」や青森~札幌間の「急行はまなすの自由席」等がコレにあたる。
ちなみに「ムーンライトながら」と同じく東海道を走る夜行急行「銀河」は対象外でコミケシーズンになると銀河の利用者が増える異様な現象も引き起こす。

スリット式警笛(タイフォン)【すりっとしきけいてき】

比較的暖地で使用される車両に採用されている警笛装置。丸型のカバーに縦方向のスリットが複数入っている。113系(一部例外あり)、415系(一部例外あり)、581系、暖地向けの各国鉄型気動車などで採用。

スリッパ【すりっぱ】

ディーゼル機DD51形888号の通称。
由来は機号「888」の語呂合わせ。(Three 8 → スリッパ)
同機はJR東日本高崎車輛センターに在籍、主として臨時列車に充当される。

スリランカ号【すりらんかごう】

→マラ電

スルザー【するざー】Sulzer Ltd.

ズルツァーとも読む。スイスの設備・機械工業大手。
1834年創業、本社はWinterthur。
電気式ディーゼル機DD50形・DF50形のエンジン(Sulzer 8LDA25)の供給元として知られる。
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