2ちゃんねる鉄道板用語辞典

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tetsu-ita

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ツ【つ】

貨車の用途記号。通風車。野菜や果実などを運ぶために車体にスリットを開け、風通しをよくした特殊用途有蓋車の一種。いまは通風コンテナというのがある。「通風」のツ。

ツートンカラー【つーとんからー】


車輌の外板を2色で塗り分ける塗装を指す。
但し、両色の使用比率が比較的1:1に近いものを指し、単色塗りに帯が入る京急や京王のようなものは除かれるのが普通。
英語の発音に従えば「ツートーン」の方が原音に近いが、慣用的に「ツートン」で通っている。
広義では国鉄の湘南色や一般気動車色、あるいは戦前のモハ52なども含められるが、この塗り分けがモハ80系の塗り分けをきっかけとして全国の私鉄で流行したことから、昭和20年代後半から昭和40年代にかけての、私鉄の塗り分けを呼ぶことが多い。
昭和50年代後半頃から、よりデザインを凝らした塗装が増え、採用する会社は減りつつあるが、現在でも近鉄特急車や京阪などが当時の塗り分けを続けている。
ごく最近になって、復活した国鉄気動車色が一部でツートンカラーと呼ばれるようになってきているが、
かつてはこの言葉が国鉄の塗り分けを指すことは稀であった。

通票閉塞【つうひょうへいそく】

通票閉塞は、交換駅どうしの連絡により、列車の閉塞区間侵入を承認した証拠としてタブレットを使用する。1閉塞ごとにタブレットは、24枚ある。タブレットは1種から4種まであり。
スタフ閉塞とは異なる。

通報さん【つうほうさん】

会津若松駅実況スレ用語。キハ110系(白い気動車)の110から、110→ひゃくとおばん→通報。

月一ウヤ【つきいちうや】

迷惑ウヤともいう。
JR西日本の一部線区で実施される、日中の保守工事のための列車運休。
関西線(加茂~亀山)、木次線、美祢線、城端線などの閑散区間が対象で、概ね月1回、10時~15時台の列車を中心に運休する。
他社の日中運休と異なり、バスなどによる代替輸送は行われない。
通常は夜間に行う工事・点検を日中に行い、保守経費を削減することが主な目的。
実際には普通列車が運休しても特急列車は通常運転される北陸本線の例もあり、保守点検・工事が日中確実に行われているのかといった疑問や、代替輸送がないことに対する不満の声もある。

つくつくぼうし【つくつくぼうし】

近鉄等の保線を担当している会社(近鉄軌道エンジニアリング(株))でのマルチプルタイタンパの愛称。
由来は線路の同床を「突いて」平らにする機械だから。
この機械の側面にはこの愛称と、愛称に因んだ蝉の絵が描かれている。
→マルチプルタイタンパ

津田英治【つだえいじ】


JR東日本の車内放送、構内放送の人の一人。
大阪テレビタレントビューロー所属の男性声優。
鉄道駅の放送での声が馴染み深く、首都圏、近畿圏の多くの人間が彼の声を一度は聞いていると思われる。
余談になるがニコニコ動画でJR東日本は大変な放送を流していきましたという動画が配信され、
のちに配信されたカクテイにも津田氏の声が使用されている。

筒形警笛【つつがたけいてき】

雪の侵入を防ぐために形状が工夫され、筒を斜めに切ったような形になっている警笛装置。
新潟地区の70系に採用されていた。

突っ込む【つっこむ】

回復運転のため、あるいは余裕時分を作るため、速度制限区間や駅構内ギリギリまで加速して極力ブレーキを遅らせること。
当然、強力な制動がかかるため乗り心地はかなり悪い。
ちなみに業界用語。
用例)この運転士、遅れてる訳でもないのにかなり突っ込んだ制動かけてるな…

ツツーミ【つつーみ】


西武鉄道元会長の堤義明氏のこと。
1964年に先代、堤康次郎氏より事業を承継し、西武鉄道グループを先代よりもさらに巨大化させたが、バブル崩壊による長期不況にも関わらず事業規模を肥大化させ、結果グループ全体の財政が不安定化した。
2005年3月に証券取引法違反容疑で逮捕され、マスコミによって大きく報道された。
彼は部下への叱咤激励や、全面的な信頼の意思を表するの主旨で「鉄道事業には興味がない」と言ったつもりだったのだが
この言葉通りそのままに解釈されてしまい、一連の不祥事も重なって西武鉄道ファンにも決して評判が良いとはいえない。

つばめ【つばめ】


元は東京~神戸間を結ぶ「超特急」として登場。
以後、『青大将』に寝台電車等いろいろな列車の愛称に使われ、新幹線の開通で西に追いやられて現在は九州新幹線の愛称として使われている。

積み残し【つみのこし】

ラッシュ時やダイヤが乱れたときなど、超満員のために客が全員乗りきれないこと。

ツララ切り【つららきり】

  1. 寒冷地・極寒地のトンネル等に出来る氷柱(つらら)が、走行する車両にぶつかって前面窓が破損するのを防止する為に、走行しながら氷柱を切り落とす前面窓上部に取り付けられた庇(ひさし)状のもののこと。
    上越線を走る高崎第二機関区配置(当時)の、EF58型電機に装備されたものが最も目立つ存在だった。
  2. 蒸気機関車のデフ付近のボイラー上や、ディーゼル機関車のエンジンルーム上に装備された鉄棒状のもの。
    目的は1.と同様、氷柱を切って前面窓の破損を防止するため。

つり革【つりかわ】

吊革とも書く。
鉄道車内やバス車内などにおいて、立っている乗客が走行する車両の揺れにより転倒しないために掴まる輪のついた皮革製で出来たひものこと。
丸形、三角形のもの、優先席付近に設置される黄色いものなど様々な形態があり、また、このつり革の握り方も人によって様々(順手、逆手、合掌握りなど)であり、これらつり革について研究、考察する鉄ヲタも存在する。

つり革のダンス【つりかわのだんす】

ローカル線の旧型電車等に設置されている比較的つり紐部分が長いつり革が、列車のカーブやポイント等列車が良く揺れる区間に差し掛かるときに、ゆらゆらと同時にダンスをしてるかのように揺れる様を指す鉄道趣味誌等にしばしば見られる用語。
ローカル線の旧型電車の他、急カーブ区間が続く新京成線新津田沼駅前後区間でも見られる。

敦賀直流化【つるがちょくりゅうか】

JR西日本と滋賀県、福井県の沿線自治体が施工した、電化方式切替工事。
計画当時は「琵琶湖環状線計画」とも呼ばれた。2006年10月21日完成。
従来、交流電化区間であった長浜-敦賀(北陸本線) 永原-近江塩津(湖西線)を直流化する。
関西方面からの新快速電車を敦賀まで直通させ、利便性を向上させることが目的。
ローカル運用は新型ワンマン車輛の導入により、419系などを淘汰する予定。
これにより、交直接続点は北陸トンネル敦賀坑口から200m(敦賀-南今庄、北陸本線)の位置にに集約・移動された。

鶴太郎【つるたろう】

新鶴見機関区所属のEF210型直流電気機関車のこと。
同機は当初岡山機関区のみに配置され、同地の民話に因んで愛称が「桃太郎」となり、
車両側面に桃太郎の絵が描かれることとなったのだが、民話とは関係のない神奈川県川崎市の新鶴見機関区配置機にまで桃太郎の絵が描かれた。
この光景を見たとある鉄ヲタが「“新鶴見”の“桃太郎”だから“鶴太郎”だ!」と
言い出したことからこの“愛称”が広まった。マルチタレントの片岡鶴太郎氏とは関係ない。

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