25日
3スレ目
作:語り手No666 ◆M6R0eWkIpk
一話
仕事の都合で、新居に引っ越した。
仕事の条件も、悪くない。否、むしろ前より確実にいい生活を送れる、それほどいい待遇だった。
本来なら、喜び勇んで移ってくるはずだった。
しかし、自分の心には、なぜか、ぽっかりと穴が開いていた。
アパートに一人。夕飯にはたらこスパゲッティーを自分で作って食べた。
自分はたらこスパゲティーを作ることに関しては誰にも引けをとらないだろう、と自負している。
そのスパゲッティーが、味気ない。
「・・・・・・。」
虚無感、喪失感。そういった類の感情が、自分を襲っていた。
振り切ったはずだった。でも、振り切れてなかったんだ。
一枚の写真。
風景以外何も写っていない写真。
自分にしか見えないであろう・・・「彼女」が写っている写真。
大事に、財布にしまった。
曰く、メリーさんとよばれる霊がいる、と。
曰く、突然電話で「私メリーさんとマンション(或いは家)の外から電話をかけ、
徐々に近づいてきて、最後には ころされる、と。
それは無差別にどこの家にでも電話をかけるのかと思えば、そうでない例もあるらしい。
いわゆる「曰くつき物件」のようなもので、特定のアパートから動かない「自縛霊」もいるそうだ。
なぜ、何回も電話をかけるのか。
もともと存在が希薄にな「霊」が人前にでるには、その対象に「自分=霊がいる」という印象付けを行わなければならない。
手始めとして、見えなくても声を伝えることのできる電話をつかったというわけである。
そして、自分がであった、「メリーさん」も、「自縛霊」だった。
あの日は、うざい霧雨の日だった。
あの頃の自分は、屑だった。パチスロばかりまわしてて、しかも負け続けていた。
髭も剃らない。髪も切らない。部屋も片付けない。飯は出来合い。
バイトはちょっとやったらすぐやめてしまった。
立派なNEETとして友人からもあまりいい目では見られてなかった。
家賃滞納で前のアパートを追い出されてしまい、ぼろっちい安アパートに移されてしまった。
そしてその日も、自分はどぶろくだった。
そこに掛かってきた――――今後を左右することとなる――――一本の電話。
潰れていた自分は、潰れた馬鹿声で電話にでる。
「もうしもぉおうし。上田ぁトモヒロでぇす。」
『私、メリー。今あなたの家に向かってるの。明日の夜にはそちらに行くわ』
「はいはい、わかりましたわかりました。おまちしてまっす!!」
ぷつっ・・・プーップーップーッ
「ん?誰だったっけ?メリー?まぁ、いいか。」
そのとき自分は、間違い電話かなんかだとおもって、事を軽視していた。
翌日、朝7:30。
二日酔いの自分の頭は、目覚ましならぬ電話のコール音によってたたき起こされた。
「もしもし、上田です。」
『私、メリー。今、あなたの街についたの。今日の夜にはつくわ』
「へ?・・・・お掛け間違いでは・・・っ切れたか」
そこで、思い出す。そういえばこの電話、昨日も掛かってきた。
そして、思い出す。かの有名な都市伝説を。死をもたらすと言う少女の名を。
「メリーさん・・・か。」
自分はその名に懐かしさを感じる。そして何故か、それ以外に何も感じていなかった。
自分は小学校の頃は文学少年だった。そのなかで、怪談話も何冊か読んだことがあった。
「メリーさん」は都市伝説として、結構有名な部類だった。
しかしそれは、怪談がブームになってた頃の話・・・すっかり忘れていた。
でも、どうして自分のところへ?
おもう。もしかしたら、これは神が使わした死を司る天使ではないか、と。
ぐうたらで、ゴクツブシで、親不孝で、NEETで、役立たずな自分に「地獄にいけ」といってるのではないか、と。
タバコを取り出す。死を目前として、自分は非常に落ち着いていた。きちんとライターでタバコに火をつける。
「俺も、終わりか。」
自分が死んだところで、誰も悲しむまい。親も、ゴクツブシが死んでありがたかろう。
友人も、すでに俺を見捨ててるだろう。彼女もいない。この世に何のしがらみもない。
紫煙が目に入っても、涙ひとつでない。
「さ、今日はあそこが新台入れ替えだっけ。」
朝8:00。死刑宣告は自分の生活を変えるわけじゃなかった。
夕刻7:00。汚い部屋に帰ってくる。
ひさびさに快勝した。今日死ぬのに、ぼろもうけした。
「最後にいい思いをしたな。」
自分は一人、虚ろに笑った。
それにしても、汚い部屋だ。
今日は「お客さん」がくることだし、少々片付けるかな。
死ぬ前の身辺整理も兼ねて。
あっさりと片づけをすませて夜8:00。
3rd Call
『私、メリーさん。今、貴方の家の前よ。』
「ああ、鍵は開いているから、わざわざかけてこないで、適当に入ってくつろいでくれ。」
『・・・え?』
電話の向こうから、戸惑った声が聞こえた。
そしてその声に、自分は違和感を感じていた。
(いままでの彼女の「言葉」は、妙に「せりふ」くさい・・・まるで、劇をやっているかのように、真実味がない)
変だ。ただ漠然と自分はそうおもった。
ガチャ。
死への扉が開かれる音がした。
ヒタ、ヒタ、ヒタ。
彼女は指示どうり、玄関を自分で開けて入ってきたようだ。
確か、自分で見に行っても彼女を見ることはできなかったはず・・・そうおもって俺はテレビでも見てることにした。
音が近づく。
「私、メリー。今、貴方の後ろにいるわ。」
電話越しより、きれいに彼女の声が聞こえる。魂が透き通るような、あるいは凍るような、きれいな声。
「ああ、いらっしゃい。」
振り向く・・・振り向かなければ「儀式」は始まらないことを知ってるからだ。
時代錯誤の黒いゴシック服、小さな身長。間違いなくこいつだ。
名前のせいか、都市伝説では、何故か彼女はゴスロリでかかれることが多い。
でも、まぁ、事実だったらしい。
ひとつ、伝説と違うもの。それは、光を返すような銀色の長いストレートヘアだった。
そして彼女は、死の空気をまとって、自分に近づいた。
ヒタ、ヒタ、ヒタ。
裸足の彼女の足は、玉のような肌をしている。
「・・・・・・逃げないの?」
ナイフが届くような位置に立った彼女は、そう聞いてくる。
「こんな可愛い子に殺してもらえるんだ。一人さみしく自殺するよかましだ。」
自分はやはり、虚ろに笑った。
「・・・・・・死にたかったの?」
「ここで『おむかえ』がこなきゃ、そのうちヤッてただろうね。」
「・・・・・・生きたくはないの?」
「そうだな・・・俺は長く生き過ぎた気がする。」
そういって、自分は腕を広げた。
「さぁ。はじめてくれ。」
彼女は言う。
「・・・・・・・・・・首。」
「くび?」
「・・・・・・首を絞めるの。」
自分は、無駄に身長が高い。対して彼女は14歳ぐらいの身長。
不覚にも自分は苦笑した。すると、ちょっと不快そうに彼女は顔をしかめた。
「すまん。」
自分は据わることにした。彼女の白い腕がゆっくりと首に近づく・・・。
「・・・・・・・・・っく!!」
意外なほど握力が強い。そして、首の絞め方もよく知っているようだ。仮に今、彼女から逃げ出そうとしても、無 理だろう。
彼女は、力を入れやすいように自分を押し倒し、馬乗りの体勢になる。
トクン、トクン、トクン。
頚動脈が音を立てて波打つ。
息をすることは、もうかなわない。徐々に脳に酸素がいかなくなる。頭がくらくらとしてくる。
朦朧とした頭が、思う。
よかった。もうおわりなんだ。
ふー、と魂が抜けるような感覚・・・そして・・・
彼女は手を離した。
「・・・・・・・あれ?」
自分は、まだ生きていた。
マウントポジションにメリーさんが座っていた。
そのメリーさんは、ものすごく悲しい目で自分を見つめていた。
「・・・・・・・・・・・なぜ・・・?」
彼女の口から紡ぎ出される言葉。
「・・・なぜ、生きようと思わないの?・・・なぜ、命に執着しないの?・・・どうして・・・死に際に笑ってい られるの?」
様々な死を見続けてきた、彼女の言葉。
「・・・・・・生きる理由がないからだよ。」
そう、自分は吐き捨ててやった。
「こんな腐った世の中で、生きていく理由がみつからないからだよ!大きな夢を持った人が!みんなに大切にされ ていた人が!」
基地外が突き立てるナイフ一本で消えちまうからだよ!!
夢も、信頼も、人徳もない、ただぐうたらゴクツブシとして長生きしてる俺になんか、『命』をもつ価値なんてねぇんだよ!!」
彼女は、俺の剣幕にまったく動じず、静かに俺を見ていた。
「・・・・・・・・・殺してくれよ。」
自分は、泣きながら言った。
「・・・・・・。」
彼女はそれを、無言で否定した。
「・・・『命』をもつ価値は、あなたが決めることじゃない。」
彼女はそっと、自分から降りた。月明かりが彼女の銀髪を照らす夜10:00。
「・・・生きる価値なら、これから作ればいい。」
くるり、と彼女は背を向けた。
「・・・その手伝いなら、できなくもない。」
そんな言葉を残して、彼女は出て行った。
翌日。
殺されかけた姿勢で、そのまま寝てしまった自分。
顔を、洗おう。
そう思って起き上がる。
「・・・あれ?」
自分の体には、毛布がかかっていた。当然のことながら、毛布をかけて寝た覚えはない。
「・・・・・・んん?」
そしてありえないことがもうひとつ。台所から料理のにおいがする。
ぼけた頭で台所を見ると、そこには少女が一人。居間のちゃぶ台には目玉焼きと、パンと、紅茶。
「・・・おはよう、トモヒロ。」
開いた口がふさがらない。思考回路がショート寸前。
唐突に始まった新生活の朝8:00。
二話
ゴスロリ服にエプロン姿。
ちぐはぐな格好の彼女。
「・・・・・・・・・・・・で?」
朝食をありがたくいただいた後、ちゃぶ台をはさんで座っているメリーさんに言う。
「・・・なんでおるん?」
彼女は平然として言う。
「・・・言ったはず。あなたの『生きる意味』を作る手伝いをする。」
確かに昨日、そんなことを言っていた。
「それと、朝食を作ることと、どんな関係が?」
「・・・トモヒロ、朝食おいしかった?」
唐突な質問。
「へ?・・・あ、あぁ、うん。まぁ。まともに朝食食ったの久しぶりだったし、結構うまかった。」
「・・・朝起きて、朝ごはんを食べることができる。おいしい朝ごはんをたべること。それはひとつの『生きる意味』の形。」
「ずいぶん些細な『生きる意味』だな。」
「・・・あなたには、これからそれを知ってもらいたい。」
だめ人間の自分のせりふに彼女は動ずることなく返す。
「・・・トモヒロ、仕事は?」
「泡銭稼ぎ。」
「・・・仕事して。」
「え~、めんどい。」
「・・・仕事、して。」
上目使いで睨んでくる。怖いけど、なんかかわいいぞちくしょう。しかし、なんか部屋が寒くなってきたので、
「うぅ、わかった。」
「・・・これからあなたは、私も養うの。」
「え!?・・・ってそんな義理はねぇ!」
「・・・。」
上目使いで睨んでくる。今度は涙を目にためてくる。これで断れるほど自分は冷めた人間じゃない。
「・・・履歴書買ってきます。」
「・・・いってらっしゃい。」
「ただい・・・・・うおぉぉ!!!」
帰ってきて、自分は目を疑った。
部屋が片付いている。
昨晩、彼女が来るからということで冗談半分に片付けたが、もともと汚い部屋だったので、片付けきれてはいなかった。
それが、どうだ。ものは全て整頓されているし、掃除機もかけてある。雑巾がけまでされているようだ。
「・・・おかえりなさい。」
彼女は汗だくで窓の拭き掃除をしながら言う。
「・・・全部、おまえが?」
コクリと頷く。
「・・・10分であれだけ片付けたのか?」
コクリと頷く。
「・・・地味にすごいぞ。」
彼女は窓を拭き続ける。
昼ごはん。
ご飯と味噌汁と海草サラダ。冷蔵庫の余りものからよくここまで美味そうなサラダをつくれるものだ。
「いただきます。」
「・・・いただきます。」
そしてそれは、事実美味かった。
「なぁ。」
「・・・?」
「お前のことは、なんて呼べばいい?」
名前がわからなかったので「おまえ」とは呼んでいるが、一応名前はあるだろう。
「やっぱり『メリー』か?」
「・・・好きにすればいい。」
「じゃぁ、そうさせてもらう。」
メリーにケテーイした
「メリー?」
「・・・。」
彼女は無言で顔を上げる。
「そういえばおまえ、どうやって家の前から電話かけてきたの?家の前に電話ボックスは・・・」
「ケータイ。」
妙に現実的だ。見せてもらったが、何故か最新型。何者だこいつ。
「もうひとついいか?」
「・・・。」
彼女は無言で顔を上げる。
「お前って、幽霊?都市伝説では亡霊らしいけど。」
「・・・ノーコメント。」
ひでぇ。いや、そうでなくて。
「いや、どっちだよ。人なら人で、ちゃんと帰さなきゃいかんだろう。幽霊なら幽霊で成仏してもらわ・・・」
「・・・私がどこの誰かというのは、いつか話すときがくる。この町に住んでいたら、いつか貴方に話さなきゃいけなくなる。
でも、そのときまでは、話さない。」
悲しい顔で、でもきっぱりといわれた。これ以上、聞いてもおそらくむだだろう。
「わかった。聞かないでおく。ただし、俺がお前の正体を見破ったら、すぐにでも追い出す。」
「・・・はい。」
「そのときまでは、きちんと食わしてやる。」
「・・・ありがとう。」
「ごちそうさま!」
「・・・おそまつさま。」
こうして自分たちは昼食を終えた。
「いやいや、美味かったよ!よく作れるな。」
「・・・料理、好きだったから。それより、トモヒロ。」
「ん?」
「午後は散髪に行って。」
「ん?ああ、行く。面接するしな。ああ、そうだ。メリー。」
「・・・?」
「身長何センチだ?」
「・・・え?」
彼女は戸惑う。そりゃ、唐突に身長聞かれたら戸惑うだろうけど、自分が今思いついた『計画』には、身長が必要だ。
「・・・1・・・45cm。」
「あいよ。んじゃ、ちょっくら出かけてくる。」
「・・・???・・・いってらっしゃい」
彼女は頭にはてなを浮かべて見送る。
ぼさぼさ伸びていた髪も、髭もそってもらい、さっぱりした。散髪すると、心も体も軽くなる。
それを知っていながらどうして散髪にいかないのか。それはひとえに自分がめんどくさがりだからに他ならない。
自慢じゃないが。
「たっだいま。」
「・・・おかえりなさい。」
見ると、玄関も掃除されていた。
「おお!ありがとう!!」
玄関に来たメリーに笑いかけてやると、メリーは何故か顔を真っ赤にして、持っていたお盆で口を隠してしまった。
「え?おれ、そんな恥ずかしい格好してる??」
首をフルスイングさせて彼女は否定する。
「???」
今度は自分がはてなを浮かべることになった。
夕食。
「は、俺が作る。」
「・・・なんで?」
「なんでって、まぁ、それは、俺が作りたいからだ。たらこスパゲッティーって食ったことあるか?」
フルフル、と彼女は否定した。
「よっし!みてろよ!俺のたらこスパゲッティーはだれにも負けねぇんだぜ!!」
「ど・・・どうだ?」
ほかほかと湯気をたてるたらこスパゲッティー。
家族以外にこれを食べさせるのは初めてだ。どきどきしながら自分はメリーを見つめた。
「・・・とってもおいしい。」
彼女の言葉に自分は有頂天になる。
「いよっっっっっしゃぁぁぁぁぁ!!」
+激しくガッツポーズ+
「・・・おかわり。」
気づけば、彼女はありえないくらいの速度で平らげていた。
「お、おう。早いな。」
「・・・おいしいから。」
「くぅ~!うれしいねぇ!はい。おかわり。」
「・・・ごちそうさまでした。」
「あい。ごちそうさまでした、と。」
ご飯は食べ終わった。あとは
「そうだ、メリー。」
昨日入った大量の泡銭を使って、彼女に今日の掃除の感謝をこめてプレゼントだ。
「おまえ、今日の掃除で服よごれたろ。」
「・・・?・・・。」
「ほれ。」
自分は、紙袋をメリーに渡す。
「散髪のついでに、ね。安モンだけど、つかってくれ。」
「!!」
ものすごい驚いた表情のメリー。
「・・・ありがとう」
彼女がここにきてから、初めて笑ったような気がした。見た感じはたいして喜んでるふうにはみえないが。
でも、表情が柔らかい。きっと喜んでいるんだろうと自己完結。
「おう。」
自分は短く答える。照れ隠しに言葉をつなげる。
「これからしばらくは一緒に暮らすんだ。これぐらいのことはするよ。」
自分は床に布団を敷く。ベッドにも布団が敷いてある。
「メリー、お前は布団で寝ろ。」
「・・・あ、え、でも・・・」
遠慮するような姿勢をみせるメリー。
「レディーファースト。そうでなくてもお客さんを床にはねかせられない。」
「・・・ありがとう。」
「おう。じゃ、お休み」
「・・・おやすみなさい。」
暗闇の中。
「・・・トモヒロ・・・。」
おずおずとしたメリーの声。
「ん?なんだ?」
「・・・昼間は、ごめんなさい。」
「昼間?・・・なんのことだ?」
「私の正体のこと」
「ああ。まぁ、いいさ。」
「・・・いつかちゃんと言うから・・・いまだけは・・・。」
苦しそうに彼女は言った。だから俺も、こう答えてやった。
「うん、まぁ、おれもそれまでちゃんと待っててやる。」
「・・・うん。」
少し安心したような声がして、何分か後に可愛い寝息が聞こえてきた・・・。
何事もなく過ぎていった新生活一日目。
いや、あった。
夜遅く。メリーが寝た隙を見て、自分は「隠し場所」に「本」をとりに行く。が。
「な・・・・・・・・ない!」
いやな予感。伝う冷や汗。急いでカレンダーの横のごみ収集表を見る。
今日は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・古新聞古雑誌回収の日。
その後あちこちを探してみるものの、せまいアパートのかなしさよ。
「・・・メリー。」
ものすごい安らかな寝顔のメリー。
くそう、天使のような子悪魔め。
腹いせにほっぺたをひっぱる。
ぷにゅーん。
や・・・やわらけぇ。
こんなに上質なほっぺたがこの世に存在したとは!!!
なんかこれだけで癒されてしまった。満足した。
そうして終わる一日目。