SSその3
初代スレ 737-740
作:737 名前: 1/3 ID:OK7OqLOs
「私メリーさん。今あなたの家の前にいるの」
なんてことだ・・・友達に乗せられて呪いの電話とかに電話したばっかりにこんなことになるなんて
案の定さっきから電話が鳴り止まない・・・
「私メリーさん。今あなたn」ガチャン!
とりあえず電話を切った 臭いものに蓋だがなにもしないよりはマシだろう
さてどうするか・・・この状態でこの呪いから逃れるすべはない!このままだと呪い殺されるー!
「私メリーさん。今あなたの部屋の前にいるの」
……律儀な幽霊もいるもんだな わざわざ同じ言葉を言ってくれるとは・・
ってか今の電話取っちゃったから次で俺の後ろに来るんじゃねえの!?
い、いやだ!まだ死にたくねーよ!ギャー!
ボソッ「・・うるさい」
え?今どこからか声が聞こえたような・・・?「だからうるさいって・・あっ!」
え?え?なに今の声!?誰だよ!?
「私・・メリーさん・・今あなたのうしろにいるの」
今のメリーさんかよ!ていうか反応しちゃったよ!俺死ぬの!うわあああああ!
「だからうるさいってば!あんたが後ろさえ向かなきゃ死なないから安心しなさい。」
そ、そうなのか?「あたりまえじゃない。あんたそれぐらい調べておきなさいよ」
は、はぁ・・・「さて、じゃ後ろ向いてくれる?早く終わらせたいからさ。」
だが断る「え、えぇ!?」
この○○○の好きな事はッ!自分が強いと思ってる奴に対してNOと言ってやることだ・・・
ドドドドドドドド「ちょ、それはないんじゃない!?仮にも女の子が、絶対にモテそ
うにないあんたにに頼んでるのよ!?」
幽霊にまでこんな扱い・・・やってられるかよ・・・
「だから早くこっち向きなさいよ!は・や・く!」
えっと、こういう時はどうすればいいんだ・・・そうだ!あれしかない!
そう言うと俺はおもむろに服を脱ぎ、あっという間に全裸になった
「ふぇっ!?」当然驚くメリーさん まあ後ろ向けないからどうなってるかわかんないけど
そして止めにある行動を起こした
その行動とは・・・全裸状態で白目を向きつつベッドを往復し
「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」
これをひたすら言い続けた
ど、どうだメリーさん! これが今の俺に出来る唯一の幽霊撃退方だ!
「うっ・・・ヒッ・・ヒック・・ヮァーン!!」
えっと・・・とりあえずゴメn「謝るぐらいなら最初からしないでよっ!!ウッ・・・グスッ」
わかった!本当にゴメン!謝るからさ・・・とにかく泣き止んでくれないか?
「わかったわよ・・・グスッ もういいわ・・あんたのことは殺さない」
……え?
「殺さないって言ったのよ。だからこっち向きなさい」
俺はなんのためらいもなくメリーさんの方に向き直った
とても可愛い子だった 黒のドレスに白いフリルがついた可愛らしい服 それに似合う金髪の綺麗なポニーテール
まだ12~13歳であろう 俺の娘と言われても十分通用しそうな年齢だ
「じゃ、まずは自己紹介して。あたしはメリー・・ってもう知ってるわね? あなたのことを教えて。」
○○○、ただのしがない男です「そう、わかったわ ・・じゃあとりあえずここに住まわせてもわうわね」
はい?「問答無用。あなたを殺さないと私は帰れないのよ。あっちの世界にね」
はあ・・・「そういう分けであたしはあなたの後ろから離れられない。だからここに住む。いいわね?」
わかりました どうぞご自由に
「そんなわけでまずはパン買ってきて。」
パシリですか。「今すぐ呪い殺されたい?」今すぐ行ってきます
「あと・・ジョジョ63巻もね。なんであんたン家これだけないのよ」買い忘れです
そんな感じで俺が死ぬまでこの子、もとい【パシリ娘】は俺と一緒、いや一生いるそうです。
相変わらず辛い毎日ですが何とか生き残ってます
「コラ!こんな所で油売ってないで早く行くわよ!」
わかってるよ!ったく・・・メリーさんめ・・・今行くよ!
HAPPY END?
絵保管庫に、ユートピアしてる挿絵が置いてあります。
以降の作品
vip『もしもし私メリーという者ですが…』スレ
作: ◆Rei..HLfH. 名前:名無しにかわり(ry
プルルルルルル…
pi
「もしもし?」
「メリーよ、今あなたどこにいるの?」
「ん、ちょうど商店街出たところだ」
「すぐに引き返しなさい。スーパーでチョコスナックが安くなってるの」
「何ぃ?僕の持ってる金は、買い物に頼まれた分だぞ」
「自費で買ってきなさい。それくらい持ってるでしょ。にーきゅっぱよ」
「いや、そういう意味じゃなくて!」
「頼んだわよ ブツ… プー…プー…プー…」
「…まったく、…僕の分も買っとくか」
「298円…あ、これか2つっと、よし会計っと」
「む…プリン3パック200円…」
「ただいまー」
「隆一!!もう一回さっきのスーパー行ってくるのよ!!」
「えぇ!?なんで!!」
「プリンも特売だったのよ!!早く行きなさい!!」
「あぁ、これか?」(プリンを見せる)
「あ、そうそう、これ!よく気付いたわね」
「まぁ、メリーの好きそうなのだったからね」
「……そ、それどういう意味よ…」
「う…(甘い物好きで悪かったわねとか言われる!?)…すまん、なんでもない!!」
「な、何で謝るのよ…まったく…」
メリーの居る生活から日常風景。長さが長さだから、こっちに放置
お菓子買うところで咲も登場させようと思ったが、本編並みに長くなりそうなので却下。
このSSを本編でそのまま使おうとたくらんでみる。
プルルルルルルルル…
ガチャ
「はいよ、もしもし?」
「私メリーさん…ねぇ、あなた『メリーさんの電話』って信じてる?」
「ん?俺は目に見えて触れる物意外は信じないようにしてるんだ」
「私メリーさん。それじゃあ、あなたの所に行けば、信じてもらえる?」
「そうだな。今日はもう遅いから、また明日にでも電話かけなおしてくれ」
「私メリーさん。いやよ。今からあなたの所に行くわ」
「まいったな。部屋も散らかってるし、お茶も切らしてるから、大したもてなしは出来ないぞ?」
「私メリーさん。いいの、あなたに会いに行くだけだから」
「そうか、それじゃあ来てくれてもかまわん。いつでも来い」
「私メリーさん。今あなたの部屋の玄関前にいるわ」
「鍵はさっき開けておいた。さっさと入ってくれ」
ガチャ…
「もう受話器は置いていいか?」
「私メリーさん。これであなたは私の存在を信じてくれる?」
「落ち着け、まだお前さんに触れてない…ちょっと頭を垂れろ」
ナデナデナデナデ…
「私メリーさん。今度こそ信じてくれた?」
「そうだな。最後の確認に電話じゃなくて直接お前さんと会話したいな」
「私メリーさん。…それで本当に信じてくれるの?」
「ああ、最後の確認だ。それで俺も受話器を置ける」
「私メリーさん。…わかった。これで最後」
ツーツーツーツー…
ガチャン
ネタ切れた(´A`)
書いてたスレで、『笑顔で消えていくってので脳内完結した』と言うレスがつく。
↓これでいいか。
「私メリーさん。頭なでられたの久しぶり…」
「…ん?あれ?」
俺が受話器を置いた。…振り向けない。
「私メリーさん。私を信じてくれてありがとう…バイバイ」
後ろにいた気配が、遠ざかっていく。…帰ったらしい。
「ったく…まだ最後の確認があるって言ったろうに…おっちょこちょいな奴だ…」
去り際、顔は見れなかったが。彼女が笑って別れを告げていたのは感覚で解った。
この胸のモヤモヤ、確かにあいつは存在する。あいつが存在する事を俺は信じている。
「…部屋、片付けておくか。明日お茶も買っておこう…」
今度は、もてなしが出来るように。その小さな客人の笑顔が見れるように。
長(´A`)
ガチャ
「もしもし」
「私メリー。今日あなたの家に泊めてくれない?」
「えらく単刀直入だな、ダメに決まってるだろ。その前に誰だよ」
「さっきメリーって言ったじゃない。おつむ足りてる?」
「やかましい。そもそも何で俺なんだ。何で電話番号知ってるんだ」
「電話番号見たからに決まってるじゃない」
「ど、どこで!?」
「さっき、あなたの家で」
「………ど、どういうことだ?」
「はぁ…、本当におつむが足りないようね。つまりね…」
「…………」
「今あなたの後ろで電話をかけてるのよ」
「次は誰の家に行こうかな~♪(適当に電話番号を入力)」
プルルルルルルル…
ガチャ
「はいもしもし」
「私メr」
「ん、もしもしー?音でかいな…(もっていーけ最後に笑っちゃうのはあたしのはずー)」
「ごめんなさい、間違えました」
ガチャ
「失敗失敗。今度は違う番号で…」
プルルルルルルル…
カチャ
「もしもし」
「わt」
「……?(私のニーソックスかえーしてよね)」
「間違えました。ごめんなさい。」
ガチャ
くッ…!!オリコン2位め……!!
「もしもし、私メリーさん」
「な、なんで俺の携帯の電話番号知ってるんだ!!」
「個人情報流出してるわよ」
「うぞッ!?」
「もしもし、私メリーさん」
「んー…もひもしぃ…」
「?あれ…。もしもしー?」
「ぐぅ…」
「寝てる!?昼過ぎなのに!?」
「もしもーし!!おきなさーい!!」
「……………」
「返事が無い、ただの夜型人間のようだ」
「…………クシュ…」
「くしゃみまでして、まったく…。今あなたの家まで行ってあげるわ、待ってなさい」
メリーの趣味…
それは、携帯電話のストラップ集めである。
無造作に電話をかけたターゲットに忍び寄り、持っている黒電話で相手を殴打した後、
ターゲットの持っている携帯電話からストラップを一つ失敬していくのだ。
手に入れたストラップは、プライベート用として使用している携帯電話に付けており、
今月初めに、おかげさまで本体の6倍の量になったと本人は語る。
余談だが、ターゲットの携帯電話にストラップを付けていなかった場合、
腹いせにその携帯の待ち受け壁紙と着信音などを、恥ずかしい物に変更していくらしい。
「私メリー。今かr」
「嫌だ。来るな。他所いけ」
「な、何よ!!言ってみただけじゃない!!」
「そうか、なら電話を切るぞ。今忙しい(ネトゲで)」
「う~…人でなし~…」
「言ってろ」
「寒いな~…外で寝たら風邪引いちゃうかな~…」
「あぁ、そうかい。焚き火でもすればいい」
「お巡りさんに補導されちゃうかな~…身分証明書もないし、どうなっちゃうかな~…」
「…………」
「お金も無いし…お腹すいたな…」
「……し、知らん」
「知らないおじちゃんに無理矢理ナニかされちゃうかも…」
「………負けたよ。今から来い。インスタントでいいならラーメンくれてやる」
「残念でした!!私メリー。あなたの後ろにずっと居たの♪」
「つ…疲れた…風呂も入る気起きない…。ね、寝よう…」
プルルルルルルル…
「誰だ…クソ…(ガチャ)もしもし、どちら様?」
「私メリーさん、今あなたの部屋の前にいるの」
「…誰だか知らんが、眠いんだ」
ガチャ
「布団にダーイブ…(ボフン)」
プルルルルルル…
「…しつこいな。(ガチャ)もしもし…」
「私メリーさん。今あなたの部屋の前にいるの」
「あぁ、そうかい。もう勝手にしてくれ」
ガチャ
プルルルルルル…
「……………(ガチャ)はい…」
「私メリーさん。今あなたの後ろにいるの」
「そうか、ついでだからマッサージ頼めるかな?見ての通りクタクタなんだ」
「え…?え?」
「適当な指圧でいいからさ…頼む…」
「あ、はい…」
モミモミ…
グッグッ…
「あ~…気持ちいい…」
「(私何やってんるんだろ…)」
とある青年の日記
さて、困ったことが起きた。
年中人と関わり合いを持たないように生きてきた俺に、妙なツレができた。
いや、勝手に付いて来てるという表現が正しい。
だが、妙なんだ。
彼女(何故女なのかは後で書く)は、いつからだか、俺の後ろにピッタリと付き添うように歩いているようで、
彼女を見るために後ろを振り向こうとすると、意思に反して、身体が勝手に前を向いてしまう。
だが気配はする。後ろに何かがいるのは間違いない。
おそらく、以前電話をかけてきた「メリー」と名乗る少女だろうと俺は睨んでいる。
幼い声でシドロモドロに自分の居場所を伝えてきたかと思えば、しまいには俺の後ろにいるとか抜かした。
無論俺がそんなことを信じる事も無く、3日程、なんの支障も無く過ごしてきた
だが、昨日になって、冷蔵庫に閉まっていた晩飯の残りがなくなってたり、
電子レンジが何者かに使われてたり、
明らかに誰かが皿を使った名残があった。 (洗えよ…)
流し台が高い場所についてる事もあり、使えなかったと仮定すると、相当小さいネズミらしい。
そして、確証が付いたのはその日の晩だった。
地上波初放送とのこともあり、見たかったサスペンスホラーを見ていた時の事だ。
内容は子供だましで、地雷といっちゃあ地雷だったが、
問題は後ろから一々息を飲む音や、小さな悲鳴が聞こえていた事だ。
考えてみれば、この状態は失禁出来るのに充分な環境だったのだが、あまりにも素直な反応があり、
俺は初めてサスペンスホラーを見ながら和んだ。
大学を出てから、自分から話をかけたことは無かったが、
後ろにいる彼女からも、自分から声をかけるつもりは無いらしい。
明日、朝になったら数ヶ月ぶりに会話を持ちかけてみよう。
何が望みなのか。
なぜ俺に付きまとうのか。
なぜ姿を見せないのか。
色々聞きたいが、まずはこう聞こう。
朝飯、何食いたい?
「もしもし、私メリー。今あなたの住んでる町に着いたわ」
「もしもし、私メリー。今あなたの家の近所にいるわ」
「もしもし、私メリー。今あなたの家の近くにいるわ…」
「もしもし、私メリー。あなたの家って何か特徴ない?」
「もしもし、私メリー。ちょっとー…ここどこなのよー…」
「グス…もし…もし…、わた、私メリー。暗くてどこかわからないよ~…(泣)」
「もしもし、どちらさん?」
「私メリーさん。今あなたn」
『い~しや~きいもおおおおおぉう!!』
「何?聞こえなかった、ワンスアゲイン」
「私めr…」
『あまくてええ!!あ、おいしいいいぃいゆぁあああ…ゴッ!!…ガァハッ!!……』
「私メリー、今あなたの家の近くにいるの」
「……やきいも、2本買ってきてくれ」
「うん、わかった♪」
「私メリー。電車を乗り間違えたの。どうしよう」
「次の駅で降りとけ。乗る電車は駅員さんに聞くんだ」
「私メリー。この電車、快速って書いてあるの」
「次で絶対下りろ。えらい事になるぞ」
~数十分後~
「私メリー。電車の中で寝ちゃったの…」
「私メリー。今あなたの家の近所にいるの」
「そうか」
「私メリー。今あなたの家の前にいるの」
「あぁ、俺の目の前にいるな」
「私メリー。…どうして家の中にいないの?」
「鍵を忘れたんだ…」
「私メリー。今あなたの後ろにいるわ」
「とうとう来たか…」
「私メリー。さぁ、はやく後ろを向きなさい」
「嫌だね、お前の顔なんぞ見たくもない」
「……………え?今なんて…」
「そのまんまの意味だ」
「……グスッ…ひどいよ…まだ何もしてないのに…」
「ふん」
「ねぇ、後ろ向いてよー…ねぇー」
「くどい」
「…ヒック…う、うああああああーん!!」
「(げ!?泣いた!?)」
「どうして?どうして何もしてないのにメリーを嫌うの!!どうしてよー!!」
「(あー…やかましい…)」
「私メリー。今あなたの後ろにいるの」
「そうかい。今勉強中だから、静かにしてくれ」
「…………うん」
「……………………」
「……あ、そこ違う」
「え、どこ?」
「問3の2 XとYが逆」
「あ、本当だ」
「それと2問飛ばした先の問題。頭から間違ってる」
「ぐは…」
「鳥頭」
「やかましい」
「教えてあげよっか?」
「…はい、お願いします」
「授業料取るわよ」
「あんさん鬼や」
「いい大学行きたいんでしょ?」
「うぅ…」
「授業料は…そうね」
「…………」
「あなたがいい大学出て、将来性のある企業に就職して、私を何不自由なく養うとういのはどう?」
「……何?」
「はい か いいえで答えなさい!!質問は禁止よ」
「…はい。約束する。絶対いい大学行く」
「フフ…決まりね。……問4の問題半分近く間違ってる」
「ぎゃあ」
「…大学行く気あるの?」
拍手っぽいもの(感想やら)
- 電話番号教えろよ? -- 大樹 (2011-02-16 16:02:52)
- アヒヒ -- いんちゃん (2011-10-08 20:15:02)
- おもれかった -- メリー (2012-01-28 00:52:53)