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ルルーシュ・ランペルージ(墓) - (2010/01/21 (木) 18:03:07) のソース
**ルルーシュ・ランペルージ #AA{{ , -‐‐'  ̄ ̄ ̄ ` ー 、 _ - ' ̄.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ,'::..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.', /:./ :./:.: .:.:.:. :. .:.ヽ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'. l /:./ ./.:./. |:.:.: .: :.: .:',.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.|::.. .:.:.:.:.:.:.l /| ,':/| :. l.:./|:./|:.l.:.',.:.: :.:. .ヽ:.:|: :.: .:.:.:.:.l::.. :.:.:_// |:| |:.: .|.:.l//// ヽヽ::..:.:.:.:.ヽ|: :.: .:.:.:./:. :.:.:/ / |:| |:.:.:.l.:.:.〉//ー-ヽヽ::..:.:.:.:.| :.: .:.:./:.:.:.:.:/ /、_ |:l |:.:.:.|.:.//´ 戈メzュ_ヽヽ:.:.:.l :.: :.:.:r 、.:./ /: :\\_ _ - ー|!‐|:.:.:l:/  ̄¨__ゝ,':: .:.:.:.//:/ /: : : : : :\\ _ / ',:.| ヽ {: : : : : \:.:.:./:.://: : : : : : : : : : \\  ̄` ー--、 |! |:.ヽ‐‐、 r┴─ : : : .\l//.: : : : : : : : : : : : : : / \ |/ヽ_/二 : : : : : : : : \: : : : ::.::.::.::.::.::.:: : : / ¨\ ´ { : {: : __: : : : : : : : : : ヽ::.::.::.::.::.::.::.::.: ./:.\ r─ヽ /',: :|: :| ヽ : : : : : : : : : |::.::.::.::.::. : : : (_::.::.: : :\ |: : : :}l |: |: :|/ `ヽ : : : : : , -l: : : : : : : : : :  ̄ ̄` ̄` |: : : :|i\ ゝ‐´ / | : : ://|: : /::.::.::.::.::.::.: : : : : : : : |: : : :|', ヽ--´ / l:// |γ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.: : : : : : |: : : :|ヽミ≡彡 / // |! |: : /::.::.:.::.::.::.: : : : : : : : : : : _r─┘ _|∧ / //ヽ‐ノ |: :/: :/::.: : : : : : : : : /: : |: : : : : : : : : ||∧ ∠__// ノi ¨ /{ /:/:::.: : : : : : : : : : /: : |: : _______/ || ∧ ヽ__/‐‐´/ /: : :|/ : : : : : : : : : : : : /: : : : r─┘: : : : : : : : || ∧\`ー‐‐´ /: : : :: | : : : : : : : : : : : : /: : : : | /: : : : : : : : : : : : :|| ヽ /} __/:: : : : : : | : : : : : : : : : : /: : : : : : | }} 出典:コードギアス 反目のスバル 死亡時期:1日目・午後 殺害者:ルーテシア・アルピーノ 最期の言葉:「最期にあいつの顔、見たかったな……」 【ロワ内での活躍】 この殺し合いから仲間達と共に生還するために、行動を開始する。 C.C.、シャーリー、カレン、そしてスバル……彼女らを守るために彼が選択した道は、他の参加者を殺して回る道だった。 いつどこで彼女に危機が及ぶか分からない。ならば、不穏分子は事を起こされる前に潰さねばならない。 ディエチという味方を得たルルーシュは、一路病院へと向かう。 医薬品に釣られ入ってきた参加者達を、病院ごと爆破し一掃しようというのだ。 そして病院に到着し、準備を整えるルルーシュとディエチ。 しかしそこに飛び込んできたのは、全参加者中最強クラスの能力を持つナイブズ。 弄した策も通用せず、ギアスすらも無効化され、ルルーシュは右腕を切り落とされてしまう。 もはやここまでか。 絶体絶命の窮地に立たされた瞬間、しかし彼を救うべく、ディエチが戦場に割って入る。 彼女はルルーシュを生かすために、自らが囮になることを提案した。 当然ルルーシュからすれば、そんな申し出を呑むわけにはいかない。 彼女の願いは自分と同じだ。たとえ人殺しの業を背負ってでも、大切な家族を守ろうとしていた。 そんな奴の邪魔をすることなど、彼にできるはずもない。 しかしそれでもディエチは折れず、自分の代わりに姉達を守ってほしいと、自分の願いをルルーシュに託す。 そうまで言い切られては返す言葉もない。断腸の思いで彼は戦線を離脱。 しかし、その後失血感に耐えられず、ルルーシュは道端で意識を失ってしまう。 再び目を覚ました時、彼はデュエルアカデミアの医務室にいた。 そしてその傍らには、捜し求めていたスバルの姿。 呻くような声でその名を呼ぶも、しかし彼女の様子がおかしいことに気づく。 ようやく再会できたというのに、まるで自分のことが分からないかのように、反応に詰まってしまったのだ。 そしてスバルと入れ替わるようにして、彼に対応したこなたの口から、ルルーシュは衝撃の事実を聞かされる。 なんと彼女はルルーシュの知るスバルではなく、パラレルワールドのスバルなのだというのだ。 自分と全く違う世界で過ごし、自分のことなど全く知らず、しかし同じ顔をしたスバル。 ある程度予想はできていたものの、やはり驚愕に値する事実。 その後ルルーシュは彼女から状況説明を受け、そして自らの胸の内を吐露する。 ゼロとして戦い、結果巻き込んでしまった大勢の犠牲。 救出が間に合わず死なせてしまったカレンと、やはり自分の身代わりになって死んだディエチ。 彼女らに報いるためにブリタニアの打倒を成し遂げようにも、右腕を失ったハンデつきの身体では、 黒の騎士団を統率するカリスマは発揮できない。 為すべき術を見失ったルルーシュは、もはやそうして誰かに聞いてもらわなければ、自責で潰れてしまいそうだった。 絶望に暮れる少年に対し、こなたは言葉を返す。 まずは生き残ることを考えるべきだ。 答えを焦って死ぬよりも、生き残った後でゆっくり考え決めた方が、犠牲になった人々も報われるだろう、と。 結論を急ぐルルーシュにとっては、まさに青天の霹靂だった。 そんな道も許されるのだと、初めて他人から言われたのだ。 ならばこの場は彼女に従い、仲間達と生きて帰る道を模索することを考えよう。 新たな訪問者・レイを引き連れ戻ってきたスバルを、ルルーシュは思いっきり抱き締める。 どんなに中身が食い違っていたとしても、スバルが生きていただけで嬉しかった。 この先を戦い続けるためにも、今は彼女の温もりに触れたかった。 こうして守るべき相手と合流したことで、ルルーシュは第一目標を敵の排除から、スバルの守護へとシフトする。 アカデミア探索中にハイパーゼクターによって届けられた、ディエチからの最期の遺言もまた、彼の背中を後押しした。 そして今後の方針を、首輪解除のできる施設への移動に定め、しばし一人となったルルーシュの元へ、新たな訪問者がやって来る。 ヴィヴィオを背負って現れたのは、やはり彼の捜していたシャーリーだった。 彼女の無事を喜ぶルルーシュ。だが、これまた彼女の反応がおかしい。 それもそのはず、彼の目の前に現れたのは、彼に記憶を奪われる前のシャーリーだったのだ。 父の仇がルルーシュだったと知り、困惑するシャーリー。 ルルーシュはゼロとして彼女を嘲笑い、わざと彼女を突き放す。 この殺し合いが終わった時、彼女が自分を許したのなら、どんな手を使ってでもブリタニアを倒そう。 彼女が自分を拒絶したのなら、彼女の銃弾を受け死んで償おう。 ルルーシュは己の罪の行く末を、シャーリーに委ねたのだった。 その後スバルと合流した彼は、アカデミアの外でチンクを発見。 満身創痍の彼女を救うべく医務室へと足を運ぶと、必要なものを手にして再び一人になって廊下に出る。 そうして二度目の放送の内容を吟味していたルルーシュだったが、そこへ予期せぬ不意打ちが襲いかかる。 それは他の参加者による攻撃ではなく、自らの身体そのものの不調。 スバルを守るために無理をした結果、食らったのは手痛いしっぺ返し。 斬られた右腕の傷口の化膿が、彼の意識を奪ったのだ。 気絶状態から目覚めた直後、彼の瞳に映ったのは、銃を構えるレイの姿。 彼女の捜す十代が死んでしまったことから、こうなる可能性は予測していた。 故にスバルらを守るべく、ルルーシュの取った行動はただ一つ。 ルルーシュは虎の子のギアスを発動し、レイを支配下に置かんとする。 結果としてそれは失敗に終わったが、一命を取り留めた彼は、気を失っている間にアカデミアの外へと運び出された。 そうして三度目の覚醒を迎えたのは、アニメグッズショップ・アニメイト。 またも自分の命を救ってくれたこなたに感謝するルルーシュだったが、そこへ再びシャーリーが現れる。 道中でレイを撃ってしまったシャーリーには、もはや彼を裁く余裕などなかった。 まさにその姿は、かつてヴィレッタ・ヌゥを撃ち、マオに利用された時のシャーリーそのもの。 今の彼女に必要なのは、心を落ち着かせるための言葉だ。 ルルーシュは泣き崩れるシャーリーを抱き止め、かつて記憶を失った彼女からもらった言葉を口にした。 どんなに悲しい夜であっても、きっと朝はやって来る、と。 その瞬間、襲いかかったのは轟音と振動。 何者かによる攻撃が迫っているのだ。恐らくシャーリーも自分も助からないだろう。 己の死に場所を悟ったルルーシュは、シャーリーに最後のギアスをかける。 かつてと同じ記憶を奪うものではなく、幸福な記憶を与えるギアスを。 恐らくは自分と結ばれた夢を見ているのであろうシャーリーの笑顔を見ながら、しかしルルーシュは、なおも内心で謝罪する。 現実に存在する彼は、どうしても彼女の想いには応えられないのだ。 死の瞬間を目前に迎え、遂にルルーシュは、自らの中のスバルへの想いを自覚する。 最期に彼が名残惜しげに望んだのは、ブリタニアの打倒でも、妹ナナリーの元への帰還でもなく、愛する女の笑顔だった。 出典元SSを読んでいない方にとっては、ここの記述は目を疑うものばかりなのだろうが、SS準拠ならばこれが正解。 彼の出典元である「コードギアス 反目のスバル」は、スバルとルルーシュのラブストーリーなのである。 **追悼コメント #comment()