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続々々なんちゃって最終回

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匿名ユーザー

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 こんな時間があったどうかは妖しいもんですが・・・。

 まっ、「泣いても笑ってもあと10分」と言ってからサッカーでは延々ゲームが続くんですから。(どんだけ飛んでるんだよ、お前っ)そういや、いつからフィールドのこと、ピッチと言うようになったんですかね。ピッチの貴公子って変だよ。


「それが私達を助ける理由?」
「それもあります。でも、悔しいじゃないですか」

 アスランが笑う。
 状況は少しも楽観視できないのに、彼の声はどこか楽しそうだった。

「プラントの市民が議長を選んだ。なら・・・プラントの市民が裁くべきです」

 タリアが一瞬、目を見開く。
 プラントにはプラントの自負があるのだと、彼が言っている。

「あなた、結構、言うわね」

 エレベーター構から扉をこじ開けて通路に出る。
 タリアが乗ってきたランチを停めた場所を思い出しながら方向を示す。帰る事は考えていなかったから会っているかどうか不安だと笑う。

 しかし、笑った傍から大きな衝撃。

「この先のドックよ」
「急げっ」

 進行を妨げる通路に浮かぶの残骸に半ば体当たりするように進んで、ようやくランチに辿り着く。

「頼んだぞ、レイ」
「あなたはどうするの!?」
 ランチの中から、議長を抱えたタリアが叫ぶ。当然、一緒に乗ると思ったのだろう。

「俺には持ち帰らないといけないものがあります」

 核エンジン搭載のMS。ジャスティス。
 要塞と共に爆発でもさせたら被害がさらに大きくなってしまうだろう。

 アスランは右手を上げて敬礼する。

 レイが敬礼をする。

 二人が視線を合わせたのは僅かな時間で、すぐにレイは身を翻してランチの中に消えた。
 アスランもジャスティスを停めたドックへと向かう。

 ランチがドックから飛び出した。
 振動と明かりの落ちた通路をアスランが進む。非常隔壁が半分閉じた向こうにジャスティスが見えた時、メサイアがついに月面に落ちた。



ここから、エンディングロール開始です。
キラが月面のシンとルナを助けるシーンが始まります。

でも、君は僕に似ているって最終回のエンディングにはちょっと合わないな・・・と。


カテゴリ: [ネタの種] - &trackback() - 2006年01月21日 20:47:31

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